最終更新日:2025/6/10

(株)ビックワン

業種

  • 空間デザイン
  • 建材・エクステリア
  • その他メーカー

基本情報

本社
静岡県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

多彩な業界と直取引。営業のアイデアも盛り込みつつ、店舗の“顔”を提案します。

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自由度の高さも魅力の職場です!

全国チェーンの企業を始め、多種多様な業界の看板をトータルプロデュースする(株)ビックワン。社内の製造やデザイン部門のほか、全国各地に協力会社もあり、営業職としてもオリジナリティを活かした提案が可能です。

(写真左から)
■笹田 剛史さん/営業部/2019年入社
モノを売る営業、中でも看板は“将来もなくならない商品”だと思い、入社を決意。現在は新規開拓を中心とした営業活動を行っている。

■釜田 晋作さん/営業部/2022年入社
結婚を機に金沢から浜松へと移り住み、新たな地で法人営業にチャレンジしたいと決意した。現在は既存顧客への提案営業を行っている。

用途や立地に合わせた看板を、いかに選択するかが肝心/笹田さん

自信を持ってお勧めできる商材があれば、結果を出しやすいのではないかと思ったことが、看板業界に興味を持ったきっかけでした。看板は街の中にたくさんあり、取り付けや取り外しの工事もあるため需要が高く、将来的になくならない仕事だと思ったことも入社の決め手になりました。

当社の営業は、お客様への提案から見積もりの提出、デザインや製造との打ち合わせ、資材の発注、施工の立ち合い、アフターフォローまでトータルに担当します。私自身は誰とでもすぐに打ち解けられる性格で、前職での営業経験もあり、入社時から新規開拓を任されています。既存のお客様からのご紹介やホームページをご覧になった方からのお問い合わせ対応、新築情報に基づいたアプローチを行い、興味を持っていただけたら見積もりのご案内へと進めています。

私はこれまでに飲食店、スポーツジム、不動産会社、ディスカウントスーパーなどを開拓し、営業活動を進めてきましたが、一口に看板といっても実に種類は豊富です。店舗の入口に掲げられている看板もあれば、のぼりや暖簾、提灯、ネオン、照明など「サイン」と呼ばれるものがあったり、LEDで発光させるチャンネル文字という立体的なものもあります。

デザインやコスト、クオリティ、スピード感など、求められることはお客様によってさまざまですが、お客様が気づいていない点の提案も営業の腕の見せどころです。例えば先日お客様から「5mのポールに新しい看板を付けたい」とご要望をいただきましたが、現地調査の際に看板の見え方を配慮し、街路樹に被らないよう低い位置での設置を提案。コストもより抑えられる点も含めて提案したところ、お客様に喜んでいただいたことがありました。看板が無事に取り付けられ、お客様に「想像以上です!」と言葉をいただいた時はやりがいを感じましたね。

新規開拓の営業活動は、売って終わりではありません。定期訪問やメールなどで看板の不具合などの様子を伺い、最新情報のご提供も行っています。それが次の仕事につながったり、看板を設置することで、お客様の店舗が繁盛することもこの仕事の大きな醍醐味だと感じています。

これが私の仕事術!

「スピード感を持ち、レスポンスの良い対応を心がけています。東京であろうと、お話があればすぐに飛んで行き、お客様の満足度向上に努めます」(笹田さん)

お客様の店舗づくりに携わるやりがい/釜田さん

本社が新築移転されて間もない時期に企業訪問をし、快適な職場環境の上、社員の雰囲気も良さそうと感じたことが印象的でした。何より社長の言葉が自分に響き「この人に付いていきたい」と思ったことが入社の決め手になりました。一方、入社前は看板の知識がまったくなく、営業活動についても想像がつかない状態でしたが、研修を通して少しずつ学ぶことができました。

新入社員研修では1~2カ月ほどかけて、製造工程や現場での取り付け作業を見学しました。これにより「この看板工事なら、これくらいの人数で、この程度の時間がかかる」と理解できるようになり、それが現在の見積もり作成に役立っています。さらに研修後も2カ月ほど、いろいろな先輩に付いて営業の基礎を教わりました。難しかったのは専門用語です。部材などは業者さんによって呼び方も違うため、慣れるまでは多少苦労しました。わからないことはその場で尋ねたり、自分で調べてメモを取ることの繰り返しで覚えていきました。

現在は先輩から引き継いだディスカウントスーパー、葬儀会社、家電量販店、ゼネコンなどを担当しています。メインで担当しているのは約10社ですが、チェーン店では1社の中でも複数店舗の案件が同時に進行するケースも少なくありません。活動エリアは東京から大阪まで広範囲に及びますが、出張は楽しみの1つ。お客様との定例打ち合わせに参加したり、現場のチェックを行ったり、社内で見積もり作成や図面の修正、プランニングを行うなど、その日のスケジュールを自分なりに組み立てて進めています。

お客様の中には「もっとオシャレな看板にしたい」などのご依頼をいただくこともあります。看板は車で走っていても目に留まる、店舗のシンボルともいえる存在。お客様にはデザイン性はもちろん、文字や情報の視認性のバランスを考えた提案を心がけています。実際に看板が設置されると、周囲の人からも注目されるようになり、お客様から感謝の言葉をいただけた時はうれしいですね。こうしたお客様の店舗づくりに携われていることが自身のやりがいになっています。

これが私の仕事術!

