最終更新日:2026/8/3

つがるにしきた農業協同組合

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 農業協同組合(JA金融機関含む)
  • 共済
  • 農林・水産

基本情報

本社
青森県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

津軽平野を中心とする西北エリアで、農業生産を支え、地域を守る!

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地域の生産者に学びながら、それぞれの業務で農業振興に取り組む

管理部門で職員のサポートを行いつつ、生産者の声にも耳を傾ける総務部の職員、自らも営農の夢を抱きつつ、生産者と会話する営農部の職員。異なる職種の2人に、それぞれの業務ややりがい、今後の抱負などを伺った。

斉藤 翼さん(写真左)
総務部 総務課/2018年入組

小田桐 奈央さん(写真右)
営農部 営農課/2020年入組

給与、労務関係の業務を通して職員に安心を。農家さんとのやりとりも楽しみです。

大学卒業後は、青森県内の企業で働いていましたが、当組合に勤務する友人に誘われて入組し、早いもので8年目になりました。入組後、1年間総務部に所属し、組合の資産などを管理する管理課を担当した後、総務課に移り現在に至ります。

私が担当しているのは主に職員の給与・労務に関すること。最近は、外国人の採用に関する業務も行っています。給与に関しては、補佐という立場から始まりましたが、今は主幹となって現場を統括しています。職員の方が毎月、的確に給与を受け取れるよう、いわば手助けをすることが私の部署の大切な仕事。一人ひとりに付く手当や残業代などに抜けがないよう、厳重にチェックを行い、安心をお届けする。そんな気持ちで仕事をしていますし、そこにやりがいを感じますね。

総務の仕事といえば、企業などのバックヤードとしての役割をイメージされる方もいますが、事業ごとに全農協をとりまとめるJAグループ、いわば本部とのやりとりも多いことが農協の総務の特徴。たとえば、総務・経済・信用・共済と各事業部署ごとに連合会などの様々な組織と連携・協議し、決定事項などを各支店、事業所へつないでいくのも本店としての業務となっています。同じグループ内ですが、こうした外部の組織や担当者の方とのコミュニケーションが活発なところも、農協の総務のおもしろみだと私は感じています。また、職場内も風通しがよく、上司などとも話しやすい環境なので働きやすいですね。

一方で、私の部署では農家さんとのやりとりは、そう多くはありませんが、収穫期のピークには、お会いしてやりとりできるチャンスがあります。繁忙期になると、農協の職員は総出で作物の受入・出荷などを手伝い、私たち総務の担当者も必要に応じてデスクを離れて現場に出向くことも。そこで、作物を搬入してきた農家さんと話し、作況などの情報をお聞きすることができます。いつもと環境が変わることもあり、私にとってはとても新鮮で、毎年この時期が楽しみです。また、現場に出た際には業務の実態も把握し、業務改善につなげていくこともできるため、その場での情報収集も積極的に行うようにしています。今後も日々の業務の効率化・省力化にも取り組んでいきたいです。
(斉藤さん)

有給休暇の使い方&残業について

有給休暇がとても取りやすく、プライベートの都合に合わせやすいのがいいですね。今は、1年前に生まれた子どもと過ごす時間に使っています。(斉藤さん)

農家さんごとに異なる栽培方法に興味深々。地域に合った品種の研究を通して、地域に貢献できることが喜び!

同居する祖父母が農業を営んでおり、小さいころから手伝ったりするなかで興味を抱き、大学では農業について学びました。就職活動を始めた当初はトマト栽培での就農を目指していましたが、農業に触れつつ、まずは社会の勉強をしようと考えたことが当組合に入ったきっかけです。入組から6年目になりますが、一貫して営農部営農課に所属し、主にトマトの営農指導を行っています。とはいえ、農家さんが実践されている農業は、教科書の知識ではカバーできない独自のスタイルが大半のため、私から農家さんに何かを教えるというよりも、日々、新たな農業の知識を習得しています。営農課としては、県の担当者が調査した病害虫の発生状況などを伝え、注意喚起を行うという栽培のために大切な役割を担っています。

当組合では、管轄する津軽西北エリアに4統括支店と6事業所の10拠点があり、それぞれにトマト農家さんがいます。栽培期間には定期的にその農家さんを回ることが私の仕事。「最近、どうですか」と栽培状況を伺ったり、夏の暑さでトマトに割れが出ていないかなど、生育に関する話を聞きながら現場を見ています。農家さんごとに異なる栽培方法や管理のノウハウを聞くことも重要な任務。Aさんが取り組んでいる方法をBさんにお話すると「そんなやり方もあるんだ」など発見につながることもあります。お互いに気づきや学びを得て、よりよい栽培につなげるきっかけになると同時に、私も勉強させていただけるので、とても楽しいですね。最初は、広範囲にいる農家さんの場所、顔と名前を覚えるのに苦労しましたが、今では農業の奥深さに感心する日々です。

収穫が終わった冬場は、部署内での研究期間でもあります。たとえば、トマトといっても多種多様な品種があるなか、私たちの土地にはどれが適しているのか。品種を選んで試験を行い、その結果を発表するという機会が設けられています。地域に適合するトマトの品種を見定め、農家さんに提案することを通して良質なトマトづくりを支え、地域の振興に貢献していく。それが、私たちの役割ですし、やりがいを感じるところです。品種・栽培方法だけでなく、新しい設備について、興味を抱く農家さんに試していただき、調査するといった研究も行っています。将来、自分で農業を行うためのノウハウも得られるため、興味深くお話を聞いています。
(小田桐さん)

