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最終更新日:2026/8/31
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部署名生物化学研究所
仕事内容免疫検査試薬の研究開発
ラテックス凝集免疫比濁法による免疫検査試薬の研究開発を行っています。ラテックス凝集免疫比濁法とは、検体中の抗原と抗体結合ラテックス粒子との免疫反応によりラテックスが凝集し、この凝集により変化する吸光度から抗原の濃度を測定する方法です。現在は、従来品より高性能な試薬の開発に勤しんでいます。研究開発は、試薬開発をするうえで同じ研究部の先輩や上司からの協力はもちろんのこと、必要なユーザーニーズなどの市場の情報を共有するためにマーケティング部門と、研究で開発した試薬を製造移管するために製造部門と多くの人と連携を取り合う部署です。そのため、一つの試薬を開発するまでに多くの人の協力が重要であることを実感できる部署となっております。
大学時代は抗体工学に関する研究をしており、就職してからも自分の知識や経験を活かしつつ、「世界中の人々を笑顔にすること」ができる仕事をしたいと思い、当初は治療薬の研究開発に関われる企業を中心に就職活動を行っていました。しかし、医薬品業界について調べていくうちに、世界中の人々の命を救うために正確かつ迅速に診断することの重要性に気づき、臨床検査薬業界に興味を持ち始めました。栄研化学は、私が担当している免疫検査試薬だけでなく、便潜血試薬、尿検査試薬、遺伝子検査試薬など幅広い分野の製品ラインナップを有しております。また海外展開もしていることから、私の「世界中の人々を笑顔にすること」が実現できる会社と思い栄研化学の入社を決めました。
今後の目標は、スムーズに製造移管できる試薬の開発です。学生研究と違い企業研究の難しい点は、(1) 製造スケールに頑強なこと、(2) 原料Lot差のないことが求められることです。研究スケールで高性能な試薬を開発できても、製造スケールで作製したときや原料Lotの変更によって同等の性能が担保できなくては意味がありません。製造移管する上で最大の障害は、上記の2点だと私は思っています。そのため、試薬開発時は製造での作製を考慮した工程を組むこと、Lot差の少ない原料を選択すること、原料Lot差を受けた場合の吸収方法を常に考えながら行うことが重要と考えています。スムーズな製造移管により、いち早く製品を市場に展開することが可能となり「世界中の人々を笑顔にすること」ができると思っています。【2021年当時投稿】