最終更新日:2026/1/29

(株)大塚商会【東証プライム市場上場】

  • 上場企業

業種

  • 情報処理
  • ソフトウエア
  • 商社(文具・事務用品・日用品)
  • 商社(電子・電気機器・OA機器)
  • サービス(その他)

基本情報

本社
東京都

取材情報

DXが変える、私たちの仕事

日本企業の変革を支える大塚商会の「DXソリューション」その強さの秘密とは

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本当に役立つ生きたソリューションはいかにして創られるのか。

独立系のソリューションプロバイダーとして国内最大級の売り上げ規模を誇る「(株)大塚商会」。同社のDXに力を入れる背景や強み、具体的な取り組み、今後の展望等について執行役員の山口大樹さんに伺った。

上席執行役員/中小企業診断士 山口大樹さん(1992年入社)

スタートは1990年代。四半世紀にわたる経験・ノウハウの蓄積と、独立系ソリューションプロバイダーの強み

私たち大塚商会は「DX」という言葉が存在しなかった時代から、デジタル技術を活用しビジネスの仕組みを進化させるための取り組みに力を入れてきました。1990年代前半、全社的な経営改革プロジェクトを発足。社内の各部門・各支店が別々に管理していたデータを統合し業務の重複によるムダを削減するとともに、当時最先端のITを積極的に導入し、業務フローの抜本的な見直しを図りました。2015年からはAIを活用した顧客対応などのデジタルマーケティングにも本格的に取り組み、結果として2024年の社員一人当たりの売上高は、1998年度の2.6倍、営業利益は26.1倍にまで伸ばすことができました。
当社が独立系ソリューションプロバイダーとして、130万社以上のお客さまとお取引実績があることも強みの一つです。独立系の会社だからこそ、取り扱いメーカーにとらわれず、常に最適な商品・サービスを提供することができます。また、商品・サービスの提供だけでなく、組織改革や人材育成などテクノロジーだけでは解決できない経営課題への対応を含め、全体最適を図りながらお客様のDX推進を提案していくことも可能です。

まずは自社で行った取り組みをお客さまに自信をもって提供する。当社のミッションステートメントの一つである「常にお客さまの目線で考え、お互いに協力して行動する」という行動指針を徹底することで、四半世紀にわたる経験とノウハウの蓄積をもとに、ビジネスの現場で本当に役立つ、生きたソリューションを提供できるのです。

執行役員は語る

「DX注目企業2024」に選定されました。この自社での経験をソリューションとしてお客様へお届けし、ITの力で「オフィスまるごと」解決することを目指しています。

「AIの民主化」により、中堅・中小企業のAI活用を促進

当社ではお客さまに様々なDXソリューションを提供していますが、重要なのは「DXを推進する目的」を明確にすることです。アナログで行ってきた業務をデジタルに置き換える「デジタイゼーション」、デジタル技術の活用によって新たな業務フローを構築し効率化を図る「デジタライゼーション」にとどまらず、デジタル技術の活用によって商品やサービス、ビジネスモデルの進化、さらに組織やプロセス、企業文化・風土の変革という本当の「デジタルトランスフォーメーション」を実現する、これこそがまさに当社の使命だと思っています。

当社はこの数年来、AIを活用した営業支援の仕組みづくりに注力してきました。具体的には、膨大な商談データをAIに学習させることによって購買可能性の高いお客さまを推定し、営業パーソンに訪問先を推奨したり、訪問スケジュールを自動的に設定したりする仕組みを構築。試行錯誤を重ねた結果、AIを活用した営業活動の受注率が、“足で稼ぐ”従来型の営業活動の受注率を平均で5%上回るまでになりました。
また、中堅・中小企業を対象に、AIを活用したデータドリブンの意思決定を手軽に実現する新サービス「dotData Insight Lite」の提供を2024年10月1日より開始しました。

執行役員は語る

セキュリティ分野では、「サイバー保険」も取り扱っており、IT関連の知識、経験、ネットワークで、事故発生時から保険金受け取りまで切れ目なくサポートします。

今後の展望と、DX人材の育成

今後、AIを活用した営業支援活動の更なる強化とともに、お客さまのDX推進に向けた取り組みを力強くサポートすることで、各企業の成長に寄与していきたいと思っています。お客さまの信頼に応え、共に成長していくためにも、その時代その時代で、常に最高・最適な商品やサービス、ソリューションを提供できる体制を構築していきたいと考えています。

そのために絶対に欠かすことができないのが、DX人材の育成です。「大塚商会=営業の会社」というイメージをお持ちの方が少なくないと思いますが、高度なスキルを持ったデータサイエンティスト、AIエンジニアも着実に育ってきています。また、技術職のみならず、営業職およびスタッフ職の社員のDXに対する意識も確実に高まっています。

また、当社は研修や資格取得支援にも力を入れており、向上心のある社員にとっては自己を高めるチャンスが豊富にあります。特定の分野に関する専門的な知識やスキルだけでなく、幅広い視野で社外連携や社内協業を進めることのできる人材を育てるとともに、彼らが思う存分力を発揮できる環境を創り上げていきたいと思っています。

執行役員は語る

人材育成に関しては、内定者段階から管理職・役員に至るまで多彩な研修メニューを用意。向上心があればどんどん成長できる会社です。

企業研究のポイント

企業研究をする上で大切なことは、表面的な印象にとらわれることなく、しっかりと内容を読み込むこと。文章には書かれていない“本質”を見極めることです。想像していた会社像と実際に自分の目や耳で感じた温度感の違いを理解することが企業研究では大切だと思います。ホームページやナビサイトを見ながら、まずはいろいろと想像を巡らせたうえで、インターンシップや会社見学の機会を活用するようにしてみてください。できるだけ幅広く情報アンテナを張り巡らせ、自分の頭で考える習慣を身につけていただきたいと思います。
(山口さん)

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本社ビル1階に設置されたソリューションギャラリーには、大塚商会の歴史や注力商材などが展示されている。

マイナビ編集部から

独立系のソリューションプロバイダーとして、国内最大級の売り上げ規模を誇る「(株)大塚商会」。社内で蓄積したデジタル活用の経験やノウハウを武器に、中堅・中小企業のDX推進を強力に支援する同社だが、その強さの秘密はどこにあるのか。日進月歩の技術革新、しかもライバル社がひしめくITの世界で、長年にわたって最先端のテクノロジーを駆使し、会社を成長軌道に乗せ続けられるのはなぜか。その理由の一端に「評価制度」がある。

同社は「正直者が馬鹿をみない会社」という創業以来の理念のもと、公平・公正・オープンな評価制度を導入。誰もが安心して仕事に取り組むことのできる職場環境を整えているだけでなく、社員の成果が正当に評価される仕組みを構築しているのが特徴だ。このようにして社員のモチベーションを引き出し、チャレンジを促す仕組みを確立していることが、同社の絶え間ない進化、成長を支えているといっていいだろう。DXを含めたIT関連の仕事に興味をお持ちの方はもとより、若手のうちから裁量権を持ってチャレンジできる環境に身を置きたいという意志をお持ちの方には要チェックの会社である。

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東京都千代田区飯田橋にある大塚商会の本社ビル。このほか北は札幌から南は福岡まで全国各地に拠点を構え、地域に密着し、顧客に寄り添いながら事業展開を進めている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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