最終更新日:2025/6/1

(株)星野リゾート・マネジメント【沖縄本島エリア】

業種

  • ホテル・旅館
  • 旅行・観光
  • 外食・レストラン

基本情報

本社
沖縄県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

星野リゾートの多様なブランドを経験しながら、学び、成長する喜び

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マルチタスクとチャレンジできる環境が若手の成長をサポート

持ち前のチャレンジ精神で成長する永山さんと複数施設での経験を活かし後輩育成に励む仲西さん。沖縄の歴史や文化を感じられる贅沢な空間を演出する「星のや沖縄」で活躍する2人に仕事の魅力、やりがいを聞いた。

星のや沖縄 サービスチーム
永山 遥香さん(写真右)
2024年入社
国際地域創造学部卒業

星のや沖縄 サービスチーム
仲西 紋音さん(写真左)
2020年入社
国際教養学部卒業

働く人の姿に憧れ、マルチタスクに惹かれ、ここで働きたいと志望しました【永山さん】

――顧客体験を通じて、星野リゾートで働くスタッフの姿に憧れるように
人と接することが好きな私は、アルバイトでも接客業を選んでいました。就職活動でも、観光業界や飲食業界に目を向けるようになり、宿泊した星野リゾートで、魅力的な雰囲気を感じたことが星野リゾートを目指すようになったきっかけです。スタッフの方の品が良く、丁寧な所作、落ち着いた雰囲気で接客している姿に憧れました。企業研究を進めると、さらに働き方が自分にフィットしていると感じ、志望度が上がりました。マルチタスクで働く星野リゾートでは、フロント、レストランサービス、調理業務、客室清掃など、各部門の業務を分業せず、一貫して担当しています。さまざまなことに興味を惹かれる私にぴったりだと思いました。

――マルチタスクで成長スピードの早さを実感
マルチタスクでは、学ぶ量も情報量も通常より何倍にも膨らみます。最初は大変だと感じていましたが、しばらくすると、お客さまのニーズに応えられる幅が広がるやりがいを実感できるようになりました。フロントにいても、レストランに関するお問い合わせに答えられるなど、いろいろなシーンでお客さまの役に立つことができます。最初の頃は「確認いたします」とお時間をいただいていましたが、慣れてくるとその場で答えられるようになり、お客さまの安心感につなげられていると感じます。日々、さまざまな業務を通して、楽しみながら知識を増やすことができています。

――沖縄の魅力を伝えるコンテンツを生みだすおもしろさ
また、新人でも手を挙げればプロジェクトに参加し、アイデアや企画を提案できる環境があります。入社1年目の夏、星のや沖縄の世界観を体現するコンテンツ開発のプロジェクトに参加。琉球王朝時代の文化や伝統をアレンジした企画を進めていきました。沖縄の伝統菓子「ふちゃぎ」をどのようにゲストに提供するか、私なりに食べやすさや見た目の美しさを考え、ひと口サイズで3種類の味から選べるようにと提案したものが採用され、嬉しく感じました。その成功体験から現在は、季節ならではの体験を提案する「魅力造成チーム」に参加。提案したアイデアがカタチになる喜びを実感できています。

会社のココも魅力!

「先輩や上司にもすぐに相談しやすい雰囲気があり、質問しても嫌な顔一つせずに答えてもらえます。手厚いフォローを受けながら安心して仕事できる環境です」と永山さん。

憧れの島暮らし、地域の人々との交流、そして仲間との絆も生まれる仕事です【仲西さん】

――マルチタスクで幅広く経験や知識を得られる
ホテル業界を軸に探すなか、マルチタスクでいろいろな業務ができる環境に魅力を感じました。施設の運営に関わるすべての業務に一貫して携わることで、幅広く知識を得ることができ、その知識をより良いサービスにつなげられると考えました。また、学生時代にホテルの宴会場でアルバイトをしていたのですが、ホテル業界に関わるなかで観光や旅行が目的のお客さま、地域の魅力を知りたいお客さまにサービスを提供したいという思いが強まり、全国各地で施設を展開する星野リゾートを志望しました。

