最終更新日:2026/2/4

NOK(株)

  • 上場企業

業種

  • 自動車・自動車部品
  • 半導体・電子・電気機器
  • 金属製品
  • タイヤ・ゴム製品

基本情報

本社
東京都

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

オイルシール、FPCだけじゃない。NOKの開発力と、それを支える人の魅力!

  • 機械系 専攻の先輩

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工程開発、新商品開発で活躍中の社員2名のチャレンジ精神

「Essential Core Manufacturing―社会に不可欠な中心領域を担うモノづくり」を掲げ、多彩な産業分野に技術・製品を提供する同社。先輩社員2名に入社理由や仕事内容、やりがい、今後の目標などについて伺った。

■NOKグループR&D 製品開発部 開発一課
安藤弘晃さん(2018年入社/総合機械工学専攻卒/写真右)

■NOKグループR&D R&D試作部 工程開発課
千原悠雅さん(2020年入社/情報電気工学専攻卒/写真左)

入社1年目から新商品開発にチャレンジ!大切なのは「絶対にあきらめない」こと(安藤さん)

学生時代は学部・大学院を通じて機械工学を専攻。研究室では有限要素解析(FEA)というシミュレーション手法を用いて、特にエアバッグの折りたたみ方に関する研究に取り組んでいました。企業研究ではメーカーに絞って、会社選びを展開。OB・OG訪問で出会った先輩社員の話に引き込まれ、NOKに興味を持ちました。特に魅力を感じたのは、「オイルシール」というグローバルでも高いシェア率を誇る製品を持っている点。高度な技術力と実績を持つ会社で、モノづくりに関わっていきたいと思い、入社を決めたんですね。

2018年に入社した後は、新しい市場や用途に向けた製品の開発を担う部署で、多様なテーマに取り組んできました。最初の約4年間は自動車以外の分野。例えば、ウイルス粒子の形状を識別する装置の一部として用いられるゴム製容器の開発に携わりました。この装置は、新型コロナウイルスの検出に使われる可能性があったため、感染拡大とともにニーズが急増。3社合同のプロジェクト体制のもと、私は主にゴム製容器の設計を担当しました。信号の制御装置やアルゴリズム解析を受け持つ他社のメンバーと密に連携しながら、実験・試作・評価を積み重ね、液体中の粒子が電気泳動によって2つの容器間を移動したときの電流の変化から、粒子の形状を識別する仕組みの実現に挑戦しました。極少量の唾液を扱うため設計には細心の注意が求められましたが、最終的には装置の小型化に成功して40%のコスト削減を達成。大きなやりがいを味わうことができました。

近年は電気自動車のバッテリーに用いる延焼防止部品や、太陽光発電パネル向けの防水部品の開発を担当しています。開発に当たって常に心掛けているのは「絶対にあきらめない」ということです。新しい製品をつくるというのは、うまくいかないことばかり。失敗を繰り返し、「もうやり尽くした」と感じるところからが本当の勝負なんですね。論文を読み込んだり、類似事例を調べたりしながら、少しずつアプローチを変えて、前へ前へと粘り強く進んでいく。こうした試行錯誤の末に課題を解決できたときの喜びには、言葉に尽くし難いものがあります。

社員は語る

「入社当初は仕事の進め方を中々つかめず、苦労することもあるかと思いますが、上司や先輩に質問や相談をすれば大丈夫。スムーズに溶け込んでいけるはずです」(安藤さん)

新商品開発の経験を活かして工程開発に挑戦。設計部門と製造現場の"橋渡し役"として活躍中!(千原さん)

学生時代は情報電気工学を専攻し、主に生体電気について研究。卒業研究では、ウェアラブルデバイスを用いて心電図を常時測定し、てんかんなどの予兆を検知する仕組みの研究に取り組みました。企業研究に当たっては、特定の業種・業界に絞ることなく、「モノづくりに関わることのできる仕事」を軸に会社選びを展開。NOKの存在を知ったのは、合同見学会がきっかけです。オイルシールという主力製品を軸にしながら、多彩な分野で事業を広げている点に魅力を感じ、入社を決めました。「この会社なら安心して、さまざまなことにチャレンジできる」と思ったんです。

