最終更新日:2026/1/30

富士レビオ(株)【H.U.グループ】

業種

  • 薬品
  • 医療用機器・医療関連
  • 商社(薬品・化粧品)
  • 商社(精密機器)
  • 化粧品

基本情報

本社
東京都

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

日々進歩する医療技術の最前線で、ヘルスケアの未来を創る――。

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世界中の仲間とともにヘルスケアの未来を築く。

「ヘルスケアにおける新しい価値の創造を通じて、人々の健康と医療の未来に貢献する」というミッションを共有し、それぞれの現場で重要な役割を担う3人の先輩にインタビュー。理想のキャリアを描ける環境がここに。

■大堀 寛稀さん(写真右)
生産本部 相模原工場 製造管理者
2024年入社/薬学部

■平山 裕士さん(写真左)
生産本部 相模原工場
2017年入社/応用生命科学専攻

■田中 裕美子さん(写真中央)
生産本部 宇部工場 バイオ原料製造課
2022年入社/化学生命工学部

薬剤師の資格を活かし、「製造管理者」として知見を広げ、将来は「総括製造販売責任者」へ/大堀

中高生の頃から、漠然と「薬剤師になりたい」と考えていました。当時は、病院や調剤薬局で働く薬剤師をイメージしていましたが、薬学部で法律を学び、医薬品の製造には薬剤師が必要だと知ってからは、「製造管理者」として働きたいと考えるようになりました。医薬品を開発する研究職にも興味はありましたが、薬剤師の資格を最大限に活かせるのは生産の現場だと思い、検査薬業界へ進みました。前職では5年半、検査薬の品質管理を担当し、製造管理者を目指して当社に転職。現場で製造工程を学んだのち、念願の製造管理者になることができました。

相模原工場には私含めて2名の製造管理者が在籍しており、互いに助け合いながら業務を進めています。薬学部で身につけた化学や生物の知識を総合的に活かす場面も多く、薬剤師としてのやりがいを強く感じています。当社の強みは、H.U.グループの中に検査薬を「つくる」会社と「つかう」会社があることです。業界内でも扱う製品数が圧倒的に多く、その分覚えることも多いですが、その過程で自分の知識や経験が広がっていると実感しています。

製造管理者の主な仕事は、日々生産される製品が正しく製造されているかどうか記録を確認し、出荷判定業務を進めることです。また、改善策の検討や社内品質文書の改定を通じて、品質をより良くするための指示を行う役割も担います。例えば液状の検査薬の製造では、何をどれだけ入れたのか、量が正しいかといった製造記録の確認を行います。調製、充填、包装、品質試験まで全工程を理解する必要がある点は難しさでもあり、同時に大きなやりがいでもあります。新製品を初めて出荷するときには、会社のみんなで取り組んできた成果が形になり、社会に届けられることに喜びを感じます。

現在は製造業の「製造管理者」として業務に携わっていますが、将来は薬剤師免許を活かし、「製造販売」に関する仕事にも挑戦してみたいと考えています。お客様からいただく情報を精査したり、他社から導入している商品を管理したりと、さらに広い視野が求められる役割です。製造を深く理解しているからこそできる仕事でもあるため、まずは製造で知見を広げ、将来的には製造販売業務の総括製造販売責任者へとキャリアアップできればと考えています。

先輩からひとこと

「海外に拠点を展開している当社では、仕事で英語を使う場面もあります。検査薬の製造に関しても、世界が標準となり、グローバルな視点が求められる仕事です」

将来性や成長性が高く、伸び盛りのCDMO事業。インドで大きな収益を上げ、横展開していきたい/平山

当社では、当社の検査機器や免疫検査薬を海外市場で販売・拡大するため、医薬品の開発や製造プロセスを受託・支援するCDMO事業に力を注いでいます。私自身は2025年1月から本事業に参加し、免疫測定システムをインドのパートナー企業に供給するプロジェクトを担当しています。生産チームから技術支援や試薬の原料を提供し、現地で試薬を製造してインド国内で販売するための技術的サポートを行うほか、新規試薬開発チームの支援にも取り組んでいます。

日々の業務では、日本語のドキュメントの英訳、操作方法の詳細資料の作成、試薬の原料となる製品の販売・出荷業務、海外グループ会社からの技術文書受入、さらにパートナー企業との折衝やタスク管理など、幅広い業務を担当しています。トラブルが発生した際には、社内の豊富な経験を持つベテラン社員からトラブルシューティングの知見を集め、技術指導を受けることもあります。またインド現地にはスタッフ2名が駐在しており、技術面の指導を行っています。彼らのサポートも我々の業務の一部です。

社内では現在、インドや中国をはじめ、それ以外の国や地域でもCDMO事業の準備が進んでいます。インドには大きな市場規模があり、大規模病院との契約を締結するなど、事業は成長期を迎えています。近年は、米国でいち早くFDA認証を受けたアルツハイマー検査薬を、インドや世界へ展開する準備も進めています。

仕事の面白さは、プロジェクトの進行スピードが速いことです。状況の変化に応じてタスクの優先順位を柔軟に切り替える能力が求められますが、さまざまな関係者と折衝しながら視野を広げ、タスクを前に進めていく点に大きなやりがいを感じています。現在はチーム全体の進捗管理、若手2名の指導を担当しており、具体的な指示を出すことや、どれだけ忙しくても2人が困っているときにすぐ相談してもらえるよう、オープンな環境の維持を心がけています。
今後もインドで大きな収益を上げることがプロジェクトの目標です。周囲と積極的にコミュニケーションを取りながら、わかりやすく目標を設定し、チーム全員が前向きに取り組める環境づくりをしていきたいと考えています。

