最終更新日:2025/7/30

トヨタカローラ千葉(株) (トヨタ勝又グループ)

業種

  • 専門店(自動車販売・自動車関連)
  • 商社(自動車関連・輸送用機器)
  • サービス(その他)
  • 損害保険
  • 通信・インフラ

基本情報

本社
千葉県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

お客様からの信頼を未来につなぐ。感動をもたらすカーディーラーへ

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「お客様にとっての一番」を追求し続けています!

お客様との信頼関係を何より大切にしているトヨタカローラ千葉。県内での豊富な実績をもとに幸町店を導くベテラン店長と営業スタッフの係長に、仕事への取り組み・やりがい・魅力などを伺った。

■大嶋 剛さん
1994年入社
幸町店 店長/経済学部卒
■山本 文彦さん
2012年入社
幸町店 新車営業スタッフ 係長/商経学部卒

営業一人ひとりの考えややり方を尊重したうえでアドバイス。スタッフが成長する姿が嬉しく、やりがいに!

子どもの頃から父の影響もあって、トヨタ車に慣れ親しんでいました。金融系も考えたのですが、好きな車なら心を込めて販売できると考えたとき、地元最大のディーラーがトヨタカローラ千葉で、当社は面接の印象も良かったことから迷うことなく入社しました。

営業としてすぐに成果は出ず、悩んだことも。印象的なのは入社3年目頃に車検が迫ったお客様の元へ足しげく通って、新車へのお乗り換え提案を行ったこと。一度は「今回は余裕がないから、車検を通すことにした」とお断りされてしまったのです。しかし、そのお客様から直前になって「やっぱり君から買わせてほしい」とお声かけいただき、その感動が忘れられません。単に車を売ろうではなく、「お客様の生活や使用状況を考えると今が乗り替えのベストだ」という心からの思いが通じた気がして、お客様のことを真摯に考えることが実績になると感じた瞬間でした。

入社6年目には自動車保険の推進委員となって加入数を増やすとともに、新車の販売台数も伸ばすことができました。その成果が実を結び、13年目の2006年に店長に就任することができ、今に至っています。幸町店には2023年4月に就任。店長としては計6店舗目で、20人超のスタッフを統括しています。売上管理が大きな使命ですが、私が最も大切にしているのはスタッフのモチベーションアップです。例えば営業一人ひとりのお客様への取り組み状況や考えを聞き、そこを尊重したうえで悩んでいる場合は自らの経験から「こうしてみては?」とアドバイス。売上ばかりに捉われずお客様を一番に優先するよう改めて確認し、軌道修正も。口がうまいから売れるわけではなく、やはり誠意が伝わってこそお客様の心に響きます。さらに店舗全体で元気の良い挨拶が飛び交ったり、互いに相談しやすいような雰囲気作りにも注力するなど常に店舗を盛り上げるように努めています。

目標とする毎月の店舗売上が達成できたときはもちろん、スタッフが成長する姿を見られることが特に嬉しいです。お客様への対応も頼もしく、慕われている様子を見る喜びはひとしお。最終的に地域のお客様のカーライフが充実し、家族ぐるみで何度も店舗に訪ねていただけることもやりがいです。
<大嶋さん>

幸町店で働く2人の仕事中の一コマ

「車の販売は、自分を買っていただけたと感じるのが大きなやりがい」と語る大嶋店長。人望が厚く、築いた人脈も豊富。スタッフにも常に良いアドバイスを送る。

実需と嗜好の両面がある車。個々に違うニーズを受け止め、提案力をアップ。社内外に厚い信頼を広げる

就職活動では当初、ホテル・ブライダル系の営業に興味を持っていました。一生に一回の記念日となるイベントを盛り上げられたら、という思いでした。ただ学内説明会で当社と出会い、お話を聞くと自動車はお客様のライフステージの変化に応じて何度も接点が持て、人生設計のお手伝いをし続けられる、その点に惹かれたのが志望のきっかけです。実はもともと車好きではなかったのですが、車を通じて貴重な人間関係を築ける仕事に強く魅力を感じました。

入社してから10年間、幸町店で営業スタッフとして多くのお客様に関わり、個人・法人併せて700~800件のお客様を抱え、これまで販売してきたのは約500台に及びます。駆け出しのときはお客様先に何度も頻繁に通い「よく来てくれるから、今回はあなたからトヨタ車を買うよ」と言っていただくことも。自分なりに実績を積むなかで気づいたのは、車はお客様に必要という実需の部分、さらに走りや見た目の良さなど嗜好品の部分両方があること。重きを置く比率は人それぞれで、そこを見極める力がついたことが販売力につながったと思います。さらに現在はトヨタ車全車種を扱っている関係で、お客様カラーを見極めることに加え、家族構成やライフプランなどお客様の背景を熟知したうえで詳細にご要望をヒアリング。それによって良い提案につなげる。本来、営業としてあるべき提案力によって購入に至った場合は、お客様のお役に立てたと感じて嬉しさも増していきました。

また当店は車だけでなく、任意保険の代理店としても機能している関係で、保険内容を精査して提案することもあります。大手損保の自動車保険からネット保険まで様々にある中で、細かく内容を調べてお客様にご提案します。その結果、保険契約に至るだけでなく、万が一の事故の際に「補償が受けられて、あなたのアドバイスに救われた」とお礼をいただいたことも。このように築き上げた信頼関係は今も私にとっての財産となっています。

入社後約5年で係長に昇進し、12年経った今は店舗を代表する営業スタッフが集うリモート会議に定期的に参加して他店に成功事例を発したり、情報交換を行うなど責任ある仕事も任されるようになりました。また、後輩たちが何でも質問してくれる存在になれたことも自身の成長だと感じています。
<山本さん>

幸町店で働く2人の仕事中の一コマ

笑顔と真心を込めた接客に努める山本さん。「就活は自分を出し切ることに集中して。それが社会でも“お客様の一番でありたい”の気持ちにつながります」

店長と係長、共通するのは“傾聴力”と人を惹きつける人間性。2人から見た社風や今後の目標は?

