最終更新日:2025/6/6

(株)サトー技建

業種

  • 建設コンサルタント
  • 建設
  • 設備工事・設備設計
  • 建築設計
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
宮城県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

総合建設コンサルタントの技術者として、各現場で活躍する若手社員の働き方

  • 土木・建築系学部 専攻の先輩

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一つひとつの現場や案件が、成長につながる

株式会社サトー技建の技術者たちが所属する設計部、測量部、ICTソリューション部。今回は、各部署で活躍する入社4年目以内の先輩社員たちの仕事内容や仕事術、やりがいをご紹介。

◆吉田 和史さん/写真右
 設計部 設計課(2020年入社)

◆元木 貴大さん/写真中
 測量部 測量用地課(2021年入社)

◆種市 歩未さん/写真左
 ICTソリューション部 空間情報課(2021年入社)

【吉田さん】地域の皆さまに信頼していただける社会インフラの設計に取り組んでいます

私は大学時代に工学部の都市マネジメント学科で土木関係を学びました。当社を選んだのは同じ大学の先輩たちが活躍している企業で、信頼できる先輩たちに教えていただける環境が魅力的だったからです。さらに、大学生の頃に同業種で設計関係のアルバイトをしていたので、その経験を生かして働くために設計部を選びました。

現在は土木設計技術者として、パソコンでCADや排水路を作る際に計算するソフトなどを使用して、道路の拡幅や歩道整備など道路整備関係の設計を行っています。入社前は学生時代に設計関係のアルバイトをしていたため、ある程度わかると思っていました。ですが、実際に作業を進めてみると奥が深く、地形なども毎回異なるので、日々勉強になっています。先輩に教えていただいたことはとにかくメモを取り、わからなくなったらメモを見ながら、反復学習のように学んでいます。新たな仕事を任された場合でも、最初から先輩や上司に聞くのではなく、自分が考えた内容をチェックしていただき、正解でも不正解でも自分の身になるように努めています。

私たちが設計しているのは、地域にお住いの方々が使う道路などの社会インフラです。そのため、皆さまに信頼していただけるものを作ることが大切なので、自分の考え方や設計方針に責任をもって作業することを大事にしています。自分が設計したものが形になり、現場で使われている様子を見るとやりがいを感じますし、それによって助かっている方々がいらっしゃるとうれしいですね。

当社は大きい会社ではないので、風通しが良いのも魅力です。わからないことがあると、すぐ上の方に相談できますし、部署の垣根を越えて測量部やICTソリューション部の皆さんと密にコミュニケーションを取り合うので、仕事もスムーズに進みますし、視野も広がります。今は上司や先輩にサポートしていただきながら仕事を行っていますが、いずれは技術士やRCCMなどの資格を取得して、管理技術者として後輩たちをリードする土木設計技術者になることが目標です。

仕事のモチベーションを上げる方法

「中学時代からずっとソフトテニスに取り組んでおり、今でも大会に出場しています。休日にプレイしてリフレッシュすることで、より一層仕事を頑張れます!」と吉田さん

【元木さん】建設関係の仕事を経て測量技術者に。毎回異なる現場で専門スキルを学べる面白さを実感

前職では施工管理の仕事に携わり、現場で測量の仕事に関わる機会がありました。その際にとても興味がわき「測量を専門にやっていきたい」と思うようになったのです。それから前職を退職して、測量の専門学校に1年間通いました。専門学校で当社の求人を見つけて、地元・仙台で就職したいという思いがあり、当社の会社見学に参加することに。その際にとてもアットホームな雰囲気が漂っており「ここで働きたい!」と思ったのが入社を決めた理由です。

現在は測量用地課の一員として、測量計画を立てて、その計画を元に現場に入り、トータルステーションや電子レベルなどの機器を活用して測量を行っています。先輩たちの中には現場でUAV(大小様々なドローン)を使用した測量にも取り組んでおり、現場のICT化によって業務の効率がアップしています。まだ測量技術者として歩み始めて1年ですが、現場に行くたびに新しい専門スキルを学べるのが楽しいですね。

いつも心がけているのは、まずは自分で考えること。先輩や上司に「これをやっておいて」と頼まれたら、まずは自分で考えて、わからないことがあれば質問をするようにしています。相談すると先輩たちがいつも優しく教えてくださるのでありがたいですね。

私たちは現場で測量を行い、土木設計に必要なデータをまとめた図面を作成します。広大な面積の土地を測量することも多く、大変なこともたくさんありますし、一緒に現場に行った人々と何度も相談しながら図面を完成させます。そのため、自分たちが測量したものが図面に反映されて、形になった時は大きなやりがいに。今後の目標は、より多くの作業をマスターして測量士の資格を取得し、管理技術者になりたいですね。そして自分の現場を持ち、最初から最後まで業務を行うことが目標です。

当社は週休2日制でカレンダー通りのお休みなので、仕事とプライベートを両立しやすいのも魅力です。仕事をする時は集中して取り組み、休日はしっかり休んで好きなことでリフレッシュできるのも働きやすいポイントです。

