最終更新日:2025/6/10

伊田テクノス(株)

業種

  • 建設
  • 建築設計
  • 設備工事・設備設計
  • 住宅
  • 住宅(リフォーム)

基本情報

本社
埼玉県

取材情報

先輩100人100の就活

高度な技術力、学べる環境、風通しの良い社風。多彩な魅力を持つ総合建設会社

  • 土木・建築系学部 専攻の先輩

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チャレンジを続ける若手社員3人の就職活動と、入社後の成長

埼玉県東松山市を拠点に、土木・建築・地盤改良・住宅工事を行っている総合建設業「伊田テクノス(株)」。同社で活躍中の若手社員3人に、それぞれの就職活動を振り返ってもらった。

建設本部土木部 N.Kさん(2022年入社/地球環境科学部卒)
建設本部土木部 R.Sさん(2022年入社/理工学部卒)
建設本部建築部 T.Kさん(2019年入社/理工学部卒)

海洋生物の研究から土木の世界へ。“知識ゼロ”からでも安心して挑戦できる環境(Kさん)

大学の地球環境科学部では、海で採取したクラゲに蓄積されたマイクロプラスチックの量について研究していました。ラーメン店のホール・キッチンスタッフ、ホテルのビュッフェのホールスタッフ、清掃スタッフなどのアルバイトも経験しています。コロナ禍の影響でサークル活動はできませんでしたが、充実した学生生活を過ごすことができました。就職活動をスタートさせたのは、3年生の3月です。最初のうちは業種・業界を絞らずにさまざまな会社を見て回っていましたが、オフィスでの内勤より屋外で体を動かす仕事のほうが自分に向いていると感じたことに加え、建設業に携わっている父親の影響もあって、この業界に興味を持つようになりました。

当社の存在を知ったのは、DMをもらったからです。友人が当社の選考を受けていたこともあり、「私も企業セミナーに参加してみようかな」という気持ちになりました。企業セミナーでは、事業や仕事内容の説明を受けたり、工事現場のビデオを観たりして、地域に貢献できる地場ゼネコンの仕事の魅力を理解できました。さらに、「伊田テクノカレッジ」という約2年間の育成プログラムがあり、文系出身者も大歓迎とのことでした。“知識ゼロ”からでも安心して挑戦できると思い、エントリーすることにしたのです。その後は部長と課長による一次面接、役員による二次面接を比較的スムーズにパスし、初夏には内定を獲得できました。笑顔を絶やさず、とにかく素直に受け答えしていたのが良かったのかもしれません。

入社後は、新入社員研修を受けた上で堤防のかさ上げ工事の現場に配属され、先輩のアドバイスを受けながら測量や写真撮影、書類作成を行いました。写真撮影や書類作成の仕事は“知識ゼロ”からの挑戦でしたが、測量の仕事では学生時代に測量実習を受けた経験が役立ちました。夏の暑さや冬の寒さなど、屋外での仕事の厳しさは想像していた以上でしたが、地域の方に「良い仕事をしてくれているね」などと声を掛けていただくことも少なくありません。今の目標は、自分の現場を持てるようになることです。将来的には部下や後輩に慕われるような存在になりたいと思っています。

企業研究のポイント

「県内では知名度のある会社で、地域の方から声を掛けていただくことも少なくありません。『地域とのつながり』も、当社の大きな魅力だと思います」(Kさん)

志望会社は伊田テクノス一本。施工に携わった構造物がかたちになる醍醐味(Sさん)

大学の都市環境デザイン学科では、土木工学を専攻していました。研究室で地形や地盤の強度に関する研究に取り組みつつ、軟式野球部の一員としてリーグ戦に参加したり、学習教室の先生のアルバイトをしたりと、さまざまな活動を行っていましたね。3年生の秋頃からは合同セミナーに参加し、幅広い業界・企業について知るところから企業研究を始めました。当社の存在を知ったのは、大学で開催された企業セミナーに参加した時です。会社が自宅から比較的近い点や、100年以上の歴史を持っている点に魅力を感じ、インターンシップに参加してみました。

インターンシップでは、事業や仕事内容について説明を受けたり、物流倉庫の造成工事の現場を見学したりしました。大型の建設機械を間近で見るのは初めての経験で、「面白そうな仕事だ」と感じたことを覚えています。社員の人柄や会社の雰囲気も、とても良かったですね。この時から当社を第一志望とし、新聞や雑誌などで会社や社長のことを徹底的に調べた上で、面接に臨みました。かなりスムーズに選考を通って内定をもらえたので、結果としてエントリーしたのは当社のみでした。振り返ってみると、インターンシップの際に「ここだ」と決めて集中的に対策したのが良かったのだと思います。

2022年に入社すると、まず新入社員研修を受けました。大学で土木工学を専攻していたとはいえ、研修では知らないこと、わからないことばかりです。測量の実習も大学で受けていましたが、使用する機器が違ったので一から学び直しました。最低限必要な知識とスキルを身に付けて研修を終えると、堤防工事や造成工事の現場に配属され、工事写真の撮影、測量、書類の作成・整理などの業務に携わりました。施工管理の仕事の一番のやりがいは、自分が関わった構造物がかたちになることです。工事が完了し、きれいに仕上がったときには達成感を得られます。当社ではわからないことがあれば上司や先輩に気軽に質問でき、いつも優しく教えてもらえるので本当に助かっています。現在の目標は、一つの現場を丸ごと任せてもらえるようになることです。その後も、会社の売り上げに貢献できるように経験を積んでいきたいと思っています。