先輩からひとこと

「7年間製造を経験し、CDMO事業へ。製造に関して深く理解し、英語力も備えているという人は少数派のため、準備をしていることで積極的にチャンスが訪れるはずです」

ライフサイエンス分野の最先端地域で多くの刺激を受け、知見を広げながら成長できる場所/田中

入社1年目から宇部工場に配属され、臨床検査薬の原料製造に携わっています。私の担当する業務は、いわゆる「スケールアップ」と呼ばれる、開発されたプロセスの製造規模を需要に応じて拡大する仕事です。入社当初は与えられた作業をこなすので精一杯でしたが、ゴールに向けてどのように計画し、どの順序で実行していくのかを考えながら複数のタスクを同時進行することで、少しずつ視野を広げることができました。試験製造や検証を重ね、原料の製造規模拡大に携わる中で、全体を見渡す知識が身についたと実感しています。

ターニングポイントは大きく2つあります。1つ目は、入社2年目の夏に新しい機械の導入を任されたことです。機械を導入していた工場を訪れて使用方法を学び、試行錯誤を重ねるなかで新しい使い方を見いだすことができました。当初の計画通りとはいきませんでしたが、確かな成果を得られた経験だったと思います。
ゴールに辿り着くために、他の機械と組み合わせるなど新たな可能性を模索していく過程では、一人では視野が狭くなり、考えが煮詰まる場面もありました。しかし、ベテランの先輩や新しく加わった仲間とチームを組み、プロジェクトメンバー以外の方からもアドバイスをいただくことで、新たな視点を持つことの大切さを学びました。周囲と協力し意見交換を重ねることで、自分の視野を広げることができたと感じています。

2つ目のターニングポイントは、米国の関連会社への長期出張です。自社で使用する機械について深く理解し、日本へ技術を持ち帰ることを目的に、医療・バイオ産業の世界的集積地であるペンシルバニア州に約5週間滞在しました。機器の理解を深めるだけでなく、現地ならではの考え方や最新情報など、多くの刺激を受けました。言語や前提条件の違いなどの壁はありましたが、製造方法や製造効率、工程改善について丁寧に意見交換を重ね、今後につながるリレーションシップを築くこともできたと思います。滞在中は新しい発見と学びの連続で、想像以上にオープンマインドに接していただき、充実したコミュニケーションを取ることができました。
現在は、関連会社で得た成功事例を当社でも再現および適用ができるよう、今後の製造改善につながる内容の検証に取り組んでいます。

先輩からひとこと

「入社から4年、振り返ると凄く刺激的な毎日を過ごしてきたと感じます。知らない世界を見ることができ、自分の視野を広げられる環境がモチベーションにつながっています」

企業研究のポイント

企業研究では、自分のやりたいことができるかどうか、業務内容や実際に働く先輩の声などを見てほしいですね。インターンや企業セミナーに参加することもお勧めします。実際に働く先輩たちの話から、仕事と向き合う姿勢やその内容、専門性を磨ける環境や職場の横のつながりなど、企業風土や職場雰囲気に触れることもできると思いますよ。

生物系の学部で学んだ私の場合、技術系の仕事に就きたい気持ちもあり、専攻していた生物分野での企業に絞り込みました。当社に惹かれたのは、職種ごとに採用しており、“キャリアは自分でつくるもの”という風土が私にマッチしていたから。工場といえば、大規模な量産体制をイメージする人も多いと思いますが、宇部工場はまるで大きな研究室のようなカタチで仕事できます。先入観を持たず、実際の現場がどのような雰囲気であるのか、企業のホームページなどで確認してみるのもお勧めですね。

私が目標にするのは、よりグローバルに活躍できる人材になることです。製造現場への理解を深め、工場の価値を高められるよう視野を広げていきたいです。海外の関連会社と共通の機械を導入していく機会も多いので、国内外の製造部門をつなぐ役割を果たしたいと思います。若手の意見にも耳を傾けてくれる社内では、ディスカッションやブレストも盛ん。新しいチャレンジができる企業風土も自慢です【田中】

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臨床検査薬のリーディングカンパニーとして高価値なテクノロジーやバイオマーカー製品を提供する研究開発型企業の富士レビオ。その最前線では若手社員も多く活躍している。

マイナビ編集部から

1950年創業の富士レビオは、1966年に世界初の梅毒検査製品「梅毒HA抗原(TPHA)」を発売して以降、感染症・腫瘍・生活習慣病など多様な臨床検査薬と機器の提供を通じ、人々の健康を支えてきた。近年は高品質な検査薬の開発・製造力を武器に、世界の企業と連携するCDMO事業を強化。全自動化学発光酵素免疫測定システム「ルミパルス」をはじめ、グローバル展開で高いシェアを誇る。

「グループ内の、試薬を開発する会社や検査を受託する会社などと連携し、膨大なデータを基に試薬開発が行え、その結果まで得られる環境が整っています。こうした、高い社会貢献性を実感できる環境も、富士レビオの魅力です。」と人事の千村さん。今回の取材を通じて伝わってきたのは、自らやりたいと手を挙げた人が“自分らしくキャリアを築くことができる”企業風土があることだろう。グローバル展開を加速する今、語学力を磨いて世界の人々と対話し、ライフサイエンス分野の最新情報に触れながら専門性を高められる絶好のステージがここにある。ニューロロジー領域のリーディングカンパニーとして、アルツハイマー試験開発や製造に注力するとともに、個別化医療をテーマに掲げるなど、時代ニーズをいち早くキャッチし、環境を整えられる総合力を持つのも同社の大きな強みに違いない。

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グループでは日本、スウェーデン、ベルギー、米国に研究開発・製造拠点を置き、高品質な製品の開発や製造に取り組んでいる。グローバル規模でニーズに応えられる会社だ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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