最終更新日:2025/6/12

岡本無線電機(株)

業種

  • 商社(電子・電気機器・OA機器)
  • 商社(機械・プラント・環境)
  • 商社(精密機器)
  • 商社(自動車関連・輸送用機器)
  • 半導体・電子・電気機器

基本情報

本社
大阪府

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

多種多様な業界にエレクトロニクス製品を供給、日本のものづくりを支える

  • 電気・電子系 専攻の先輩

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営業・技術社員それぞれの成長ストーリー

昨年から営業の主任を務めながら活躍中の中堅社員、そんな先輩の背中を追いかける入社2年目の若手営業社員、さらに設計・開発を担う技術社員の3名に、それぞれの仕事のやりがい、成長プロセスなどを聞いた。

■中野 雄貴さん(写真左)
大阪営業所 2012年入社/経済学部卒

■牧野 良彦さん(写真右)
ASICデザインセンター 2017年入社/理工学部卒

■上野 七海さん(写真中)
大阪営業所 2022年入社/外国語学部卒

国内外メーカーの幅広い製品の中から、お客様ニーズにぴったりのものを提案

岡本無線電機は、電子部品や半導体などをメインに扱うエレクトロニクス商社です。お客様は家電や車、ロボット、ものづくりに必要不可欠な産業機械メーカーなど、多岐にわたっています。私もこれまでに、大手電機機器メーカーの通信機器部門や、薬を1つずつ包む分包機メーカーなどを担当してきましたが、本当に多種多様な業界に部品を提供していると実感しています。お客様に寄り添って、さまざまな提案をする中で、商品知識だけでなく、お客様の業界や業務に関するものなど、幅広い知識や経験を得られるのも当社営業の面白さだと感じています。

また当社の特長は、国内だけでなく、海外メーカーとも積極的に取引しており、取扱品が群を抜いて多いこと。例えば、国内メーカーにはないものも、海外メーカー品で代替提案できますし、半導体不足が深刻化した時期でも海外の仕入れネットワークを駆使して供給し続け、お客様から感謝されたこともあります。

提案できる幅が広いということは、覚えることも多いということ。特に文系出身の私にとって電子部品はわからないことだらけで、入社当初は苦労もしました。それでも先輩が用語からメーカーごとの特徴まで、的確にわかりやすく教えてくれたおかげで、着実にスキルアップできました。お客様からは「こういうことをするには、どうすればいいんだろう?」のような相談をいただくこともあります。そんな時も、当社には技術部隊が身近にいて、いろいろと教えてもらったり、時には商談に同行してもらったりできるので、とても心強いです。また既製品でないものは自社で開発するということもあり、営業という立場ではありますが、ものづくりの一端を担っているというやりがいも得られます。

現在は、さまざまな営業経験を経て、昨年から主任を務めています。後輩の育成やサポートを今まで以上に意識するようになりましたし、言葉だけではなく、お客様やメーカーさんのところにできるだけ一緒に行き、仕事の仕方を実際に見てもらうようにしています。背中を見せることで皆を引っ張ると同時に、「やりたいこと」に思い切ってチャレンジできるよう、皆の背中を押す存在にもなっていきたいと思っています!
(中野さん)

やりがいや魅力!

取扱品が多いので、お客様ニーズにぴったりのものを提案できること。「困った時には岡本無線電機」とお客様から頼ってもらえた時は、やりがいも大きいです。

さまざまな分野の最新技術に触れ、若手のうちからいろいろなことにチャレンジ

私が所属するASICデザインセンターのミッションは大きく2つあります。1つは基板やソフトウエア、それに付随するケースやアプリケーションなどの設計・開発。もう1つは通信デバイスやCPUボードなどの技術サポートです。私は設計・開発を主に担当しています。お客様は多種多様な業界にわたるため、幅広い分野の開発案件に携われるのが当社の大きな魅力です。当社の場合、「商社の技術部隊」という位置づけのため、日頃からお付き合いのあるお客様が多く、情報も早い段階で得ることができます。要件や仕様がバチっと決まる前の「こういうことができなくて困っている」などの「悩み」や「困りごと」をお聞きし、解決の力になれた時には、大きな充実感があります。特に最近は、そういう相談が増えてきていて、お客様から信頼を得られたと、私自身の成長も実感しています。その中でも先日、「牧野さんにサポートしてもらえたから、開発案件を進めようと思えた」とお客様から言っていただけた時には、本当に嬉しかったですね。

さらに、若手のうちからいろいろな技術に触れられることも当社の魅力の1つです。私が特に印象に残っているのは、初めてIoT(Internet of Things)に携わった時のこと。電子部品とはまた全く違う業界、考え方で、どうすればいいのか一から考え、技術的課題を明らかにし、詳細を詰めていきました。もちろん先輩からアドバイスをもらいながらでしたが、自由に考え、任せてもらえるので、うまくいった時の手応えや達成感は格別です。

また、お客様との距離が近いからこそ、技術の最先端トレンドが入ってきやすいと感じています。お客様と直接打ち合わせをしたり、プレゼンを行ったりする機会も多いので、技術的なスキルだけでなく、コミュニケーションやプレゼンテーションのスキルも磨くことができます。私自身、もともと人見知りだったのですが、最近では人と話すことに抵抗がなくなってきました。仕事を通して、いろいろなことにチャレンジでき、自分の新しい一面を発見できる会社だと感じますね。これからも積極的にいろいろな分野の最新技術を学び、成長し続けていきたいと思います!
(牧野さん)

やりがいや魅力!

