企業研究において、「自己分析が大切だ」と言われますが、私が重視したのは「他己分析」でした。「自分が思っている自分の姿」とは違うものが見えてくることもあると思うので、ぜひいろいろな人に聞いてみてほしいと思います。あとは人事担当者とよく話すこと。岡本無線電機は会社訪問の時から一人ひとりに声をかけてくれたり、名前も覚えていてくれるなど「人を大切にする会社なんだな」と感じました。(中野さん)
自己分析をすることはもちろん大切ですが、あまり決めつけすぎないほうが良いと思います。私も理系だったので、最初は技術者前提で考えていたのですが、周囲の人から「技術営業という選択肢もあるよ」と言われ、「自分に向いているかも」と、軌道修正をしていきました。先入観や固定概念にとらわれず、企業研究をする中で自分が興味を持ったことや周囲の人の意見も参考にして、柔軟に進路を決めていくと良いと思います。(牧野さん)
私が企業研究のポイントにしていたのは、語学が活かせることと、人間関係が良いことの2つ。やはり人間関係が良くないと、長続きしません。私は社員の方々に「なぜ何十年もこの会社にいようと思ったのですか」と質問し、社風を推し量るようにしていました。どういう業種、職種があるのか、すべてを把握することは難しいと思いますが、できるだけいろいろ見て、自分の興味のあることを見つけてほしいと思います。(上野さん)