入社後は新入社員研修を経験し、研修後から「新商品開発部」に所属。当時はコロナ禍の真っ只中で、PCR検査関連の需要が急増していたタイミングだったこともあり、マイクロ流路型のPCR装置などバイオ系の新商品の開発に携わりました。大学で学んだ電気関連の知識を直接活かせたわけではありませんが、ちょっとしたデバイスの組み立てなどを行う場面では、学生時代に培った知識やスキルがベースとして役に立ったという実感がありますね。

入社3年目の2022年には「工程開発部(現・R&D試作部工程開発課)」に異動。工程開発のミッションは、設計部門と製造現場の"橋渡し役"として、双方ときめ細かにコミュニケーションを取り、誰がつくっても安定した品質の製品ができるような"工程"をつくり込んでいくことです。設計者の意図を汲んで、製品機能を実現するための仕組みを現場に落とし込むだけでなく、製造現場の声を汲み取って、設計部門に対してフィードバックを返したり、「つくりやすさ」「コスト」の観点から設計の見直しを提案したりすることもあります。超音波センサやガスケットなど、幅広いジャンルの製品に関わってきましたが、「千原が間に入ってくれたことで、仕事がやりやすくなった!」といった感謝の言葉を掛けてもらうたびに、大きなやりがいを感じられる仕事です。

自ら手を挙げて、通常業務の枠を超えた課題に挑戦できるのも、当社の魅力です。私自身は「生成AI」の社内導入プロジェクトに参画し、有志のメンバーとともに、チャット形式で社内資料の検索などを支援するための仕組みの構築をサポート。当社はやる気次第で活躍のフィールドをどんどん広げられる会社なんです。

社員は語る

「自らの成長を実感するのは、ベテラン社員にも臆することなく意見や説得ができるようになってきたこと。一言でいえばコミュニケーション力ですね」(千原さん)

他部門とのチームワーク、働きやすさ、そして今後の目標は?(安藤さん・千原さん)

■新たな要素技術をカタチにしていきたい!(安藤さん)
新製品の開発に当たっては、営業はもちろん社内の試作部や接着課、材料開発課、さらにはグループ各社と連携し、強力なチームワークを発揮しながらプロジェクトを推進していきます。社内外の関係部署をつなぐ"ハブ"として、それぞれの意見を集約・調整し、プロジェクト全体をスムーズに推進していくのも私たちの重要な役割の1つなのですが、皆さんとても協力的。「これを頼まれる側も大変だろうな」と思うようなことでも、快く引き受けてくれるので本当に助かっています。

福利厚生が充実しているのも当社の魅力。社宅制度や独身寮が完備されており、住宅費の負担がほとんどかからないので、安心して仕事に打ち込めます。私自身の今後の目標は、「より硬いゴム素材」の開発など、新たな要素技術を提案し、技術革新に貢献することです。また、最近は1年目の後輩とチームを組んで業務に取り組んでいます。「個人の成果」にとどまらず、「チームとしての成果」を最大化できるようマネジメントスキルにも磨きを掛けていきたいですね。

■働きやすい環境が整っているのも魅力!(千原さん)
工程開発の仕事では、設計部門ならびに製造現場のメンバーとのきめ細かなコミュニケーションが欠かせません。とりわけ製造部門との打ち合わせでは、現場経験が豊富なベテラン社員とコミュニケーションを取ることも少なくありませんが、年次や経験年数にとらわれることなく、自分の考えをしっかり持って、伝えるべきことはしっかりと伝えるように心掛けています。最初の頃は、ベテランの方と話す際に緊張していたのですが、話してみると優しくて、気さくな方ばかり。モノづくりが大好きなメンバーが揃っているので、高いモチベーションを持って仕事に取り組むことができますね。

