最終更新日:2025/6/1

真下建設(株)

業種

  • 建設
  • 住宅
  • 建築設計
  • 建材・エクステリア
  • 設備工事・設備設計

基本情報

本社
埼玉県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

地域の安心・安全や産業に貢献、インフラが完成したときの達成感は格別!

  • 土木・建築系学部 専攻の先輩

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良き社風のもと、土木・建築各事業をリードする若手社員が登場

護岸や橋脚・道路などの土木事業、下水道などの管路更生事業、工場・倉庫などの建築事業で地域に貢献し続けている真下建設。伝統ある企業での仕事のやりがいや社風を伺いました。

◎月岡 航大さん/土木事業部/2019年入社(写真右)
◎織茂 由栄さん/建築事業部/2022年入社(写真左)

河川の護岸工事を主に、貴重な現場を経験。完成時の感動と資格を糧に、現場代理人へ昇格(月岡さん)

社内より社外でモノづくりに携わりたいという思いで会社探しをしていたところ、先輩から「良い会社がある」と勧められたのが真下建設でした。一人暮らし支援制度をはじめとする福利厚生の充実、有休休暇が取りやすい点や資格取得支援が手厚い点にも魅力を感じ、入社しました。

入社後は土木事業部に配属され、河川保護や橋脚、道路などの公共インフラ整備に関する工事に携わってきました。現場での作業は、専門用語が飛び交う中で何をどうしたらいいのかわからず、最初は戸惑うこともありましたが、上司や先輩にサポートしていただき進めることができました。現場を踏むごとに仕事の流れが身に付き、協力会社や作業員への指示の仕方も徐々に覚えることができました。施工図面が読めるようになると、上司や先輩の求めていることも少しずつ理解できるようになり、次第に自分で考えて取り組めるようになりました。

いろいろな業務に携わる中で、3年目に経験した本庄市を流れる小山川の堤防外側の法面工事が思い出深いです。測量から工程ごとの写真撮影、作業員の安全管理や工程管理業務で先輩のサポートに就きました。それに加えて後輩の指導にも当たり、先輩と後輩をつなぐ中でチームの結束力も向上。そのときの工事は、ゲリラ豪雨などで地域住民に洪水被害が及ばないようにするためのもので、社会的意義も感じながらの仕事だったこともあり、やりがいと同時に責任感や使命感も増したと思います。また、業務に関する資格として、2級土木施工管理技士を取得。会社が外部講師を招いての勉強会を2日間開いてくれたおかげで、合格することができました。

5年目には初めて現場代理人として国交省の案件を担当。後輩1人と東松山市に流れる越辺川の護岸工事に携わり、半年間、洪水を防ぐ対策として川の内側の整備を行いました。台風シーズンを終えた冬の期間は、土のうを積んだりポンプで水を組み上げたりする作業を行いました。中でも一時的に川の流れを変える工事では、寒さを感じながらだったので本当に大変でした。ですが協力会社の皆さんと一緒に取り組んだ工事は、きれいに川の護岸が完成。特に完成検査が終わったときは、後輩と喜びを分かち合い大きな達成感を得ました。その後、優良工事表彰を受けるなど、お墨付きをもらえたことも嬉しく、記憶に残る仕事になりました。

学生へのメッセージ&オフの日の趣味

「『石の上にも3年』は古い諺ながら自分の仕事人生に当てはまると感じており、皆さんも3年を1つの目安に頑張ってみることをお勧めします」と月岡さん。趣味は軟式テニス。

鉄骨造りの倉庫建設に力を発揮。大学での学びやインターンシップでの経験が現在の力になる(織茂さん)

私は、実践的なモノづくりを重視する大学の建築学科で学んでいました。カリキュラムの一環として約40日間にわたるインターンシップを真下建設で経験。「良き職場環境」「良い人が多い社風」を感じることができ、ここで働きたいという気持ちが強くなり、迷わず志望しました。入社前後にいろいろな勉強会に参加させてもらえたことで、入社後に2級建築施工管理技士の資格を取得することができました。

入社後は、建築事業部に配属。鉄骨造の大型倉庫などで、現場代理人の先輩のもと、安全・工程・品質の各管理を補助する作業を中心に現場施工に従事しています。

鉄骨造で難しいのは、鉄筋コンクリートの基礎部にアンカーボルトを正確に組み込んで橋脚部を固定することです。ズレは1000分の1ミリ単位の誤差しか許容されないので、例えば7mの高さの鉄骨をつくるとすると、7mmの範囲までしか許されません。部品や治具を使って、細心の注意を払いながらミスなく施工しなければなりません。天井の割り付けなどは難しいですが、いかにきれいに納めるかが私たちの腕の見せ所。昨年に行った4カ月間にわたる案件では、作業員の安全管理を徹底するため、しっかり親綱(ロープ)にハーネスをかませて落下防止。高所作業車での作業計画もきちんと立てたうえで現場作業を見守りました。図面や作業が工期通りに進み、完成を見ることができたときには大きなやりがいを感じました。

大学で大工や職人が行う技術を少し学んだ経験があったため、作業員を指導・管理するだけではなく、自らも手を動かすことができました。また当社のインターンシップに参加したときには、倉庫の内装作業を経験させてもらいました。鉄骨造に関して、早く一人前になれるように、さまざまな経験を通してキャリアの道筋を用意してくれる会社に感謝しています。

今では先輩の協力のもと、チームワーク良く施工計画書作成から準備工、現場施工・検査を経て完成を見るまでのすべての流れを経験できました。完成した倉庫はメーカーが作った部品を適切に保管し、各現場へ運ぶためのターミナルとなります。規模の大きなモノづくりを通し、産業社会に役立っている実感も大きなやりがいになっています。

