最終更新日:2026/3/23

(株)タイヨーラベックス

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • タイヤ・ゴム製品
  • 環境・リサイクル
  • 商社(機械・プラント・環境)
  • その他メーカー
  • 商社(その他製品)

基本情報

本社
愛知県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

大半の社員が知識ゼロからのスタート。社長も文系出身です!

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モノづくりの醍醐味を味わいつつ、“ゴムのプロ”に!

“モノづくりに興味があるけれど、学校で学んでいないし、経験もない”。そんな心配は無用です!タイヨーラベックスには80年近い歴史があり、人を育てるノウハウも豊富。大切なのは旺盛な向上心だけです。

(写真左から)
★尾平哲也さん/取締役 工場長/2002年入社
前職は自動車部品の製造。タイヨーラベックスに入社後は、製造部門ひとすじで活動を続け、2024年に工場長になった。

★尤 勇慶さん/代表取締役社長/1998年入社
中国からの研修生として1年間、タイヨーラベックスで勤務。その後、大学で経済学を学び、再び入社。2019年に社長に就任した。

★白石 忍さん/品質保証部 品質保証課 課長/2009年入社
学生時代の学びは建築学。入社後は、製造部門で1年間学び品質保証課へ。現在は課長をしている。


社員の満足度を高めることも、社長としての大切な務めです/尤社長

ゴムメーカーといってもさまざまで、中には自動車産業など特定の分野専業の会社も少なくありません。一方、工業用ゴムの総合メーカーである私たちの会社では、高速道路の免震ゴム、高層ビル用の制震ダンパーを始め、素材の加工後に出る不要部分(バリ)を取り除いたり、表面を磨くバレル研磨機、ゴムポンプなど、さまざまな用途の製品を手がけています。多品種少量生産を基本に、多様な材質のゴムに対応できる点が強みであり、国内はもちろん、台湾の学校や役所、病院など、海外でも当社の免震ゴムが使われています。

私自身も、当社での大半の期間を製造部門で過ごしてきました。文系出身で入社時には何の知識もなかったため、人一倍努力し働いて参りました。少しずつ仕事が分かるようになり、改善案などがうまくいった時には、やりがいを感じたものです。

こうした諦めない姿勢が評価されたのでしょう。2019年に4代目社長に任命され、今に至っています。社長になった時、目標に掲げたのは、とにかく全員を健康で幸せにすること。そして環境にも配慮した会社にすることです。実際、「健康経営優良法人2025」の認定も受けており、本社工場の屋根にはソーラーパネルも設置。ゴムの製造過程で出るゴミは、建築用のクッション材料として再利用しています。会社の売上に関しても、私が役員になって以降、順調に拡大を続け、中国に協力会社や商社をつくり、ベトナム工場も2026年には稼働予定。さらに本社の隣に第二工場の建設も予定しています。

タイヨーラベックスの会社理念のひとつとして「強い会社を構築する」とあります。強い会社になるには、儲かる会社にすること。それによって社員の収入がアップすることが大事だと私は考えます。社員が豊かな生活を送れる環境づくりに注力しており、毎年の昇給やベースアップはもちろん、インフルエンザの予防接種やがん検診を会社負担で行うなど、心身ともに健やかな社会人生活が送れるように努めています。社員旅行やBBQなど、社員が楽しめる機会も設けており、若い社員が心からの笑顔で楽しげに参加しているのが嬉しい事です。

2026年度にも2名の新卒が入社しますが、とても礼儀正しく、やる気に満ちていて、私を含め、従来の社員たちも刺激を受けることでしょう。決して諦めず、みんなで切磋琢磨し合って成長していく。そんな組織にしていきたいと思っています。

