【人事部 樫村桃子さん】
企業研究をする際は「その会社が何をつくっているのか」「商品が誰に届いているのか」を、できるだけ具体的に知る努力を重ねていただきたいと思っています。とりわけ食品業界の場合、ホームページや資料を読むだけではなく、実際に店舗に足を運んでみるのもおすすめです。普段何気なく購入している商品について、「どんな会社がつくっているのだろう」と意識し、食品表示ラベルに記載された製造者や加工者表示を見る習慣をつけるだけでも、企業との距離はぐっと縮まるはずです。
また、自己分析を通して「自分は何を大切にしたいのか」「絶対に譲れないものは何か」を見極めることも大切。社会人として働くイメージを描くのは容易ではないと思いますが、学生時代の学びや経験を振り返ることで、自分の志向が見えてくることもあるはずです。私自身、学生時代は女子サッカー部に所属していました。練習はきつくて大変でしたが、一人で黙々と取り組むよりも、チームで協力しながら何かを成し遂げる方が自分には向いていると知りました。また、飲食店でのアルバイトでは接客よりも調理の方にやりがいを感じ、ものづくりが好きだということにも気づきました。このように、「なぜそれを楽しいと感じたのか」「なぜ続けられたのか」を振り返ってみることで、自分の強みも少しずつ見えてくるはずです。