最終更新日:2025/6/26

(株)TTK

業種

  • 設備工事・設備設計

基本情報

本社
宮城県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

東北の通信インフラを支える。より便利で快適な生活を提供して地域に貢献!

  • 理系学科系統 専攻の先輩

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それぞれの部署で活躍する若手社員の仕事最前線をレポート

半世紀以上にわたって東北エリアの通信設備の構築に携わり、新たな挑戦により情報化社会の発展に貢献してきたTTK。その最前線に立ち、地域の通信インフラを支えている3人の先輩社員の仕事に迫ってみました。

■千葉 美咲(写真中央)
コミュニティ事業本部 エンジニアリング事業部
2021年入社
東北福祉大学 総合マネジメント学部 産業福祉マネジメント学科 卒業

■渡邉 龍飛(写真右)
モバイル事業本部 ドコモモバイル部
2019年入社
東北職業能力開発大学校 応用課程 生産電気システム技術科 卒業

■増田 涼介(写真左)
ネットワーク事業本部 アクセスエンジニアリング部
2019年入社
東北学院大学 工学部 機械知能工学科 卒業

学校の通信ネットワーク構築を担当。思ったように機器が稼働し、喜ばれることがやりがい。

経営の安定性が高く、人々の生活を豊かにするインフラ業界を中心に就職活動を進めました。なかでもTTKの説明会に参加したとき、東日本大震災の復旧に大きく貢献したことを知り、みなさんの人柄や社風の良さも実感。情報通信という将来性の高い業界に携わりたいと思ったことが入社を決意した理由です。1年目は、OJT研修を中心に基礎的な知識や業務を習得。文系出身の私は、情報通信の知識がまったくなかったものの、生活に身近なWi-Fiなどの仕組みを知ることは面白く、どんどん興味が湧いてきました。

エンジニアリング事業部は、LANやWi-Fiをはじめとする屋内のネットワークを構築する部署で、私は主に高校や大学などのお客様を担当しています。まずは協力会社の方と一緒に現地に訪れて通信機器の環境を細かく確認し、「この教室でもWi-Fiが使いたい」といった要望をヒアリング。アクセスポイントの配置や配線を考え、ネットワーク機器の設定から機器の据え付け、稼働テストまでを行います。この一連の業務を円滑に進める上で大切なのは、事前準備です。ネットワーク機器の設定はその機種によって設定方法が異なります。そのため試行錯誤を繰り返しますが、当社には経験と知識が豊富なベテラン社員が多く、いつでもわかりやすく丁寧に教えてもらっています。

今はいろんな経験を積みながら知見を広げ、自分のできることが増えていくことが喜び。実際にネットワーク機器を設置し、思ったように稼働したときにやりがいを覚えます。最近、母校の大学でWi-Fiを使用できるエリアを増やし、セキュリティを強化するために新しい機器の入れ替えを行ったことは、特に印象に残っていますね。これからの目標は、先輩のように1人ですべてを任せてもらえるエンジニアになること。後輩への指導にも気を配っていきたいですね。
(千葉 美咲)

TTKのココが魅力

上司や先輩の指導のもと、文系出身の私も着実に業務を覚えています。興味のあるテーマの研修にも参加でき、最近ではLANの基礎研修を機に専門知識を深めています。/千葉

遠隔で基地局の施工をサポート。東北エリアの5Gサービスの普及に取り組んでいます。

学生時代、ボランティア活動に取り組んでいた私は、地域に貢献できる仕事に就きたいと考えていました。その中でTTKを選んだのは、もともと情報通信に興味があり、これまで学んできた電気の知識を生かせると思ったからです。

私が所属するドコモモバイル部は、基地局のコンサルティングから設計や施工、保守を担当する部署。最近は4Gから5Gへ移行するための導入工事が増えており、入社後は工事施工担当として現地での作業立ち上げに携わりました。現在は、その経験を生かしてオフィスからの遠隔操作で、作業者の方々のオペレーションを担当。基地局の工事をはじめ、地震や停電時には電流や電圧の確認やテストなどに携わっています。

特に工事中は通信サービスを中断するため、決められた時間内にミスなく正確に作業を指示することが重要です。携帯電話やスマートフォンは、電気やガスと同様に日常生活に欠かせない社会インフラなので、トラブルが発生すると地域のみなさんに多大な迷惑をかけてしまいます。そのため、私は工事の日程の連絡を受けたら早めに周辺環境の確認を行い、綿密に事前準備を進めます。そして当日は、安全で正確に作業が進捗しているのかをモニターで監視し、わからないことはすぐに上司や先輩に確認して迅速に対応。1日がかりで無事に工事が終わったときには、何ともいえない達成感を覚えます。従来よりも高速大容量の5Gサービスを開始することで、地域のみなさんに快適で便利な通信環境を提供できると思うと喜びもひとしおです。

これからの目標は、専門知識を広げて判断力を培うことです。今は上司に確認することが多くありますが、現地の作業員の方をお待たせすることなくその場で対応することで、気持ちよく仕事をしていただき、円滑に工事を進めていきたいと思います。
(渡邉 龍飛)

