一口に“法律事務所”といっても、企業を相手にする法律事務所と個人を相手にする法律事務所とでは、扱う案件の分野や内容が大きく異なります。スタッフの業務も、事務所ごとに対応する内容や範囲が異なります。
例えば秘書の業務。大手法律事務所の場合、分業化しているところが多いのですが、当事務所のように秘書がパラリーガル業務を担うところもあります。「秘書の業務を広範囲に覚えたい」という意欲を持っているのか。それとも特定の仕事を極めたいのか。企業研究では、学生の皆さんが考える「働き方」に合った仕事かどうかを、ぜひチェックしてみてください。
ただ、一般的に法律事務所は公開情報が少なく、企業研究や業界研究が難しい分野と言えます。「知りたい」と思った情報が公開されていない場合は、自ら問い合わせるなど積極的に動く姿勢も大切です。
当事務所では、企業研究中の学生の皆さんに向けて多くの情報を公開しています。そして、実際に仕事を体験し、働くスタッフの“生の声”を聞くことができるイベントも企画予定です。
法律事務所に限らず、入社前に企業の実際の様子を見ることができるのは新卒だけの特権です。インターンシップ以外にも、OBOG訪問など社員の声を聞くことができる機会があれば積極的に参加することをおすすめします。