【大嶋さん】
これまでお客様のカーライフで何かあったときにこのお店、この人に何でも相談したいと思ってもらえるよう、明るい雰囲気が漂う店舗づくりに取り組んできました。コロナ禍以前は社員同士の交流も活発で、飲み会やゴルフコンペなども開催しており、今でも有志による食事会やスポーツなど、公私ともに社員間のつながりは強い社風だと思います。店長としての目標は、幸町店を店舗の中でも売上1位にすること。毎月浮き沈みはありますが、国道沿いという良い立地条件も活かし、年間を通して1位になるよう盛り上げたいです。近年は車離れとかカーシェアの時代と言われる中で、サブスクやレンタルで車を楽しむ人も増加しています。ただ千葉県は生活に車が根付いている地域で、好きな車を自分で買って乗りたいというニーズは根強いと感じます。今後も人対人の対面営業を大切に、車にまつわるお客様の生活やバックボーンを熟知したうえで何でも相談に乗る、一人ひとりがそんな姿勢を強めることで個人からご家族、そして法人までのニーズに対応し、車と同時に「人」を見ていただける店舗を創造したいと思います。

【山本さん】
現在は係長として店長会議で議題に上がったトヨタカローラ全体の販売方針などを大嶋店長から受け止めると同時に、店舗を代表する中堅営業として会議にも出席。それらを営業メンバーに伝える役割も果たしています。上下にも横にも情報は伝えやすく、チームワークも風通しもとてもいい環境です。また大嶋店長は部下の話を本当によく聞いてくださる方なので、その姿勢が店舗全体でお客様の話をよく聞く、つまり傾聴する姿勢につながっていると感じます。車好きでなくても大丈夫ですし、口がうまい必要もありません。何より “傾聴力”が大切で、フラットな立場でお客様のご要望に応える姿勢が重要です。
今後の目標としては、自分自身の前年の成績を常に更新し続けていくこと。前年の自分に勝ち続けたい、というのが目標です。後輩に対しても聞かれれば何でもアドバイスしますが、あれこれ言うより、後輩にとって営業姿勢を背中で示せるような先輩でありたいですね。さらに今、お客様も高齢化するに伴い、免許を返納する方も増えています。そんな中で「あなたに、子どもを紹介するよ」という言葉もやりがいに。そんな祖父母世代から親世代そして子ども世代へ、お客様を受け継げるような営業になっていけたら最高です。

幸町店で働く2人の仕事中の一コマ

トヨタカローラの販売方針や売上状況を確認し合い、幸町店ならではの販売戦略を練る。頻繁に打ち合わせを行うので、わからないことも相談したいことも何でも話せる職場だ。

企業研究のポイント

自動車販売会社(カーディーラー)に対するイメージは人それぞれだと思いますが、多様性を重視するとともに人材育成に力を入れている会社も増えてきました。多くのお客様にとってワクワクする買い物であり、購入後もずっと愛用される自動車はとても魅力的な商品です。

当社の営業スタッフは様々な人材が在籍しており、ご自身の努力によっては30代で課長職に就けるほか、女性の課長職も活躍しています。若手の場合だと日頃の評価はもとより、成績優秀者に旅行がプレゼントされる社内コンテストを定期的に開催するなど、頑張りが報われる環境です。一方で、「人が育つには時間がかかって当然」という認識のもと、入社5年次くらいまで一人ひとりのスキルを確認しつつ、段階的な研修を実施しています。専門知識がなくてもしっかり学べて評価される社風です。企業研究では、どんな研修制度があるかもチェックしてみてください。また、社風を肌で感じて頂きたいので、多くの場に足を運んでみてください。きっと自分に合った企業が見つかります。
<総務部人事課 副課長 鈴木裕亮さん>

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「数年前から横のつながりを強くしようと同期だけの懇親会を会社主催で行っています。自分の職場だけでなく様々な交流ができることも魅力です」と鈴木さん。

マイナビ編集部から

「お客様満足を超える『お客様感動』の創造を目指して。」という経営理念のもと、トヨタカローラ千葉では社員一人ひとりがお客様のために何ができるかを常に考え、行動している。他にも「Big Smile&Service」をキャッチフレーズとして、大きなゆとりの中にいつでも笑顔を絶やさない心を持ち、お客様サービスと同時に社員の育成にも力を注いでいる。今回はそんな理念やモットーを、社員の皆さんが体現している印象が伝わってくる取材となった。

大嶋店長は自らの販売経験から、社員一人ひとりを大局から見つめ、考え方ややり方を尊重したうえで必要なことをアドバイスする姿勢に努めており、特に「営業は、自分という人間を買ってもらう仕事」という言葉がその姿勢を象徴する印象的なフレーズだった。さらに係長の山本さんは、自分の営業成績を伸ばすことだけに捉われず、チームリーダー的に店舗の良い雰囲気を作り出していることが、その柔らかい口調と表情からも伝わってきた。お客様から要望を傾聴する力を発揮し、信用・信頼を深く広く築いている店長と係長。そんなお二人が導く同社では、口巧みに表面を取り繕うのではなく、しっかり人の話が聞けてお客様を根底から理解し、誠意をもった対応ができる人が活躍している。千葉というフィールドで人間力を着実に積み上げたいという人に、ぜひおすすめしたい会社だ。

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企業理念は「お客様満足を超える『お客様感動』の創造を目指して。」。社員たちは常に「お客様のために何ができるか」を考えている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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