最終更新日:2026/2/13

(有)ビジュアルオフィス・善

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 放送
  • 広告制作・Web制作

基本情報

本社
福岡県

取材情報

我が社自慢の制度・社風

一流の“映像ジャーナリスト”を育てるべく、研修プログラムを充実させています

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研修センターが社員一人ひとりの成長やキャリアアップをサポート

九州、中国エリアのNHKを中心としたニュース映像や番組の制作を手掛ける当社。社員の育成に積極的に取り組む理由や、その中核である研修センターについて、人事担当者とカメラマンの3名に話を聞きました。

■奥 理人/総務部(写真中央)
■太田 昌二/総務部(写真右)
■岡崎 渉/技術部(写真左)

【奥さん/太田さん】テクニックを磨く前に、社会人、放送人としての心構えを学ぶ

当社では人材育成を専門に手掛ける組織である「研修センター」を2013年に設置し、新人に限らず社員一人ひとりが目標をもち、その目標に向かって成長していくためのサポート環境を整えています。人材育成に全力を注いでいると胸を張って言えるほどに情熱をかたむける理由は、人の成長なくして良い映像や番組は作れないからです。そして、私たちが考える成長とは、単に番組制作に関するスキルアップだけを指すのではなく、社会人として、放送人として成熟することを意味しています。カメラマン、ディレクター、エディターとしての専門性を高めつつ、同時に一流の“映像ジャーナリスト”への成長を図るべく、研修センターを活用しています。

当社は映像制作会社として主にNHKのニュースや番組制作に携わっています。ニュース番組のみならず、ドキュメンタリーを中心とした特集番組の制作を担当。公共性・公益性の高い番組制作に携わる機会が多いことは当社の誇りであり強みといえます。そして、番組の企画を提案し、放送局に企画が採択されたら構成を考え、取材、撮影を行い、編集して番組を完成させるという一連の流れを、ほとんど全て自社で手掛けられるというのも当社の強みです。ニュース番組では、事件や事故、災害現場の状況を伝えることがありますし、特集番組では、地域の課題を浮き彫りにしたり、そこに暮らす人々の生き様を描くことになります。このような番組作りにおいては社会人としてのモラルや道徳といったことはもちろん、ジャーナリストとしての高い人権意識、コンプライアンス意識、さらには取材対象者に寄り添うやさしさや豊かな人間性などが欠かせません。だからこそ、当社では映像制作のテクニックを磨く前に、まずは社会人、放送人としての心構えを身に付けることを重要視しています。

新入社員は、入社して1か月程度、職種に限らず新人研修を行います。そこでは、メディアについての基本的な知識や取材現場でのルールなどを学びつつ、放送に携わるプロとして求められる人権意識やコンプライアンス意識、放送倫理を高めることに時間を割いています。

先輩社員からひと事

「映像デバイスはテレビ以外にも多様化しています。これからの時代に求められる映像について考え、社内にイノベーションを起こす若手の活躍に期待しています」と太田さん。

【奥さん/太田さん】細やかな対応で、一人ひとりのキャリアアップを計画的に実現

新人研修を終えた後は、各部署に配属されて職種の専門性を高めていくことになります。企画、撮影、編集をすべて自社で手掛ける当社には、4Kに対応した撮影機器や編集機器など、放送局と同等の各種機器がそろっており、それらの機器の使い方についてもOJT研修で先輩から指導を受けます。さらに、新人の育成を現場任せにするのではなく、研修センターと現場が密に連携します。半年後、1年後の目標とする姿、修得すべきスキルを共有し、その目標に沿った育成プランを立て、現場と研修センターが一体となって新人の成長をサポートしていきます。1年目の新人のみならず、2年目以降の若手社員も同様です。スキル習得の程度に応じて、徐々に難易度が高くない撮影や編集などを任せるようにして、そこで壁にぶつかれば必要に応じて研修を行います。現場と講義の繰り返しによって、着実にスキルアップが図れるシステムです。

当社では九州、中国エリアにあるテレビ局に常駐して、テレビ局のスタッフと一緒にニュース番組などの制作を担う社員も多く活躍しています。本社以外に勤務する社員においても育成への取り組みは変わりません。各県で出張技術勉強会を開催するなど、研修センターの主導により、勤務地や職種に関わらず社員一人ひとりの成長やキャリアアップを計画的に実現していきます。

各職種に必要なスキルを高めて映像制作のプロフェッショナルとして成長を遂げた先では、役職が上がって管理職になることも想定されます。そこでは部下の指導やマネジメントといった、映像制作の専門性とは別の能力が必要となってきます。キャリアアップに伴って求められるスキルについても研修センターでは講義を行っており、長期的な目線でのキャリア形成をサポートしています。

このように、当社ではNHKの番組制作を担う高い技術力と、放送ジャーナリストとしての心構えを身に付けるための研修プログラムが用意されています。さらに、全員の顔が見える規模感の会社なので、社員教育を画一的に実施するのではなく、一人ひとりの目標や成長度合いに合わせて、細やかに対応できるという点に当社の強みがあると考えています。

