最終更新日:2026/3/1

独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 公益・特殊・独立行政法人
  • 不動産

基本情報

本社
神奈川県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

都市も、住まいも、復興も。三つのフィールドから社会の未来をつくる。

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先輩社員が語る、URの仕事とキャリア

賃貸住宅、都市再生、災害対応という三つの事業で公共性の高いプロジェクトを進めているUR都市機構。3名の職員が語ったのは、それぞれの現場こそ違っても「まちの未来をより良くしたい」という共通の思いでした。

松浦 美紅さん(写真左)
東日本都市再生本部 事業企画部 事業企画第1課 主査
2015年入社

加藤 蓮さん(写真右)
東日本都市再生本部 都心業務部 事業推進第4課
2020年入社

坂本 恵梨奈さん(写真中央)
東日本賃貸住宅本部 住宅経営部 ストック活用・再生室 ストック活用課
2021年入社

10年先、20年先の社会をイメージして、まちの骨格を描いていく

2015年にURに入社してから、ずっと「まちのこれから」を考える仕事に関わってきました。もともと建築系の学部で、民間も含めてさまざまな企業を見ていたのですが、URでは利益の追求だけではなく、公的な視点から時代や社会のニーズに合わせたまちづくりに取り組めることに魅力を感じました。

最初の2年間は中部支社で、名古屋都心部の都市再生に携わりました。その後は東京で賃貸住宅部門へ異動し、団地再生の建て替えに向けた検討業務を担当。そこから地方公共団体への出向などを挟みつつ、現在まで都市再生に関わっています。いくつもの部署をまたぎつつも、一貫してまちづくりの初動を担ってきました。今は、東京郊外や神奈川の複数エリアで、行政と一緒に将来像の計画を作るフェーズに携わっています。まずはエリア全体を俯瞰して大きな方針を描き、その実現に向けて行政・地権者・関係者をつなぎ、事業全体のスキームを組み立てていきます。いわばコーディネーターとして、まちづくりの基礎を整えていく役割です。

この仕事は、完成を見るのが10年、20年先ということも珍しくありません。スケールが大きく、今日の仕事の成果がすぐ見えるわけではない。でも、そのぶん将来のまちに自分の“ピース”が入っていく感覚があります。未来のモビリティのあり方や社会環境の変化を予測しながら、部署内でもブレストを重ねて「まちはどうあるべきだろう」と本質から考え続ける。その思考の積み重ねが、大きなやりがいになっています。

働き方の自由度の高さにも支えられています。私自身、育休を取得しましたし、打ち合わせがなければ家で作業する日もあります。オフィス、外回り、テレワークを組み合わせながら、その都度状況に合わせて働ける環境があります。子どもが発熱した際などには、周りが自然にサポートしてくれることも多く、家庭との仕事の両立がしやすい環境と感じますね。今後は、これまで担当してきた初動期のコーディネートだけでなく、事業推進のステージにも関わってみたいと思っています。ただ、いま取り組んでいる、未来を見据えてまちの骨格を描く仕事はとても好きなので、目の前のプロジェクトにしっかり向き合いながら、経験の幅を広げていければと考えています。
(松浦さん)

先輩社員を紹介!

一歳半の子どもと公園で走り回るのが休日の定番。買い物ついでに遊んだり、たまには有休を使ってサウナへ。一人と家族の時間をうまく楽しんでいます。(松浦さん)

土木の知識を軸に、まちの未来を支える基盤をつくる

大学では土木工学を専攻し、まちづくりを研究していました。最初はディベロッパーや公務員を候補に入れていましたが、企業研究をしていく中で、地元の最寄り駅周辺がURの再開発エリアで、調べるほど大規模な都市再生や公共性の高いプロジェクトを手がける組織だと知り、興味が湧きました。土木の知識を生かせる場所としても、URはぴったりだと考えました。

