最終更新日:2025/8/12

(株)北海道シミズ

業種

  • イベント・興行
  • サービス(その他)
  • 芸能・映画・音楽
  • 人材派遣・人材紹介
  • 芸術関連

基本情報

本社
北海道

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

北海道から全国規模のイベントに挑戦!業務を通して自身の可能性を広げていく

  • 土木・建築系学部 専攻の先輩

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常に新しい挑戦を求めながら北海道シミズを牽引する先輩社員たち

イベント総合プロダクション事業を展開するシミズオクトグループの一員として、音楽やスポーツを中心にさまざまなイベントを裏側から支えている北海道シミズ。今回は、同社の中核を担う3名の先輩に伺いました。

松本 健太郎さん(写真左)
業務部1課/営業職/2017年新卒入社

鷲野 明さん(写真右)
制作部/現場施工職/2016年中途入社

樺澤 理夏子さん(写真中央)
制作部/デザイン技術職/2019年新卒入社

東京での経験を活かしつつ、社内外すべての方々とのコミュニケーションを大切にしています!【松本さん】

学生時代にサッカーをしていた私は、自分の好きなことを仕事にできれば、ずっと楽しく働き続けられると考え、プロのサッカークラブの試合に携われる当社に入社しました。
入社後は、業務部1課に配属となり、幼い頃からスポーツ観戦などで慣れ親しんだ札幌ドーム(プレミストドーム)の運営全般に携わっています。具体的には、アルバイトスタッフの管理や、来場者の誘導・警備などの業務を担当しています。業務内容は多岐にわたりますが、配属当初からたくさん現場を経験させてもらえたので、先輩やアルバイトの方々の動きを見ながらコミュニケーションの取り方などを学ぶことができました。また、私の場合、入社4年目から東京の親会社に出向して、国立競技場で行われた6万人規模の海外サッカークラブの試合に携わるなど、サッカー担当者としてより大きなイベントを経験しました。東京に在籍している間に、普段とは異なる先輩方に指導していただけたため、北海道に戻ってからは大きな自信となり、以前よりも気持ちにゆとりを持って業務に臨めています。

私が普段の業務で心がけている点は、相手の立場に合わせて話すことです。学生が中心のアルバイトスタッフには親しみやすいように積極的に声を掛け、社外の方々には適度な距離感を保って信頼関係の向上に努めています。
最近は、スポーツ以外のイベント開催も多く、初めて札幌ドームを利用される企業や団体が増えてきました。そのため、こちらから企画を提案するなど、当日の運営以外の業務に携わることもあります。苦労する場面は多いですが、無事にイベントを終えたときは、携わった方々みんなと喜びを分かち合えるので、やりがいも大きいです。

当社は、働きに応じてしっかりと対価が得られ、一人ひとりの努力を正当に評価してもらえるのが特長です。また、入社当初から自分の好きなことに挑戦できているため、高いモチベーションを持って働けています。
今後は、私たちの世代が会社をリードしていけるように、さまざまな知識を身に付けて、自身の引き出しを増やしていきたいです。そして、先輩と後輩をつなぐ立場として存在感を高めつつ、後輩の目標となれるように努力を続けていきます。
(松本さん)

ずばり、北海道シミズで働く魅力とは?

「当社では、スポーツやコンサート、展示会など、さまざまなジャンルのイベントに携わることができます。多くの人々に喜びや感動を提供できるのが魅力です」と松本さん

気持ちを切り替えて次の業務に臨むことで、毎回集中して仕事に取り組めています!【鷲野さん】

私は制作部に所属して、主に音楽ライブイベントの営業と現場管理を行っています。営業といっても、業界的に横のつながりが大きく、直接現場で受注するケースがほとんどです。たとえば、現場で知り合った人と親しくなって別案件の依頼を受けたり、北海道に来るツアーがあった場合に主催者やグループ会社から連絡があったりします。当社からクライアント先に営業活動をする機会が少ない分、私の人脈が鍵となります。
一方、現場管理は、当社が請け負った仕事のトータルプロデューサーとして、関係部署や協力会社と連携しながらイベントの準備をおこなう業務です。具体的には、案件受注後の打ち合わせから図面作成、使用する資材の選定、イベント会場の設営など、イベントが始まるまでの全工程に携わります。業務中は、限られた時間でミスなく進めていかなければなりません。特に使用資材が足りない場合、北海道だと納品するのに時間がかかるため、前もって代替案を用意しておくなど、緊張感を持って臨む必要があります。

この業界は覚えることが多くて最初は大変ですが、経験や実績の積み重ねによって仕事がおもしろくなっていくのが魅力です。10年も経つと、周りからの信頼も厚く、全員の考えの妥協案が見つけやすくなり、現場の中心的な存在として仕事を動かすことができます。また、有名アーティストのツアーを手がける機会が増え、全国各地に出張できるようになるのも良いですね。
準備からイベント開催までの期間が短いため、すぐに仕事の結果が出ますし、ライブ終わりのお客様の嬉しそうな表情が見られるので、大きなやりがいも得られます。
もちろん辛いこともありますが、案件ごとに気持ちの切り替えがしやすいので、また次も頑張ろうと前向きな姿勢で取り組むことができています。

最近は、長年の目標だった関東の案件を受注して、親会社と同等の立場で現場に携わることができました。今後も、北海道に限らずさまざまな案件に挑戦して、ゆくゆくは当社で一つのツアーを手がけたいと思っています。そのためにも、後輩が頼りやすい上司をめざして、自身のスキルを磨きつつ、社員一丸となってより良い現場づくりをしていく所存です。
(鷲野さん)

ずばり、北海道シミズで働く魅力とは?