――複数施設での経験から多くを学べる環境
私は、2年間で複数施設を経験しながらマネジメントに必要なスキルを身につける「Management Meister コース」を選択して入社をしました。「西表島ホテル」と「リゾナーレ八ヶ岳」での経験を経て、3年目からは「星のや竹富島」へ。星のやのブランドを希望したのは、これまで経験した施設とは異なるブランドのサービスにも挑戦したいと考えたからです。星野リゾートの施設のなかでも「星のや竹富島」は、特に島民の皆さんとの関係をとても大切にしていると聞いていたことから、地域と一体となってお客さまをもてなしたい、離島で学びたいという思いがありました。

――島の伝統を知り、伝える喜び。離島の魅力に浸る2年間
竹富島は、3つの集落からなる小さな島です。「星のや竹富島」の運営にあたり、島民の皆さんとの関係はとても大切であり、島民の皆さんとの相互理解を深めながら、島の文化や伝統を伝えることも私たちの使命だと感じています。例えば、島にはバショウという木があり、その繊維を使って暮らしに必要な物を作っていたそうです。そこで、現役の職人の方々に木から繊維を取る方法を学んだり、繊維を使ってコースター作りをするイベントを開催しました。このように、お客さまに島文化の魅力を伝えていくことで、文化の継承に貢献し、島民の方たちにも喜んでいただけるような企画を考えています。ちなみに、竹富島に住むスタッフもいますが、住居が少ないため、石垣島から通う人がほとんどでした。私自身もその一人で、想像以上に都会の石垣島には、おいしいレストランやカフェもあります。離島好きな私は、休日になると八重山諸島の島めぐりを楽しんでいました。

会社のココも魅力!

「ブランドが異なれば顧客ニーズも変わるため、幅広く学ぶことができます。その中でも共通認識や組織文化など、星野リゾートの一体感を得ることもできます」と仲西さん。

入社1年目から挑戦できる環境が魅力【永山さん】/若手をサポートする仕事に夢中【仲西さん】

【永山さん】星野リゾートの魅力は、挑戦できる環境があることです。1年目だから、スキルがないから、と手を挙げられないことはなく、少しでもやってみたい人、自信はなくても興味がある人は周囲のサポートを受けながら、挑戦することができます。そこで得る知識や経験は、これから先も役立つものばかりですし、いろいろな機会が得られることで、成長を実感できます。

「魅力造成チーム」のプロジェクトに参加する今、県外出身の先輩の方が沖縄について詳しく知っていることも多く、新しい知識や発見を楽しめています。琉球王朝時代の文化まで深掘りする機会もあり、その時代の食事や行事について書かれた本などを読むようになりました。今も伝わる沖縄の伝統にフォーカスするだけでなく、古来から伝わる物事に触れることで、あらためて沖縄のより深い魅力を知ることができています。

これからの目標は、情報量が多いフロントの業務を習得すること。お客様のニーズに合わせて柔軟な提案ができるよう、プロフェッショナルな接客を目指したいと思っています。

【仲西さん】竹富島で過ごした2年間で、サービスの楽しさを知るとともに、後輩の育成に目を向けるようになりました。特に入社1年目だと、島で働くワクワク感と不安の両方を抱くことが多いです。その不安をサポートしたいと考え、相談できる先輩としてチューターを配置したり、新しいことを覚える毎日のなかで解消できない悩みをサポートする場を設けたり。心理的安全性に重きを置いた、スタッフへのサポート業務に興味を持つようになりました。

2024年には「星のや沖縄」に異動。キャリアデザインサポーター(施設内人事総務)として、働く人の安心につながる情報を発信することで相談を受けることが増えた今、「仲西さんなら話しやすい」と言ってもらえることが嬉しいです。どのような制度や仕組み、環境づくりが必要なのかを考える仕事は、難しくもやりがいがあり、充実した日々を過ごせています。

今後はスタッフ自ら考え行動できるよう、自立性を促せるようなサポートをしていきたいです。私自身もコミュニケーションスキルを磨き、お客さまへのサービス、スタッフへのサポートともに高めたいと思っています。

会社のココも魅力!