TTKのココが魅力

社宅などの福利厚生や休日制度が充実しているのでワーク・ライフ・バランスを大切にできます。有休も取りやすく、趣味のドライブを楽しんでリフレッシュしています。/渡邉

業務効率化を目的に体制づくりやツール開発を提案。カタチにしていくことが面白い。

中学生のとき、東日本大震災により通信が使えず、不便な経験をしたことをきっかけに東北の通信インフラを支える仕事がしたいと思うようになり、TTKに興味を持ちました。決め手になったのは、先輩社員との対話会で仕事の面白さだけでなく、大変なことも包み隠さずに話してもらい、誠実な姿勢を感じたことです。

東北6県の通信設備に関わる設計、施工業務を統括している部署に在籍しており、私は、設計技術グループの一員として現場の業務効率化を図るための仕組みづくりやツールの開発を手がけています。メンバーは20代の若手が中心のため、各支店のベテランの方からの声を積極的に伺い現状を把握するように意識。これまでのやり方では大変な部分を探し、何か改善はできないかと常にメンバー同士で意見交換をしながら上司に提案をしています。

私たちの提案をきっかけに、現在2つのプロジェクトを進めています。1つは、東北6県の机上で行う業務を一極集中させて業務の効率化を図ること。通信設備の工事は地域や時期によって偏りがあり、支店の業務量に繁閑の差が生じることが課題だったため、各支店で行っていた申請書の作成業務を1カ所に集約し効率的に処理する新体制を検討しています。もう1つは、外勤と内勤業務の分業により移動時間のロスを削減することです。これまでは現場調査が終わってから支店に戻り、データ入力や申請書作成を行っていましたが、外出先でも使えるソフトを開発。その場で調査データを入力して次の現場に行くことができ、1日に調査できる件数を2~3倍に増やすことができました。これから導入後の検証、課題の抽出と改善を繰り返し、現場で活躍するみなさんの働きやすい環境づくりをサポートしていきたいと思います。
(増田 涼介)

TTKのココが魅力

現場業務の効率化を図るため、ノーコードのプログラミングでソフトの開発を行いました。専門知識のない私でもいろんなことに挑戦し、スキルを広げています。/増田

企業研究のポイント

どんな仕事をしたいのかわからない学生の方が多いかもしれませんが、まずは活動の軸を決めてから企業研究をすることが大切です。その軸を見つける方法のひとつは、「興味のあることや好きなことは何か」とこれまでの自分を振り返ってみること。また、頭の中で考えるだけでなく、合同説明会などのイベントを活用していろんな業界や企業の話を聞き、視野を広げていくことも有効です。その中から絞り込み、インターンシップなどを通じて1社1社の企業を深く研究し、自分の働く姿をイメージしていくとやりたい仕事が見つかる可能性が高いと思います。
また企業に訪れた際には、社風や人間関係もチェックしておきましょう。特に入社1年目はわからないことが多いですが、新人を育てる制度や風土があれば一人で悩むことなく、常に前向きに取り組むことができます。ちなみに当社では仕事や社風を感じ取ってもらえるように若手社員と学生との交流の場を多く設けていますが、それをきっかけに入社を決めた社員が少なくありません。ぜひフットワークよく行動し、自分の可能性を広げてください。

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文系理系や年次など問わずに活躍できる風通しのいい職場です。情報通信や地域貢献に興味のある方は、ぜひ注目してください

マイナビ編集部から

1950年の創業以来、「信頼される情報通信エンジニアリング会社」として東北エリアの通信インフラの構築・保守業務に取り組んできたTTK。通信サービスのエリア拡大、そして急速に進化する情報通信EG業界において常に地域における業界のリーディングカンパニーとしての使命感を持ち、新しい時代を切り拓く役割を担ってきた。これからも地域の様々なニーズや課題に応え、高度情報化社会のさらなる発展に向けて挑戦を続けていきたいという。

その一環として、これまで培ったノウハウと最先端の通信技術を活用し数々の新規事業を進めている。太陽光発電技術を活用した脱炭素社会への貢献、ドローン技術による建造物などの保守・点検業務やスマート農業、過疎地域におけるスマートシティ事業など、自治体や異業種とのコラボレーションにより未来のまちづくりに力を入れていく方針だ。こうした事業展開を進める同社では、これから若い人材を積極的に採用し、既存事業の一層の効率化と新規事業への果敢なチャレンジに期待を寄せる。

実際、取材時には「若手の意見を聞き入れ、チャンスを与えてくれる」という声をみなさんから聞くことができた。さらに上司や先輩の面倒見がよく、不安を感じることなく仕事に集中できるとのこと。そんな人に恵まれた職場なら、自分の能力と可能性を伸ばし、理想とするキャリアとやりがいを手にできるはずだ。

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仙台市に本社を構え、東北6県と東京に拠点を展開して地域の方々に便利で安心できるサービスを提供。今後も最先端の通信技術を活用してよりよい未来を創造していきます。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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