私のポリシー

会社運営をするうえで、見える化・効率化・省人化・利益の最大化の徹底を肝に銘じています。社員たちにも何度も伝え、全員にその意識を植え付けています(尤社長)。

快適かつ生産性の高い工場づくりをめざしています/尾平さん

私は入社後、ゴムの裁断・検量、均一な素材への精錬などを行う「練り工程」からスタートしました。ところが4ヶ月ほどで高速道路向けの大型プレス成形品の仕事が始まり、私もプレス機の担当に。そこで係長となり、2009年には製造部の課長に。その時に鉄道用製品の立ち上げにも携わりました。一見すると順調な経歴のようですが、入社当初は知らないことばかり。製品も数グラムから5トンと幅広く、それぞれ製法も考え方も違うため、ずいぶん苦労したものです。ゴムは小さい製品だからと侮ることはできず、実は重要部品に使われる、高い精度が求められるものというケースも少なくないんですよ。

仕事を覚えるためには失敗を繰り返しつつ、数をこなすしかありません。当時は仕事に没頭し、時間を忘れて仕事に打ち込むほどでした。仕事自体はとても楽しく、ゴムの特性を予測しつつ試行錯誤を繰り返し、それがうまくいった時などは、大きな達成感を味わいました。

また、製造工程がたくさんある点も魅力でした。今は基本的に新卒で入ると、1年をかけて各部署を体験。その中から適性などを考慮のうえで配属となります。そして製造に配属になると、何年もかけてすべての工程ができる多能工をめざしていきます。最終的には自分にマッチした工程を見つけていただいてかまいませんが、それまでの間にいろいろな経験ができる日々は変化に富んでいて、楽しいはずです。もちろん当社の場合は、希望による部署異動も可能です。

私が工場長になったのは2024年10月です。負けず嫌いな性格で、熱意をもって仕事に取り組む姿勢を社長が評価していただいたと思っています。工場長として取り組んでいることは、働く環境面の整備です。全工場への空調設備やLEDの導入のほか、安全面の強化も図ってきました。お客様からも「訪れるたびに工場が進化している」と言われるほどです。機械に関しては多品種少量生産をしている以上、人の力が必要であり、ロボットなどにすべてを任せることはできません。ただ、一部作業を半自動にするなど、作業効率も年々向上していますし、3,200トンの大型プレス機など自慢のマシンも導入しています。今後はさらに効率化を進め、売上アップに貢献するとともに、10年後を見据えた人材育成にも力を注いでいくつもりです。

私のポリシー

人命に関わる製品に使われるケースも少なくありません。だからこそ責任感を持って仕事に臨み、つねに高品質な製品づくりを意識しています(尾平さん)。

会社の信頼を守る、「最後の砦」としての誇りを持っています/白石さん

品質保証と聞くと、原材料の受け入れ検査や製造工程の品質チェック、品質改善策の提案などを思い浮かべる学生の方もいるかもしれません。一方、当社の場合は「安全」「検査工程」「品質」の3つの管理が大きな業務となります。多品種少量生産のため、製品は1個ずつ検品や測定を行い、出荷の準備まで担当します。そのほか、クレーンやリフトを使って大きな製品を運んだり、取引先からの問い合わせなどへの対応をしたりしています。任されることは多いものの、最初は製品の種類から学び、測定の仕方、そして安全管理と順を追って覚えていくので、入社前の予備知識は不要です。外観検査程度なら、1~2ヶ月ほどでできるようになるはずです。

私が新人だった頃に難しいと感じたことは、不具合品の見分け方です。ゴムは黒く傷が見つけにくいうえ、“なぜこれが不具合なの?”と思うケースもしばしばありました。ただ、そのあたりは先輩たちが、製品ごとの見方を指導してくれますし、何より数をこなすことです。そのスキルが身に付けば、一人前です。私自身、品質保証の腕の見せどころは、いかに早く不良の原因を見つけ、その対策や予防につなげるかだと思っています。“今日の数値は何かおかしいぞ”と気づき、現場に行って確認する。そこでトラブルを未然に防いだ時の達成感は格別です。私も当社でこの仕事に就き、5~6年目頃に大きな不良の原因を現場の人たちと一緒に突き止め、最終的に製造のルールを変更した時は成長を実感しましたね。そして7年ほど前に課長になり、より責任感も仕事への意欲も増しました。

