最終更新日:2026/1/13

日本フルハーフ(株)

業種

  • 輸送用機器(船舶・航空・宇宙関連など)
  • 自動車・自動車部品

基本情報

本社
東京都、神奈川県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

第一線で活躍する入社2年目・5年目の先輩が語る、急成長ストーリー

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物流の成り立ちを根底で支える、若手社員たちの証言

物流品質、ドライバーの業務効率を左右する輸送機器。その最適解を追求する社員たちはどんな姿勢で仕事に取り組み、どこにやりがいを感じているのだろうか。先輩2人のリアルな声を通して、その実態に触れてみよう。

K.Jさん
営業統括部
2021年入社/経済学部経済学科卒

S.Jさん
開発・設計統括部
2018年入社/文理学部物理学科卒

【K.Jさん】難題に立ち向かい、一つひとつ課題をクリアしていくところに仕事の真髄がある

現在、私が担当しているのは、自動車ディーラーを対象とした営業です。日々、ディーラーを訪問してユーザー様の求める仕様に合わせた輸送機器についての提案を行っています。また、当社では納品後のアフターフォローにも対応しているため、その際には直接、ユーザー様を訪れることになります。担当先は、誰もが知っている大手トラックメーカー、また、ユーザー様は全国展開する食品製造会社です。食品の輸送にあたっては精密な温度管理が求められるため、適切な冷凍機、断熱材の装着が必要となります。ケーキを運ぶ車を作ることも多く、おいしさをしっかり守る上でも、当社の製品は重要な役割を果たしているわけです。

日本フルハーフの強みは、フルラインナップであらゆるユーザー様のご要望にお応えすることができる点です。それだけに、営業担当者は製品の構造も含め、いろいろなことを知っていなければなりません。覚えることがとても多いため、入社1年目は先輩の営業に同行して、製品に関する知識を蓄えていきました。2年目からは1人で商談を進めるようになったのですが、それでもまだ、わからないことが出てきます。やればやるほど、奥深い世界であることを、改めて実感させられますね。

強く印象に残っているのは、昨年手掛けた「車両総重量3.5トン以下のトラックを作ってほしい」というオーダーに対応した案件です。この車両は狭い路地における宅配業務に使用されるため、大きめの乗用車程度の大きさに仕上げる必要がありました。さらに、通常なら左側につけるスライドドアを右側につけたいというオーダーがあり、当社としても前例のない案件でした。製造にあたっては、まず見積もりを出す前から設計担当者に相談し、そもそもできるのかどうかについての検討から始めました。難しかったのは、お客さまの指定する大きさに合わせていくところです。なおかつ、安全基準を満たしながら車検を通すにはどうすればよいか、設計担当者と何度もやりとりを重ねました。こうして完成した車両を、厚木工場で目のあたりにした時は、まさに「一山越えた」という実感がありましたね。

仕事で大切なのは、難しいことも最初から無理と決めつけないで、チャレンジしてみることだと思います。しっかりコミュニケーションをとりながらオーダーメイドの製品を作り上げていくところにこそ、当社で働く醍醐味があるわけですから。

先輩たちの横顔

休日は神社・お城巡りに出かけることが多いというK.Jさん。これまで40以上もの神社を訪れ、御朱印帳も4冊目に達した。また、テレビでは韓流ドラマがお気に入りとのこと。

【S.Jさん】ドライバー目線で、真に役立つモノを。製品開発を通して、物流の一端を担うやりがい

私の所属する開発グループでは、トラックボディ本体ではなく、そこに取り付けられる「艤装品」と呼ばれるパーツの開発に取り組んでいます。例えば、箱内の温度管理に使用される加温ヒーター、大型トラックの荷台に昇り降りするためのステップなどです。ほかにも、お客さまの要望に応じ、さまざまなモノを作っています。例えば、コンビニ用の冷凍車などは、目にしたことのある学生さんも多いと思います。では、加温することが求められる、おにぎりを運ぶ車両についてはどうでしょうか。ヒーターを使用する場合には車両の電源を使うことになるため、トラックが止まるほどの消費量の高いものは使うことができません。広い箱内を隅々まで温めるには、どうすればよいのか。こうしたことについて考え、設計に落とし込むのが、私たちの仕事なのです。

とはいえ、仕事を始めたばかりの頃は、わからないことばかりでした。まず戸惑ったのは、お客さまのご要望を満たすため、どのような手段を選択すれば良いかというところでした。数ある選択肢の中から、最適なものを採用することができるようになるまでは、先輩の指導のもと、ある程度の経験を積む必要がありました。私の場合は入社して2年が過ぎた頃から、主担当として一つの案件を手掛けられるようになりました。

これまでで最も印象に残っている仕事は、トラックに装備するステップの開発です。この製品は引き出し式になっていて、使用しないときは折り畳んで収納することができるようになっています。開発にあたって留意したのは、何といっても安全性能の確保でした。強度はもちろん、ステップの間隔、角度、足を乗せる踏み面についても細かく検証し、作業者の動きやすさについても留意しました。昨今、物流現場においては高齢ドライバーも増えてきています。踏み外し等の労働災害を防ぐという観点からも、安全性能には特に気を使っているのです。

また、本当に使い勝手の良い製品に仕上げるため、普段からドライバーの作業をつぶさに観察するようにしています。さらに、販売の最前線を担う営業担当者の声も、ユーザー様が何を考えているのかを知る上で、貴重な情報源となりますね。ステップの開発にあたっては、私自身、荷台に昇り降りしてみて使い勝手を確かめました。作業を克明にシミュレーションし、リアリティのあるものづくりが求められる仕事なのです。

