最終更新日:2026/5/19

丸大堀内(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 商社(食品・農林・水産)
  • 食品

基本情報

本社
青森県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

食の流通を担い、アイデアでメーカー・小売店の事業を支え、地域の発展に貢献する!

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欠かすことのできない“食”を着実に届ける最前線で考えたこと。

新商品のCMを見て店頭に行くと、すでにその食品が並んでいる――。それは、食品卸会社の段取りによるもの。丸大堀内で食品の流通を担う2人の中堅営業スタッフに、その仕事、業界での役割、やりがいなどを聞いた。

【写真右】
八木橋 歩さん(2011年入社)
食糧課 課長代理

【写真左】
前田 哲也さん(2013年入社)
食糧課 主任

「大好きな青森に貢献したい」――営業として“橋渡し役”を担い、課長代理までキャリアアップ

スーパーに行けば、そこには実にさまざまな加工食品や生鮮品が並んでおり、その先には、無数のメーカーや生産者が存在します。その一軒一軒と取引をして商品を仕入れるとなると、膨大な手間と時間がかかります。そこで登場するのが、当社のような食品卸業。小売店から注文を受け、メーカーなどにオーダーして商品をお届けする――私は、その最前線ともいえる営業職として加工食品を担当し、メーカーが売りたい商品と小売店が販売したい商品の、いわば“橋渡し役”を担っています。

大学のゼミで食品流通について学ぶ機会があり、興味を抱いたことが食品業界に進むきっかけでした。青森県が誇る食材・食品を全国に届けるような仕事がしたいと考え、多様な食品を扱う食品卸業に目を向けていたところ、「大好きな地元・青森で働きたい」という希望を汲んで、ゼミの先生が紹介してくれたのが丸大堀内だったんです。食品の流通を仲立ちするだけではなく、メーカーの新商品を小売店に案内したり、関連した企画提案をしたりすることもあります。商品のCM公開に合わせて販売できるよう、小売店に事前の仕入れをもちかけるなど、メーカー、小売店双方にメリットが出るように工夫しています。

小売店の経営支援を行うことも、食品卸業の重要な役割です。食品のトレンドをもとに売場づくりの提案をすることもあれば、仕入れ業務の効率化をサポートするようなケースもあります。たとえば、手書きのFAXによる注文の手間を軽減したいというご相談に対して、当社のグループ会社が手がけるシステムを提案し、スマートフォンから注文できる仕組みを導入いただいた事例もあります。

日々、扱っている食品のアイテム数は膨大な種類に上り、入社から15年目になった今でも知らないものがあるほどです。それらを把握し、着実にやりとりを行うのは大変ですが、一方で、毎月のように発売される、公開前の新商品の情報をいち早く知り、さらに試食・試飲できることには好奇心が刺激されますね。今も私は、学生の頃に考えていたように、「地元のすばらしい商品を広めたい」と常に考えています。見慣れない商品に出会うと購入してメーカーに連絡したり、地元の食を集めた展示会でメーカーの担当者と出会ったりしながら、開拓を試みています。

(食糧課 課長代理 八木橋 歩さん)

~日々意識していること~

「社内にいることも多い中、小売店にはスピード感を持って対応しつつ、若手の教育にも注力。バランスをとりながら、成果を出していきたいと思っています」(八木橋さん)

ご当地調味料の新商品を提案し、大量仕入れの結果、大ヒットに。自らの企画が結果に結びつく喜び

県外の大学に進みましたが、地元である青森での就職を希望し、県内企業が集まる合同説明会で当社と出会いました。自炊をしていた学生時代に食品を身近に感じるようになったこともあり、食品の卸売を通した“地域貢献”という事業テーマに惹かれたことが入社の決め手でした。完全土日休みだったことも魅力的でしたね。入社以来ずっと営業をしてきましたが、早いもので13年が過ぎました。働きやすい職場環境のおかげで続けてこられたと思っています。

