最終更新日:2026/1/26

沖電線(株) 【OKIグループ】

業種

  • 非鉄金属
  • 半導体・電子・電気機器
  • 医療用機器・医療関連
  • ソフトウエア

基本情報

本社
群馬県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

電線・ケーブルなどで産業を支える機器を動かしています!

  • 材料・エネルギー系 専攻の先輩

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目に見えないところで役立つ、OKI電線の製品を生み出す先輩たち

電話線メーカーだったOKI電線は大きな変貌を遂げている。現在は産業用機器の分野に特化した製品で存在感を示す同社。そこではどんな先輩たちが活躍しているのか。部署が異なる3人に話を聞いてみた。

■小泉拓也さん
技術本部 技術部 技術三課
2017年入社 工学部(大学院)卒

■徳田夏貴さん
技術本部 技術部 FPC技術課
2022年入社 理工学部卒

■村野友香さん
人事総務部 群馬総務課
2023年入社 経営学部卒

【小泉さん】モノづくりの最初から最後にまで携われるやりがいがあります

大学では金属材料の研究をしていました。OKI電線を選んだ理由は、電線やケーブルなどの設計・開発から販売まで一貫した事業展開をしていて、会社訪問に参加したときから、入社後の自分の仕事がイメージできたことですね。

現在、私が所属している技術三課は、主に光ケーブルの開発・設計を担当しています。光ケーブルといっても、一般の通信に使われるものではなく、産業用途の機械に使用されるものです。たとえば、FA(Factory Automation)分野のロボットのアームや、その先に搭載するカメラのための通信ケーブルなどです。ほとんどがオーダーメイドなので、お客様から仕様やスケジュール、予算などを伺い、それぞれのニーズに合ったものを設計していきます。ただ、モノづくりにおいては、最初からうまくいくことはほとんどありません。設計したら実際に試作品を作り、その試作品を評価する。通信のためのケーブルですから、通信の特性がどうなのかをお客様に伺ったり、速度を測定をしたりもします。そのため、私自身はパソコンに向かって設計をするときもあれば、工場で試作を行っているときもあります。

OKI電線の場合、私たち技術部門の社員がお客様にヒアリングするので、どんな仕様が必要なのかを直接伺うことができます。そのため、モノづくりの最初から最後まで自分が責任をもって担当できるのは魅力ですね。
オーダーメイドの製品は、お客様が使われる製品の専用品として設計するので、実は複雑で難しいものが多いんです。OKI電線では、他メーカーさんが断られるような難しいご要望にもできるだけ応えられるようにしているので、仕様を見たり、ヒアリングをした段階で、既存の技術で作れるのか、新しい技術が必要になるのかといった点を検討し、大まかなスケジュールや予算も考えます。これらを合わせて、自分の意図した通りに設計したものができあがったときが、やりがいを感じられる瞬間ですね。ただ、オーダーメイドゆえに、お客様が仕様を決めかねていたり、後からいろいろな条件が加わったりすると、当初のスケジュール通りいかないこともあります。

私も中堅といわれるような立場になったので、売上を上げるために、多くのお客様に使ってもらえる新しい汎用品を開発したいですね。それが今後の目標です。

私のオフタイム

意識的にオンとオフを切り換えているという小泉さん。「平日の仕事終わりや休日にテニスや卓球を楽しんでいます。卓球は同僚とともに大会に挑んでいます」

【徳田さん】ケーブルとの差別化でFPCの可能性をもっと拡げたい

OKI電線には電線・ケーブル、FPC(フレキシブル基板)、電極線という3つの事業があり、私は入社以来、FPCに携わっています。FPCはケーブルに比べて薄くて軽く、屈曲させることができるので、ケーブルでは入り込めないようなところに使われたり、スマートフォンやデジカメ、体の中に入れる医療機器などで使用されています。ただ、ケーブルよりも価格が上がるので、使い分けをされることが多いですね。

現在は主に製品開発、材料のテスト、広報活動を担当しています。FPCはすべてオーダーメイドなので、お客様の仕様に合わせて設計を行います。私はどちらかといえば設計の前段階の開発業務のほうが中心なので、普段使っていない新しい材料を見つけたり、新たな性能を付加することを考えています。

学生時代、熱化学を学んでいて、水溶液を混ぜ合わせたときに発生する熱量を測定していました。当時取り組んでいた研究と同じようなプロセスを踏んで、現在も仕事をしているところがあるので、この経験が材料のテスト時などにも生きていると感じます。ケーブルとの差別化を意識し、FPCでないと実現できないような特徴を考えながら業務を進めています。仮説を立てて実験したときに思い通りの結果が出たり、お客様から求められている性能がきちんと出せたときは、とてもやりがいを感じます。

展示会やお客様のところで技術的な説明をするときは、FPCの知識が深くない方々にどうすればうまく伝えることができるか、苦戦しているところもあります。しかし、産業用機械が高速化、軽量化する中で、FPCは将来性のある製品であると考えています。昨年度からは新しい製品の開発がスタートしており、その担当者にもなっているので、じっくり取り組んでいいものを開発したいと考えています。

OKI電線の魅力は、社員のみなさんがやさしいことに尽きると思います。社会人1年目で不安を抱えていましたが、入社してから1~2ヶ月でみなさんと打ち解けることができました。業務でわからないことを聞くと丁寧に教えてもらえましたし、教育体制もきちんと整っていたので、スムーズに仕事に入ることができました。学生時代の自分の研究とは必ずしも一致していたわけではありませんが、研究活動自体が技術職の前段階のいい経験になっています。幅広く技術職を探し、OKI電線に入社してよかったです。

