最終更新日:2026/3/6

(株)高島建築設計

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 建築設計
  • 建設コンサルタント
  • サービス(その他)

基本情報

本社
北海道

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

人の力で、大きな建物を形にする。鉄骨図面のスペシャリスト。

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難しいから、おもしろい。学びつつ、技術を高めていく喜びがある

建築物の構造を担う鉄骨。工場で製作される鉄骨部材の図面を作成するのが、高島建築設計の仕事。奥深い技術と知識、ノウハウの世界と格闘する3名の若手スタッフに、仕事の魅力、心がまえ、目標などをうかがった。

【写真中】
設計1課 H.K.さん/2023年入社

【写真左】
設計2課 S.H.さん/2024年入社

【写真右】
設計1課 S.T.さん/2024年入社

CADでしか見ていなかった鉄骨が、目の前に! 工場で実物に触れ仕事の面白みを実感しました(H.K.さん)

建築を学んだ私は、就職活動を通して高島建築設計と出会い、興味を抱きました。完全週休2日制といった働きやすい環境にも惹かれましたが、もともと関心のあった鉄骨について、設計の仕事を通じて深く学べる点に大きな魅力を感じ、入社を決めました。

入社後は、毎週1、2回の鉄骨に関する勉強会が数カ月続き、そこで基礎をしっかり習得。その後、設計現場での業務が始まり、部分的に仕事を任されるようになりました。しかし最初は分からないことばかりで、上司や先輩のアドバイスを頼りにしながら、少しずつ実務に慣れていきました。入社から2年ほど経った今では、鉄骨の基本的な構成を理解できるようになりましたが、建物によって必要な知識が異なるため、今も毎日が勉強です。

現在担当しているのは、工場で鉄骨を製作するための施工図作成です。建築の設計図面から鉄骨の部分のみを抜き出し、組み立てや溶接に必要となる部材の図面を描きます。大規模建築では、図面が数千、数万枚にも及ぶことも珍しくありません。また、設計図面をそのまま描けばよいわけではなく、強度が不足する厚みや、組み立てが難しい形状が見つかることもあります。そうした課題を解決し、実際に製作できる形に落とし込むことも私たちの大切な役割です。私はまだ上司から指示された図面を描く段階ですが、日々向き合うなかで、完成形のイメージも少しずつ掴めるようになってきました。

また、入社後には鉄骨の製作・品質管理に関する「鉄骨製作管理技術者」の試験にも合格しました。会社から参考書や受験費用のサポートがあり、資格取得後には手当も支給されるため、より意欲的に学べる環境が整っています。設計業務で大きな達成感を味わうのはこれからになりますが、研修で訪れた工場見学では、この仕事の魅力を強く体感しました。普段はCADのモニター上で向き合っている鉄骨が、巨大な実物として目の前に姿を現した迫力に圧倒され、「自分はこんなに大きなものづくりに関わっているんだ」と胸が高鳴りました。今後は、一担当者として業務を任されることを目標に、経験を積んでいきたいと考えています。
職場は集中して業務に取り組む環境ですが、事務所のお菓子コーナーでは自然と会話が生まれ、雰囲気は明るく、とても居心地が良いです。安心して技術を身につけられる環境だと実感しています。

私たちから、学生のみなさんへ

「テレビに取り上げられる建築物を担当することも多く、建築の重要な部分を担っているという誇りを感じる仕事です」(H.K.さん)

オンラインでベトナムのグループ会社ともやりとりしています。考え方の違いがあって面白いです(S.H.さん)

実は私はH.K.さんと学生時代の同級生で、一緒に建築を学んでいました。卒業後は不動産業界に進みましたが、1年ほど働いた頃に彼から仕事の話を聞き、鉄骨設計の世界に興味を持つようになりました。特に、大きな建物に使われる鉄骨の設計に携われる点が魅力で、転職を決意。現在は、上司の指示のもとで施工図の作成や、図面のチェックを担当しています。お客さま(建築設計)の仕様は案件ごとに異なるため、鉄骨の観点で問題がないかを確認し、気になる点があれば上司に報告するのが主な流れです。鉄骨の切断・溶接、現場での建て方(組み立て)までを想定しながら図面を描く必要があり、毎日「なるほど」と感じることの連続で、知識を積み重ねているところです。

