最終更新日:2025/6/4

(株)トヨタレンタリース岡山

業種

  • リース・レンタル
  • 商社(通信)
  • 損害保険

基本情報

本社
岡山県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

ニッチからマス市場へ。未来をより豊かに育てる、レンタル&リース業界の最前線。

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2年目、3年目の若手社員が振り返る、この1年の働き方。

若者の車離れが叫ばれるようになって久しいが、その一方でこの四半世紀、増え続けているのがレンタル&リース車両。今後さらなる成長が期待されるマーケットを舞台に活躍する2名の若手社員に話を聞いた。

<写真左から>
リース部 リース課   山根 愛翔さん(2022年入社)
レンタル部 レンタル課 谷口 七海さん(2021年入社)

【カーリース営業】業務用車両をより安全安心に使っていただく人助けになりたい。

私が当社を志望した理由は大きくふたつ。ひとつは、人と話すのが好きだったこと。もうひとつは、『トヨタ』系列のレンタカー・カーリース事業社であること。正直、自動車自体に特別な興味関心があったわけではないのですが、そんな私でも『トヨタ』がどれほど巨大でどれほど信頼されているかを十分に知っています。車業界で働くのであれば、『トヨタ』で仕事をしてみたいと思いました。その分、「堅苦しい雰囲気だったらどうしよう」と不安を抱いたこともあるのですが、実際に会社説明会や面接などで来社した折に対応くださった課長がとても気さくで話しやすく、安心して飛び込むことができましたね。

リース課では、保有するのではなく一定期間・月額でより快適かつ簡便に車両を利用できると、年々需要が高まっているカーリース事業を運営しています。最近は個人の利用も増えていますが、まだまだ主流は法人ユーザーさま。私たち営業職は主に既存のお客様先を定期的に訪問し、契約更新や新車導入などのご提案・ご案内をはじめ、定期点検や車検、新車・新サービスの情報提供などを行っています。自動車は日々の暮らしだけでなく経済活動においても欠かせないツールのため、法人取引では数十台、多ければ数百台単位でご契約いただくケースも少なくありません。成約に至るまでにはお客様の事業に関するお話を聞く機会も多く、営業活動を開始して間もない私は、受注獲得の達成感とともに、知らない世界を広く知れる楽しさも強く感じています。

とはいえ、提案すれば成約に至るというほど簡単でもありません。最近は車両の提案と同時にGPS付きドライブレコーダーの付帯を推進していますが、「わざわざコストをかけて導入するほどのことは…」と、難色を示される方も少なからずいらっしゃいます。ただ、危険運転に対する自衛や安全運転教育への活用など様々なメリットが期待できるツールですから、導入意義は十分に大きい。成約を獲得するためだけではなく、お客様により安全安心なカーライフサポートをご提供するためにも、これまでの事故発生状況や社内の安全教育などについて聞き取りながら、これからもその導入意義をしっかりお伝えしていきたいと考えています。
(山根 愛翔さん)

『トヨタレンタリース岡山』のココが好き!

「学生時代は、会社=堅苦しい印象でしたが、実際はとても和やか。プライベートな話で盛り上がることも多く、職場は肩の力を抜ける心地良い場所です」(山根さん)

【レンタカーフロント】周囲の優しさに支えられつつ、頼れる先輩に成長したい。

私が当社を志したきっかけは、年に一度、地元の多目的施設で開催される「東商デパート」
高校生が販売実習を行う母校の伝統行事で、接客の楽しさを見つけました。同時に「早く免許を取りたい、運転してみたい」とも思っていたので、就活中、当社を見つけたときは「ここで働いてみたい」と思いました。

入社3年目に入った今、その“直感”は確信に変わりました。「東商デパート」に比べるとお客様は幅広く、また、“売って終わり”の販売ではないのです。レジャー出発前に「これから出かけます!」とワクワク楽しそうな様子のお客様を見送るのも、返却時にとても充実した表情で「楽しかったし、この車もすごく乗りやすくて最高だったよ!」と声をかけていただけるのも、毎回とても嬉しいです。リピーターのお客様も多いので、同じ説明は確認程度で繰り返さないようにしたり、さらに顔なじみになると日常会話を交えながら接客したりと、いつでも気持ちよくご利用いただけるよう心がけています。

悩むようなことはほとんどないのですが唯一落ち込んだのは、店頭に立ち始めて間もない1年目の夏。大抵の知識は頭に入れているつもりだったのですが、その時はほとんど扱った経験のないトラックの返却対応で、給油口の開け方が分からず四苦八苦。幸い、私が戸惑っていることに気づいたお客様が、親身に寄り添って教えてくださったのですが、「スタッフがこんなことも知らないなんて」と、とても恥ずかしい思いをしました。以来、普段あまり取扱わない車両の扱いもしっかり理解しておこうと、気になったことはすぐに調べたり先輩に教わったりする習慣が定着しました。更なる成長のきっかけになったという意味では、結果的に良い経験だったのかもしれません。

とはいえ、近くに相談できる人が誰もいないという場面は稀。特に私が籍を置く新保店は本社併設で人の出入りも活発で、回送業務で他店舗の同僚と顔を合わせる機会もしばしばあり、「運転うまくなったね」と声をかけられることもあります、上司や先輩方が若手の頑張りをあたたかく見守ってくださるので、今後も臆せずいろんなことにチャレンジできそうです。
(谷口 七海さん)

『トヨタレンタリース岡山』のココが好き!