「すぐにやります!調べます!などハキハキと対応するように努めています。また時間が許す限り施工現場を訪れ、イメージを明確にするようにしています」(釜田さん)

奥深い看板の世界で、これからもスキルを磨いていきます!

当社では、日頃の活躍を正当に評価してくれます。私も何度か表彰され、それがモチベーションになっています。加えて、社内の意思疎通の早さも魅力です。何かをしたい時には上司が即座に判断し「やってみよう!」と背中を押してくれるので、稟議書が通るまで待つ必要がありません。タイミングを逃すことなく、テンポ良く進行できるため、それが良い結果につながっていると思っています。

そんな私も会社の考え方やルール、営業活動の進め方などを新入社員に指導する立場になりつつあります。私としては一方通行ではなく、できるだけその人の個性を引き出す教育をしていきたいですね。今後の目標としては、自ら立てた年間目標の達成はもちろん、全国展開をしている大手企業との取引を増やし、当社の売上の柱をたくさんつくって貢献したいと思っています。
(笹田さん)

私が初めて担当したのは、大型ショッピングモールの新築に伴い、15mの看板を設置するという大案件。お客様や先輩に確認しながら見よう見まねで何とか最後までやり遂げ、無事に設置された看板を目にした時には感無量の思いでした。街の人からも「ここにモールができるんだ」「いつオープンするの?」と質問を受け、自分が携わった看板の注目度の高さを実感し、大きな自信につながりました。努力した結果が評価され、この案件で社長賞も受賞することができ、達成感を味わえました。

当社は営業自らスケジュールを組み、提案内容もそれぞれで考えて進めていくため、達成感は格別です。当社は営業スキル向上に向けた社外セミナーなどに参加するチャンスも多くあります。そうした機会を活用しつつ、今後はより自身の能力を高め、経験値の引き出しを増やしながら、誰から見ても「カッコイイ!」と注目を浴びる看板を手がけてみたいと思っています。
(釜田さん)

これが私の仕事術!

釜田さんの新人時代の指導役だったのが笹田さん。とても丁寧に教えてもらったそう。多くの先輩との同行もあり、新入社員も自分なりのスタイルを見つけやすい環境だ。

企業研究のポイント

営業職といっても、当社のようなBtoBもあれば、個人を対象にしたBtoCの会社もあります。扱う商品も高額なものから、技術的な知識が求められるものまでさまざまです。大切なのは、あなた自身が何を販売したいかです。興味が持てない、気持ちが入らない商品を提案しても、お客様に熱意は伝わらないでしょう。まずは好きなこと、得意なことを明確にし、そこから向いている業界を研究しましょう。アルバイトなどでいろいろな仕事を体験したり、友だちに自分のことを聞いてみたりすることも、新しい発見につながるかもしれません。
(笹田さん)

私は大学3年生の時にインターンシップに参加しました。その時の体験を家族と話している際に「土日に家庭サービスをしたり、子どもの学校行事に参加できる会社で働きたい」という軸が見つかりました。学生の皆さんも、インターンシップや仕事体験の機会は積極的に活用してみましょう。何かの発見につながるかもしれません。また、ホームページを見る際は福利厚生や待遇面だけでなく、企業理念や社是にもぜひ目を向けてみて下さい。例えば、そこに「人を大切にする」といった文言があれば、きっと社員の人たちもその傾向が強く、働く上での環境を知る参考になるはずです。
(釜田さん)

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自らの提案で、お客様の店舗を始め、街が活気づくのが看板の魅力。エリアごとに異なる屋外広告に関する法令や条例にも詳しくなり、社会貢献度の高さも実感できる。

マイナビ編集部から

創業以来、顧客第一主義をモットーに掲げ、さまざまな会社や店舗のシンボルを提案し、多彩な業界に貢献してきた(株)ビックワン。看板は日常生活の身近なところにあり、そこに何があるのかという大事なサイン。お客様の店舗繁栄のために営業、デザイン、製造が協力して看板の提案から設置、アフターフォローまでを担い、街を彩る数々の看板を手がけている。

同社では教育体制も万全で、入社時の研修はもちろん、2年目以降も社内外のセミナーに参加する機会が設けられているほか、屋外広告士などの資格取得もしっかりとサポートしている。近年は新卒入社の20代も増え、活気のある職場の様子が伝わってきた。

今回同社で活躍中の社員2名にお話を伺って感銘を受けたのは、風通しの良さだ。決断が早く、スピード感を持ってやりたいことを進められる環境だと話す笹田さんや、初担当ながらも大きな案件を経験したと語る釜田さんの話からも伝わるように、社員同士の関係性が良好だからこそ、社内で力を発揮することができ、お客様にも魅力的な提案ができるのだろうと取材を通して感じることができた。営業職に興味をお持ちの方はもちろん、風通しの良い社風のもと、営業スキルを高め、お客様の店舗づくりに貢献したいという志をお持ちの方に企業研究をおすすめしたい会社だ。

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2019年に新設された本社はガラス面が多く、日差しが差し込む明るい雰囲気になっている。さらに営業はワンフロアで活動し、工場も隣接しているため、情報共有もしやすい。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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