最終更新日:2025/6/1

旭川トヨタ自動車(株)

業種

  • 商社(自動車関連・輸送用機器)
  • 専門店(自動車販売・自動車関連)

基本情報

本社
北海道

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

トヨタ車の魅力を伝え、旭川から道北・オホーツクに至るエリアのカーライフを支える!

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お客さまとの信頼関係を通して、さまざまなことを学べる環境。

全国のトヨタディーラーのなかでも四国の面積の1.6倍という広域なエリアをカバーする旭川トヨタ自動車(株)。地域のカーライフに貢献しながら、自らも成長を目指す3名の社員に、仕事への思いなどを聞いた。

永山店 営業スタッフ
M.Y.さん/日本航空専門学校 国際航空ビジネス科卒、2021年入社

営業推進部 新車事業グループ
R.I.さん/北海学園大学 経済学部経済学科卒、2022年入社

富良野店 営業スタッフ
M.S.さん/旭川大学 経済学部経営経済学科卒、2023年入社

店舗全体で支え合う環境のなか、お客さまにも見守っていただきながら、成長を実感する日々です!

私は客室乗務員を目指し、航空関連の専門学校に進みましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で航空業界の採用がほとんどないという状況に。そこで、地元の旭川に戻って就職しようと考えました。また、両親に安心してもらえる安定した環境で働きたいと思い、80年近い歴史をもつ当社を志望しました。元々接客をともなう仕事に興味があり、ショールームの受付を希望するなか、営業スタッフとしての勤務を打診されて今に至ります。4年間の勤務を経て経験を積んだ今となっては、営業スタッフでよかったと感じています。

営業スタッフの仕事は、車両を販売することはもとより、販売した車の点検・車検のご案内や、担当するお客さまの困りごとに対応したり、サービス(整備)に繋いだりとカーライフ全般をサポートすることです。ショールームにお越しいただいたお客さまへの営業活動のほか、お客さまからのご紹介で新たな契約に結び付くこともあります。現在は約600件のお客さまを担当し、予定を組んでお話したり、その近くのエリアのお客さまに顔を出すこともあります。週末に緊急のご連絡をいただくこともありますが、的確にお応えすることで信頼関係が深まっていると感じています。

新人だった頃、ご契約をいただいたものの、車に詳しくない私に対して少し不安を抱いているご様子のお客さまがいらっしゃいました。それでも、点検などでお付き合いさせていただき3年ほど経った頃「最初は正直ちょっと心配でしたが、立派な営業さんになったね」と言っていただき、とてもうれしかった覚えがあります。お客さまに見守られ、温かな雰囲気で仕事をしながら成長を支えてもらっていると感じますね。だからこそ、お客さまとの約束は必ず守るということを常に意識しながら日々仕事に取り組んでいます。

社内では同じ営業部門の上司・先輩だけではなく、たとえば車の調子が悪いといったご相談を受けた場合には、サービス(整備)部門の方も親身になって応じてくれるなど、店舗のスタッフ全員が支え合う職場なので働きやすいですね。
そして、やがて後輩ができたら、一人ひとりのペースに合わせた指導に取り組んでみたいと思っています。個人的には、5年後をめどに旭川市内でトップ5の営業スタッフになることが目標です。そのためにも、お客さまとの信頼関係づくりにさらに力を入れていきたいと思っています。
(M.Y.さん)

仕事をするうえで意識していること

「約束は必ず守るのが私のモットー。お客さまからの質問に即答できないこともありますが『○日までに回答します』とお伝えし、その期日は厳守しています」(M.Y.さん)

営業スタッフから、営業スタッフを支える部門へ。社内外でさまざまな人とやりとりできることが楽しい。

営業スタッフとして入社し、約2年間車両の販売とお客さまのフォローを担当した後、人事異動により今年から本部配属となりました。所属は営業推進部で、その名の通り営業活動をサポートすることが主な業務です。たとえばご契約後、対象の車をオーダーすると最短の納期で入庫しますが、お客さまがもっと先の納車を希望されているような場合、入庫時期の調整などを行います。また、イベントの企画・運営も大切な業務の一つ。販売店合同の販促フェアのようなものから、新型のSUVでオフロードの走行体験ができるようなイベントまで、さまざまです。

異動により現場での営業から業務内容は大きく変わりましたが、今の仕事も一つひとつに楽しさを感じています。それまでは、やりとりを行うのはお客さまが中心で、誰かの役に立つというやりがいがありましたが、今やりとりをしているのは、主に社内の営業スタッフです。各店舗に顔を出すことも多いので、社内で知ってもらえるようになり、少し顔が広くなりました。それぞれの方の仕事への向き合い方を感じ取れることにも、おもしろみを感じますね。また、新型車についての質問など、メーカーの担当者と直接やりとりすることがあるなど、社外のいろいろな方と関われることにも、やりがいを感じます。

今の仕事は、部署内で意見を出し合い、イベントでの販促をはじめ営業スタッフが商談にあたって動きやすく、働きやすい環境を整えること。限定販売の予定台数が終了し、新たなオーダーがあっても断らなければならないなど、社内の調整で苦労することもあります。それでも営業スタッフ時代の経験を活かしつつ納得していただき、担当営業スタッフがお客さまへスムーズに回答ができるよう、できる限りのフォローを行っていきます。

現在、営業推進部は8名ほどの人員で、ベテランから若手までが在籍しています。いつもオープンで笑顔が絶えません。それぞれ自分の業務に集中しながら、合間には雑談も交えつつ仕事をしており雰囲気の良い職場です。入社できてほんとうに良かったと改めて思います。
車が好きで、なおかつ人と話すことも好きだったことが入社を決めた理由ですが、営業スタッフから始まり今はまた新たな世界を見せていただき、日々やりがいを感じています。今後は、自分が中心となって一つのイベントなどを動かすことが目標です。
(R.I.さん)

