最終更新日:2026/5/1

日本精線(株)【東証プライム市場上場】

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • 金属製品
  • 非鉄金属
  • 繊維
  • 半導体・電子・電気機器

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

任される現場は違っても、「自分らしく」「日本精線らしく」の出発点は同じです!

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品質保証・製造技術・営業の社員にクローズアップ!

ねじやばね、モーターの回転シャフト、多用途のフィルター――。錆びにくい、高耐熱など、ステンレスの特徴を生かす「ステンレス鋼線と金属繊維製品」で、見えないところで日々の暮らしを支える日本精線。信頼を守る品質保証、ものづくりを追求する製造技術、お客様ごとに異なるニーズをつかむ営業、それぞれの「現場とキャリア」に迫ります。

■小財 友樹(写真右)
品質保証部 金属繊維品質管理室/2009年入社
大学院工芸科学研究科物質工学専攻修了

■齋藤 貴瑛(写真左)
枚方鋼線製造部 技術室/2012年入社
工学部機械工学科卒

■森本 慎也(写真中央)
東京支店 鋼線販売室/2012年入社
法学部法学科卒

酸いも甘いも、経験が貴重な財産。「自分で考える」ものづくりの醍醐味にも気づきました!<小財>

製品の基礎開発から事業化を経て、品質保証へ。入社以来、本当にいろんな仕事に携わってきました。
最初に配属された研究開発部では、いきなり新規開発プロジェクトに参画しました。検査や分析など製品特性の証明・管理手法の確立を手がけ、製品化が決まると、工場への移設と量産化の立ち上げにも携わりました。自分が開発した製品とものづくりの仕組みを、目に見えるカタチに仕上げていくのは、とてもやりがいがありましたね。
現在は枚方工場の金属繊維品質管理室で、製造ラインに取り付けられる半導体ガス用オールメタルフィルター『NASclean』を中心に、製品の設計・製造方法の検討や性能評価、製造工程の見直し、要望・クレームの調査、輸出入品の証明書類作成など、幅広い仕事を担当しています。わかりやすく言えば、「つくる前、つくっている途中、つくった後」のすべてのプロセスで、品質を保証する仕事。また、トラブルの原因を究明する仕組みづくりも、重要な課題です。お客様ごとに使われ方も、求められる濾過精度や長さも異なるので、何が適正かを見極めるのがポイントです。私なりに心がけているのは、とにかく現象を分解して考えること。複雑に見える現象も、一つひとつの現象に至る過程はとてもシンプルなもの。複雑な状態のまま考えるから、本質が見えなくなります。「何事も分解して、素反応を考えなさい」と、学生時代に教わったことを実践しています。
最近、「研究開発は、その逆なんだ」と、改めて気づきました。こんな特性が欲しい、といういくつもの要望を一つに集約していく研究開発は、素反応を組み合わせて要望の現象を得る事が目的なので、品質保証のフローとは逆方向ですが、やるべきことは共通しているんですよ。どちらも自分で考えることが出発点ですし、そこに本当の技術者の醍醐味がある、と思っています。これからも、いろんなことに挑戦し続けていきたいですね。

私のイチオシ・注目製品はこれだ!

ステンレス鋼線と金属繊維、製品群のすべてかな。最終製品の状態では姿が見えにくい縁の下の力持ちですが、ないと絶対に機能を果たせない製品ばかりです(小財)