先輩たちの横顔

S.Jさんの趣味は写真撮影で、土日は旅行がてら風景を撮りに出かけている。また学生時代、塾講師のアルバイトをしていたことから、説明することが得意だという

入社動機と今後の目標・将来展望について

会社探しにあたっては、特に業界を絞っていたわけではありません。ただ、人と話すことが好きだったので、営業職が向いていると考えていました。多くの企業について研究を進めるなか、興味を持ったのがメーカーの仕事でした。なぜなら、製造から販売まで一貫して手掛けているため、製品に責任を持ち、自信を持っておすすめすることができると考えたからです。日本フルハーフについては、実家が厚木本社工場に近かったことから、子どもの頃から親しみがありました。応対してくれた社員も終始、学生目線でフレンドリーに接してくれましたね。

今はまだ、先輩や上司の力を借りることも多いので、まずは1人で何でもできるようになりたいです。そして、これから入ってくる後輩たちを助けられるような先輩になりたいと思います。当面は目の前の仕事に全力投球するしかありませんが、豊富な経験を積んだ後は特殊車両にも挑戦してみたいです。当社は、お客さまのご要望に合わせて何でも作り出すというスタンス。蓄えた知識・ノウハウを駆使して、難しいオーダーにも応えられるようになっていきたいですね。
(K.Jさん)

大学では教育関係をメインに勉強していたため、物理教師になることも考えていました。しかし、ものづくりにも興味があったので、メーカーを主体とした企業研究に乗り出しました。当社に目を向けたのは、事業用トラックという専門分野に特化した製品に取り組んでいる点でした。この分野で、幅広く事業展開していることを知り、できることがたくさんありそうだと感じたのです。さらに、受注から製造までを一貫して手掛け、自分が設計したモノを間近に見ることができる点も魅力的でした。

まずは、これまで培ってきた経験を生かして、さらに幅広いものづくりに取り組んでいきたいと思います。また、業界のトレンドに合わせて、新しいモノにもチャレンジしていきたいですね。例えばIoTの導入など、倉庫のオペレーションは変わってきています。こうした動きに合わせ、私たちも変わっていかなければならない時期がくるでしょう。物流において、最後の“運ぶ”という重要な部分を担う私たちの仕事。技術の進化に合わせて、さまざまな可能性にチャレンジしていきたいと思っています。
(S.Jさん)

先輩たちの横顔

営業と開発がタッグを組んで、最適な製品をお客さまの元へ。きめ細かいものづくり、コンサルティングに取り組むことができる点もメーカーならではの面白さといえるだろう。

企業研究のポイント

最初はいろいろな業界・職種について、調べ尽くすことをおすすめしたいですね。その中から、興味の持てそうなところを絞り込んでいくのがよいかと思います。私の場合、営業という軸はありましたが、どんな製品を扱っているか、本当に売りたいと思える製品なのか、というところにこだわりました。「ここだけは外せない」というポイントを持っておくことは、とても大切だと思います。また、業界における位置づけにも、目を向けるべきです。当社であれば、荷台の側面が開閉するウィングルーフ車の製造販売を中心に、広く社会に普及している点が魅力的でした。(K.Jさん)

面白そうだと思える企業があれば、より深く調べていくことで、違った側面や企業姿勢のようなものが見えてくると思います。例えば、当社であれば位置情報システムの開発、ばら栽培を通した社会貢献活動などです。また、業界における位置づけも、調べておくべきでしょう。また理系学生については、自分の専門外だからといって、できないと決めつける必要はありません。私も物理を専攻していましたが、素材の強度や材料力学などについては、社内のOJTや外部講習を通してしっかり身に付けることができました。(S.Jさん)

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お客さまとの商談に立つ営業と開発担当者、製造部門がスクラムを組んで業務にあたる同社。息の合った連携をベースに、お客さまの要望に高い次元で応えつづけている。

マイナビ編集部から

輸送用自動車の車体(ボデー・コンテナ)、省力機器の製造・販売に取り組む日本フルハーフ。2人の話から強く伝わってきたのは、そのオープンな社風である。営業、開発などセクション間の垣根を越えた交流も活発に行われているとのことで、コロナ渦以前はイベントを通して親睦を深める機会も多くあったという。また、同社では社会貢献活動の一環として毎年5月、本社厚木工場を開放してばら観賞会を実施しているが、こうした活動も部門間の交流を深める良い機会となっているようだ。

また、同社の事業内容は車体、省力機器の枠だけにとどまらない。例えば、昨年発売されたFRUEHAUF CONNECT(フルハーフコネクト)という製品も、その一例だ。この装置を使えば、スマホを使ってトレーラーの位置情報をリアルタイムで把握することができる。その利便性から、多くのトレーラーを所有する物流企業で導入が進んでいるということだった。一方、近年は海外ビジネスにも力を注いでおり、中国、タイ、フィリピンに拠点を展開している。今後、アジア系においてコールドチェーンの構築が急ピッチで進むことが予想されるなか、いち早く布石を打っているという。これから入社する社員は、海外を相手にしたビジネスに取り組むチャンスも広がっていくだろう。

物流システムのIoT化、ネット通販の活用領域がますます拡大するなか、同社の果たす社会的役割は、ますます大きなものとなっていくに違いない。

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厚木市にある本社厚木工場では、活発に声をかけ合う社員の姿が見られた。デスクは社員間の連携が取りやすいよう、メンバー全員の動きが見渡せるレイアウトとなっている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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