学生へのメッセージ&オフの日の趣味

「当社でのインターンシップを経験し、この会社は自分に合っているなと感じました。学生時代の学びと併せ、すべてが仕事に活きています」と織茂さん。趣味はドライブ。

今の仕事から目標、社風までを語る2人。良き先輩・後輩との関係が築け、オフも充実した日々を過ごす

(月岡さん)川の護岸工事を経て、最近では花園~本庄線という県道数百メートルにわたる新設工事に携わりました。道路側溝やL型擁壁などさまざまな工種・工法があり、盛土や砕石といった工程も経験。道路管理項目を覚えることは大変でしたが、道路の基礎と表層整備、周辺整備を若いメンバーでやり切ったことで新たな知識・技術も広がり自信になりました。完成後に舗装道路を自分で走行したときは、手がけた感動がふつふつと湧いてきました。今後は現場代理人として独り立ちし、予算管理まで全体をマネジメントできるようになることが目標です。さらに1級土木施工管理技士を目指し、リーダーシップも発揮していけたらと思います。

現在私は一人暮らしをしているのですが、当社には福利厚生の制度として一人暮らしの支援があります。例えば家賃が5万円の場合、自己負担額が1万5000円で、それ以外の家賃や光熱費は会社負担です。それだけではなく、社用車の通勤利用もでき何かと助かっています。近年は若手社員が増えており、オフは一緒にサウナに行くことも。先輩・後輩のコミュニケーションも盛んで、伝統ある会社ながら風通しの良さも感じています。

(織茂さん)以前は倉庫1棟の担当でしたが、今は工業団地という広大な敷地に5棟まとめての鉄骨造倉庫を担当しています。上司の指導はありながらも現場代理人のように裁量範囲も広がり、自分の成長も感じています。今後は1級建築施工管理技士の取得を当面の目標としており、将来的には1級建築士も視野に当社の建築事業を担える存在になることが大きな目標です。今は同年代ながら社歴が長い先輩と一緒のプロジェクトで切磋琢磨しています。何でも質問・相談しやすい関係のもとで仕事ができ、充実した毎日を送っています。オフも一緒に食事をしたり、世間話をしたり、フランクに付き合える人間関係の良さも当社の魅力だと思います。工期終盤は追い込み時期で忙しくなりがちですが、プロジェクトが終わればまとめて1~2週間の休暇がもらえるなど、オフの充実が図れる環境も助かっています。

学生へのメッセージ&オフの日の趣味

違う事業部ながら、ほぼすべての社員が顔見知りであり、部署を超えてのコミュニケーションも活発。伝統ある企業ながら風通しの良い社風で、新人もなじみやすいだろう。

企業研究のポイント

これから企業研究を進める中で、いろいろな企業と出会うことがあると思います。興味のある業界や企業がインターンシップを開催している会社があれば、ぜひ参加してみることをお勧めします。実際の仕事を体感でき、社員の人となりや社風が感じられ、持っているイメージとのミスマッチも防げるでしょう。

建築・土木系は、文系の方にとってハードルが高いと感じられがちですが、当社では新入社員研修のほかにOJTやメンター制度も充実させていて、文系理系や学歴問わず一から学び成長できる環境があると自負しています。また土木や建築、管路更生いずれの事業とも、先輩・後輩や協力会社と連携、地域住民の理解を得るなど、多方面とネットワークを築いていくので多くの人とコミュニケーションを取れることが大切になります。そのため社内を見渡しても、人と関わることに積極的で口下手でもコミュニケーションを惜しまないタイプの方が活躍していますよ。企業研究では、仕事や社風を体感することを大切にして、いろいろな会社をみてくださいね。

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人事担当の金井さん(右)と竹田さん「企業研究では、インターンシップに参加してみることがお勧め。仕事内容や社風を理解することで、自分との相性がわかるでしょう」

マイナビ編集部から

埼玉県本庄市に本社を構え、土木から管路更生、建築へ事業を伸ばしてきたのが真下建設。創業90年を超え、地域の安全・安心を守りながら信頼を得て事業フィールドは関東一円に広がっている。土木は河川の堤防強化や道路整備などの官公庁案件が主で、建築は企業の工場・店舗・倉庫などの民間の案件が多いという。近年はまた日本全体で下水道管路の老朽化という大きな問題に直面しているが、同社は下水道の既設埋設管の更生・維持管理に関して、流れを止めずに防食・補強できる技術を有していることが強みだ。今後も3事業とも案件数の伸びが予想され、若手社員の活躍が今後の事業発展のキーになるのは間違いない。

上記2名の社員は、意欲的にさまざまな工事を経験。先輩からの直接の指導に加え、勉強会や資格取得の機会も成長の糧にしている姿が印象的だった。また同社は例年、社員旅行や家族慰安旅行を交互に実施しているが、近年の社員旅行は北海道、三重、広島の3コースを設定。強制参加ではないながら参加率が高い点に良き社風が感じられる。また本庄市周辺は鉄道・道路とも交通の便が良いうえに自然も豊かで、個々にドライブや山登り、温泉を楽しむ社員も多い。建築・土木などのモノづくりに興味がある人、ワークライフバランスを大事にしたい人にも一考の価値があるだろう。

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埼玉県本庄市にある真下建設の本社。「人が真ん中」がモットーで、福利厚生や教育支援・資格取得支援も手厚い。土木事業ではドローン利用のICT施工にも力を注いでいる。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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