最終更新日:2026/5/22

泉工医科工業(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 医療用機器・医療関連
  • 精密機器
  • 商社(精密機器)
  • 機械設計
  • 半導体・電子・電気機器

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

人々の健康を支える医療機器。品質に妥協せず、信頼される製品をチーム一体で担う!

PHOTO

医療とともに、プロフェッショナルとして歩む仕事を紹介

人工心肺装置に代表される医療機器の老舗として知られる同社。「医療に貢献したい」「命を救う手助けがしたい」といった想いを胸に活躍する先輩社員にインタビュー。それぞれの仕事術ややりがいなどを伺った。

■TYさん
第一開発部 開発一課
理工学研究科機能システム専攻修了/2022年入社/写真左
■KTさん
営業部 横浜支店
グローバル・コミュニケーション学群英語特別専修卒/2021年入社
■NSさん
品質保証部 課長代理
開発工学部臨床工学科卒/2005年入社/写真右

自分が救われた医療機器を、今度は人のために。流体力学や研究経験を人工肺などの開発に活かす(TYさん)

大学~大学院では機械工学を専攻し、特に流体力学を専門に深く追究。就職を考えはじめた時に、就職支援室から専門性を医療機器の開発に活かせるのでは?と泉工医科工業を紹介してもらいました。当時はコロナ禍で、重症肺炎症状の治療にてECMO装置が注目を集めた時期。当社の製品ラインナップにECMOがあり、社会貢献性の高い会社である事を感じました。また私自身、大学1年頃に肺に穴が開く自然気胸を患って入院・手術を経験。その時にお世話になったのが、当社の電動式低圧吸引器(メラサキューム)でした。低圧吸引器によって呼吸が楽になり無事回復した経験から縁を感じ、人の命を救う機器開発に携わりたいといった想いで、当社への入社を決めました。

入社して配属された開発一課では、心臓手術時に必要な「人工肺」や呼吸困難な患者様向け「ECMO」の開発に当たっています。心臓手術では血液を体外循環させるために、血液と酸素ガスとのガス交換を代行させて酸素を全身に行き渡らせる「人工肺」が必要になります。私の仕事はCAD設計やシミュレーションを繰り返し、より良い形状と安全に機能させる事が使命です。流路が狭くなり血液が詰まったりしては命に関わるので何度もシミュレーションするのですが、最初は形状の変更、部品の組み立てがうまくいかず、1~2年は試行錯誤の連続でした。大学で培った流体力学や仮説を立て実験・検証するといった研究経験は直接活かせていますし、人体の構造や機能・プラスチック材料に関する知識は自分なりに勉強もしました。入社3年目頃からは血液・ガスの流量をうまく調節出来、耐久性なども良好な試験結果が出始め、試作機段階ながら「これはいける」といった手応えを得られるようになりました。また気軽に相談出来る先輩方、適切に実験の評価を頂ける同僚など周囲のサポートも大きな力になっています。病院研修で実際の手術を見学したり、現場の声を聴いたりする機会にも恵まれ、着実に成長している事を感じる日々です。

医療機器は最終的に臨床試験をクリアして認められるため、開発は長期に及びますが、更に優れた性能の人工肺やECMOが完成する事を目指し仕事に取り組んでいます。開発職として、手術で当社の機器を操作する"臨床工学技士"の方々から高い評価を頂けたら嬉しいですし、更には心臓病や肺炎などの患者様への貢献を実感出来ればなお嬉しく思います。

オフィス自慢の施設設備、働く環境などを紹介

「きめ細かく設計・検討が出来る機器が揃っており、実験用設備も充実。病院実習で実際の手術を見学出来る機会もあり、開発環境は抜群です」(TYさん)

「仕事への自信」を引き出す環境があります(KTさん)

大学では外国語を学び、とにかく英語漬けの生活でした。ボランティア活動や留学を経験する事で、より広い視野に立ち貢献度の高い仕事がしたいと考えるようになりました。また親戚が大病を患った際、医療従事者の方々からの心強い言葉と、懸命な措置、高い医療技術を目の当たりにし、自分も何らかの形で医療に貢献したいと考えるようになり、医療機器業界に興味を持ちました。