仕事をするうえで意識していること

「営業推進部の仕事は、営業スタッフの方が不自由なく商談できる環境を整えること。自分の経験も踏まえ、気持ちを察しながらフォローをしています」(R.I.さん)

初成約のお客さまからいただいた「異動先でも頑張ってね」の言葉。自分の仕事に自信がもてた瞬間でした。

大学時代、父が親しくさせていただいていた当社の店舗で購入した車に乗っていました。車検で店舗に行った際、店長さんと卒業後について話していると「ちなみにここ(旭川トヨタ自動車)は、とてもいい会社だよ」と言っていただきました。その一言が響いたのと、大学時代のアルバイトを通して接客の仕事に楽しさを感じていたこともあり、やってみようと思えたことが入社の理由でした。

入社後は新入社員研修を終え、先輩からお客さまを引き継ぎ、名前を覚えてもらうところから仕事がスタート。500件ものお客さまを担当することになり、正直、少し不安でした。しかし、業務をコツコツとこなしていくしかないと思い、点検・車検の時期などのお客さま情報を把握したうえで、まずは一人ひとりに会いに行くことから始めました。2年目の今は店舗の異動があり、1年目と同じように訪問をスタートさせたところです。1年目で感じたことですが、顔見知りになったお客さまと、車の話題はもちろん、いろいろな話をすることが楽しいですね。

一方で、車両の販売にはまだ難しさを感じる場面があります。お客さまの希望、条件などを把握しながら、車の機能・性能などを説明したうえで、購入を決めてもらうのですが、最後の一押しが弱いと感じます。そのような場面では店長や上司に頼ってしまうこともあるので、今はお客さまに心から納得していただけるような説明の仕方などを勉強している最中です。上司からはいつも的確なアドバイスをいただけるので、そこからしっかりと学ぶことを心がけています。

自分にとって初めての成約となったお客さまは、2年目になった今も強く印象に残っています。今回、そのお客さまに異動のご報告をしに伺うと「店舗が変わっても頑張ってね」と言っていただきうれしかったです。今も時々ご連絡をくださり、何かと気にかけていただいています。当時はまだ未熟でしたが、自分なりに一生懸命お客さまと向き合ったことは無駄ではなかったと実感しています。
今の目標は、自分一人で成約までもっていけるようになること。業務スキルを高めて、やがては後輩をしっかりと指導できるようになりたいと思っています。
(M.S.さん)

仕事をするうえで意識していること

「お客さまに納得して車の購入を決断していただくにはどうしたらいいか。悩みつつも先輩の仕事を見ながら、少しでも近付けるよう意識して取り組んでいます」(M.S.さん)

企業研究のポイント

まずはホームページで企業理念などをよく読むことをおすすめします。さらに先輩インタビューがあれば、目を通してみること。そこからその企業のイメージをつかむと同時に、職場見学などに積極的に参加して自分の考えや感覚にマッチするかどうか、やりたいと思っていることができそうかなどを総合的に判断してほしいです。
(M.Y.さん)
企業研究では、仕事内容や条件以前にどのような企業なのか、それに対して自分はどう感じるかといったことを大切にしてみてください。企業の人事担当者と話す機会があれば、自分をアピールすること以外にも、その企業のことを間近で知ることができるチャンスだと思います。自分のことを伝え、知ってもらうことも大事ですが、担当者の方の様子や社内の雰囲気にもアンテナを張ってみてください。
(R.I.さん)
入社を決めた当社は、学生時代に店長さんと直接話し、社風を感じたうえで納得して入ったので、入社後のギャップなどはありませんでした。それがなければ入社後に「違ったかもしれない」と思う可能性もあったかもしれません。インターンシップの制度がある企業ならぜひ参加して、その企業の雰囲気をつかんでみてほしいですね。
(M.S.さん)

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各店舗の営業部門、サービス部門、そして全体を統括する本部の営業推進が一体となり、お客さまと向き合っている。セクションを越えたコミュニケーションも活発です。

マイナビ編集部から

1947年の創立から77年。旭川トヨタ自動車(株)は、昭和のモータリゼーションを支え、旭川市を中心に道北およびオホーツクエリアの生活と産業を支えてきた。

自動車ディーラーの仕事は、車の販売を行う営業職、点検・整備を行う自動車整備職と、店舗運営を担う業務職に分かれる。今回お話を伺った3名のうち、2名が営業職、1名は営業推進業務に携わっているが、本部に所属する社員も、もともとは営業を担当し、その経験を踏まえて異動になっていることから、入社後にこうした展開があり得ることも同社の魅力と言えるかもしれない。また、入社の動機は三人三様だが、いずれもお客さまと信頼関係を育んでいくことが楽しいという部分では共通していた。

同社では営業活動が円滑に行えるよう、顧客情報を管理するシステムツールを導入するなどバックアップ体制を構築。全社をあげた販売促進アクションも行うなど、その環境は一変している。さらに、3名が口を揃えて話してくれたのは、社内の雰囲気の良さ。店舗内のスタッフが常に連携し合い、上司や先輩は後輩の成長を考えたフォローや指導を展開。常に社員のレベルアップを第一に考える社風が、成長を後押ししてくれる環境だと感じた。

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残業の削減、休日の拡大、資格取得支援・研修制度の充実など、働きやすく、かつスキルアップを図れる体制づくりも進めている同社。次代のカーディーラーを目指している。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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