企業研究のポイント

「上司や先輩の人柄、職場の雰囲気はインターンシップの時に感じたとおり、とても良いです。ギャップがあるとすれば、朝が思っていたよりも早いことですね」(Sさん)

インターンシップを機に施工管理職を志望。入社数年で資格を取得し、設備課で活躍中(Kさん)

私は理工学部の建築都市環境学科の出身です。設計を勉強し、冷暖房効率の高いルームエアコンの設置方法をシミュレーションによって解析したりしていました。また、バスケットボールやバドミントンのサークル活動を楽しんだり、コンビニでのアルバイトに精を出したりもしていましたね。企業研究を始めた当初は設計関連の仕事を志望していたのですが、設計事務所のインターンシップに参加してデスクワークを体験してみたところ、「自分には合わない、外で体を動かす仕事のほうが向いているかもしれない」という感触がありました。それで、建設会社へと志望を切り替え、友人に紹介された当社のインターンシップに参加してみたのです。そこで「現場での施工管理が自分に合っている」という確信を得て、当社を第一志望に据えました。

Sと同じく、私もエントリーしたのは当社だけでした。入社の決め手になったのは、建設・土木分野での豊富な実績と、断熱性を高めるSAM工法など独自の技術を持っていることです。施工管理の基本を学び、測量の実習や現場見学もできる約2年間のプログラム「伊田テクノカレッジ」など、教育・研修制度が非常に充実していることも魅力でした。そして、私の地元である埼玉に根差したゼネコンで、地域の発展に貢献したいという思いもありました。転勤がなく、現場に自宅から通えるのもうれしいところです。

2019年に入社してからは、ビジネスホテルの新築現場や河川工事の現場など、建築・土木分野のさまざまな現場を経験しました。2022年7月には建築部内に新設された設備課に異動し、現在は電気・空調・給水設備の施工管理に携わっています。この仕事の面白さは、図面という一枚の紙が建築物・構造物としてかたちになるところにあります。専門的な知識やスキルが欠かせませんが、現場でわからないことがあれば上司や先輩に気軽に質問できますし、資格取得を後押しする仕組みも充実しています。入社4年目には、1級建築施工管理技士の資格を取得できました。今の目標は、管工事施工管理技士等の資格を取得し、設備関係の仕事を一人でできるようになることです。将来は、より大規模な現場を手掛けられるようになりたいと思っています。

企業研究のポイント

「ワーク・ライフ・バランスを充実させやすいのも当社の魅力です。基本的に土日休みの週休2日制で、残業も多くありません。有給休暇も取りやすい環境です」(Kさん)

企業研究のポイント

【Kさん】
できるだけ多くの企業の情報を集めて比較することと、企業セミナーなどに参加して会社の雰囲気や社員の人柄を知ることが大切だと思います。私は当社に対し、「学生の話をしっかり聞いてくれる会社だ」という印象を受けました。入社後も、社員の話をしっかり聞いてくれる会社だと感じています。

【Sさん】
大学3年の夏など、できるだけ早い時期に企業研究を始めることをお勧めします。合同セミナーや企業セミナー、インターンシップなどに積極的に参加して、世の中にどのような会社があるのかを知るのも大切ですね。そういう場では、実際に働いている社員と直接話をして、職場の雰囲気や社員の人柄をつかむようにしてください。そのなかでフィーリングの合う会社があれば、1社目で決めてしまうのもありだと思います。

【Kさん】
まずは自分が何をやりたいかを明確にし、その上でさまざまな企業の特徴を比較して自分に合うかどうかを見極めるのが大切ではないでしょうか。ちなみに当社の魅力は、若手社員の資格取得を会社全体でサポートしてくれる点、残業の少なさ、有給休暇の取りやすさなどですね。

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役職、年次、部署を問わず、誰とでも気軽にコミュニケーションを取れる風通しの良い社風。社内親睦イベントやクラブ活動、社会貢献活動にも力を入れている。

マイナビ編集部から

埼玉県東松山市を拠点に、土木・建築・地盤改良・住宅工事を行っている総合建設業「伊田テクノス(株)」。1910年の創業以来、100年以上にわたって地域社会に貢献してきた「伊田グループ」の中核企業である。同社で活躍中の若手社員たちに話を伺って驚いたのは、3人が会社選びをかなりスムーズに進めていたことと、入社後の成長スピードの速さだ。例えば、入社7年目のKさんは1級建築施工管理技士の資格を取得し、設備工事の現場で活躍中。入社4年目のKさんとSさんも、自分の現場を持つことを目標として専門的な知識やスキルに磨きを掛けている。

このように若手社員がチャレンジ精神を持って仕事に取り組めるのは、面倒見が良く、若手を積極的にサポートしている上司や先輩、そして充実した教育・育成体制の存在が大きいといえるだろう。具体的には、約1カ月間の新入社員研修、約2年間の教育プログラム「伊田テクノカレッジ」、資格取得をサポートする勉強会などがある。同社には、出身学部を問わず誰もが安心して学べる環境が整っている。土木や建設に興味を持つ、全ての方にお勧めしたい会社である。

※第2回建設人材育成優良企業表彰 国土交通大臣賞受賞

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社員の頑張りや業績を適正に評価する人事制度を確立した伊田テクノス。チャレンジを続け、自分の果たす役割を拡大しようとする人材を力強くバックアップする会社だ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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