企業研究では、普段の生活の中で気になったことや、それに関連する業界に目を向けることから始めてみるのも1つの手です。例えば近年話題のSDGs(持続可能な開発目標)。そのワードをきっかけにすれば、私たちのようなリサイクルの世界も見えてきます。そこから“資源が使ってなくなるのは当たり前。逆に新たに生み出すビジネスって何だろう”“中小でも長年取り組んでいる会社があるんだ”といった疑問や発見が生まれてくることでしょう。
次に業界内の各社の違いを見ていきましょう。リサイクルならどんな廃棄物から、どんな製品を生み出しているのか。そして、どこに提供しているのかといった点に着目し、その会社の信頼度を見ていって下さい。もちろん最も大切なのは、どの会社なら、長く勤められそうかということです。仕事内容や休日、人間関係など、会社に求める点は人それぞれ。そうした譲れない軸は、早めに決めておきましょう。
めざす業界がなかなか決まらなくても焦る必要はありません。時間のある今の時期に、危険物乙種など、多くの業界で役立ちそうな資格取得にチャレンジするなど、社会に出た時に役立つことをしておきましょう。
(総務部 坂脇啓太)