“人生100年時代”が到来しつつあるといわれる今日、皆さんには「自分はどうなりたいのか」を長期的な視野に立って考えた上で、“ファーストキャリア”を選んでいただきたいと思います。例えば、プロジェクトマネジメントに興味のある方にとっては、中小規模の会社で、若手のうちに豊富な経験を積める可能性を考えてみてほしいですね。もし皆さんが、「自分の腕一本で食べていきたい」という志をお持ちであれば、現場の第一線で経験を積み重ねていける会社、資格を取得しながら知識やスキルに磨きを掛けていける会社にも目を向けてみてはいかがでしょうか。
その意味でも、入社した後に実際にどのような仕事に携わることができるのか、インターンシップやOB・OG訪問の際にきちんと質問して明確にしておくことが大切だと思います。エンジニアとして成長していくためには、挑戦と失敗が欠かせません。その点で、若手の失敗を許容してくれる風土が根付いているのか、チャレンジを奨励する雰囲気が浸透しているのかという点についても、自分の目で確かめていただきたいと思います。
専務取締役 谷口雅昭さん