現在私は、営業職として神奈川エリアにて主に循環器製品を扱い、病院(10~20施設)およびディーラーを担当しています。顧客である医療従事者の方々にとって、泉工医科工業は循環器製品(人工心肺装置・人工弁・ECMO装置など)の印象が強いメーカーであり、実際に当社の主力となる製品群です。入社後1年間は、製品知識や関連法規・セールススキルなどの研修がありますが、専門的な機器やアイテム数が多いので、今でも製品知識を覚える事には苦労しています。その中でも、心強いのは何でも気軽に相談出来る先輩や上司の存在。困った事があれば、類似案件のエピソードを教えてくれるなど、常にサポートして貰える環境があるので非常に助かっています。周囲のサポートのおかげもあって、専門知識がなかった私でも、今では自信を持って働く事が出来ています。

当社の製品は医療従事者の方々に広く知られており、基本的に継続して取引頂いているお客様を訪問するため、比較的営業がしやすいです。更に専門的な知識を深める事で、お客様への情報提供・特注品や修理受付など、あらゆるニーズに対応出来るようになり、成長が実感出来る点は営業職の魅力だと思います。私が入社した時期はコロナ禍でしたが、ちょうど当社製品であるECMO装置が注目されていたタイミングでもあり、当時の新聞・ニュースなどで当社製品を目にした時、広く社会に貢献出来る仕事に携わっているのだと強く実感出来ました。

当社では、誠実かつ真面目で地道にコツコツ頑張れる方であれば、着実に成長していける環境だと思います。お客様や先輩社員・同僚の声には真摯に耳を傾け、言われた事をキチンとやり遂げる、素直な姿勢で物事を吸収する、学び続ける事が大事です。くわえて当社は業績も安定しているため、長く働ける環境でもあります。ぜひ「何をやりたいか」だけではなく「どんな働き方をしたいか」まで考えて企業を選んで欲しいと思います。

オフィス自慢の施設設備、働く環境などを紹介

「医療機器の営業は“自分を売る”仕事です。何よりも信頼が重視されるため、機器を導入頂けた時は、自分も信頼されている!と嬉しい気持ちになります」(KTさん)

社内外と連携し製品をより良く。品質保証はチームで課題を解決、大きなやりがいを実感します(NSさん)

大学では臨床工学を学んでいたため、医療系に進みたいと思っていたところ、大学の求人で当社を見つけ志望しました。入社後の約15年は営業を経験。循環器系機器やサージカル(手術用製品)、病室で必要となるヘルスケア製品などを、販売代理店経由で病院のドクターや看護師・技師にご提案。幅広い商品知識や病院とのネットワークを培う事が出来ました。

営業時代の知見と経験を活かして、現在は品質保証部で当社製品の「安全性と有効性」を保証する役割を担っています。例えば製品を利用頂いているお客様から、営業社員を経由して頂くご要望に対応するほか、工場や開発部門と一緒に不適合品の動作を含め確認を行います。不備や不具合に再現性があれば、どこに原因があるか解明するために調査に入る事も度々。既存製品の改良・改善につなげていく事を使命とするほか、開発中の設計レビューに参加して製品の評価をする事もあります。

当社製品は人工心肺装置やECMOをはじめ、麻酔器やIABP(心臓補助のためのバルーン型カテーテル)など手術や救急時に使われるため、安全性を確認・改善する事が大切です。装置だけではなく、開発段階や製造工程にて不適切な事は無いか、しっかりチェックしています。営業時代に各部署と連携を取っていた事もあり、社内外とのネットワークや対話力は今に活きています。細かな問題点を見つけて原因を明確化、改良・改善につなげられると、目に見えて良くなるので、やりがいは大きいです。また営業経由で来るお客様からのご依頼・要望を開発にフィードバックする事で“より良い製品作りの起点になれる”役割も実感出来ます。品質保証部は営業や開発など多くの部署と連携しながら製品をより良くしているので、営業時代以上に「部署を超えてチーム一丸となり課題を解決している」手応えも大きいです。

