最終更新日:2025/7/17

富士物流(株)【三菱倉庫グループ】

業種

  • 物流・倉庫
  • 陸運(貨物・バス・タクシー)
  • 情報処理
  • 空輸

基本情報

本社
東京都

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

富士物流なら、若手社員のうちから挑戦し、こんなにも成長できる!

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充実の教育・研修制度、福利厚生制度も魅力!

三菱倉庫グループの一員として国内外で3PL事業を展開している富士物流。同社で活躍中の若手・中堅社員に入社理由や仕事内容、やりがい、今後の目標についてなどお話を伺いました。

営業第一部 営業課 S.T.さん(2018年入社/国際地域学部卒)
関西支社 大阪営業所 M.S.さん(2021年入社/国際コミュニケーション学部卒)

半導体工場の現場で実力を磨き、海外研修生としてマレーシアへ!帰国後は営業に挑戦!(S.T.さん)

学生時代は国際地域学部に所属。海外の文化や宗教などについて幅広く学びました。企業研究にあたっては「海外と関わることのできる仕事がしたい」「グローバル化が進む今、国内だけで完結するビジネスでは限界があるのではないか」との考えから、物流業界を志望。数ある企業の中でも当社を選んだ理由は、国際物流部門があり、海外にも支店を構えていること。福利厚生制度や資格取得支援制度の充実ぶりに加えて、語学研修の機会が用意されていることも大きな魅力でした。

研修終了後は、松本支社の業務第二課に配属。約4年間、支社に隣接する顧客の半導体工場で構内物流やフォワーディング業務に携わりました。具体的には、現場でのピッキングや梱包、出荷手配などの作業に加え、海外への輸出に伴う書類の作成やブッキング、通関準備なども担当。資材の調達・搬入から、国内外の納品先に完成品を届けるまでの流れを現場で学べたことは大きな財産になりました。特にやりがいを感じたのは、突発的な依頼への対応です。「どうしてもこの日までに納品してほしい」といった要望に対し、スケジュールを調整。先輩社員と協力し、無事納品を実現できたときの達成感は格別でした。

2022年からは自らの希望で、海外研修生としてマレーシアに駐在。顧客のマレーシア工場で構内物流や輸出業務を担当しました。文化や商習慣、法律が異なる中での業務には難しさもありましたが、現地で仕事をしなければ絶対に得ることができない知見を学べたことは嬉しかったですね。

特に印象に残っているのは、日系企業による新工場の建設プロジェクトに参画したこと。建設資材の輸入・保管から、現場までの輸送を当社が一括で請け負い、私は現地側の担当者としてプロジェクトに関わりました。ローカルの業者との調整は大変でしたが、日本の“当たり前”が通じない中でどのように円滑に進めるかを考える毎日は、非常に刺激的でした。最終的に無事故でプロジェクトを完了できたことは、現地チームとの信頼関係を築けたからこそだと思います。2024年には、国内営業を担当する本社営業第一部へ異動。現在は医療機器メーカーを中心に、全国のお客様への3PL(サードパーティ・ロジスティクス)サービスの提案活動に携わっています。

社員は語る!

「営業で心掛けているのは、国際物流の知識を活かし、将来の海外展開も見据えた提案を行うこと。マレーシアでの実務経験が自分の強みになっています」(S.T.さん)

「学べる環境」に惹かれて富士物流へ!現場も事務も両方こなせるマルチ人材へと成長中!(M.S.さん)

学生時代は国際系の学部で、英語の勉強に力を入れていました。物流業界に興味を持ったのはコロナ禍がきっかけです。「外に出られない」という経験を通じて、生活の根幹を支える物流の重要性、社会的意義の大きさを改めて実感し、この業界を志すことにしました。物流企業の中でも当社を選んだのは、社内研修制度「パックンカレッジ」や通関士講座など、学べる環境が充実していること。海外で働くチャンスがあることも大きかったです。万能物流ロボットをイメージした公式キャラクター「フジパックン」がとても可愛くて、親しみやすさを感じたことも決め手の一つになりました。

2021年に入社後は関西支社の総務課で約1年間、経理事務を担当。現場で使う資材の請求書の処理やウォーターサーバーの費用精算など、社内向けの業務を中心に取り組みました。もともと簿記の知識やスキルはまったくなく、お金の計算もあまり得意ではありませんでした。しかし、実務を通じて少しずつ理解が深まり「このスキルは今後も役立てられそう」と実感する場面が増え、モチベーションが向上。基礎的な会計知識を身に付けるべく、簿記3級を取得しました。

2022年からは大阪営業所で物流業務と請求業務を担当しています。同営業所は様々なメーカーの情報機器や電気設備資材を取り扱っており、1階が倉庫、2階が事務所になっています。最初のうちは事務所で、お客様の荷物の入出庫管理を中心に担当していましたが、次第に倉庫でのピッキング作業や梱包作業、ラベル貼り、配送業者への引き渡しなどにも加わるように。今では1階と2階を行き来しながら仕事をしています。物流が人々の暮らしを支えていることを実感する瞬間も多く、日々やりがいを感じながら仕事に取り組むことができています。

事務所と倉庫の仕事を両方経験したことで、現場や事務、営業など、それぞれの立場の考え方や思いが分かるようになってきました。「現場の意見はもっともだけど、事務方の事情もよく分かる」といった具合に、“間”の立場ならではのジレンマを感じる場面もありますが、“間”をつなぐ存在だからこそできることもあるはずです。今後は事務と現場のどちらにとってもメリットのある提案をカタチにしていきたいと思っています。

社員は語る!

