学生時代、私は服飾店でアルバイトをしていました。そこで先輩から仕事を教えてもらったり、プライベートでは一緒に食事に行ったりと、多くの社会経験を積むことができました。大学卒業後はアパレル業界で働いていましたが、仕事を続けるかどうか悩んでいました。
そんなとき、祖母が特別養護老人ホームに入居することになり、福祉の存在を知りました。福祉に強い興味を抱くようになり、現在は福祉業界で働いています。
企業研究を行っている学生の皆さんには、アルバイトなどで実際の働く環境を間近で見て、多くの経験を積んでほしいと思います。アルバイトの経験は、将来異なる業種で働くことになっても役立つことがあります。例えば、他の業種のよいところを自分の仕事に応用することで、新しい視点が見えてくることがあります。
私の場合、アパレル業界での経験を介護に取り入れることで、見えないものに対して報酬をいただくという視点で考えることができました。これはアパレル業界での経験があったからこそです。介護は究極のサービス業であり、見えないからこそ自己満足に陥らないようにする必要があると気付きました。
ぜひ、皆さんも多くの経験を積んでみてください。
(T.Kさん)