私の専攻は栄養学だったため、卒業すると学校や病院等の管理栄養士になるのが一般的でした。また、学校に来ている民間企業の求人も、食品検査等を行う品質管理の仕事がほとんどでした。でも、私はどうしても商品開発がしたいと思っていたので、前例に倣うつもりはありませんでした。
学校の担当者から桃屋を紹介されたときには、スーパーの店頭に並んでいる当社の商品をチェック。自分ならどんな商品を作りたいかといったアイデアを持って面接に臨み、開発の仕事がしたい想いを、人事担当者に直接伝えました。今、子育てと両立しながらも、やりがいのある毎日が送れているのは、妥協することなく、自分の思いを素直に伝えられたからこそ、やりたいと願った、開発の仕事に就けたのだと思っています。
そうした私の実体験から言えるのは、まずは自分が心から「やりたい!」と思える仕事を見つける事。それが見つかれば、当然、努力を惜しまず前へ進めます。そして、忘れてはいけない事は、自分の気持ちをきちんと伝える勇気。言葉で言うほど簡単ではありません。当社は私の気持ちを、快く受け止めてくれましたが、ほかの会社がそうだとは限りません。妥協すれば、きっと後悔する事になる。そのためには、開発と一緒で、自分の耳や目、手や足をフルに使って、有意義な企業研究をすることが鍵になってくると、私は思います。
(小林さん)