最終更新日:2026/2/12

工藤建設(株)【東証スタンダード市場上場】

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • 建設
  • 住宅
  • 不動産
  • 住宅(リフォーム)
  • 不動産(管理)

基本情報

本社
神奈川県

取材情報

先輩達の”キャリアアップ”

神奈川を拠点にあらゆる建物の建築を手がけて約60年。高い評価をいただいています!

  • 土木・建築系学部 専攻の先輩

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ベテランと若手社員、それぞれの仕事観

公共工事、民間工事の双方において高い実績を築き、長らく神奈川県の発展に貢献している同社。ここではベテランと若手社員に登場いただき、仕事について話を伺いました。

Y.S さん 現場所長(右)
建設事業部 工事課
1998年入社 工学部(建築)卒

R.T さん
建設事業部 工事課(左)
2023年入社 建築・環境学部卒

お施主様の涙が教えてくれた、世界に一つの建物をつくる感動。現場の最前線で若手を育てる(Y.Sさん)

あるインターナショナルスクールの建設に携わり、いよいよ引き渡しを迎えた日のことは、今でも鮮明に覚えています。建物が完成するまでの軌跡をまとめた映像を上映した際、それをご覧になったお施主様が感極まって号泣されたのです。何度も打ち合わせを重ねる中で、お施主様の建物に懸ける並々ならぬ情熱や、着工に至るまでの苦労を私たちも痛いほど共有していました。あふれ出るその熱い思いに触れ、その場にいた当社社員の目にも涙が浮かび、皆で手を取って喜びを分かち合いました。

さらに嬉しかったのは、この仕事に対して大手CM(コンストラクション・マネジメント)会社の方から「スーパーゼネコンを含めてもトップクラスに入る現場管理力だ」という最大級の評価をいただいたことです。お施主様と共有した感動の涙、そしてプロとしての確かな信頼。その二つを得られたことは、私にとってこの上ない喜びとなりました。

なぜこれほどまでに心が震えたのか。それは、私たちの仕事が大量生産とは異なるからです。全ての建物が世界に一つだけの建物。常にゼロから積み上げなければならない難しさがあるからこそ、それを乗り越えた時の感動もひとしおなのです。

これまでのキャリアを振り返ってみると、自衛隊のプールに始まり、劇団の稽古場、郵便局、小学校・高校の校舎など、本当に多種多様な現場を経験しました。中でも私が現場監督としての自覚を真の意味で持ったのは、入社3~4年目のころ、小規模なマンションで初めて所長を任された時のことです。

それまでは上司の背中を見ていればよかったものが、その現場では「自分が動かなければ、全てが止まる」という現実に直面しました。自分で判断し、行動し続けなければならないプレッシャーは強烈でしたが、苦労が大きかった分だけ、最後に足場が外れ、建物が姿を現した時の高揚感は、何物にも代えがたい経験となりました。

現在の現場では私を含めた3名体制で、2名の若手と共に動いていますが、ここでの私の役割は単なる指揮官ではありません。現場全体を統括しながら、将来を担うプロフェッショナルへと若手を育て上げることも重要な使命です。

信頼でつながる、強いチーム

「当社の規模感は、意見が反映されやすいメリットも。提案がスムーズに通る風通しの良さがあり、自分の声で組織をより良くしていける手応えを感じられます」

「作り手の自己満足ではなく、お客様の想いを形にしたい」。その気持ちが叶うと考え入社(R.T さん)

現在、私は横浜にある賃貸マンションの建設現場で、日々生まれ変わっていく建物の姿を目の当たりにしています。これまで担当した現場では、コンクリートむき出しの骨組みを作る工程が主でしたが、今回は初めて内装工事に関わっています。無機質な空間に下地が組まれ、壁ができ、建物の中身が丁寧に作られていくプロセスは、まさに建物に命が吹き込まれていくようです。「ここにはこの材料を使うのか」、そんな新しい知識を現場で吸収して刺激を受ける毎日が、楽しくて仕方ありません。

私が建設業界に飛び込んだ理由は、「作り手の自己満足ではなく、お客様の想いに寄り添った建物を作りたい」という非常にシンプルなものでした。就活中、大手から地元の企業まで幅広く検討しましたが、当社が掲げる「お客様の感動を創造する」という理念と、「地域に必要とされる企業でありたい」という想いに深く共感したからです。工藤建設なら、お客様の要望以上のものを作り、心から喜んでいただける仕事ができると確信したことが、入社の決め手です。

入社してからこれまで、東京の12階建て賃貸マンション、横浜の4棟構成の大規模分譲マンション、そして現在と3つの現場を経験してきました。一口にマンション建設と言っても、現場ごとに規模も環境もまったく異なり、一つとして同じものはありません。だからこそ、それぞれの場所での新しい発見が私の糧となり、一歩ずつ着実にスキルアップしている実感があります。

現場で知識が増えていくにつれ、過去に見えなかった景色が見えるようになってきました。新人のころは、掃除などの雑務を指示されるたびに「なぜこの作業が必要なのか」と理解が及ばないこともありましたが、知識がついたいまなら、その意図が手に取るように分かります。「あの時の指示は、この工程を円滑に進めるためだったんだ」と、点と点が線でつながる瞬間が訪れるのです。業務の理由が明確になり、全ての仕事に意味があると理解できた時、この仕事はさらに奥深く、面白いものへと変わっていきます。