「学びの機会が豊富にあること。社員研修の一つの中にあった、作品鑑賞を通じて自分と違う見方・考え方を受け入れる大切さ学びました」(谷口さん)

失敗も変化も成長の糧に、自分らしくのびのび活躍の舞台を広げていきたい。

この一年は、当社の事業やリース営業の仕事内容だけでなく、「社会人とは」を深く理解できた貴重な時間でもありました。伝達ミスで取引先にご迷惑をおかけするなど振り返れば反省することばかりですが、それでも頭ごなしに叱られることはなく、問題解決と取引先からの信頼回復が第一であること。そして、次また同じ過ちを繰り返さないよう、学びと成長の姿勢を持ち続けることの大切さを教えていただきました。
一度ミスをすると、ご迷惑をおかけした取引先に顔を合わせづらい、連絡しづらい気持ちにもなるのですが、背を向けていては、信頼を回復するどころかさらに大きなトラブルを招くリスクが高まります。そのため現在は、むしろ積極的に接点を増やし信頼回復のチャンスを広げたいと考えているところです。中でも私が特に意識しているのは、ビジネストークだけでなく、カジュアルな話題にも花を咲かせられるような関係になること。人となりが伝わることでお客様との距離も近くなると思うので、営業担当者としてではなく「人として」信頼され得る人間に成長していきたいと思っています。(山根さん)

入社直後はコロナ禍だということもあり、公共交通機関の代用としてレンタカーをご利用いただくお客様がたくさんいらっしゃいましたが、最近はそれもずいぶん落ち着きました。一方、最近ですと、インバウンドやレジャーでの利用が印象的です。当社直営の店舗は岡山県内のみですが、『トヨタレンタリース』は全国のトヨタ系列事業者が連携しているので、大阪で乗車し新保店で降車するといった県外ユーザー様に対応する機会も増えています。県境を越えたサービスに関わることで、地元企業でありながら「『トヨタ』の大看板を背負って仕事をしているんだな」と強く感じるようになりました。今年で入社3年目となり、後輩も続々増えつつありますが、まだまだ私も半人前だと感じているので、慣れにおごることなく今後も着実に知識をつけて、お客様にも後輩にも安心して頼ってもらえるフロントスタッフになりたいと思っています。(谷口さん)

『トヨタレンタリース岡山』のココが好き!

「当社は若い世代が多く、それぞれが最前線で活躍している会社。社員同士の心の距離が近いので、楽しく働いています」。(山根さん、谷口さん)

企業研究のポイント

企業研究というと、“企業側”の情報ばかりを深掘りしがちですが、実はそれ以前に大切なのが自分自身の個性・思いをしっかり理解して臨むこと。なぜなら、就活は、少しでも早く動き出すことが有利に働くから。もちろん、就活は一発勝負ではありませんから、シーズン終盤、選考途中で「やっぱり自分は別の仕事が向いている」と気づいて軌道修正することも可能ではあります。けれど、それは実質的に周りに後れをとってしまうということ。はじめは大きく開かれていた門戸もどんどん狭まっていきますから、本来であれば十分に手に入れられたはずのチャンスを逃してしまうことにもなりかねないのです。

また、事業や仕事内容と自分の個性とのマッチングができていたのに、入社後「こんなはずじゃなかった」となりがちなのが休みや勤務時間などの労働条件。いわゆるホワイト企業であっても、業種によっては土日・祝日勤務や早番・遅番など不規則な働き方が生じる可能性は十分あります。自分では「平日にしっかり休めればそれでいい」と思っても、プライベートな予定が立てづらくなればご家族から反対を受ける可能性もあるかもしれません。

企業側のリアルを理解するとともに、自分の将来のライフスタイルもできる限りリアルにイメージする。悔いのない就活を全うし、心豊かな社会人生活を迎えるためにも、十分に検討を重ねて臨んでください。

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同じ会社であっても事業内容が変われば働き方も変わる。特に一般ユーザーを相手にするB to Cビジネスは週末勤務が発生することも多いので、事前にしっかり確認したい。

マイナビ編集部から

全国レンタカー協会によると、2022年のレンタカー車両総数は92万1688台。20年前と比べて約3倍、10年前と比べても約1.7倍に上り、レンタカー市場が右肩上がりで成長し続けているのがわかる。一方カーリース市場は、これまで大口法人契約がメインで特に地方ではあまり広がっていなかったが、昨今大きく成長の兆しを見せはじめている。マイカーリースやサブスクといった概念が急速に広まっている。個人ユーザーの利用ハードルが大きく下がったことに加え、電気自動車へのシフトが進んで車両価格が上昇している。ランニングコストが下がる見通しもない中で、「所有」から「利用」へと人々の意識が向かいはじめているのだ。

かといって、「契約数の拡大に走るつもりはない」と話すのは同社人事担当の河原さん。「カーリースは継続的なお付き合いの上に成り立つサービスです。目先の契約数より、お客様からの『信頼』を大切にすることが重要であり、営業一人あたりの管理数を減らしてでも1件1件の関係性を豊かにしていきたいので、人材育成においてもより充実した環境を整備していくことになるでしょう」。

時代のフォローを受けつつ、『トヨタ』グループの盤石なブランド力も、地に足をつけた企業姿勢も揺るぎない。未知なる未来に期待と不安が入り混じる若者たちにとっては、これほど安心して飛び乗れる舞台もなかなかないのではないだろうか。

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レンタル・リースの両輪で堅実に成長を遂げてきた『トヨタレンタリース岡山』。日本を代表するグループの一員でありながら社風はアットホームな、「人」が要の企業です。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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