当社は人の命にとって無くてはならない製品を製造しているため、胸を張って仕事が出来ます。充実した福利厚生にて働きやすく、社内外の講習など勉強の機会も豊富。品質保証部には様々な部署を経験したメンバーがいるため学べる事も多く、お客様からの反響に触れる事も出来るので、医療に貢献しているという実感も十分あります。何年経っても、更に成長し続けられる環境です。

オフィス自慢の施設設備、働く環境などを紹介

「品質保証部は営業や開発・工場とも連携を取って問題解決を図る仕事なので、社内一体となる事が大切。自分発信で、やりたい仕事の幅が広がる社風も魅力です」(NSさん)

学生の方へメッセージ

上司や先輩に気軽に相談出来、多様な実験設備もあるので開発環境は抜群。ただし機器は高い機能・性能が常に求められるため、主体的にPDCAを回して結果を出すといった姿勢がとても大切です。手探りで前に進む時もあるので、主体的な姿勢は勿論、粘り強く試行錯誤出来る方が活躍しています。流体力学や材料工学、CADやシミュレーション技術など学生時代の専攻や学びが大いに活きるでしょう。
(TYさん)

医療機器は、いうまでもなく社会や人々の暮らしを支える重要な製品です。たとえ患者様の目に触れる事はなくても、多くの人の暮らしを豊かにしています。そうした分野に貢献出来るといった喜びがある仕事だと思います。ドクターや看護師さんと積極的にコミュニケーションを取りながら、医療従事者の方々と一つの目標に向かっていく”連帯感”もこの仕事の醍醐味だと思います。
(KTさん)

少しでも興味があれば、積極的にやらせて貰える環境があるので、意欲的な方にピッタリ。医療や臨床工学など専門知識があっても、医療技術は日進月歩で進化しているので、入社後に一生懸命学ぶ気持ちが大切です。当社は社内教育・社外講習と学習機会も充実しているので、一から成長出来ます。医療従事者とその先の患者様に貢献出来る意義深い仕事をぜひ感じてください。
(NSさん)

PHOTO
循環器系の医療機器を開拓し続けた同社。コロナ禍で注目されたECMOも心肺補助装置としての長年の実績があり、多くの医療機関で導入されている。

マイナビ編集部から

人工心肺装置など、命を守る・救う事に役立つ医療機器を提供している同社。製品の品質はもちろん、メンテナンスの不備、納期の遅れ、少しのミスが患者様の命に関わる。だからこそ日々の業務には細心の注意を払い、“品質やサービスに決して妥協しない姿勢”と“常に今日より明日という向上心”は取材したどの社員にも共通して感じられた。そんな仕事ぶりが、同社の高い技術力や信頼を支えているのだろう。

また取材を通して感じたのは、理系や医療系の学びはもちろん活かせるが、“医療や患者様の役に立ちたい”といった強い気持ちがあれば、文系など医療専攻ではなくても活躍出来る環境である事。研修やOJTなどの教育体制は万全。人体の基礎から医療機器の原理や機構・使用方法、コミュニケーションスキルも学べるほか、周囲のサポートも手厚く、若手を大きく育てようとする風土が心強い。責任と使命感は必要な職場ながらも、堅苦しい雰囲気はなく、若手の挑戦を歓迎する雰囲気がある。やりたい事に積極的に挑戦出来るので、自ら志願した仕事やプロジェクトを全うし、成長を感じた時の達成感も大きいだろう。実際に未経験からスタートし、活躍している先輩の姿も不安を払拭してくれるに違いない。

PHOTO
部署を超えたコミュニケーションも活発で、何でもフランクに話せる雰囲気がある。医療を支えたい気持ちは社員共通。その先の患者様にも貢献出来るやりがいは大きい。

トップへ

  1. トップ
  2. 泉工医科工業(株)の取材情報