私が学生時代、企業研究をしていたときに重視していたことがあります。一つ目は地域に貢献できること。仕事を通して街づくりの一端に関わりたいと思ったからです。二つ目は協力し合える関係性を構築できる風土があること。住宅営業は厳しい仕事なので社員同士の絆やチームワークが不可欠。インターンシップでは良いことも悪いことも共有できる関係性をつくれる社風かどうかを注視していました。先輩社員と話す機会があれば、そのときにどんな言葉をかけられるのか、寄り添って話を聞いてくれるのかを確認してみると良いでしょう。私はこれらを意識したことで、自分に合う会社が見つかりました。
加えて、16年目になった今だからこそお伝えしたいのは、ハウスメーカーを選ぶ際には商品力も重視してほしいということ。家族構成やライフスタイルの多様化に加え、物価が高騰する状況下でも「ここで家を建てたい」と思われる商品力がなければ、会社の存続は難しくなります。仕事内容や一緒に働く人も大切ですが、やはり外せないのは、経営基盤に直結する商品力。当社でいえば国産材100%使用やフルオーダーメイドですが、会社ごとに強みや特色が異なります。自分が納得でき、自信を持ってすすめられる商品かどうかを見極めてほしいと思います。(総務・人事統括部 武子 さゆ里さん)