有給休暇の使い方&残業について

有給休暇は、ライブに使うことが多いです。連休を取得して関東へも出かけています。繁忙期でも業務を調整して休めています(小田桐さん)

働きやすく、やりがいをもてる職場で、多様な作物について学んでいきたい

私が今、目標としていることのうちの一つが、総務としての経験を積むなかで、職員のみなさんがより働きやすい環境を整えていくことです。給与関係、労務関係の業務には、労働基準法をはじめ、数々の法律が関連しています。そのため、まずはそれらの中身をしっかりと把握し、現場で働く職員とも会話をしながら、安心して、それぞれの力を発揮できるような各種制度の導入や既存の制度の見直しを行っていければと考えています。

また、一人ひとりの職員の業務への取り組み姿勢や実績・成果などをより明確に考課し、評価できるような制度も整えていきたいです。そして、普段のがんばりに応えることで、よりやりがいを感じながら働ける職場にしたいと考えています。さらに、将来の当農協を支えていってくれる人材の確保といった面において、新卒の方々にしっかりとアピールし、当組合で働く魅力を感じていただけるよう、待遇などの見直しを含めた提案もしていきたいと思っているところ。ここで働く職員みんなが、いつもやりがいをもって、それぞれの業務に取り組める場づくりを、進めていきたいですね。
(斉藤さん)

私の今の目標は、より幅広い作物について学んでいくことです。営農指導の担当者として入組以来、私はずっとトマトを専門として農家さんを回りつつ、勉強してきました。そのなかで得た知識を土台としながら、当組合が主力とする米をはじめ、地域で栽培されている20種類以上の野菜について一から新たに勉強し、いずれは農家さんに栽培に関することを教えられるようになっていきたいと思っています。これまで、トマトでやってきたように、農家さんを訪問する際に、「栽培されている野菜づくりについて教えてください」とアプローチを行い、学んでいきたいと考えています。

学生時代に描いていた就農の夢は、今のところ具体的ではないものの、忘れずにいます。先程述べた通り、祖父母が農業を営んでいるため、自宅には10棟ほどのハウスがあり、普段の生活でも農業は身近に感じています。この10棟を、自分一人で手がけるためにはどのような方法があるか、どこに集中的に手をかけ、どこを合理的に運営するか。そんなシミュレーションを気がつけばしており、そうした視点を頭の隅に置いて日々の営農指導業務に向かうと、自然とワクワクしてきます。
(小田桐さん)

有給休暇の使い方&残業について

「子どものために、基本は定時で帰宅しています」(斉藤さん)「営農指導の繁忙期以外、定時を超えません」(小田桐さん)

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • 斉藤さんが感じる職場の雰囲気
  • 小田桐さんが感じる職場の雰囲気

学生の方へメッセージ

当組合には、一人前になるまで、みんなでしっかりと育てるという風土があり、たとえ未知の仕事でも、不安なく自信をもって取り組むことができる環境です。

私は現在、総務課で仕事をしていますが、大学を卒業して、当組合に入るまで勤務していた会社では、総務関係とはまったく別の職種で働いていました。転職して、経験のない初めての職種に就き、一つひとつ学んできたわけですが、その過程では、上司、先輩に手厚くサポートしていただきました。まったくやったことがなかった業務を覚えられたのも、そのおかげだと感じています。
(斉藤さん)

農業に興味があるなら、営農指導はとても魅力的な仕事だと思います。専門の教育を受けた方ほど、最初は壁に当たるかもしれません。なぜなら、農業の現場では教科書のように書いてあるもの一つが答えにならないからです。200人の農家さんがいれば、200通りの栽培方法があるため、そこに戸惑いますが、見方を変えると200人分の経験を知ることができるので、これほど贅沢なことはないと思います。

最初は覚えるのが少し大変かもしれませんが、続けていくうちにだんだんと楽しさが広がっていきます。ぜひ、その良さを当組合で感じてみてください。
(小田桐さん)

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組合員である営農者だけでなく、JAバンク、JA共済など暮らしを支えるサービスを一般の人たちも利用するのが農協の特徴。地域に根ざし、地域に貢献する仕事がそこにはある。

マイナビ編集部から

つがるにしきた農業協同組合は、深浦町などをはじめとする6つの農協が2007年に合併して発足した農業協同組合。組織名にもあるように、秋田県境までの津軽半島西部と津軽平野を中心とするエリアを管内としている。米、トマト、メロン、スイカ、ブロッコリー、りんご、長芋、ねぎなどが主な作物で、なかでも米は青森県内でも有数の取扱量を誇っている。

今回の取材を通して、同組合は食と農を基軸として、地域に根ざした組合を目指すとともに、不断の改革を通して、持続可能な農業と豊かで暮らしやすい地域社会を実現することをビジョンとしており、農業の環境の大きな変化にも組合全体で対応していることが分かった。その背景の一つに担い手の不足がある。同農協では2026年度から、高齢化などによって離農した農地を借り受けて耕作する事業を開始予定。農業法人を新たに立ち上げ、栽培を行っていくが、農協が自前でこうした子会社を設立して営農を行うというスタイルは珍しい取組みである。

こうした積極的に新たな施策に打って出る姿勢には、新生農協として18年という若い組織ならではの柔軟性が見て取れる。営農指導、販売・購買から、一般の人も対象となる信用・共済など、多様な業務を通して農業、地域の発展を支えているつがるにしきた農業協同組合。その一員としての職員の自負が感じられた。

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つがる市柏にある、同農協の本店。このほか、つがる統括支店、津軽北部統括支店、つがる白神統括支店、鶴翔統括支店の各拠点を置き、計5拠点で管内をカバーしている。

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