「情報機器や電材には膨大な商品があり、見た目はほとんど同じなのに品番が違うということも日常茶飯事。二重、三重のチェック体制でミスを防いでいます」(M.S.さん)

働きやすい環境、社風も魅力!今後の目標は?(S.T.さん/M.S.さん)

■“研修生”ではなく“駐在員”として、もう一度海外へ!(S.T.さん)
社内の雰囲気を一言でいえば、良い意味でゆるい感じ。堅苦しさを感じたことは一度もなく、のびのび働ける環境です。上司や先輩社員とも気軽にコミュニケーションを取ることができるので、日々の業務もスムーズに進められます。仕事とプライベートをしっかりと両立できるのも当社の大きな魅力。私の場合、残業は月10~15時間程度です。有給休暇も取りやすく、ゴールデンウィークや夏季休暇、年末年始などの長期休暇も満喫できており、福利厚生では、30歳まで利用できる独身寮(借上社宅)制度が気に入っています。

今後の目標は、もう一度海外で仕事をすること。今度は“研修生”ではなく“駐在員”として赴任したいと思っています。マレーシアでやり残したプロジェクトがたくさんありますし、日系企業・ローカル企業との取引拡大、新規開拓に挑戦したいという思いもあります。営業スキルに磨きを掛けて、チャレンジを続けていきたいと思っています。

■若手社員のうちから誰でも活躍できる環境!(M.S.さん)
大阪営業所では私を含め、様々な方が働いています。力仕事が必要なときには周りがサポートしてくれるので、特に不安に感じることはありません。以前は集荷時間が遅く、残業が発生することもありましたが、現場の声を反映し、集荷時刻を前倒しした結果、残業時間を大幅に減らすことができました。若手社員の意見にきちんと耳を傾け、柔軟に対応してくれる風土が根付いているのも、当社の良いところです

今後の目標については、まずは今在籍している大阪営業所で経験を積み、事務と現場の両方でマルチに活躍する力を身に付けることです。将来的には国際物流にも挑戦してみたいと思っています。現在、通関士の資格取得にも挑戦中。大量の教材に圧倒されながらも、モノと情報の流れの興味が深まっています。現場に届くコンテナを見て「どうやって日本に来たんだろう?」と考えるようになったのも、勉強の成果だと思っています。

社員は語る!

タテにもヨコにも風通しの良い社風。若手社員の挑戦に対して協力的なメンバーが揃っており、業務改善に関する意見・アイデアがカタチになることも少なくないという。

企業研究のポイント

企業研究にあたっては、業界研究と自己分析を徹底的に行っていただきたいと思います。一口に「物流業界」といっても、国内物流・国際物流、BtoB・BtoC、フォワーダーやメーカー系物流会社、倉庫会社など、その業態は多種多様です。各業態の特徴や働き方の違いをしっかりと理解するとともに「どのような物流に関わりたいのか」「どのような役割を果たしたいのか」を明確化し、自分の“軸”に合った企業を探してみてください。企業セミナーやインターンシップ、会社見学会などの機会を活用し、志望企業の「安定性」や「成長性」、そして「今後どの分野に力を入れていくのか」といったポイントを、自分の目で確かめることも大切です。

また、企業を選ぶ際には「どのようなスキルを身に付けられるか」「どのような成長環境があるか」という観点も大事にしてください。ちなみに当社では、物流に関する知識“ゼロ”からでも安心して学びを深められる社内大学「パックンカレッジ」のプログラムに、職群別の研修や、FKS(富士物流改善方式)研修など、社員一人ひとりの成長を後押しする仕組みが整っています。専門的な知識・スキルを着実に養っていくことができる会社なので、ぜひ企業研究の参考にしていただけたら嬉しいです。
(人事課 菊池さん)

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「社内大学『パックンカレッジ』は、入社時研修をはじめ、様々なコースを用意。物流に関する専門知識“ゼロ”からプロを目指すことができる環境です」(菊池さん)

マイナビ編集部から

三菱倉庫グループの一員として国内外で3PL事業を展開している富士物流。今回、同社で活躍中の若手・中堅社員に話を伺って感銘を受けたのは、物流に関する知識“ゼロ”で入社しながらも、若手社員のうちから着実に成長し、活躍できる環境が整っていることだった。同社では入社1、2年目の社員にもチャレンジングな業務を積極的に任せ、実践の場を通じて若手社員の成長を促す一方、物流のプロを育てる社内大学「パックンカレッジ」を開校。OJTとOff-JTの両面で社員の成長を後押ししている。

また、働きやすい環境が整っているのも大きな魅力だ。フレックス制度や育児・介護時短勤務制度など、ワークライフバランスの実現を支える制度のほか、新卒社員に対して入社と同時に有給休暇22日分を付与しており(入社2年目以降は4月初日に24日分を付与)生活リズムの変化から新入社員研修中に体調を崩したとしても、欠勤扱いにならずに休むことができる仕組みを構築している。同社の社員が積極果敢にチャレンジを続けられるのも、会社による手厚いサポートのもと、安心して働ける環境が整っているからこそだろう。物流業界に興味関心をお持ちの方の中でも、向上心を持って幅広い分野の知識・スキルを吸収しながら仕事に取り組みたいという方に企業研究をおすすめしたいと感じた。

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誰とでもフランクにコミュニケーションを取ることができる雰囲気。分からないことがあれば気軽に質問・相談できるので、1年目から安心して仕事に取り組むことができる。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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