(株)エビス商会

子どもの頃から機械や機械部品が好きだったこともあり、企業研究をする上で軸となったのは、“モノづくりに貢献できる仕事に就きたい”という想いでした。会社全体の雰囲気の良さと社員の方々の温かな人柄に惹かれ、当社の一員となって、早いもので13年目になります。入社後、まずは物流グループで商品知識やモノの流れについて理解を深め、営業として本格的に独り立ちしたのは入社3年目の頃。着実に力をつけてこられたのは、イチからの成長をあらゆる角度からバックアップしてくれる、当社の手厚い教育体制があったからこそだと、今振り返ってみると改めて実感しています。

営業として、納得のいく数字が残せた時の達成感には非常に大きなものがありますが、それ以上に嬉しいのは、しっかりと役割を果たせた時にお客様から感謝の言葉をいただけること。最近あった具体的なエピソードを一つ挙げると、私の担当しているお客様で、海の近くに工場を持っているお客様がいらっしゃいました。台風や荒天時に工場のシャッターが壊されることがあり、中に置いてある商品が無茶苦茶になってしまうのが悩みだとお聞きし、私が提案したのが、強風からシャッターを守る設備の取り付け。提案が通り、納品して取り付けをさせていただいたのですが、「これを付けてから、シャッターが破損する心配をする必要がなくなったよ！」と満面の笑顔でご報告をいただき、心の中でガッツポーズでしたね！

2020年9月には課長に昇格し、課全体の数字の管理やメンバーの育成も仕事に加わりました。個人個人で成長のスピードは異なりますし、性格やとらえ方も違うので難しい面も多々ありますが、こちらのアドバイスに熱心に耳を傾け、メキメキと力をつけていく姿を見ていると自分のこと以上に嬉しくなります。また、メンバーに教えることで逆にこちらが教えられることや学ぶことも数多くあるんですよね。若手社員の良き模範となれるよう、現状の自分に満足することなく、さらにスキルアップに励みたいと気持ちを引き締めています。
(田渕 祥仁)

生まれ育った和歌山に貢献したいという気持ちが強く、企業研究は和歌山の企業に絞って行いました。地元の企業ばかりを集めた就職情報誌で当社のことを知り、当時の私の知識量では何をやっているのか理解が難しかったので、逆に興味をそそられたんですよね。似た業界にいる父親に聞いてみたところ、いろんな魅力が詰まっている会社であることが分かりました。実際に会社を訪問した際も、社員の皆さんがフレンドリーに接してくださり、居心地の良さを肌で実感。「この会社なら自分らしく伸び伸びと働けるに違いない」と確信し、入社を決めました。

現在は販売課に所属し、主に既存取引先をまわるルート営業に従事しています。販売課には一課・二課合わせて7名がおり、個々のスキルの高さに加えて社員間の横のつながりも非常に強固。お互いに得た情報の共有はもちろん、その時々の状況に応じて柔軟にフォローし合う風土がしっかりと根付いています。やりがいを感じるのは、アプローチをしっかりと成果につなげられた時ですね。先日も、大手メーカー工場に昇降装置のギアモーターの更新を提案し、5台分のギアモーターを当社を通じて購入いただけました。当社の一員となるまでは人付き合いや人と話すことがあまり得意ではなかったのですが、仕事を通じてコミュニケーション能力が飛躍的に向上したのも、成長という意味では非常に大きな点であると実感しています。

2023年1月には主任に昇格し、責任と同時にやりがいも大幅にアップしましたね。「今日は手ぶらで来ました！」「いやいや、手ぶらで来られたら困るなあ！」といった風に、今ではジョークを交えてやり取りができるお客様もたくさんおり、何かあればすぐに声をかけて頼ってくださるお客様も増えました。ですがまだまだ関係性を深められていないお客様も多いので、これからも常に自分のベストを尽くし、関わる全てのお客様から全幅の信頼を置いてもらえる存在になりたいと決意を新たにしています。
(山口 和也)

大学は経済学部で学び、ボランティアサークルの活動にも熱心に取り組んでいました。企業研究では、「和歌山で働きたい」「営業がしたい」「ワークライフバランス」という3つの要素が軸となり、情報サイトを通じて出会ったのが当社でした。会社訪問では、社長や社員の方々の人柄が素晴らしく、「この会社で働きたい」という想いが自分の中で固まっていたので、入社につなげられた時は本当に嬉しかったです。また、フランクな雰囲気をつくってくださったおかげで、適度に緊張をほぐして自分の気持ちや長所をしっかりと伝えることができたんですよね。いろいろあって卒業が遅れてしまったのですが、「少しの遅れなら、頑張ればすぐに取り戻せるから、心配しなくていいよ！」と社長に言葉をかけていただき、良い会社に入ることができたと改めて実感しました。

現在は物流グループに所属し、商品が保管されている倉庫の管理や入出庫業務、お客様への配送業務などを担当しています。私たちがミスをしてしまうと営業担当にも迷惑をかけてしまいますし、もっといえば会社の信頼問題にも関わってきますので、送り先や時間、商品の個数などは何度も入念にチェックし、間違いが起こらないように心がけています。物流グループには現在、6名が所属しており、リーダーを中心とした鉄壁のチームワークが大きな自慢！業務量が多い日など一筋縄ではいかない場面もありますが、皆で力を合わせ、無事にその日の仕事を完遂できた時の達成感には格別なものがありますね！

また、何よりも嬉しいのは、日々の配送業務を通じて、お客様との関係性が深まっているのを実感できていること。営業デビューも近づいてきていますし、これから先、どんな経験が積めるのかと考えるとすごくワクワクします！休みもしっかり取れ、“仕事はメリハリ重視”がモットーで残業も少ないので、公私ともに充実できています。活躍している先輩方を見習い、一日も早く「浦地に任せておけば大丈夫」と言われるような存在になって、会社に恩返しがしたいですね。
(浦地 展平)