私のオフタイム

「気候がいいときはオートバイでソロツーリングをしています。友人たちとワイワイ言いながらレースゲームを楽しむことも多いです」と話す徳田さん。

【村野さん】社員に困りごとがあれば解決し、働きやすい環境づくりに貢献したい

【村野さん】社員に困りごとがあれば解決し、働きやすい環境づくりに貢献したい
経営学部で簿記を学んでいたため、当初は経理の仕事を考えていたのですが、自己分析を行っている中で「縁の下の力持ちとして、誰かをサポートする仕事のほうが自分には合っている」と考え直し、総務の仕事を探しました。OKI電線に決めたのは、人のあたたかさを感じたことと、一人ひとりが裁量をもって働けるところに魅力を感じたからです。

現在の所属は群馬総務課で、主に群馬工場に勤務する社員の総務を担当しています。具体的には勤怠管理、給与計算、社会保険や福利厚生の手続きなどを行ないます。他にも災害用の備蓄品の管理や支払伝票の処理を行うこともあります。これらの業務は社会人になって初めて知ることがほとんどで、社内規定もしっかり理解していないと難しいこともあり、学びながらの毎日です。給与計算にしても、群馬工場だけで200人以上の社員が在籍しているので想像以上に量が多いですし、細かい作業になります。また、社員のお子さんが小学校に入学されたときの入学祝い金の支払い手続きや、社会保険など、さまざまなケースがあり、一人分もおろそかにできません。
一方で「こんな物品が欲しいのだけれど、どこに頼めばいいのかわからない」といった相談を受けて、購入先を調べたり「もっといい品がありますよ」とご提案したりして、感謝されることもあります。そういうときは総務としてのやりがいを感じますね。

仕事で大事にしていることは社員の方たちが気持ち良く仕事ができるように、困りごとがあれば聞き、それを一緒に解決していくこと。もちろん何でも自分だけで解決できるわけではなく、先輩やまわりの方のサポートありきですが、どんなことでも解決に向けて進む気概やノウハウは必要だと思っています。課内ではコミュニケーションを密に取っていて、お互いの仕事を把握できる環境にあります。担当業務以外でも助け合える雰囲気があるので、先輩方からいろいろなことを学べるのは嬉しいですね。

今後の目標として「安全衛生管理者」の資格を取得したいと考えています。社員の安全や健康を管理する国家資格なのですが、工場内の安全管理や社員の健康管理にもっと積極的に関わって、労働環境の改善に貢献したいです。

私のオフタイム

「インドア派なので家にいて、サブスクで映画などを観ることが多いです。たまに近くのショッピングモールに行って、映画館で観ることも」と話す村野さん。

企業研究のポイント

企業研究とは、ご自身のキャラクターと企業風土や社風とがマッチしているかどうかを確かめるために行います。とりあえず就活を始めたけれど、何から手を付ければ良いかわからないという方はまずは「自己分析」から始めてみてください。これまでの人生を振り返り、どのようなことに心が躍ったのか、どんな時に辛くなったのか、モチベーションをどのように保っていたのか等、考えてみてください。するとご自身の特徴や大切にしている価値観がおのずと見えてくるはずです。そこから興味のあることや好きなことを見つけ出し、関連する企業や業界を探してみてください。初めは視野を広く持っていただいて、だんだんと企業や業界を絞っていくと良いでしょう。
新卒での就職活動は最初で最後です。まだ学生の皆さんは、色々な企業を知るチャンスがたくさんあります。少しでも興味を持ったことや企業があればぜひ、その分野のインターシップや仕事体験に積極的に参加してみてください。
また、冒頭でもお伝えしましたが企業選びのポイントとしてご自身のキャラクターと企業があっているかどうかもミスマッチにならないためにも重要になると思います。皆さんが最初に会うのは人事担当者が多いと思いますが、現場社員とも関わる機会があれば尚良いと考えております。そのようなイベントにも参加したうえで、ご自身にぴったりな会社を探していきましょう!

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磨き続けた技術力とお客様との築き上げた信頼によって長い歴史を刻むことができました。毎年定年まで勤めあげる社員もおり、安定して長く働ける環境だと感じています。

マイナビ編集部から

OKIグループの一員であるOKI電線は、日本最初の通信機器メーカーとして140年以上の歴史をもつ「沖電気工業」から独立しスタートした企業である。電線・ケーブルを中心に開発から設計、製造、販売まで手がけているが、一般的に想像される電信柱を通る電線を作っているわけではない。電話線のメーカーとして始まった同社は、現在は産業用機器に使用される電線・ケーブル、フレキシブル基板、電極線が主力製品だという。長い歴史と信用に裏打ちされた技術力で、電線事業では売上の半数は顧客からのオーダーメイド品が占めておりフレキシブル基盤については100%オーダーメイド品だそうだ。
人事担当者は「時代に合わせて、取り扱い製品を替えてきたのがOKI電線の特徴です」と言う。日進月歩の情報通信の世界で生き残るためには、その柔軟性が重要だったのだろう。伝統やこだわりを大切にしており、同社にはモノづくりのスピリットが受け継がれている。しかし、過去の成功事例に縛られたり、過度なこだわりを持つことなく、時代に合わせ成長し続けている。今回の取材でも古い体質のようなものは全く感じられなかった。ほんとうに強い安定した企業というのは、同社のように時代の変化を受け入れ、体現できる企業なのかもしれない。

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本社の展示スペースにあるOKI電線の製品群。産業用ロボットなどFA分野で使用されることが多く、高い技術力への信用でオーダーメイドの依頼も多い。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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