ゴムは伸縮性があるため、日によっても、試験の前後によってもサイズが変わってきます。まるで生き物のように扱いが難しい分、より突き詰めたくなる素材です。コツコツと仕事を続けることが好きな人はもちろん、ゴムは簡単に加工できない素材だけに、手先が器用な人にも向いている仕事ではないでしょうか。今後、課としてはペーパーレス化など実現したい目標がたくさんあります。そうした面でのアイデアを出してくれる、若手の登場にも期待しています。そして個人的には、新たな取引先との打ち合わせの場などに参加し、各会社ごとに求められる品質保証のスキルを身に付けていきたいと考えています。

私のポリシー

検査などで必要な、地道な努力を続ける姿勢を心がけてきました。一方、新人への指導面では、失敗を次の糧にする大切さを伝えていくつもりです(白石さん)。

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • 尤 勇慶さんが感じる職場の雰囲気
  • 尾平哲也さんが感じる職場の雰囲気
  • 白石 忍さんが感じる職場の雰囲気

学生の方へメッセージ

新卒のみなさんに期待するのは、まずは素直さ。指示やアドバイスは素直に受け止め、わからないことは正直に聞くようにしましょう。後は協調性、前向きさ、報連相を始めとする社会人としての基本マナー、そして何より会社や仕事に対する関心です。学生時代の学びが仕事に直結することはあまりないため、全員が1からのスタートです。安心して入社してください(尤社長)。

製造で言えば、各工程ごとに生産計画に沿って進めていくなど、私たちの仕事ではチームプレーが欠かせません。そのために「見える化」の面でも、全員の進捗状況がひと目でわかるようにしています。あえて社会に出る前にしておくことがあるとすれば、部活やサークル、ボランティア、アルバイトなどを通じ、協調して物事を進める姿勢を養っておくといいでしょう(尾平さん)。

私は学校を卒業後、10年ほど現場監督をしていました。建物を建てるためには大工さんや設備会社の人など、いろいろな人が関わり完成するのですが、実はあまりモノづくりの実感が得られませんでした。しかし当社では、製品が完成し、出荷までのすべての工程を社内で見ることができますので、その醍醐味を、みなさんにも味わっていただきたいと思います(白石さん)。

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入社後1年間に及ぶ各部署での体験や、配属先でのOJTのほか、定期的に外部講師を招いての勉強会なども実施している。みんなで一緒に成長しようという社風だ。

マイナビ編集部から

今回の取材を通じて感じたのは、タイヨーラベックスの誰もが仕事に誇りを持っていることだ。実際、尤社長からは「橋梁、駐車場や工場のコーナーガード、機械装置用のOリング、車両用のゴム製輪止め、さらにはAIや半導体の分野など、いろいろなところでゴムが使われていて、その可能性は留まるところを知りません。目的に合わせたゴムをつくる技術があれば、いくらでも成長していける業界です。その分、“ここにもうちのゴムが使われている”と目にする機会も増えるでしょうし、社会に貢献しているという自負も持てる仕事です」との言葉をいただいた。まさに、その点こそがゴム製品というモノづくりの醍醐味だなという気がした。

一方で「学生時代の学びは関係ない」という話も、たくさん聞かせていただいた。実際、今回登場された3名を始め、大半の社員が未経験から始めているとのことで、その言葉には真実味がある。育てる体制に自信がある証と言ってもいいだろう。さらに同社の場合は多彩な職種や製造工程があり、仕事をする中で自分の適材適所を見つけることができる環境も魅力的だ。社員数も60名ほどと、全員の顔と名前が一致する規模だけに、早くから任せてもらえる部分も多いはずだ。加えて転勤とも無縁。そうした環境を意気に感じ、腰を据えて長く働きたいという学生の方は、ぜひ同社を一度訪れてみていただきたい。

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社長を始め現場出身の経営陣が多いため、製造や品質管理の気持ちをよく理解してくれる。忘年会、ボウリング大会、BBQなど、社員同士の交流を深める機会も設けられている。

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