最終更新日:2025/7/17

トヨタモビリティ中京(株)

業種

  • 専門店(自動車販売・自動車関連)
  • 商社(自動車関連・輸送用機器)
  • 損害保険
  • リース・レンタル

基本情報

本社
愛知県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

クルマを通じて、地域のお客様に寄り添う仕事。人間的にも成長できます。

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社員ファーストのスタイルも、当社ならではの魅力です

1961年の創業以来、トヨタ系のカーディーラーとして、地域に密着した店舗づくりを行うトヨタモビリティ中京。カーライフのサポートを通じた長いおつきあいをポリシーに、社員たちも常に自己研鑽に励んでいます。

★柚原未来さん/吹上店 販売課/2022年入社
祖父がカーディーラーに勤めていたため、子どもの頃からクルマに関心があった。職場の人間関係や店舗でのお客様との接し方を見る中で、トヨタモビリティ中京に惹かれ、新卒で入社した。
★大谷秀隆さん/吹上店 店長/1991年入社
高校を卒業後、一時期、建築の専門学校に通う。その後、友人の勧めで入社したのがトヨタモビリティ中京。入社後は優秀な成績を収め、7年前に初めて店長のポストに就いた。

自分を気に入っていただく姿勢で、お客様と接しています。

入社前、カーディーラーの仕事は“クルマの販売がメイン”だと思っていました。でも店長の大谷さんから言われたのは「お客様とのコミュニケーションを大切にし、自分を売り込みなさい」ということ。いかにお客様のニーズを引き出し、最適な1台をお勧めできるかが肝心なんだなと実感したものです。業務としては店舗に立ち寄られるお客様への対応、近隣へのチラシ配布などからスタート。もともと人とのコミュニケーションに抵抗はなかったものの、幅広い年齢層のお客様と気さくにお話し、何をお望みかをお聞きすることは難しいなと感じました。ただ先輩たちが見本を見せてくれたり、わからないことも丁寧に教えてくれたり、不安はありませんでした。

初めて自分1人で商談をして、ご契約に至ったのは入社して間もない8月です。「試乗をしたい」とご来店され、その日のうちにご購入を決めていただいた時はとてもうれしかったですね。
その後も成績は順調で、同期の中でトップとはいかないまでも、年間の目標台数は達成しています。今、店長からよく言われているのは「お客様が面倒だと思われることをしよう」ということです。例えば洗車をする際に、室内に掃除機をかけたり、ゴミを捨てるなど目配り、気配りを常に心がけています。また私たちの仕事は、クルマを販売してからが本当のおつきあいの始まりです。お電話での点検のご案内を始め、手書きのお手紙で土日のイベントをご紹介するなどのアフターフォローも欠かせません。

仕事のやりがいは、お客様からいただく「ありがとう」の言葉に尽きます。まだ2年目を迎えたばかりですが、中には私からのご購入後に、お知り合いを紹介していただくケースもあるんですよ。
職場の雰囲気もとても良く、整備士との連携も抜群です。店舗の仲間と仕事終わりに食事に行ったり、休日に同期と過ごすことも珍しくありません。オンとオフのメリハリをしっかりしようという店長の方針もあり、私もプライベートでの楽しみをモチベーションに、仕事には全力で取り組んでいます。
2年目はさらに成長し、後輩の手本になることが目標。将来的には人の先頭に立ち、自ら指示ができる人材を目指します。(柚原さん)

これが私たちの毎日です

お客様が来店されたら、その対応を最優先。お仕事や趣味、ご家族構成、使用目的などを伺い、お客様との距離を縮めていき、最適な1台へとつなげます。(柚原さん)

何をすればお客様に喜んでいただけるかを、常に考えています。

入社時から“営業の仕事をする以上、一番を目指そう”と思っていました。そこで私が考えたのは先輩や友人、アルバイトの仲間などの人間関係をフルに活かそうということです。実際、まわりのみんなが「クルマを欲しがっている」という人を紹介してくれ、1年目から同期の中ではトップの成績を残すことができました。その後はご紹介のご紹介や買い替えなども増えていき、10年目頃に店舗で、その後社内でも1位になりました。仕事をする上で私が意識してきたのは、とにかくお客様と話すことです。もちろん最初は売りたい一心でセールストークばかりだったのですが、入社して10年ほど経った頃には、半年ごとの点検時に世間話をする程度になりました。その代わり、点検や車検でクルマをお預かりした際に隅々まで拝見し、タイヤや傷、走行距離等をチェックした上で、望まれる前に査定や見積りをお出しするようにしたのです。セールストークは一切なし。それでも私のスタイルを気に入っていただき、先ほどお話したように成績は順調に伸びていきました。