やさしい人が多い当社は、成果だけでなく、チャレンジする姿勢や、周囲へのサポートなども含めて評価してくれるので、とても働きやすくのびのび成長できます。

営業内勤を経て外勤へ。文系出身でも着実にステップアップできる環境が魅力

外国語学部だったので、海外メーカーとの取引も多く英語を使う機会があることに加え、雰囲気の良さを魅力に感じ、入社を決めました。エレクトロニクスに関わる知識は全くなく、不安もあったのですが、文系出身者の先輩社員も第一線で活躍していると知り、「私もチャレンジしてみよう」と飛び込む決心をしました。

入社後はまず約1週間の新入社員研修で、社会人としてのビジネスマナーやエレクトロニクスの基礎知識などを学びました。営業部門に配属されてから、最初の1年半は内勤でメールや電話を通してお客様に提案し、受注処理や配送手配などを担当。商品知識や代替品の探し方、さらに効率的な事務処理の仕方についても学び、営業としての基盤をつくることができました。身近にインストラクターがいて、わからないことがあれば何でもすぐに質問できる環境だったのも良かったですね。

昨秋からは外勤として、営業活動を開始。最初に担当したお客様は溶接機器や半導体などの製造装置用電源メーカーで、早速、知識不足を痛感させられました。それでも先輩方が気にして、いろいろと助けの手を差し伸べてくれるので、くじけることなく頑張れています。上司にも意見を言いやすく、仕事が溜まってしまった時には躊躇なく「SOS」を出し、サポートをしてもらっています。先輩や他の営業所の人と食事に行くこともあり、他の営業所の様子を知る良い機会になっています。また、お客様ニーズに最適な提案をするためには、知識だけでなく、関係性づくりが欠かせません。最近では、仕事の話だけでなく、お客様とプライベートの話で盛り上がる場面も増え、関係性づくりも一歩前進と手応えを感じています。

とはいえ、今はまだ目の前の仕事をこなすので精一杯。間違いのないよう慎重に、そしてスピーディーにと心掛けながら、1つひとつの仕事に全力投球で取り組んでいるところです。知識や経験を積み重ね、ゆくゆくは自分のことだけでなく、周囲の状況を把握し、バックアップを必要としている人のサポートに入れるような、視野の広い人になっていきたいですね。また海外メーカーとのやり取りなど、語学を活かした活躍も目指していきたいと思います!
(上野さん)

やりがいや魅力!

今は助けられてばかりですが、経験を積んで、全体の状況を見てサポートできる人になっていくのが目標。誰もが育児休暇を取得しやすく、長く働ける環境です。

企業研究のポイント

企業研究において、「自己分析が大切だ」と言われますが、私が重視したのは「他己分析」でした。「自分が思っている自分の姿」とは違うものが見えてくることもあると思うので、ぜひいろいろな人に聞いてみてほしいと思います。あとは人事担当者とよく話すこと。岡本無線電機は会社訪問の時から一人ひとりに声をかけてくれたり、名前も覚えていてくれるなど「人を大切にする会社なんだな」と感じました。(中野さん)

自己分析をすることはもちろん大切ですが、あまり決めつけすぎないほうが良いと思います。私も理系だったので、最初は技術者前提で考えていたのですが、周囲の人から「技術営業という選択肢もあるよ」と言われ、「自分に向いているかも」と、軌道修正をしていきました。先入観や固定概念にとらわれず、企業研究をする中で自分が興味を持ったことや周囲の人の意見も参考にして、柔軟に進路を決めていくと良いと思います。(牧野さん)

私が企業研究のポイントにしていたのは、語学が活かせることと、人間関係が良いことの2つ。やはり人間関係が良くないと、長続きしません。私は社員の方々に「なぜ何十年もこの会社にいようと思ったのですか」と質問し、社風を推し量るようにしていました。どういう業種、職種があるのか、すべてを把握することは難しいと思いますが、できるだけいろいろ見て、自分の興味のあることを見つけてほしいと思います。(上野さん)

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1週間の新入社員研修に加え、フォローアップ研修も定期的に行われ、同期との絆も深めることができる。商社でありながら、自社に技術開発部門があることも大きな強みだ。

マイナビ編集部から

お客様と国内外のメーカーとをつなぐ架け橋として、「E-JUNCTION」をコンセプトに掲げる岡本無線電機。それを証明するように、今回インタビューした3名の社員から共通して聞かれたのが、同社が取扱うメーカーの“厚み”だ。「国内にないものなら、海外メーカーの製品を探せばいい」「それでもなければ、自社で設計・開発すればいい」。そんな風に二の矢、三の矢を繰り出せることができるのが同社の強みだ。お客様の課題に真剣に向き合い、社内の仲間と意見を交わし、またメーカーをも巻き込んで知恵を絞る。そうして解決できたことの喜びは自信になり、さらなる挑戦、成長へとつながっていく。そんな良い循環を生んでいる様子が、3名の話から見えてきた。

交差点(JUNCTION)における意見交換は活発で、真剣ではあるが、決してぎすぎすしたものではなく、チームとしての信頼があり、サポートもまた“厚み”があると感じた。また同社は、お客様が多種多様な業界にわたっていることも、習得できる知識や経験の幅の広さと、事業の安定性にもつながっている。幅広い知識や経験を養い、お客様への提案を通して、日本のものづくりに貢献したい、そんな思いを持つ人に注目してもらいたい企業だ。

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国内外の多くのメーカー製品を扱う岡本無線電機。「他社でなくても、岡本無線電機ならあるはず」とお客様から頼られ、その期待に応える社員たちの活躍で、業績も好調だ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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