1~2年目は賃貸部門で、団地の修繕や環境整備を担当しました。舗装の更新、使われていない機械式駐車場の埋め戻しなど、暮らしを支える基盤整備が中心です。最初は覚えることで必死でしたが、先輩にいつでも相談できたこと、さらに技術的にサポートしてくれる外部の専門家が身近にいたことが支えになりました。
3~4年目には福島県浪江町の震災対応に携わりました。かつては20,000人規模の町でしたが、避難指示の解除後に戻ってきたのは約2,000人。空き家も多く、生活の基盤が大きく損なわれていました。私が担当したのは、道路などのインフラを中心とした基盤整備に加えて、将来の商業・交流施設や住宅の配置も見据えたまちの土台の設計です。人が再び集まれる魅力的な環境をどう整えるかを考える工程で、まちづくりを志した原点にも重なる経験でした。

そして5年目からは都市再生部門に異動し、現在は品川駅周辺の土地区画整理事業に携わっています。日本の玄関口ともいわれる品川は、羽田空港からのアクセスも良く、インバウンドの増加もあって人の流れが大きく変化しているエリアです。現在担当しているのは、土地区画整理事業区域内の土地利用の再編や、道路・公園等の公共施設の設計・工事です。関係者も多く、調整の難易度は高いのですが、URは半官半民の立場だからこそ、中立的に意見をくみ取りながら合意形成を進めていく役割が求められ、技術とコミュニケーションの両面が大切になる仕事です。2051年まで続く長期プロジェクトで、私が関わる仕事はその一部にすぎません。それでも、将来の日本の玄関口に、自分の関わった判断が組み込まれていくと思うと、大きなやりがいを感じますね。

これまではまちの基盤整備を中心に経験してきたので、次は建物を含めた再開発にも挑戦したいと考えています。URには学べる資料も人もそろっているので、意欲を持って飛び込んで、自分の専門を広げながらまちの未来に関わり続けていきたいと思っています。
(加藤さん)

先輩社員を紹介!

小学生から大学までサッカー一筋。今も時々フットサルをするほか、週2でランニング。体を動かす時間が、気持ちをリセットしてくれる大事な習慣です。(加藤さん)

地方から全国へ。多くのまちと向き合うほど、自分の視野が広がっていく

地元の福岡で働き、地方都市の課題に向き合う仕事がしたい。そんな思いで説明会に参加する中、URがまちづくりにも深く関わっていることを知り、興味が湧きました。福岡を含む全国で事業を展開し、さまざまなまちや職種を経験できる環境にも惹かれ、入社を決めました。

はじめは、広い世界を見てみたいという思いで首都圏勤務を希望。1~2年目は賃貸住宅部門で、家賃支払いに関する管理業務を担当しました。毎月の引き落としとは異なる個別対応が必要なケースや、管理会社では処理しきれない事案に対し、1年目ながら居住者の方と直接やり取りする場面も多くありました。滞納には事情がある場合もあり、当時はコロナ禍という特殊な背景も重なって、どこまで柔軟に対応するか判断する難しさと向き合う日々でした。社会人として組織の看板を背負う責任感や判断の重さをここで強く学びました。

その後は、団地の建替えに伴う新築住戸の入居者募集を担当しました。新築住戸の募集では、広告代理店とともに特設サイトを立ち上げ、SNSでのPR施策を検討し、契約手続きまで一連の流れを担いました。立地によって応募状況が大きく変わるため、エリアに合わせた打ち出し方を考えることが面白く、住戸が順調に埋まっていくのを見届けたときの達成感は大きなものでした。

現在は、ウェルフェア関連の業務を担当しています。高齢者世帯や子育て世帯向けの住戸供給を首都圏全体でとりまとめ、国の補助制度に基づく家賃減額の運用、エリアごとで団地の将来像を考え取り組みを行っている職員との社内調整などが主な役割です。少子高齢化が進むなかで、URでは利益追求だけではない公共性の高い取り組みも行っています。この点に大きな意義を感じています。

これまでの業務は、居住者対応からPR、契約、制度運用まで幅広く、生活に近いところを支える仕事でした。一方で、地方公共団体や地域の関係者と協議しながらまちのあり方を検討するような経験はまだ十分ではありません。将来的には、地方都市の課題解決や都市再生にも関わりたいですし、URには災害対応や人事・総務など、多様なフィールドがあります。部署異動が多い分、新しい知識を覚えるのは大変ですが、その分だけ自分の引き出しが増えていくのを実感できるのも、この組織の魅力だと思います。
(坂本さん)

先輩社員を紹介!