先輩社員からひと事

研修センターの業務に携わる奥さん。「研修センターが現場を巻き込みつつ、会社全体で人を育てることに力を注いでいます。人材育成への意識の高さには自信があります」

【岡崎さん】部署や年次の壁がない自由な意見交換が、良い番組作りへとつながる

私はカメラマンとしてニュース報道や番組撮影に携わっています。入社から約20年になりますが、部署や年次を問わず、社員同士の距離が近いことが当社のセールスポイントだと感じます。若手からベテランまで様々な社員が年次差を感じさせず良いコミュニケーションがとれています。皆、映像にこだわりを持っているので時には先輩と意見がぶつかり熱くなったりするのですが、目指す方向はいつも一致しています。遠慮なく意見が言える会社の空気感が社員全員のスキルアップにつながっていると思います。

ここ数年は特集番組の撮影を中心にやっています。同僚のディレクターからは「こんな番組を作りたいけど、カメラマンとしてはどう思う?」と相談されることも良くあります。部署の垣根がなく、企画提案から取材、撮影、編集等番組が完成するまでのほとんどを担う当社ならではの光景です。企画段階から参加して番組制作に携われることは、自分にとってモチベーションを上げる起爆剤になっています。

昨年、技術部副部長の任を命じられ人事活動や新人の育成を担当することとなりました。それに伴い研修センターで管理職研修を受け、部下をもつ立場や接し方、指導の仕方を学びました。新人たちが部署へ配属される前に研修センターで学ぶことは、指導する立場からすればとても助かります。技術を磨くには実際に撮影しなければなりませんが、社会人としてのマナーや放送倫理を欠いた状態では現場に出すことができません。現場に出しても恥ずかしくない人間性や倫理観の教育を、現場任せではなく研修センターで行ってくれることで、スムーズにOJT研修へと移行できています。

TVで映像が放送されるということは視聴者のみならず取材相手の方にも大きな影響を与えることがあります。だからこそカメラマンは撮影の前に考えなくてはなりません。撮影相手となる人たちとは、まずは“人対人”として向き合い関係を築くことから始まります。その人間関係があるからこそ“真実”であったり“本音”を聞き出し、それを伝えることができると思います。本音を漏らしてくれたり、放送した番組を見て喜んでもらえるとこの仕事に携わってよかったと本当に思います。さまざまな人の人生に関われるのはカメラマンの醍醐味です。自分が撮影した映像が番組となって全国の視聴者に見てもらえるということに大きなやりがいを感じています。

先輩社員からひと事

全国放送される大型番組などに数多く携わってきたカメラマンの岡崎さん。「技術部は約3割が20代から30代のメンバーです。年次に関係なく会話が絶えない楽しい職場です」

企業研究のポイント

放送・映像業界に興味があって企業を研究する場合、制作した番組や映像がその企業のカラーを何よりも表します。何を作っている会社なのかを調べ、その番組や映像に興味や共感を示せるかが判断材料になるでしょう。

また、放送・映像業界には多様な職種があり、当社のように番組制作全般に対応できる職種を有する制作会社もあれば、技術系に強い企業、プロデューサーを多く抱える企業など、特定の職種に特化した制作会社もあります。放送人としてのキャリアステップを入社前のイメージだけで判断することは難しく、働いてみないと見えない面もあります。実際に当社ではカメラマンからディレクターに転身するなど、入社後に職種を変更した社員が活躍しています。多様な職種で番組制作に関わっている企業であれば、その分、入社後の選択肢が広がるといえます。

番組は多様なスペシャリストと連携して作り上げていくことになります。決して一人で完結する仕事ではないので、どんな人たちと一緒に番組作りに携わることになるのかにも目を向けてください。インターンシップや企業見学などの機会を積極的に活用して、そこで働く人を見て、「面白そうな人がいるな」「この人たちと一緒に番組が作りたいな」そう感じられる企業と出会ってほしいと思います。

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約1か月に及ぶ新人研修で多く時間が割かれるのは、社会人、放送人として等しくもっておくべき基本的な考え方についての講義。職種の異なる新人同士の交流の場でもある。

マイナビ編集部から

普段私たちが目にするテレビ番組は、テレビ局の社員だけで作られているのではなく、今回取材した「ビジュアルオフィス・善」のような制作会社のスペシャリストたちが多く関わっている。「番組の最後に流れるスタッフロールのほとんどが、当社の社員であるというケースも少なくありません」と、総務部の奥さん・太田さんが語る通り、同社では多様な職種のメンバーが連携し、企画から制作まで番組作りに幅広く対応している。

また、手掛ける番組の多くがNHKで放送され、なかでもニュース番組やヒューマンドキュメンタリーを得意としている点も同社の特徴。そのため、楽しいだけではなく、社会的意義の高い番組制作に関わることになる。全国放送される番組も制作しているため、多くの視聴者に問題提起をしたり、防犯や防災の正しい知識を伝えたりなど、番組制作を通して社会に貢献できることが仕事のやりがいにつながっていることを、カメラマンの岡崎さんは実体験を交えて語ってくれた。

社会的な使命を帯びた番組づくりに多角的に関わることになるからこそ、「人」が番組の質を大きく左右すると同社では考え、人材育成に大きなウエイトを置いている。「テクニックだけを教えるのではなく、一流の映像ジャーナリストを育てるための仕組みを整えています」という印象的な言葉が、同社の番組制作に臨むポリシーを物語ってるように感じた。

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新人研修中には食事会など、新人が職場に馴染むためのイベントも実施される。先輩、上司との距離を縮めておくことで、配属先でのOJT研修がスムーズに行われるようになる。

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