最終更新日:2026/5/14

(株)小山本家酒造(世界鷹小山家グループ)

  • 正社員

業種

  • 食品
  • 商社(食品・農林・水産)

基本情報

本社
埼玉県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

小山本家酒造の仕事は想像以上に面白い!若手のうちから本気で挑める環境がある

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製造開発、メーカー営業、商品開発の仕事の魅力・やりがい

「世界鷹」ブランドで知られる小山本家酒造。製造開発、メーカー営業、商品開発で活躍中の若手・中堅社員3名に入社理由や仕事内容、やりがい、今後の目標などについてお話を伺いました。

■櫻井さん (写真中)
 製造本部 製造開発室 製造開発担当
 2020年入社/食産業学部卒

■大井さん (写真右)
 営業本部 東日本営業 東京支店 営業担当
 2021年入社/商学部卒

■山崎さん (写真左)
 商品開発部 商品開発担当
 2024年入社/国際食料情報学部卒

【製造開発】日本酒づくりの“何でも屋”。若手社員プロジェクトで自己成長を実感!/櫻井さん

大学ではフードビジネスについて文理両方の視点から学び、最終的には発酵をテーマに研究を重ねる日々を送っていました。そもそも発酵を研究したのは、日本酒好きが高じてのこと。「日本酒やリキュールの開発に携わりたい!」と考えて当社の扉をたたきました。風通しの良い社風が根付き、研究室のような設備もそろう点が当社に惹かれたポイントでした。

私の所属している「製造開発室」は、まさに日本酒造りの“何でも屋”。できあがった日本酒の検査・分析業務を中心に品質管理、製造現場の課題改善、酒質の向上、グループ会社への技術的な提案などに携わりながら、新しい日本酒の開発も進めてきました。配属当初は分析から入って仕事の基礎を身につけていきましたが、だんだんと守備範囲が広がるようになり、醸造に使う酵素を変えて味と作業効率を高める、微生物検査の精度を向上させるといった多彩なテーマに挑んできました。

当社には若手のチャレンジを後押しするカルチャーが根付いています。その一例が、若手社員プロジェクトです。私は2022年度の第1回、ならびに2024年度の第3回のプロジェクトに参加。第1回は女性社員のアイデアをもとに製品開発を進め、ワイン酵母を使って発酵させた日本酒『こくりこ』を発売。第3回は「燗酒に特化した日本酒」をテーマに、若手メンバーで商品開発に挑戦しました。燗にしたときの味わいを重視し、アルコール度数や酸のバランス、香りの出方を分析しながら酒質を設計。さらに、日本酒の伝統的な製法である生(き)もと造りにも取り組み、『CRAFKAN(クラフカン)』として商品化しました。自分たちで一から考えた商品が商品化された経験は、大きな自信につながりましたね。また、第1回は上司からヒントをもらいながらの開発でしたが、第3回は上司や工場長とも議論を重ねながら、主体的に提案を行うことができました。自らの成長を実感できたのも嬉しかったです。

今後は、新しい日本酒やリキュールの開発に携わりながら、既存商品の品質向上に取り組んでいきます。現場や他部署とも積極的に関わりながら知識を深め、酒質を一から考えた商品を世に送り出していきたい。お客様から「これ、あなたがつくったお酒なの?美味しいね」といった言葉をかけてもらえたら最高ですね。

先輩たちの休日

「もともと好きなアーティストのライブやフェスに行くのが好きです。最近は夫と一緒にバイクでツーリングに出かけたり、趣味の電子ドラムを叩いたりしています」(櫻井さん)

【メーカー営業】地元の酒蔵の商品を自分の手で広める喜び。感性を活かして商品づくりにも挑戦/大井さん

学生時代は商学部に所属し、金融分野の勉強に力を入れていました。当社への入社のきっかけとなったのが、20歳のときに父親から勧められて飲んだ日本酒です。その美味しさに衝撃を受け、一人で居酒屋へ足を運ぶように。そして、様々なお酒を試すうちに、日本酒の奥深い世界にどんどん魅了されていったんです。就職活動では「自分の好きなこと」にフォーカスした結果、迷うことなく日本酒に関われる道を選びました。数ある酒造メーカーの中でも当社を選んだ理由はシンプルで、地元・埼玉のメーカーだから。地元の酒蔵のお酒を自分の手で広めていけるなんて、本当に素晴らしいことだと思いました。