働きやすい環境が整っているのも当社の魅力。部署によって違いはありますが、基本的に残業は少なく、有給休暇も取りやすい雰囲気です。年に一度のクリスマスパーティーなど、社内イベントを通して他部署のメンバーと交流できるのも嬉しいポイント。今後は、より幅広いジャンルの製品に関わりながら、より多面的な視点を持った技術者として成長していきたい。これが現時点での私の目標です。

社員は語る

「月に一度くらいのペースで会社の同僚とフットサルを楽しんでいます」(安藤さん)「プライベートでは地域のスポーツチームでバスケやバレーを楽しんでいます」(千原さん)

企業研究のポイント

【人事担当 齋藤莉乃さん(2022年入社)】
まずは自己分析を丁寧に行い、自分自身の「優先順位」を明確にすることが大切ではないでしょうか。企業選びの軸としては「事業内容」「福利厚生の充実度」「成長環境の豊富さ」「ライフスタイルとの相性」など、さまざまな視点がありますが、どれを重視するかは人それぞれ。心から納得できる会社と出会うためにも、自分が本当に大切にしたい価値について掘り下げていただきたいと思います。
また、最終的には"フィーリング"も極めて重要です。企業とのフィーリングを確かめるためにも、実際に足を運べる機会があれば積極的に活用し、できるだけたくさんの先輩社員と直接会って、話をしてみましょう。社風や働き方、人間関係の温度感など、ホームページを読むだけでは見えてこないリアルな部分に触れることで、「この会社ならやっていけそう!」と思えるかどうかの確信が得られると思います。
ちなみに当社は「RESPECT(多様性を認めあう)」「IGNITE(自分事で考える)」「EXPLORE(なぜを繰り返す)」「EXCEED(できないをできるに)」という価値観に共感し、体現している社員をしっかりと評価する仕組みを構築しています。幅広い分野にアンテナを張り巡らし、自分の成長のためにチャレンジを続けられる社員が活躍している会社です。皆さんもいろいろな企業の働く環境に着目してみてください。

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新入社員研修をはじめとする階層別研修に加え、グローバル人材育成のための海外研修・語学講座も充実。意欲次第で学びの機会を広げ、キャリアを切り拓いていける会社だ。

マイナビ編集部から

「オイルシール」や「フレキシブルプリント基板(FPC)」の分野で高い技術力と信頼を誇る「NOK(株)」。2024年4月にはコーポレート・アイデンティティを刷新。「インターナショナルカンパニーからグローバルカンパニーへ」「Essential Core Manufacturing―社会に不可欠な中心領域を担うモノづくり」というコンセプトを掲げ、自動車をはじめとしたモビリティ、PC・スマートフォンに代表される電子機器、OA機器、医療・ヘルスケア機器、産業用ロボット、そして人工衛星など、幅広い産業分野に技術・製品を提供。安全性を向上させた新しいe-Mobility向け製品の開発に力を入れるなど、既存の事業内容にとらわれることなく、新しい分野にチャレンジし続けている会社である。

今回、同社で活躍中の中堅社員2名にお話を伺って印象に深く残ったのは、若手のうちから新商品開発や工程開発の最前線で活躍している様子がうかがえたことだった。こうしたことが可能なのも、若手・ベテランを問わず、社員一人ひとりの意欲やアイデアを尊重し、挑戦を後押しする風土が社内に根付いているからこそ実現できる環境がある。

取材を通して感じたのは、同社が製造業の枠を超え、社会にとって本当に必要とされる価値をつくり出している企業であるということ。そして、モノづくりに興味を持つすべての人に企業研究をお勧めしたい会社である。

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藤沢市辻堂新町にある「湘南R&Dセンター」は、NOKグループの研究開発の中心的存在。戦略立案から研究、製品開発、材料開発、量産化の工程開発まで一貫して手掛ける。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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