今では基本的なことは理解できるようになりましたが、入社当初は鉄骨だけが描かれた図面を見ても、何が何だか分からない状態でした。それでも毎日図面と向き合ううちに、少しずつ全体像を想像できるようになってきました。鉄骨のどの部分がどこで使われるのか、どう組み立てていくのか。部材の大きさや形状は、工場での溶接作業やトレーラーへの積み込み、現場でのクレーン作業なども考慮する必要があり、一つとして簡単なものはありません。そのため私は、疑問があればすぐに上司に質問していますが、どの質問にもていねいに答えてくださり、後輩を育てようという雰囲気を強く感じます。新しいことに挑戦させてもらえる環境も、自分にとっては大きな励みです。

もともと私は、知らないことを覚えたり、新しいことができるようになる実感が好きで、そこに楽しさを見いだすタイプです。さらにこの会社では、他にはない面白ろさも感じています。当社にはベトナムと中国にグループ会社があり、鉄骨の施工図作成を分担しています。最近では、その海外拠点の進捗をオンラインで管理する業務も担当するようになり、自分の指示で図面が出来上がっていくやりがいを感じています。現地スタッフとの考え方や仕事の進め方の違いを理解しながら、話し合いを重ねて仕事を進めることはとても刺激的で、自分自身の視野が広がる瞬間でもあります。

将来的には、自分で考えて答えを導き、お客さまとやり取りしながら鉄骨図面を仕上げる担当者になることが目標です。これはH.K.さんと同じ目標ですが(笑)、その姿に追いつけるよう、日々学び続けていきます。

私たちから、学生のみなさんへ

「自分で考える時間と、教えてもらえる時間の両方がある環境だと感じています。じっくりと考え、仕事に取り組みたい人には合っていると思います」(S.H.さん)

国籍に関係なく、だれもが平等に働ける職場なので、安心して仕事ができています(S.T.さん)

私はタイの出身で、2023年から1年半、日本語学校に通っていました。その後、マイナビグローバルを通じて高島建築設計のことを知りました。建築の知識はまったくありませんでしたが、日本で働くならあえて経験のない分野に挑戦してみたいという気持ちがあり、入社を決めました。ただ、日本で働くことに対して不安があり、「プレッシャーが大きいのでは」と勝手に想像して怖く感じていたのも事実です(笑)。しかし実際に働き始めると、その印象は大きく変わりました。社員のみなさんは本当にやさしく、色々なことをていねいに教えてくれます。また、外国人社員も数名おり、国籍に関係なく平等に接してくれる環境がとてもありがたく、安心して仕事に向き合うことができています。

仕事は最初、大変というより”とにかく難しいもの”で、特に専門用語を覚えるのには苦労しました。「これは柱です」「これは小梁です」と説明されても、最初はまったく結びつかず、理解して覚えるまでに時間がかかりました。同じ部署のH.K.さんなど、先輩方に毎日教えてもらったおかげで、1年半ほど経った今ではかなり理解できるようになり、少しずつ成長していると感じています。最近は、CADで図面を描いたり、チェック作業を任されたりすることも増えました。上司に提出してから「問題なし!」と言われたときは、とても嬉しいですね。

仕事でミスをしてしまうこともありますが、そのたびに原因を書いた付箋を机の見える場所に貼り、同じミスを繰り返さないように気をつけています。ミスを減らしていくことも、自分の大事な目標のひとつ。チェック作業では、上司から「鉄骨は多くの部品が組み合わさってできているから、一枚の図面だけでは全体像が見えにくい。パズルを組み立てるような気持ちで、想像しながら見るといいよ」というアドバイスをもらい、その言葉が今も強く心に残っています。実際に複数の図面を見比べながら確認していくうちに、部材同士のつながりや形の意味が自然と分かるようになり、仕事の面白さがぐっと広がっていきました。
最近はより仕事への理解が深まり、それに合わせて任される範囲も少しずつ増えてきています。これからは、もっと幅広い業務に挑戦し、できることをさらに広げていきたいと考えています。