2021年に入社後は東京支店の一員として、酒類卸の担当者や首都圏の量販店・酒販店のバイヤーに向けて、世界鷹小山家グループの商品の提案・販売を行っています。この仕事で最大のカギを握るのが、酒類卸さんとの関係構築です。私が大事にしているのは、自分独自の視点や切り口を活かした提案を行うこと。スーパーなどの売り場に足を運び、そこで得た気づきやひらめきをストレートに伝えるようにしています。社内は明るい人が多く、楽しく仕事ができています。わからないことがあれば上司や先輩から丁寧に教えてもらえるので安心です。

当社の営業の面白さは、全国6つの蔵でつくられる豊富な商品ラインナップを活かし、取引先ごとに角度を変えた提案を行えること。自分が提案したお酒が導入され、店頭で並んでいるのを見かけたときには、大きなやりがいを感じられますね。帰宅後のお酒がいつも以上に美味しく感じられます。2023年には自ら手を挙げ、第2回の若手社員プロジェクトに参加。炭酸で割って楽しめる日本酒の開発に取り組んだのですが、営業職ならではの感性を活かして商品づくりにチャレンジできたことは非常に良い経験となりました。

当社に入社して約5年。同世代だけでなく、上の世代の方々とも積極的にコミュニケーションを取っていく中で、物事を多面的に考える力が身についてきたという実感があります。今後の目標は支店長になることです。昇格に当たっては数字だけでなく、日々の行動や社内での取り組みも重視されます。数字と行動の両面でしっかりと結果を残せるよう、これからも努力を重ねていきたいと思っています。

先輩たちの休日

「居酒屋に飲みに行ったり、自宅で簡単なおつまみをつくって日本酒を楽しんだりしています。まとまった休みには日本酒に絡めた旅行をすることもありますね」(大井さん)

【商品開発】ラベルや首かけのデザインを一から創り上げる、やりがいある仕事!/山崎さん

学生時代は農業大学で「食」と「農業」に関わるテーマについて幅広く勉強していました。大学のOB・OGの中には酒造業界に進む人も結構いましたし、もともと日本酒に興味があったことから、この業界を志望。当社への入社を決めた理由としては、インターンシップで感じた先輩社員の温和で落ち着いた雰囲気に惹かれたからです。総合職として製造だけでなく商品開発や営業など、様々な部署で経験を積めることも決め手となりました。

現在は商品開発部の一員として、日本酒のラベルや首かけ、POPシールなど販促物の新規作成・リニューアルを中心に、ECサイトでの販売・運営、外部イベントへの対応、商品規格書の管理、消費者キャンペーンの運営など、多岐にわたる業務に携わっています。日頃から心がけているのは、「消費者視点に立った商品開発」を実践することです。消費者の皆様に「買ってみたい!」「また買いたい」と感じていただけるよう、デザインや表現を工夫。消費者の皆様のニーズを汲み取るのは容易ではありませんが、売り場や食卓など、様々なシチュエーションを想定しながら試行錯誤を重ねています。また、デザインやフォントの美しさにこだわるあまり“売上拡大”という目標を見失うことのないよう、常に原点に立ち返りながら仕事に取り組むことを大切にしています。

なお、商品開発部の特長は私たち自身が、一からデザインを創り上げている点にあると自負しています。専門家ではないからこそ、作り手の想いや商品の魅力が伝わりやすく、売り場でも目を引く表現につながっているのではないでしょうか。やりがいを感じるのは、自分が携わった商品が実際に店頭で並んでいるのを見たときですね。新商品・リニューアル商品ともに、起案から店頭に並ぶまでに少なくとも1年はかかります。時間をかけて向き合ってきた分、売り場で見つけた時の喜びは大きく、「次の案件も頑張ろう!」という気持ちが湧いてきます。