社歴や年齢に関係なく、自分の思いや考えを伝えやすい雰囲気があると先輩たち。永山さんと仲西さんも食品衛生を管理するHACCPチームで一緒に取り組むなど社内交流も盛ん。

企業研究のポイント

【永山さん】自己分析も大事だと思いますが、企業理解を深め、その企業が自分に合っているかどうかを確かめることも重要だと思います。人と話すことが好きな方なら、星野リゾートの接客を楽しめると思いますし、身に付くスキルも多いはず。私自身は、あまり英語が話せませんでしたが、お客さまと日々対話していくなかで、リスニング力を高めることができています。仕事をしながらプラスアルファのスキルを磨けるのも大きな魅力ですね。何より、仕事を通して沖縄をもっと好きになることができました。目の前に海が広がり、沖縄の自然を感じながら働くなかで、沖縄のことをもっと知りたい、伝えたいという意欲がさらに高まっています。

【仲西さん】企業研究を進める学生の皆さんには、ぜひ星野リゾートのサイトを見て、理解を深めていただきたいと思います。サイトをのぞくだけでもイメージが湧くと思いますし、そもそも星野リゾートはどんな会社だろうという疑問に答えられるコンテンツもあるので、活用していただけたらと思います。チームで働くことが好きな方、周囲の人と会話することが好きな方なら楽しめるはず。スタッフ間の距離がとても近く、チーム力が求められる職場でもあるので、チームで活動してきた方にも向いている仕事だと思います。英語などの言語力を活かしながら、地域活性化に貢献できるなど、星野リゾートならではの魅力をぜひキャッチしてください。

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誰とでも対等に会話でき、新入社員でも新しいことにチャレンジできる環境が魅力だと先輩談。そのときに必要なサポートを十分に受けながら自身のスキルを磨ける環境がある。

マイナビ編集部から

例年、同社の門戸を叩く新入社員が入社理由に挙げるのは、マルチタスクという独自のワークスタイルだ。1日のなかで時間を区切り、フロント、レストランサービス、調理業務、客室清掃などの多様な業務を担当しているという。一般的には、チェックインとチェックアウトの時間帯を中心にお客さまと接するフロント業務、朝食や夕食の時間帯に接点を持つレストランサービスなど、部門ごとに業務を進めるホテルが多いなか、マルチタスクにより早くからホテルについての理解が深まり、同じお客さまと滞在中にさまざまな場面で関われることのやりがいや、サービスの充実につながるメリットがあると話してくれた。

さらに、入社1年目から社内のさまざまなプロジェクトに自ら手を挙げて参加することで、大変ではあるけれど、それ以上に学びや経験を得ることができたと話す永山さんは、「沖縄のことがさらに好きになりました!星野リゾートに就職して本当に良かったです」と目を輝かせる。また、沖縄県外から離島まで、複数のブランドでのホテルサービスを経験してきたことで、自身の視野を広げることができ、今では後輩育成に携わる仕事を楽しんでいるという仲西さんも、「星のや沖縄に異動してまだ1年。多くのお客さまにご満足いただけるよう、働くスタッフのやりがいも高められるよう努力していきたい」と話してくれた。サービスの本質を学びながら、若手がいきいきと活躍できる場所に違いない。

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「その瞬間の特等席へ。」をテーマに国内外でその地の風土、歴史、文化を取り入れた独創的なテーマで客人をもてなす星のや。その第一線で活躍する若手の姿が印象的だ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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