最終更新日:2026/3/10

(株)本田組

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 建設
  • 設備工事・設備設計
  • 建築設計
  • 建設コンサルタント
  • 建材・エクステリア

基本情報

本社
宮城県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

学部は関係なし。やる気があれば未経験からチャレンジできる!

PHOTO

土木施工管理技士として活躍する先輩の成長ストーリーを追う

本田組は、創業70余年を迎える総合建設会社。土木・建築学部以外の先輩が多く活躍しています。今回は、保育士から転職をした本田さんに入社動機からこれまでの苦労、仕事とやりがいについて話をうかがいました。

本田友樹/工事部/2016年入社
尚絅学院大学 総合人間科学部 子ども学科卒
大学卒業後は保育士として2年間勤務。楽しくやりがいを持って働いていたが、地域に貢献できる仕事に挑戦したいと思い、2016年に本田組に入社。土木部門の施工管理技士として道路、橋梁などの現場を経験し、現在は主に河川管理施設の監理・維持工事に携わる。2022年に2級土木施工管理技士と1級土木施工管理技士補の資格を取得。

これからの将来は地域に貢献したいと考え、保育士から建設業界へ転身

私は、昔から子どもと触れ合うことが好きで保育士になりたいと思っていました。小・中学校の職場体験では保育園を選び、自分に向いている仕事だと感じましたね。大学で専門知識を学び、資格を取得。念願の保育士として働く毎日は、とても楽しくやりがいに満ちていました。

社会人として2年が経ったころ、今の仕事を生涯続けていくのか、キャリアプランや収入など様々な視点から考え、地元で働く叔父に相談をしました。「好きな保育士を続けてもいいし、地元に戻ってきてもいい。25歳なら新たなスタートができる」と言われ、改めて将来を見据えたとき、保育士として楽しく仕事をする人生もいいと思う一方、お世話になった地元に何一つ貢献していない自分に気づいたのです。建設業界はまったくの異分野。不安がなかったわけではありません。けれども道路や河川、橋梁といったインフラ整備やまちづくり、災害復旧などに携わり、地域の安全安心な暮らしを支えていく仕事にチャレンジしたい。そんな想いが高まり、新たな道を歩むことを決意しました。

入社後は、土木工事の現場に同行して工事写真の撮影・管理、専用機器を使った測量など、先輩のサポート業務からスタート。また、発注元である国交省や県、市町村の担当者との打ち合わせにも同席しましたが、当時は黙って話を聞くばかり。知識や経験が不足しているため、話の内容が理解できず、自分が何をしたらいいのか、まったくわからなかったのです。そのとき、上司から「知らないことは恥ではない。知ったかぶりをせず、教わることが大切」とアドバイスを受け、ベテランの作業員の方々に効率的な仕事の進め方などを率先して聞くようにしました。どんなに初歩的な質問でも丁寧にわかりやすく教えてくれる。明るくて話好きなみなさんには、随分と助けてもらいましたね。もともと私は人と接することが好きなので、仕事だけでなく世間話をしながら人間関係を築き、専門スキルを身につけていきました。

施工管理技士の仕事拝見!

道路や橋梁などの大きな公共工事を手がけるインフラ整備はもちろん、大雨などの自然災害からまちを守る河川施設の維持管理など、あらゆるカタチで地域に貢献しています。

数字や専門知識以上にコミュニケーションや伝える力の大切さに気づく

1年、2年と経験を重ね、サポート業務から徐々に施工管理技士としての業務全体を任され、表舞台に立つようになりました。土木部門では、主に国土交通省や県・市町村などの官公庁(発注者)から依頼を受け、道路・河川・橋梁・護岸などの大型工事を手がけています。実際に工事現場で作業を行うのはパートナー企業の作業員のみなさん。私たち施工管理技士は、的確に指示をしながら安全で効率的によりよいものづくりを目指していきます。

私たちの仕事は、図面や、そこから算出した数字が基本となります。苦手意識を持っていたものの、難しい方式でなければ比較的スムーズに慣れることができました。一方、図面と現場の状況を照らし合わせて工事を進めていくなか、細かい部分で相違があり、なかなか計画どおりにはいきません。その際には発注者に代替案を提示して、変更を作業員の方々にも伝えます。それが1度、2度ではなく、工事が完成するまで何度も繰り返すため、毎朝の打ち合わせや報連相(報告・連絡・相談)がとても重要なのです。

作業内容の伝え方にも工夫が必要です。特に忙しくて時間がないときにはアバウトな依頼になってしまいがちです。しかし、仕上がりを確認すると間違ってはいないものの、お互いの認識のズレが生じるケースがあり、修正ともなれば余計な時間や労力がかかってしまいます。みなさんに迷惑をかけたり、数々の失敗をもとに学び、今では具体的な指示を出すように意識。意思疎通を図ることが信頼関係となり、働きやすい環境とよりよいものづくりにつながることを改めて感じています。数々の難題に挑み、苦労をともにしながら工事が完成したときには、安堵するとともに大きな達成感を得ることができます。

施工管理技士の仕事拝見!