私たちから、学生のみなさんへ

「他の人と比べないで、自分のペースで動き、心と身体の健康を大切にして就職活動をしてほしいです。私もまだ、人と比べるところがあるのが反省点です(笑)」(S.T.さん)

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • H.K.さんが感じる職場の雰囲気
  • S.H.さんが感じる職場の雰囲気
  • S.T.さんが感じる職場の雰囲気

学生の方へメッセージ

私たちは、鉄骨の施工図を通じて、安全で魅力ある建築物として完成するための基盤を支えています。図面一枚一枚の積み重ねが、日本を代表する建築物へとつながっています。

当社の特徴の一つは、人員体制の大きさです。国内には約20名の社員が在籍し、中国の協力会社に約40名、ベトナムの子会社に約20名。総勢およそ80名の体制で鉄骨図面の作成に取り組んでいます。国内外の拠点がそれぞれの役割を担い、同じ目標に向かって高い精度で仕事を進めています。この体制があるからこそ、大規模建築物や短納期の案件、技術的に難易度の高い依頼にも対応でき、多くのお客さまから信頼をいただいています。

建築設計の重要な構造部分を担う施工図は、細部まで考え抜くことが求められる仕事です。学び続けながら、自分の考えを深めていく姿勢が欠かせません。
現在、国内スタッフの半数は20代から30代の若手です。当社には、実務の中で学び、経験を積み重ねながら、少しずつ力を伸ばしていける環境があります。設計者として腕を磨き、将来はチーム全体をマネジメントしながら、プロジェクトを進めていく中核を担ってもらいたいと思っています。

当社が求めているのは、建築と向き合い、世の中に必要な建築物を完成させる仕事に取り組みたい方です。そうした方にとって、ここは成長し続けられる環境だと思います。そして何より、建築が好きな方を歓迎しています。

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「自分は何に興味があるか。じっくりと考えて企業を研究し、選んだ道に進んだら、まずは一生懸命、仕事を探究してください。きっと自分の道が見えてきます」(高島専務)

マイナビ編集部から

1999年に同社を立ち上げた高島社長は、もともと鉄骨ファブリケーターと呼ばれる鉄骨製作工場で、施工図の作成を担当していた人物である。その工場の設計部門から独立し、起業に至ったという経緯がある。鉄骨造に欠かせない施工図や原寸図の作成という、一般にはあまり知られていない専門業務を同社が担い、確かな実績を上げている背景には、こうした創業者の経験があるといえる。

そのため、技術力には定評があり、多くの依頼に対応していく必要があったことから、設立当初より海外企業との連携を進め、パートナーとして仕事を分担してきた。近年では、2014年にベトナム、2019年に中国にグループ会社を設立し、日本から業務を管理しつつ協力体制を築いている。また、現地の若手スタッフを日本で研修し、母国で活躍してもらうといった交流も続けてきた。そうした取り組みを経て、約3年前からは日本国内の社員として外国人採用も開始している。

今回話を伺ったタイ出身のスタッフは、国籍に関係なく同じ社員として働けることがうれしいと語っていたが、これも長年の取り組みがつくり上げた環境である。鉄骨図面の作成という仕事の魅力は、インタビューから感じ取ってもらえるはずだが、多様な人々が当たり前に共生する職場であることは、時代性の面からも、異文化交流の面からも、大きな魅力であるといえると取材を通して感じた。

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直属の上司・先輩はもとより、会社全体として若手社員を育てていこうという気風が強く、一人ひとりのスキルや成長スピードに合わせながら、必要なサポートを行っている。

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