私は、これまで一貫して調味料、カップラーメン、ペットボトル飲料など、賞味期限の長い“常温食品”を担当してきました。日持ちする商品なので、パンや豆腐といった賞味期限が短い日配品に比べて、提案次第で大量の取引ができることが特徴です。たとえば、カップラーメンは特売品に採用されることが多く、大きな仕入れを行う代わりに単価を下げてもらう交渉をメーカーと行い、当社の利益も考慮した値決めで小売店に提供する、といったことも少なくありません。また、財布の紐が堅くなる正月明けに、メーカーの協力で価格を下げたサバ缶やレトルトカレーなどを多く並べるなど、先読みしながらアイデアを練ることが大切になります。

そうした工夫が大当たりしたケースもありました。ある年末に、青森県のご当地調味料として有名な“たれ”をご飯のお供として食べられるように瓶詰めした新商品をスーパーに提案し、大量に仕入れていただいたんです。すると、青森に帰省された方々などのお土産として大ヒットし、爆発的に売れました。全国チェーンのスーパーでしたが、青森エリアだけで扱ったこの商品の売上が全国上位に。「すごいね!」とバイヤーさんに感謝していただけたことは、とてもうれしかったですね。

そんなふうに、自分が提案した商品や企画が採用され、さらにヒットした時に、大きなやりがいを感じます。また、そこで大量の商品が動くというスケール感も醍醐味の一つ。一方で、昨今は原料高などで値上げが相次いでおり、それを小売店に説明するのも私たちの仕事。その点が少し苦労するところですし、世界情勢や気候が大きく変動する中、原材料の供給状況で製造できない商品も出ています。世の中の動きに目を向け、欠品が予測されるなら代替商品を検討し、消費者に不便が及ばないようにすることも重要な役割だと考えています。

(食糧課 主任 前田 哲也さん)

~日々意識していること~

「面倒な仕事ほど先に片付けることを意識しています。悩みを抱えず、上司や取引先にも相談。社会状況などをいち早く捉え、先んじて動けるよう心がけています」(前田さん)

部門を超えて協力しながら、食を通した“地域貢献”をともに目指す社風と気風!

私たちの仕事は、人が生きていくために欠かせない“食”を的確に流通させることです。そしてそれは、結果として“健康”と、何よりも“食べる喜び”を支えることにつながっています。これは食品業界全体にいえると思いますが、そこに自負を感じながら取り組めることが、当社の業務の魅力だと実感しています。当社は、地域No.1の食品卸会社を目指しており、それは私たち社員の想いでもあります。社内は、いつでもお互いを気にかけ合い、声をかけ合いながら仕事をしている明るい雰囲気。「仕事、詰まっていないか?」と上司が気遣ってくれるような環境で、とても働きやすいと感じています。

3年ほど前に課長代理に昇進し、今は営業活動と同時にマネージャーとして、メンバーとのコミュニケーションにも力を入れています。これまでは、自分のスキルを高めることに注力してきました。今後は、若手にできるだけ声をかけながら、一人ひとりが活躍しつつ、全体がスキルアップ、レベルアップしていけるような職場づくりにも取り組んでいきたいと思っているところです。
(食糧課 課長代理 八木橋 歩さん)

業務にはもちろん、それぞれが真剣に集中して取り組んでいますが、そんな合間にちょっと冗談を言ったり、笑い声が聞こえてきたりするような明るい職場ですね。また、小売店から大口の注文が入り、物流部門の人員だけでは捌ききれないとなれば、営業職も倉庫作業を手伝いますし、逆に、営業のミスで大量の荷物が集中してしまったような際には、物流部門が黙って一肌脱いでくれるなど、部門・部署を超えて協力し合う一体感のある社風ですね。自社で物流部門をもっているからこそ、こうした業務の融通が可能になっています。