「当社は主催者から言われただけの仕事をするのではなく、意見や提案ができる立場なので、やりがいがあります。結果、自身のスキルアップにもつながっています」と鷲野さん

一つの業務にとらわれず、やりたいことに挑戦しながら活躍できるフィールドを開拓しています!【樺澤さん】

大学時代に建築について学んでいたものの、もともとフェスが好きだったため、建築業界よりも当社に興味を持ちました。特に、制作部の業務であれば、学んできた知識やスキルが活かせそうだと考え、入社を決意しました。
入社当時は、制作部のデザイン技術の専門職として、コンサートなどのツアーで使用するセットの設計を担当しました。基本的に、他の会場で使用したデザインを北海道の会場に合わせて調整するため、イチから自由につくれるわけではありませんが、短期間で次々とセットを設計していく仕事の進め方が私に合っていて、楽しく業務に取り組めています。

しばらく設計業務だけを担当していましたが、もっと業務の幅を広げたいと思い、当時親会社に依頼していた検証業務に興味を持つようになりました。会社に伝えたところ、すぐに東京での研修の場を設けていただきました。検証業務は、設計したセットが会場の許容重量の範囲内に収まっているかを現場で確認する工程です。入社2年目で初めて検証に携わった案件では、試行錯誤しながら進めた結果、無事コンサートが開催されてとても嬉しかったことを覚えています。
最近は大きなセットが増え、調整が難しくなっているため、自分のなかで優先順位を決めて、なるべく他の部署に負担がかからないプランを考えるようにしています。本当に実現できるのか不安が大きいイベントほど、成功したときの達成感も大きいので、やりがいにもつながっています。

そんな私の現在の働くモチベーションは、後輩の存在です。これまでは私の業務を一緒に担当してもらうことが多かったため、最近は後輩が挑戦したいことをサポートするようにしています。例えば、北海道での単独イベントなど、イチからデザイン・設計をしていく業務に挑戦したいと後輩が話していたので、今は優先してそのような案件を任せています。お互いにやりたい業務に取り組みながら、一緒に働けているのが嬉しいです。
今後は、さらに複雑な構造物の検証にも挑戦し、知識やスキルを磨きたいと考えています。また、建築士の資格を取得したので、コンサートにこだわらず、資格を活かしたイベント業務にも挑戦していくつもりです。
(樺澤さん)

ずばり、北海道シミズで働く魅力とは?

「イベントの裏側が見られる点が魅力です。また、業務で挑戦したいことがあれば、毎回チャンスをいただけます。何事にも積極的に取り組めるのが良いですね」と樺澤さん

企業研究のポイント

普段皆さんが参加しているイベントやコンサートなどは、開催当日はもちろん、開催までの準備に数多くの企業が携わっています。そのため、イベント業界の企業研究を進める際は、どんな仕事をやってみたいのかを深掘りしつつ、どういう働き方をしたいのかを自己分析することをおすすめします。

当社では、コンサートやスポーツ、展示会など、多種多様なジャンルのイベントを手がけており、規模感も道内の小さなイベントから全国規模のイベントまでさまざまです。また、企画からデザイン制作、施工、運営までをトータルサポートできるのが強みであり、働く人にとっても選択肢が多い点が魅力といえるでしょう。一方で、業務によっては覚えないといけないことが多く、繁忙期に入ると不規則な時間帯で働かなければなりません。当社の場合、親会社の社内制度に従って、完全週休二日制でプライベートの時間が確保しやすくなっています。残業代もみなしではなく、働いた分だけしっかりと支払われるので、仕事もプライベートも充実させながらイベント業界で活躍したい人にとって働きやすい環境です。

このように、1社だけでもさまざまな特徴があり、少し深掘りするだけで企業風土が理解できるはずです。1つの企業をより深く知るためにも、オープンカンパニーなどを利用して、ぜひ自分に合った企業を見つけてみてください。
【人事担当一同】

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イベント業界は、多くの人々と関わりながら人脈を広げていくことで業務の幅が広がっていきます。企業研究でも、積極的にいろんな人と話す機会をつくると良いでしょう。

マイナビ編集部から

札幌に本社を構える北海道シミズは、道内を中心にスポーツやコンサート、展示会などのイベント管理業務を展開。規模の大小に関わらず、イベント前の企画からイベント当日の誘導・警備までをワンストップで提供している。また、シミズオクトグループの一員として全国各地にネットワークがあり、北海道から日本全国のイベントやツアーにも携われる点が同社の強みといえる。

そんな同社では、社員一人ひとりの挑戦したいことを実現させるべく、万全のサポート体制を整えている。未経験で入社してきた新入社員に対する研修はもちろん、必要に応じてグループ会社と連携してインターンシップを行うなど、常に自己成長できる場を用意。今回インタビューをした松本さんや樺澤さんも自身のスキルアップのため、東京での経験を積んでいた。また、鷲野さんも全国のツアーに参加して、自身の人脈や知見を広げている。きっと同社だからこそ3名が意欲的に挑戦でき、活躍の幅を広げられているのだろう。

組織の若返りを図っている同社では、世の中の流れに対応した教育プログラムを作成するなど、これからの社員とともに成長できる環境を準備しているという。有名アーティストやプロスポーツチームの仕事に携わりたい人や、北海道から日本全国のイベントを手がけてみたい人にとっては要注目の企業だといえる。

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社員間の関係が良好で、誰にでも相談しやすいのが同社の特長の一つ。全国各地にグループ会社があり、情報共有がしやすく、安定して質の高いサービスが提供できている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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