発注者である国や県、市町村の担当者との打ち合わせを行い、工事現場では作業員の方々と密にコミュニケーションを図り、高品質で安全、効率的な工事を目指します。

1級土木施工管理補を取得。大きな自信に繋がり、言葉や行動に重みが増した

土木工事というと建造物を手がけるイメージがありますが、それだけではありません。当社では長年、堤防や水門などの河川施設の監理、維持工事に携わり、私は主に報告書や計画書の作成、管理業務や修繕工事の手配を行っています。水門の開閉で川の流れや水量を調整し、豪雨などの緊急時には洪水が起きないように地域を守る重要な役割を担うもの。よく知人に仕事内容を聞かれて「堤防の草刈りをしている」と話すと「えっ!?」という顔をされますが、日々の小さな変化を見逃さずに監理する重要な業務のひとつ。自然災害による法面や堤防の大規模な修繕はもちろんのこと、小さなひび割れも早期に発見して修復します。地道な仕事ですが、1つ解決したら1つ地域がよくなる。小さな貢献の積み重ねがモチベーションになっています。

成長の転機といえば、昨年に1級土木施工管理補の資格を取得したことです。会社から費用を負担してもらい、月1回の外部講習を1年間受講。平日の夜には自宅で試験勉強をし、有資格者である上司や先輩たちに作文の添削や勉強のポイントを教えてもらいました。何度もチャレンジをして無事に合格を手に!特に仕事は変わらず、偉くなったわけではありませんが、大きな自信となり言葉の重みと説得力が増したように思います。これからも謙虚と感謝の気持ちを忘れず、無事故で安全な工事を手がけて地域に貢献していくことが当面の目標です。

学生のみなさんに伝えたいのは、頭からできない、無理と決めつけるのではなく、常に前向きにチャレンジしていくこと。理数系の苦手な私にもできたので、「やる気があれば、誰にでもできる仕事」だと自信を持って伝えたいですね。

施工管理技士の仕事拝見!

河川施設の維持管理に関する報告書や計画書の作成、作業員のシフト管理といったデスクワーク業務を担当。修繕工事を行う際には人や材料の手配、現場の監理も行います。

学生の方へメッセージ

学生のみなさんは、大学で学んだ知識を活かせる業界を中心に企業研究を行う方が大半かと思います。自分のやりたいことが見つかり、それに向かっていくことは良いことですが、もし将来の道を決めきれない、悩んでいるようなら合同ガイダンスなどでいろんな会社を研究し、選択の幅を広げることをおすすめします。新たな発見ができ、具体的な話を聞いてみると自分に向いている仕事だと気づくこともあるからです。
特に建設業界は、専門知識がなければ難しいと思われがちですが、当社では学部を限定せずに間口を広く設けています。実際に土木建築以外の出身者が占める割合が高く、昨年度は福祉学部の学生が「ものづくりに挑戦したい」と入社を志望し、今も熱心に頑張っています。仕事をする上で何よりも大切なのは、やる気と熱意です。私たちはその想いを大切にし、誰もが着実にキャリアアップができるように教育体制や資格取得支援制度を整えています。
学生のみなさんに専門知識を求めるのは、ごく一部の専門職種です。「学部不問」の企業は多く存在し、教育制度も充実しています。ぜひ、固定概念にとらわれずに幅広い視野と行動力で、自分のやりたい仕事を見つけてほしいと思います。
(本田康次さん/常務取締役)

PHOTO
当社では理系文系を問わず、地域貢献に意欲の高い方と一緒に成長したいと考えています。みなさんも固定概念にとらわれず、まずはいろんな企業を研究してみてください。

マイナビ編集部から

本田組は、宮城県丸森町に本社を構える地域密着型の総合建設会社。創業以来70余年にわたり、技術本位・品質重視、環境に配慮した取り組みで一貫して地域貢献に努めてきた。仙南地域の道路、河川、橋梁、護岸などのインフラに関わる大型工事を中心に手がけているが、数多くの公共工事の実績は、まさに同社の信頼の証といえる。丸森地区は2019年の台風による甚大な被害を受けたが、その復興工事にも大きく貢献し、新興住宅の建設といったまちづくりにも携わる。今後も土木事業を中心に建設事業の拡大にも視野に入れている。
知識よりもやる気や人柄を重視する同社では、学部を問わず、最近では、「地域に貢献したい」「ものづくりに興味がある」といった理由で入社する建設土木以外の出身者が増えているという。基本的な知識から学ぶOJTを中心とした教育体制のほか、資格取得のための費用を会社が負担する支援制度も導入。社内はもちろんのこと、現場の作業員の方々も新人を温かく迎える。親世代のベテランに親切丁寧に教えてもらえる環境が整っている。そんな働きやすい雰囲気の中で若手の成長を支援しているそうだ。
高い定着率は、転勤や異動もなく、良好な人間関係の中で安心して働ける環境があるからこそ。「丸森を守り、丸森をつくる」をスローガンに、地域への愛着と使命感を持ちながら活躍する社員の方々のやりがいに満ちた表情がとても印象的だった。

PHOTO
部署の垣根を越えて誰とでも気軽に会話のできる風通しのいい職場。働きやすい職場づくりの一貫として年間休日を増やし、ワークライフバランスの充実を図っていく。

トップへ

  1. トップ
  2. (株)本田組の取材情報