今後の目標は、部署を統括する責任者や支店長など、現場を管理する立場になっていくこと。そのために、入社以来、長年にわたって担当してきたスーパーだけでなく、ドラッグストア、百貨店、また、業務用の得意先など、経験のない業務を担当して学んでいきたいと思っています。そして、会社全体を見渡すような広い視野を持ち、将来的には営業の仕事だけでなく社内業務にも携わってみたいですね。当面は、先輩として部下の指導にもしっかりと取り組んでいきたいと考えています。
(食糧課 主任 前田 哲也さん)

~日々意識していること~

「日々の注文・発注に加えて、新商品の紹介、季節や行事に即した商品・売場の提案、食のトレンドを捉えた販売企画の立案など小売の現場を支えることも仕事です」

学生の方へメッセージ

卸売業の仕事は、簡単にいえば、“つくる側”と“売る側”の橋渡し役。数多くのメーカー、数多くの小売店がある中、仕事を通してたくさんの人と出会い、学び、成長することができる仕事です。

就職活動にあたっては、「うまくいくか、いかないか」ではなく、「やりたい、やってみたい」という気持ちを大事にして取り組んでみてほしいと思います。これは、私自身が先輩から教えられて今も覚えている考え方です。とにかく、一歩を踏み出す勇気を持てば、開けていく道があると思いますよ。
(八木橋さん)

学校に来ている求人や、企業のホームページの情報だけでなく、合同説明会やインターンシップなどに積極的に参加し、会社を訪ねて社員に会い、雰囲気や環境などリアルな情報を集めることをおすすめします。学生はあまり行くことのないハローワークなどで企業を調べてみるのもいいでしょう。いろいろなところに足を運び、さまざまな角度や視点から企業研究を行えば、きっと自分なりに見えてくることがあるはずです。

当社は、法人設立から70年以上、食品業界で事業を行ってきましたが、グループ全体で成長を続けており、新たな分野にも視線を向けています。社員教育にも力を入れる当社も、選択肢の一つになればうれしいですね。
(前田さん)

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メーカーと小売店をつなぐ取次業務と同時に、多品種・少量の配送にも対応する自前の物流部門を持っていることが同社の特徴。地域密着できめ細かなサービスを提供している。

マイナビ編集部から

スーパーには、さまざまな食品が整然と棚を埋めている。年末になれば、正月の食材が一角を占め、季節の気分を盛り上げてくれる。ほかにも季節ごとのディスプレイや関連商品の販売があり、特売には多くの人が並ぶ。スーパーではバイヤーと呼ばれる買い付けのプロが商品の目利きを行っているが、その業務を支えつつ、新商品の情報提供から売場の企画、目玉商品の提案までをサポートするのが食品卸だ。丸大堀内は、青森の老舗としてスーパーをはじめ多くの小売店、そして商品を製造・供給するメーカーから信頼を得てきた。

「数が多過ぎて、何社を担当しているかわからない」と八木橋さんが苦笑すれば、「同じ種類の商品でも、何社ものメーカーがある」と前田さんが実感を込めてうなずく。八木橋さんは加工品、前田さんは常温商品と担当は分かれているが、無数のメーカーを相手に商品の特性を知り、一方の小売店の意図や性格を汲みながら、さまざまな提案を行っている。日常的に必要な食品の注文を受け、メーカーに発注するという業務と並行して提案を行うと聞き、忙しさが目に浮かんだが、「新商品をいち早く“体験”できる特権が魅力」(八木橋さん)、「自分の発想が小売店の売上増につながることが醍醐味」(前田さん)、と仕事を楽しんでいる様子が印象的だった。とはいえ、ちょっと複雑な食品卸の世界。業界探検のつもりで、一度話を聞いてみるのもよさそうだ。

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地域貢献度No.1を目指し、さらなる発展を目指す同社。営業、物流といった部門を超えてコミュニケーションを図りつつ、地域の特産品などの開発にも取り組んでいる。

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