仕事のモチベーションを上げる方法

「週末は趣味に没頭しています。学生時代に部活でやっていた水泳で体を動かしたり、家でゲームを楽しむことも多いですね」と元木さん。

【種市さん】システムエンジニアとして社内ツールやアプリ開発に取り組み、業務の効率化を進めています

私はシステムエンジニアの専門学校で情報処理を学び、様々な業界を検討する中で、当社の求人を見つけました。最初は「建設コンサルタントでありながら、社内システムエンジニアを募集している企業があるなんて!」と驚きました。ホームページを見ても初めて聞くような内容が多く、社内システムエンジニアが社内ツールやアプリを自社開発するなど、幅広い業務内容に魅力を感じたのが入社を決めた理由です。

現在はシステム開発を中心に、社内の業務で活用するWebシステムやアプリ系の開発を行っています。現在取り組んでいるのは、当社が受注した業務を数十年前までさかのぼって、一覧で見られるシステムの修正や、業務で使う位置情報のMAPのWeb版とアプリ版を開発中です。さらに、私たちの部署では測量の現場で使うUAV(大小様々なドローン)のシステムにも携わっています。システム以外にネットワーク系なども行っているので、自分の力で解決できることがあるとやりがいに。

システムエンジニアの部門も、測量の部門も覚える内容が多くて大変ですが、マルチな能力が身に付きます。さらに、現場で働く皆さんの意見を聞きながら開発作業を進めるので、「すごく便利になった!」「仕事効率が上がった」などの感想を聞けると、とてもうれしいですね。

仕事をする上で心がけているのは、数日や1週間などの短期的な目標を決めて、今日はこれをやると決めて業務に取り組むこと。毎日、小さな目標をクリアすることで、自分自身で満足感を得られるように意識しながら仕事をしています。システムエンジニアの専門で学んでも、わからないことばかりですが、その分、毎日覚えることがたくさんあって、「まだまだ成長できる!」と喜びを感じています。また、社内でずっとパソコンと向き合っているだけではなく、現場までUAVを飛ばしにいくこともあるので、いろいろなことを経験できてとても楽しいですね。今後は一人で仕事をこなし、後輩のお手本になれるような先輩になることが目標です。

仕事のモチベーションを上げる方法

「日々の目標をクリアして達成感を得ることで、モチベーションが上がります。休日は散歩で心と体をリフレッシュしています」と種市さん。

企業研究のポイント

どんな企業に入社しても、仕事をする上でわからないことが必ず出てきます。その際に「相談しやすい環境なのか?」は、とても重要なポイント。そのため、積極的に会社見学やインターンシップに参加して、気になる会社の雰囲気をチェックしながら、企業研究を進めましょう。ほかにも、ある程度、仕事内容についても調べたり、聞いたりして、ギャップがないようにすることも重要です。(吉田さん)

私は企業研究を進める際に、自分がやりたいことを叶えられる職場か?働きやすい環境なのかどうか?確認することを大事にしました。その企業は自分がこれから働くかもしれない環境なので、自分がそこで働くイメージを掴めるかどうかも大切なポイントです。できれば、会社見学やインターンシップなどに参加して、職場の雰囲気を確認してください。また、測量士に興味がある場合は、専門書などで用語などを覚えおくと役に立ちますよ。(元木さん)

働く上で、社員同士のコミュニケーションはとても大事になります。私は企業研究に取り組む際に、福利厚生をチェックしていました。当社には社員の交流が活発になるような福利厚生が多かったので、「ここなら社員同士のコミュニケーションもしっかり取れそう!」と思ったのが大きかったですね。福利厚生には各種制度や手当などが多く、働く上で重要なので、ぜひ企業研究のポイントに入れてくださいね。(種市さん)

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3人とも会社の魅力ポイントとして、社員の人柄の良さなど、働きやすい環境について語ってくれた。企業研究を進める上で、職場環境は大事なチェックポイントだ。

マイナビ編集部から

株式会社サトー技建は、1972年(昭和47年)に設立した総合建設コンサルタント会社だ。登録業種は建設コンサルタント業、測量業、補償コンサルタント業、地質調査業、建設業と幅広く、50年の歴史の中で培った高い技術と、ICTを活用した最新技術を組み合わせて、安心で安全な国土づくりに取り組んでいる。

同社では「1.魅力ある創造とチャレンジを楽しめる企業を目指す。」「2.技術力・責任感・実行力が認められる企業を目指す。」「3.社員が共に成長し共に支え合える企業風土を目指す。」という経営理念のもと、ライフイベントを充実させるため「働き方改革」など、様々な取り組みに力を注いでいる。このような環境なので、社員一人ひとりが「やってみたい」ということを、しっかり後押ししてくれて、興味のあることにチャレンジできる社風だ。

会社設立当初より、代表取締役は社員から登用されているのも特徴のひとつで、社員が一丸となり会社を作り上げる企業風土も魅力だ。永年勤続者(10年・20年・30年・40年)には表彰と1週間のリフレッシュ休暇や年数に応じた記念品の贈呈や、優秀な成績を出した社員には社長賞の贈呈もあり、社員の頑張りをきちんと評価してくれる環境と言える。

同社なら、日本の国土づくりに関わるやりがいを感じながら、社員想いの働きやすい環境でキャリアアップをめざせるだろう。

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常日頃から社員同士がコミュニケーションを取り合っている同社。年2回の社員面談では社長と直接意見を交わせるので、会社の方針が理解しやすい。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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