夏は各地の花火大会へ出かけるのが好きで、最近は海外まで足を運んでいます。冬はスノボに熱中するほか、観劇やドローンショーまで幅広く楽しんでいます。(坂本さん)

学生の方へメッセージ

就職活動では、説明会や面接で出会う「人」の雰囲気を大事にしていました。仕事内容や理念ももちろん重要ですが、最終的に“その会社の人たち”と一緒に働くことになるからです。直感的に合う・合わないがあると思うので、気負わず、たくさんの企業を見てみてください。雰囲気が合わないと感じる会社は、自分にとって最適な場所ではない場合もあります。壁にぶつかっても落ち込まず、自分に合う環境を探してほしいです。
(松浦さん)
新卒で会社を選ぶのは一度きりなので、企業研究は丁寧に取り組むと良いと思います。自分もURについては「調べてみたら地元の駅前に関わっていた」という気づきから興味が深まりました。事業内容はネットで調べられますが、社内の雰囲気はどうしても見えにくい部分です。OB・OG訪問やインターンシップを通じて実際に働く人の声を聞き、情報のアンテナを張って、自分が納得できる選択をしてほしいと思います。
(加藤さん)
就職活動を始めた頃は、働くことの具体的なイメージがほとんどありませんでした。だからこそ、説明会やインターンシップにとにかく足を運び、たくさんの話を聞くことを意識していました。考えているだけでは選択肢は増えません。いろいろな企業に触れることで、「こんな働き方があるんだ」と視野が広がり、自分に合う場所にも出会えるはずです。皆さんも知る努力を惜しまないで頑張ってくださいね。
(坂本さん)

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部署や年次を越えて気軽に相談できる、風通しのよい職場です。新しい挑戦にも背中を押してくれる雰囲気があり、成長しやすいこともURで働く魅力の一つです。

マイナビ編集部から

URは賃貸住宅のイメージが強いかもしれないが、実際にはまちづくり全体に関わる幅広い事業を展開している。現在の事業は大きく3つに分けられる。まず1つ目が都市再生である。URは地方公共団体や企業と協力しながら、まちが抱える課題を解決する取り組みを行っている。都心の再開発だけでなく、地方都市の活性化や防災のための環境づくりなど、まちの未来を形づくる仕事が中心である。

2つ目は賃貸住宅の管理・運営である。URは全国に約70万戸の住宅を保有し、誰もが生き生きと暮らせる「ミクストコミュニティ」を目指している。高齢者や子育て世帯へのサポート、古い団地のリニューアル、地域の拠点づくりなど、住まいを中心に地域を育てる取り組みが特徴である。利益だけを追うのではなく、社会のために必要な事業に力を注げるのもURの特徴である。
そして3つ目は災害対応である。大きな災害が起きたときの住宅支援や基盤整備に携わってきたほか、普段から地方公共団体と連携し、いざというときに迅速に動ける体制づくりにも取り組んでいる。暮らしの安全を支える、社会的に重要度の高い仕事である。

これらに共通するのは、「社会の課題をどう解決するか」を中心に仕事をしている点である。公共性が高く、まちの未来に目を向けながら取り組むプロジェクトが多い。「地域に貢献したい」「長い視点でまちづくりに関わりたい」という人にとっては、挑戦しがいのあるフィールドである。

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URの仕事は、時代の変化を読み取りながら「まちや住まいの未来」をつくること。全国の地域と向き合い、まちの可能性を広げていく現場がここにあります。

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