最終更新日:2025/6/3

(株)せき

業種

  • 食品

基本情報

本社
茨城県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

農産物の加工業者として安全・安心な食材を提供!品質管理・営業・製造の仕事の魅力!

PHOTO

若手のうちからチャレンジし、成長できる環境へ!

チルド・冷凍の業務用野菜・花きの加工・販売、原料野菜の販売を手掛ける「(株)せき」。品質管理・営業部・製造の現場で活躍中の社員3名に入社理由や仕事内容、やりがい、今後の目標についてお話を伺いました。

【写真左】品質管理 樋口 美希さん(2012年入社)
【写真中央】営業部 斎藤 大明さん(2018年キャリア入社)
【写真右】製造 関 駿吾さん(2024年入社)

【品質管理】現場の仕事を経て品質管理部へ。大切なのはコミュニケーション! (樋口さん)

学生時代は短期大学のキャリア教養学科に所属。企業研究をはじめた当初から、地元・茨城県で働くことを希望していましたが、東日本大震災が発生。これを機に「地元で働きたい」との想いがますます強くなり、ひたちなか市に本社を構える当社への入社を決めました。誰もが活躍できる環境が整っていることや、気さくで話しやすいメンバーが揃っていることも入社の決め手となりました。

2012年に入社後は「本社工場(茨城県ひたちなか市)」で、チルド加工野菜の製造を中心に、資材・備品の発注・在庫管理やラベルの作成、微生物検査など幅広い業務を経験。その後は、業務用冷凍食品を製造する「石岡工場(茨城県かすみがうら市)」の品質管理部の立ち上げに従事。現在は同部署の一員として、微生物検査(製品を培地に添加してシャーレで培養。培養後の菌数を目視でカウントし、基準値以内に収まっているかどうかを確認)や製造工程表や製品規格書の作成、クレームや要求事項への対応、取引先による監査への対応などに携わっています。

日頃から心掛けているのは、さまざまな部署のメンバーと細やかにコミュニケーションを取りながら仕事を進めていくことです。例えば、製品の品質に問題が生じた場合には、製造現場の意見をしっかりと汲み取りながら、一緒になって原因究明や工程改善を進めていきます。当社の製品を使った商品がスーパーの店頭に並んでいるのをみるたびに、大きなやりがいを感じられる仕事です。監査にいらっしゃったお客様から「安心して任せられます」といったお言葉を掛けていただけたときも達成感を得られますね。

働きやすい環境が整っている点も当社の魅力。基本的にはシフト制ですが、自分の予定に合わせて希望休を申請できますし、残業時間もしっかり管理されているので安心です。仕事と子育てを両立しながら、キャリアアップを実現している社員がたくさんいる点も心強いですね。今後の目標は、業務のマニュアル化・標準化を進めることで、後輩社員が品質管理の仕事を効率的かつ体系的に学べる仕組みをつくることです。私自身も知識とスキルをさらに磨き、会社のさらなる発展に貢献していきたいと思います。

社員は語る!

「若手のうちから多彩な業務に挑戦できる会社です。品質管理部は比較的新しい部署ということもあり、仕事に対して主体的に向き合うことができています」(樋口さん)

【営業】仕入れと営業の“二足のわらじ”を履きこなす。大切なのは「人と人とのつながり」! (斎藤さん)

小学校から大学まで、ピッチャーとして野球漬けの日々を送ってきました。群馬県内の大学に進学し、卒業後はそのまま県内の住宅サッシメーカーに入社。約5年間、現場での組み立て・取り付け業務に携わっていましたが、実家に戻ることを機に、縁あって当社に入社することになりました。

現在は営業部として、野菜の仕入れ・購買業務と、営業・販売業務を兼任しています。仕入れ・購買業務に関しては、朝早くから東京や水戸の卸売市場に出向いて商品の買い付けを行っているほか、北海道~九州まで全国各地の産地を回り、農家の皆様と直接やり取りをすることも。一方、営業・販売業務に関しては、関東・甲信・関西エリアの大手コンビニエンスストアのお弁当・お惣菜を製造するベンダー様、食品メーカー様に対して、お客様のご要望に沿った商品をご提案。カット形状に関するリクエストに対応するなど、一次加工の工場を保有する当社ならではの強みを活かした営業活動を行っています。

このように“二足のわらじ”で幅広い業務に携わっている私ですが、仕事の本質は変わりません。大切なのは「人と人とのつながり」です。例えば、仕入れ・購買に関する商談では、価格や出荷の安定性に着目しながら交渉を進めていきますが、農家の皆様の協力なしに私たちの仕事は成り立ちません。だからこそ、「客として買いにいく」のではなく、「大事に育てた農産物を買わせていただく」という姿勢で商談に臨むようにしています。農産物の需要が逼迫するなかで、「斎藤さんのお願いだから出荷できるように頑張ってみるよ!」といった言葉をいただけたときには“頑張ってきて良かった”と、大きなやりがいを感じましたね。野球部で培った忍耐力、目上の人とのコミュニケーション力も活かすことができています。

仕事はもちろんプライベートも充実しています。私には子どもが二人いるのですが、仕入れ業務の関係で朝が早い分、終業時間も比較的早く、夕方以降は家族との時間をしっかり確保できています。今後は仕入れ・購買、営業・販売それぞれの専門性をさらに高め、管理職へとステップアップしていきたいと考えています。

社員は語る!