製造現場も営業も、いかに「人を動かす」ことができるか。終わりのない解決テーマに、挑戦中です!<齋藤>

入社以来、シャフト、ねじなどに加工されるステンレス鋼線の製造技術・品質改善を担当しています。ステンレス鋼線を細くする伸線加工に必要な製造設備の更新、導入にも携わってきました。
新設備の導入は、実は製造現場にとって、慣れ親しんだ業務フローが変わり、新たに覚えるものが増える大変さが伴います。それでも導入から試行、本格稼働まで、許される時間は限られ、しかも従来と同等以上の製品をつくるのが最低限の約束事です。「新しい設備を導入すれば、ものづくりも製品も良くなる」ことをいかにわかりやすく伝えて、現場のつくり手を動かすか。難しいことですが、「老朽化した設備を刷新して、効率を上げましょう」「環境にいいものづくりは、コストメリットもあるんです」と発信し続け、理解を深めることで乗り越えてきました。同時に、現場で起きるさまざまな現象や結果をもとに仮説を立て、「だからこうすれば、プロセスが良くなり、改善できるんじゃないか」と真の原因を突き詰めていく大切さも、教わりました。
入社4年目から、当社の細径化技術である極細線も任されました。日本精線にとっては新市場への参入を目指す製品を担当しています。営業に同行しお客様へ提案をして販路を開拓する面白さがありますし、「お客様は、こんな性能を求めていたのか!」と、新たなヒントをもらえる楽しみもあります。いまは「お客様の具体的なニーズを知るために、営業を動かす」ぐらいのつもりで、さらに積極的なアプローチで拡販に貢献できればと思っています。
製造現場も営業も、人を動かすために必要なのは、日頃から互いをつなぐ「チューブ」のようなものがあって、その中にいつも「対話の流れ」をつくることですね。社会人になって、最初にもらったアドバイスも「現場を目で見て、現場と対話しよう!」でした。それを繰り返すことで少しずつ、言われたことや目の前に見えることだけでなく、自分なりに数手先まで考えながら行動できるように成長できたかな、と実感しています。
最も製造現場に近い職場ですし、製造技術の課題解決に終わりはありません。先輩たちが長年、挑戦し続けてもなお未解決のテーマをぜひ解決して、後に続く世代に何かを残していければ。それが、これからの目標です。

私のイチオシ・注目製品はこれだ!

やっぱり極細線ですね。他社には真似のできないトップメーカーとしての誇りと、世界的ないろんなものづくりを支え、関わっていける充実感も味わえる製品ですから(齋藤)

お客様と関係性を深める鍵は「すぐにやる」。チームとしてのバックアップも、心強いですね!<森本>

何をつくっている会社か、よくわからないな――。今だから言えますが、それが私の日本精線の第一印象でした。ねじやボルトがステンレス鋼線のワイヤーからつくられるなんて全く知りませんでしたから。入社してステンレス鋼線の営業担当になって初めて、どう使われているのか、どれだけ価値があるのかをお客様から教わった気がします。
今はステンレス鋼線の中でも、ねじやボルト用のステンレス鋼線の販売営業担当です。専門商社や問屋などを介して、エンドユーザーであるねじやボルトのメーカーに製品を納入しています。大事なのは本当のお客様とも言えるエンドユーザーの声を聞くこと。新規案件の見積もりでは、求める「線径」「材質」(鋼種)「仕上げ」(表面処理)などを聞き出し、当社の技術部門と情報を共有し「そのお客様のための、オンリーワン」のステンレス鋼線を創り出しています。
もちろん、いつも順調に進むわけではありません。お客様の製造現場でのトラブルにはいち早く駆けつけ、まずはきちんと声に耳を傾け、それから改善策へと動き出します。トラブルが起きると受け身で逃げ腰になりがちですが、それだけで終わらずにしっかりと次の提案につなげていくことが大事ですね。そのためにも、互いの関係性を深め太くしておく必要があります。森本流、と言うと大げさですが、私はいつも「言われたことを、すぐにやる」ことを心がけています。問われたこと、頼まれたことは期日よりも早く、先行して動くことで「森本さんに言えば大丈夫!」と信頼してもらえる。その手応えを最近ひしひしと感じています。
「誰にでも思うようにいかないことは必ず起きる。その時に、逃げてごまかしながらではなく、真正面からぶつかって一つひとつ、改善していけばいい」
「悪い話ほど相談しろ。一人で抱え込むな」
そんなアドバイスをくれる先輩たちがいるおかげで「仕事って、営業って、チームでやっているんだ。だから良いことも悪いことも共有することが大事なんだ」と気づきました。チームとしてのバックアップとフォローの心強い環境があるからこそ、私も逃げずにぶつかり、何とか乗り越えようとしてきましたし、タフにもなりました。
失敗を乗り越えて、「うまくいきました!」と報告できるのは嬉しいですし、いつの日か、後輩が困った時に力になれる先輩になれたら、と。そして一緒に、世界市場への営業にもチャレンジしていきたいですね。