信頼でつながる、強いチーム

「インターンシップで体感した雰囲気も入社の決め手になりました。社員同士の距離が近く、温かい関係性が見て取れる職場環境もいいなと思ったんです」

地域密着で個の力を高められる会社/資格取得支援で着実に成長。1級建築施工管理技士を目指す

◯Y.S さん
当社は神奈川や東京を中心に仕事をしています。ですので転勤はありません。地元に腰を据えて、じっくりとキャリアを築けます。一方、地域密着で長く続けて信頼を積み上げてきただけに、一つひとつの仕事の質が地域の皆さんからの評価に直結します。だからこそ、常に誠実な仕事を心がけなければなりません。

当社のような地場のゼネコンは、個の力が磨かれる環境があります。所長になれば0から100まで、全てを掌握するので、結果として幅広いスキルを持った技術者になれるのです。例えば私が過去に担当した分譲マンションでは、購入された方による検査評価で日本一のスコアをいただいたこともあります。地場のゼネコンでも十分にスキルを磨きながら、誇りを持った仕事ができます。

今後の私の目標は若手社員の育成です。バトンタッチの準備をしていかないとなと。地域の皆さまの期待にこれからも応え続けていくために、会社も新陳代謝をしていく必要があります。そこはいま一番に考えています。

◯R.T さん
当社には、社員の成長を全力でバックアップする環境があります。例えば、会社が専門の講師を招いて定期的な勉強会を開いてくれます。これは資格取得に向けた貴重な学びの場です。現場の所長も「どんどん行ってこい!」と背中を押してくれるので、気兼ねなく参加しやすいですね。

そのおかげで、入社後、2級建築施工管理技士の資格を取得できました。現在は、さらに上の1級建築施工管理技士を目指して勉強中です。現場で知識を吸収しながら着実に力を蓄えていきたいです。

また、後輩社員の育成にも携わる機会があります。指導で心がけていることは、「こんな教え方なら分かりやすいんじゃないか」と、かつての新人である自分をイメージした指導です。ただ厳しく言うのではなく、なぜそうするのかという裏付けをしっかり説明するようにしています。後輩社員が納得して仕事に取り組むためにも、指導においては伝え方に気を配ることも重要だと考えています。

信頼でつながる、強いチーム

「安心してバトンを渡せる存在へ」。Sさんの期待に応えるように、隣で力強い眼差しを見せるTさん。二人の並ぶ姿からは、深い信頼関係がうかがえる。

企業研究のポイント

ここ数年、会社見学などで学生さんにお会いすると「自分が本当にやりたいことが見つからない」という方が少なくないようです。もしそうなのであれば、少しでも興味を感じた会社のインターンシップなどへ積極的に参加してみて、自分から質問したり、人事の方に話しかけてみることをお勧めしたいと思います。

「若手の先輩から直接、話を聞きたい」「職場の雰囲気を見学したい」など、学生さんからの要望には柔軟に対応してくれる会社が増えています。会社からの説明を聞くだけで満足してしまうのではなく、もう少し積極的に動いてみると、「自分がやりたいこと」を見つけるきっかけになるかもしれません。

また、「やりたい仕事につきたい」「福利厚生が充実した会社で働きたい」「地域に貢献したい」など、自分なりに軸となるもの決めておくと、関心を持った企業の何を知るべきなのかが見えてくると思います。どうぞ悔いのない企業研究を行ってください。
(人事担当 鷲澤さん)

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「施工管理の仕事に隅から隅まで携わる面白さと、尽きない学びを得られるのが当社のスタイル。真面目に、粘り強く、自分らしく成長したい。そんな想いを持って働けます!」

マイナビ編集部から

同社の人材育成において貫かれているのは、「自分で考える力」を育むという真摯な姿勢だ。若手の指導にあたるSさんは、あえてすぐに正解を教えない。「この仕事は主体性が全てです」。そう話す彼の手法は問いかけにある。「これ、どうすればいいと思う?」「この作業の目的は何だろう?」。若手に投げかけヒントを与え、自身で答えにたどり着けるよう導く。もちろん、ただ突き放すわけではない。若手の個性や理解度を見極め、適切なさじ加減で問いかける。自らの頭で考え抜いた経験こそが、確かな成長の糧になると信じているからだ。

また、取材を通して感じたのが、組織としての一体感の強さだ。Tさんは職場の空気を「一つの建物を作るために、みんなが同じゴールを目指している」と表現する。仕事に真剣に向き合う一方で、時には砕けた会話で盛り上がるなど心地よい緩急がある。働きやすさへの配慮も行き届いており、しっかりと休みが取れる体制だ。平日も「やることやってパパッと帰ろう!」という声かけで、所長自らが早帰りを促すのだとか。メリハリを持って働ける環境は、長くプロフェッショナルとして活躍するためにも必要不可欠。2026年には創業60周年を迎える同社。「神奈川に根差して働きながら、多様な建築に携わりたい」。そんな志を持つ方には注目してほしい企業だ。

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工藤建設の成長は地域との深い信頼関係の上にある。地域の発展と共に歩んだ歴史、顧客と真摯に向き合う姿勢こそが、同社の創業から続く揺るぎない土台となっている。

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