じつは私は今、2度目の店長をしています。最初に店長になったのは7年前のこと。ただその時は、まだ自分の成績への固執があり、営業との二刀流を目指して失敗しました。そこで1度営業に戻り、3年ほど頑張る中で個人的な目標であった累計2,000台の販売を達成。そして2年前に社長から、「もう1度、店長をしてみるか」と声をかけていただき、新たな店舗でやり直すことになったのです。入社以来、初めての店舗異動でもあり、スタッフも“はじめまして”のメンバーばかり。当然、地域と私とのつながりもありません。その中でみんなで地区の掃除に参加するなど、エリアに溶け込む努力を続けています。

仕事のやりがいは、私の指導やアドバイスをもとに、スタッフが好成績を上げ、うれしそうにしている姿を見ることです。今の目標は店舗の成績を全社で10位以内にし、ゆくゆくはトップを取り、みんなで喜ぶことです。個人的には、かつては社長を目指す意気込みでいましたが、現在はまず誰からも頼られる店長になりたいと思っています。(大谷さん)

これが私たちの毎日です

お客様と向き合ってきた、これまでの私の経験を部下たちに伝えるとともに、時間の有効な使い方を示してあげるのも店長としての務めだと思っています。(大谷さん)

これが私たちの毎日です

カーディーラーの仕事はチームプレー。朝礼などの場も店長が盛り上げ、気分良く仕事に臨めるよう配慮している。叱咤激励も、個々の性格に合わせて行っている。

企業研究のポイント

企業研究の段階では、自分がやりたいことや興味が持てることを軸に進め、良いと思われる企業や業界を見つけましょう。規模感や社名によるイメージのみにとらわれない姿勢が必要です。実際、各カーディーラーのホームページを見ると、多彩な車種が掲載されていて、ついビジュアル面に目が行きがちです。でもよく読み込んでいくと、会社ごとの特徴が記載されているはずです。その中からピンとくる会社を見つけ、さらに深掘りしていきましょう。もちろんインターンシップ等に参加するのも1つの手です。当社でも6月以降に対面での1day仕事体験を予定しています。座学を中心に、職場の様子などを見ていただこうと考えています。

今回登場した社員の話にもありましたが、カーディーラーでの仕事は売って終わりではありません。お客様と10年、20年、30年と長いおつきあいのできる点が特徴です。一過性で終わらない営業職に興味がある方には、ぜひ企業研究をしていただきたいと思います。いずれにしろ今の時期には自分が興味のあること、喜びを感じられること、できそうだと思うことを改めて見つめ直してみると良いと思います。ちなみに私たちの仕事で言えば、たとえ今はクルマに詳しくなくても大丈夫。仕事を通じて、どんどんクルマが好きになり、自然と詳しくなっていくに違いありません(人事担当 濱田)。

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新入社員研修では個々の理解度をチェックし、全員が最低限のことをできるようした上で、店舗へと配属していく。そのため座学に加え、現場実習などの機会も設けている。

マイナビ編集部から

トヨタモビリティ中京の従業員数は460名ほどで、毎年の新卒入社者は10~20名。周囲の顔や名前も覚えやすく、時には社長が性格まで把握しているケースもあるそうだ。社内的にも困っている人を見かければ、必ず誰かが手を差し伸べてくれる。一方で、お客様と長いおつきあいになる仕事だけに、店舗異動などは頻繁には行われない。その分、チームワークも良く、また各店舗も地域に密着するようリニューアルを進めている。店舗の壁面を、街の象徴である“繊維を模したもの”にしたり、入口のドアの上に街の産業や特色を描いたステンドグラスを埋め込んだりしているとのことだ。

2020年に実施されたトヨタ車の併売化を始め、100年に1度の大変革期と呼ばれる自動車業界を背景に、カーディーラーの世界も大きく変わろうとしている。特に東海エリアでは、近年カーディーラー同士の統合やグループ化が盛んに行われている。そうした中にあり、トヨタモビリティ中京は60年以上もの間、単独で勝負をしている。取材を通じて感じたことは、社員にとって働きやすい環境が整っているだけでなく、地域やお客様との関係性を大切にする同社の姿勢が社員に浸透していること。それが同社の強みの1つであり、お客様から信頼される理由ではないだろうか。

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従業員ファースト=社員が主役を合言葉に、会社としてできるサポートは惜しまない。社員たちも高い自律心のもと、みんなが同じベクトルを向いて仕事に取り組んでいる。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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