私のイチオシ・注目製品はこれだ!

お客様のこだわりが詰まったねじ・ボルト用の軟質ステンレス鋼線です。オーダーメイドのオンリーワン仕様には、お客様の数だけ私の想いも詰まっていますから(森本)

学生の方へのメッセージ

小財/ものづくりが世界的に「短小軽薄」の方向性に進むなかで、ステンレス鋼線も金属繊維も日本精線の製品は圧倒的に強いので、未来志向でとても楽しみな会社です。微細なゴミも防ぐ金属繊維のフィルターは、半導体業界には不可欠な存在です。世界のものづくりと経済活動にも必要とされるものづくりができる充実感を、自分らしさを発揮しながら、皆さんもぜひ、体感してください。
齋藤/入社説明会で、金属繊維で編んだテディベアを見て、「こんなの、できるんだ!」と感じた驚きが、いまは「真似のできないものづくりだから、できるんだ!」と、その真価がわかります。最先端技術のハードルは高くても、やりたいことに自由にチャレンジできる環境ですし、誰もが面倒見がよく、とても親しみやすい会社です。自分なりに考えるのが好きで探求心の旺盛な人には、きっと面白い仕事ができると思いますよ。
森本/高校時代に夏の甲子園に出場した時に「力以上のものを引き出してくれる舞台」だと感じましたが、それと同じ環境が日本精線にはあります。先輩は一人ひとりタイプが違っていて、営業スタイルも十人十色。でもそうやって自分の色をさらけ出せる人は、他人の良さを引き出すこともできる。だからお客様に認められ、信頼と自信も高めていける。皆さんにも、ありのままの自分で関係性を深めていくプロセスを、楽しんで欲しいですね。

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社員同士が皆、互いの顔を見てわかるちょうどいい規模で、つながりも強い。挑戦プロセスの失敗を評価し合える、いい風土が根づいているのも魅力です!(小財・齋藤・森本)

マイナビ編集部から

ステンレス鋼線と、その加工品である金属繊維――。真似のできない製品群で、世界のものづくりを支えるのが、日本精線だ。ミクロン単位の領域で追随を許さない「細さ、強さ、精密さ」に磨きをかけ、さらにナンバーワンを極めるべく挑戦を続ける原動力は、社員の誰もが「絶対に、自分にしかできないことがある」と確信しているからだ。
就職活動は、先入観や目に見えやすいものを重視しがちだが、実は見えないところを見ようとする人にだけ、本当に大事なことが浮かび上がってくる。「見えにくい」けど不可欠な存在である日本精線の製品群もまた、「本当に大事なこと」「日本精線にしかできないこと」を突き詰めていくなかで生み出されている。「自分に、何ができるか」を追求してみたい人には、絶好の舞台と言えるだろう。鉄鋼メーカー志望は金属材料系の学生が多いが、化学や機械工学出身の先輩も数多く、活躍の場も幅広くあることはあまり知られていない。生き方も専門分野も、「自分らしく」を大事にしながら成長したい人に、いつでも扉は開かれている。

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ステンレス鋼線国内トップシェアメーカー。金属繊維からフィルター製品まで一貫したものづくりは世界に2社、国内は日本精線だけ。トップ&オンリーワンの存在感は抜群だ。

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