今後の目標は、まず基礎をしっかりと固めること。現在は埼玉県酒造組合の「彩の国 酒造り学校」に通い、酒造りに関する知識を体系的に学んでいます。しっかりとした知識を身につけ、これから入ってくる後輩を指導できる存在になりたいと思っています。

先輩たちの休日

「入社1年目に愛車を購入して以来、休日はドライブです。静岡や山梨方面に足を伸ばし、富士山を眺めながら高速道路を走る時間がリフレッシュになっています」(山崎さん)

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • 櫻井さんが感じる職場の雰囲気
  • 大井さんが感じる職場の雰囲気
  • 山崎さんが感じる職場の雰囲気

学生の方へメッセージ

小山本家酒造には、醸造学を専門に学んできた社員もいれば、文系学部出身の社員もいます。共通しているのは、誰もが入社後、ジョブローテーションにより様々な職種を経験すること。製造工程はもちろん、営業や開発、総務などのすべての部門に配属される可能性があります。様々な部署で経験を積むことで、多くの知識を習得し、多面的に仕事を見る感性が育まれていきます。私たちは社員一人ひとりが可能性を活かせる方向を見い出せるよう、全力で支援していきます。

だからこそ学生の皆さんには、当社のことをしっかり理解していただいた上で、入社を決めてもらえたらと願っています。そこで、最終選考の前に工場見学会と先輩社員交流会を実施。仕事をしている社員の姿を実際に見て、話をして、そこから伝わってくる雰囲気をぜひ感じ取ってください。そして皆さん自身が当社で働く姿をイメージできるかが、最も重要です。「入社したらこんなことをやってみたい!」と思える仕事を、見つけに来てください。

私たちが求めているのは「前向きで新しいことに挑戦できる人」「意欲が高く、積極的で、仕事を楽しめる人」「自分に厳しく、和を保つ人」「自己実現に意欲的な人」です。まずは様々な企業を検討し「何がしたいか、どう働きたいか」をとことん考えてください。その結果、皆さんが当社を選んでくださったのなら、これほど嬉しいことはありません。

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「工場見学会等を通じて職場や社員の雰囲気に触れてほしいです。ちなみに、お酒に強くなくても全く問題ありません!業務も多岐にわたり、活躍のフィールドが幅広いです。」

マイナビ編集部から

江戸時代から200年以上続く“小山本家酒造”の根底にあるのは、「お客様の期待を常に超え続けたい」という想いである。製造や商品開発、営業、人事や経理など、異なる職種の社員が共通の理念の下、仕事に取り組んでいる。

全国の酒造会社をグループ化するなど、規模拡大にも力を入れてきた。グループ化した会社は、今もその土地に根ざし、地域の人々に愛されてきた銘柄を変わらずに提供し続けている。銘柄ごとに異なる日本酒の美味しさを、守り続けること。そして、歴史と伝統を大切にしながらも、最新の生産技術を導入するなど、新たな取り組みを積極的に進めていること。伝統と革新を共存させることで、同社は日本を代表する清酒メーカーに成長した。

人材育成に力を入れている点にも触れておきたい。キャリアに応じた研修カリキュラムを用意しているほか、SAKE DIPROMA(日本酒ソムリエ)、酒造技能士、食品衛生責任者、酒類販売管理者といった業務関連資格の取得を全面的にバックアップ。近年は自己啓発の一環として新たな資格取得制度を導入し、自身の業務に直接関連しない資格の取得も支援している。

今回の取材で最も印象的だったのは、周囲のサポートを受けながらも若手社員が第一線で活躍する姿である。これは、社歴に関係なく意欲のある社員に仕事を任せるなど、早くから成長できる環境があるからこそ。これから入社する皆さんにも、ぜひこの環境を活かしてほしい。

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『品質第一主義』を経営理念に掲げ、グループ全体で安心・安全で美味しい酒造りを徹底。日々業務改善を行い、安定した生産体制を築いている。

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