(株)東急ストア

私が考える店長の仕事は二つ！「お客様に満足していただくこと」そして「従業員にも満足して働いてもらうこと」。不満や不公平感のある職場では、いいパフォーマンスは生まれないため、三か月に一回は必ず一人ひとりと座って話す時間を作っています。個人目標を一緒に決め、課題や問題があれば一緒に考え解決する。従業員から出たアイデアはできる限り実現させる。小さな達成感の積み重ねが従業員のやりがいとなり、お客様満足へつながると考えております。この循環を絶やさないことが私の仕事です！

「従業員の何気ない一言がきっかけで、多くの人を巻き込み過去最高の売上を達成した」
・初めて店長になり１年が過ぎた頃、ある従業員から、自分たちでチラシを作成して近隣に配りお客様をもっと呼びたいと言われました。当時いた店舗は、お店の規模やコンセプトからチラシを発行しておらず、特に割引セールなども実施しないため、集客に限界を感じていたときでした。これを何とか実現させようと、商品は何をいくらで売るか、チラシの配布エリアはどうするかなどの作戦をみんなで話し合い、本社バイヤーとの原価交渉、チラシの作成と印刷、ポスティング業者の手配などを進め、３週間後に実現しました。結果は当店のその当時の過去最高売上を記録しました。きっかけは従業員の何気ない一言でしたが、お店の従業員が結束し、本社のさまざまな部署の人たちが協力してくれたこと、それに結果が伴ったことで店長として初めて何かをやり遂げたと感じました。

「人々の生活に寄り添うことができる」
・学生時代にコンビニでアルバイトをしており小売業に興味があったことと、身近に東急ストアがあり利用していたというのが元々のきっかけです。説明会などを通じ、東急ストアには「共存共栄」という社是があり、地域のお客様とのつながりを大事にしていることを知り、スーパーマーケットが「食」という重要なライフラインを担っているということを改めて意識し魅力的に感じました。店舗で働いていると、毎日来てくださる常連のお客様、親子連れのお客様や学校帰りの学生など、実にさまざまな方が利用され、少なからず自分たちがこの地域の何万人という人々の暮らしの役に立っているのかなと実感します。お客様に「ありがとう」と言われたり、探されている商品を提供できたときは無条件に嬉しいものです。

就職活動期間は自分自身と本気で向き合うことができるとても大事な時間だと思います。今の世の中はさまざまな情報が溢れており、何が正しいのか、自分が本当に探しているものは何なのかが分からなくなってしまうこともあると思いますが、決して焦らず、最後は必ず自分の意思で決めてください。「正解」かどうかは入ってからの自分次第で決まることが多いです。冷静に、自分を信じて頑張ってください！