「正直な話、もともと野菜はあまり得意ではなかったのですが、農家の皆様の想いや苦労を知るうちに自然と愛着が湧き、今では大好きになりました」(斎藤さん)

【製造】新入社員研修やOJTで着実に成長。弓道で培った力を仕事でも活かしていきたい! (関さん)

学生時代は簿記や情報処理などについて学ぶ傍ら、部活動に注力していました。弓道部の部長を務め、大会に出場するなど数々の実績を残すことができましたが、関東大会の直前に体調を崩した経験から「健康意識の大切さ」を実感。進路選択にあたっては「人々の健康に関わる仕事に携わりたい」と思い、食品業界を志望しました。数ある企業のなかでも当社を選んだ理由としては、職場見学の際に感じた、明るくて和気あいあいとした雰囲気に惹かれたことが大きかったですね。

2024年に入社すると、まずは約一週間の新入社員研修からスタート。社会人としての心構えやビジネスマナー、安全・衛生の基礎知識について学んだうえで、石岡工場に配属となりました。現在は、冷凍食品の製造を担うパートさんの管理や指示出し、作業の確認などに携わっています。配属当初は上司や先輩に同行し、現場での立ち回りやパートさんとのコミュニケーションの取り方を学習。日頃から心掛けているのは、正社員だからといって“上から目線”になることなく、リスペクトの気持ちをもってパートさんに指示を出すことです。そして、「わからないことをそのままにしない」ことです。わからないことや困ったことに直面したら、上司や先輩に必ず質問・相談し、疑問点を解消するように努めています。皆さん丁寧にアドバイスをしてくれるので本当に助かっています。製造量が多い日や、機械にトラブルが発生したときなど苦労も少なくありませんが、頑張って作業を進め、一日の仕事を完了するたびに大きなやりがいを感じられますね。

入社一年目から希望休や有給休暇をしっかりと活用し、仕事とプライベートを両立できるのも大きな魅力です。オフの日には母校で弓道部の練習に参加したり、大会の選考会にも参加したりすることができました。今後の目標は、先輩方と肩を並べられるくらいまで知識やスキルを磨いていきたいと思います。弓道を通じて身に付けた、周囲の状況を把握する力を仕事でも活かしていきたいですね。

社員は語る!

「上司と一緒に仕事をするなかで、機械トラブルに対処するスキルも少しずつ身に付いてきました。目上の人と臆せずに話せるようになったのも成長した部分ですね」(関さん)

企業研究のポイント

【樋口さん】
企業研究に当たっては、最初から一つの業種・業界に絞り込むのではなく、できるだけ幅広い分野に目を向けてみることが大切だと思います。さまざまな会社を見て回ることで、思いがけない業界に興味を持ったり、自分に合った職場や働き方が見えてきたりすることもあります。広い視野をもって、自分に合った会社を見つける努力を重ねていきましょう。

【斎藤さん】
“なんとなく”で会社を選んでしまうのは、非常にもったいないことだと思います。学生のうちから将来を見据えて進路を考えるのは容易ではありませんが、まずは「自分のやりたいこと」を明確にすることが大切です。そして、自分なりの“軸”をいくつか持って企業研究をすすめてもらいたいと思います。ちなみに、当社はどんなことでも本音で語り合えるメンバーが揃っている会社です。とても働きやすいですよ。

【関さん】
仕事を長く続けていくうえで何よりも大切なのは、「楽しい」と思えるかどうかだと考えています。自分が楽しく働ける環境を見つけるためにも、気になる企業の職場の雰囲気や、実際に働いている人たちの人柄を、職場体験や会社見学など自分の目で見られるところに参加してみましょう。

PHOTO
石岡工場(茨城県かすみがうら市)のラウンジにて。風通しが良く、誰とでも気軽にコミュニケーションを取ることができる環境が整っているのも同社の魅力。

マイナビ編集部から

茨城県ひたちなか市に本拠を構え、カット野菜事業や冷凍野菜の加工事業、野菜・生花の卸売事業、花きの製造事業などを幅広く展開する「(株)せき」。同社で活躍中の社員3名にお話を伺って感銘を受けたのは、コミュニケーション力の高さだった。取材中も終始和やかな雰囲気で、一つ一つの質問に対して丁寧かつ的確に応えてくれた。3名の話からは、挑戦しがいのある仕事にひたむきに取り組んでいることからくる充実感、自らの成長を実感する喜び、そして、職場全体の明るく楽しい雰囲気が伝わってきた。

こうした社員の姿勢や社内の雰囲気の根底には、「人を大切にするカルチャー」が根付いているのではないか。そして、このカルチャーを継承し続けていることが、1909年(明治42年)の創業以来、地域とともに100年以上にわたって発展を続ける同社の強さの源泉となっているのではないか。人と関わるのが好きな方、チームの連携を大切にしながら仕事に取り組みたい方に企業研究をお勧めしたい会社である。

PHOTO
本社でのバーベキュー、拠点ごとの新年会・忘年会など、親睦を深めるためのイベントも開催。社員同士の仲の良さも大きな魅力だ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

トップへ

  1. トップ
  2. (株)せきの取材情報