最終更新日:2025/8/2

(株)野田塾

業種

  • 教育
  • サービス(その他)

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取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

教えることに専念できるから、スキル&キャリアアップにも貪欲になれます。

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私たち、プライベートも充実させています!

受験指導のプロとして、質の高い授業を提供する野田塾の教師たち。教育という業務を通じ、子どもたちの成長を応援しつつ、自身がめざすキャリアを実現。そしてオフタイムも全力で楽しんでいます。

(写真左から)
★伊藤祐真さん/国府宮校 校長/2015年入社
野田塾で生徒やアルバイト経験があり、新卒で入社。仕事はもちろん、趣味のゴルフにかける情熱にも人一倍のものがある。
★大内万佑花さん/小田井校 校長/2017年入社
中学生の時に野田塾に通い、当時の先生たちと働きたいと新卒で入社。多忙な日々の中、オンとオフをうまく切り替えている。
★大谷 和さん/国府宮校 副校長/2019年入社
子どもや勉強が好きで、新卒で塾教師の道に進んだ。オフの過ごし方では伊藤校長から多大な影響を受けている。

徹底的に遊んだ後は仕事に集中する。その切り替えを意識しています。

私は小学生の頃から教師になるのが夢でした。就職活動では学校の先生の道も考えたものの、認定教師(アルバイト)として野田塾で過ごした学生時代がとても楽しかったため、結果的に当社1本に絞って入社を決めました。
アルバイトながら仕事の経験があったことで、入社後に難しさ等は感じませんでしたが、逆に言えば下積みが少ない分、入社4年目に校長になった時はとても戸惑いました。それまで副校長として校長の仕事を見てきたはずなのに、いざ自分でやろうとすると何をすればいいのか、どうすれば結果を出せるのかがまったくわからないのです。
ただ救いだったのは、最初のうちは前校長が指導をしてくれ、その方がとても厳しかった点です。楽観的な性格の私は、危機管理意識についてよく言われていました。例えば生徒がどんなことをするとトラブルにつながる可能性が高いかなど、見極めるべきラインについて丁寧な指導を受け、おかげで私の中に校舎運営のスタンダードのようなものが確立されたのです。気持ちに余裕が生まれた瞬間と言ってもよく、校長になって3年ほど経ってからのことでした。

今は小学4年生から中学3年生までの生徒に数学(算数)と理科を教えつつ、校長として保護者の方や入塾希望の方への対応等も行っています。生徒たちによく言っているのは、「遊ぶ時は遊べばいいので、勉強とのメリハリをつけよう。そして楽しく塾に通おう」ということです。
それは私たちも同じ。どんな世界でも、遊びと仕事の切り替えが上手な人ほど成功します。だから私は趣味のゴルフにも全力で臨んでいます。普段は出来る限り定時内に仕事を終わらせるよう努め、帰り道に練習場に寄ります。10~20分程度の練習を週に3、4回。休日の月曜には友人や会社の仲間とコースに出ることもあります。これをやり切ったら思う存分、ゴルフを楽しむぞという思いが、私のモチベーションのもとになっています。

仕事のやりがいは、一般の教師の頃から一貫して変わっていません。子どもたちが笑顔で塾に通う姿を見ることです。合格した時もうれしいものですが、私としては毎日ここで楽しく過ごしてもらうことが一番の喜びなのです。今後は校長としては、目標達成を継続させること。個人的には本部長など、さらに上のポストをめざすとともに、ゴルフで80台を切ることです。(伊藤さん)

仕事を通じて成長した点

最初の頃は、しっかりしなくてはと気負っていました。仕事に慣れる中で自分の許容範囲も広がり、今は何より楽しく働くことを大切にしています。(伊藤さん)

一人ひとりの生徒に寄り添うには、プライベートも含めた人生経験が必要です。

私は教育学部出身。塾の教師を選んだのは、勉強や勉強の仕方を集中的に教えたいと思ったからです。
ただ実際は、それほど単純なものではありませんでした。当社の場合、入社1年目は担当教科を持ち、いろいろな校舎で授業を行います。その際に同じ授業をしても、生徒や地域性によってまったく反応が異なり、それに対処するにはしばらく時間がかかりました。
2年目になると英語担任としてひとつの校舎に常駐。そこでようやく子どもたち一人ひとりの性格や塾に来る目的がわかるようになり、よりコミュニケーションを図るために面談の機会を設けたり、授業の合間に話をするようになりました。野田塾にいる以上は楽しく、そして学校でも困らないようにしてあげたいと思うようになったのです。

2年目には副校長になり、計4名の校長と一緒に仕事をしながら子どもたちへの接し方を学びました。できない問題があれば質問教室に呼んだり、授業後にも教えたり。恥ずかしがりで質問に来れない子には、校長の方から積極的に声をかけていました。その姿勢が、今の私の活動の原点になっています。
私が校長になったのは2023年の3月。今は子どもたちだけでなく、保護者の方と接する機会も多く設けています。もともと校長が変わる際には保護者会があり、私はそれに加えて電話や懇談の機会をたくさん持とうと思っています。子どもにどう育ってほしいかをお聞きし、私たちにできることをしたいという思いがあるからに他なりません。

教師だけをしていた時は、生徒からの良い反応が楽しみでした。今は責任ある立場なので、やはり校舎運営が順調に行っている時にやりがいを感じます。保護者の方にも認めていただくことで、ご紹介などのケースも増えていくんですよ。それと今年から私の教え子が4名、アルバイトして来てくれるようになり、その点もうれしく思っています。
私の休日の過ごし方は、ライブを見に行くこと。試験後など、自分なりに調整して休みを取れるため、時には東京や大阪、仙台などにも遠征しています。
今後は個人的には英検の準1級をめざすなど、担当する英語の授業をブラッシュアップさせたいと考えています。また当社には小学校低学年や高校生向けのクラスもあり、今の校舎で一貫教育を実現させることも目標です。(大内さん)

仕事を通じて成長した点

人との接し方を学びました。その人の個性に合わせた対応もできるようになり、保護者の方の中には、とても親しく話かけて下さる方もいらっしゃいます。(大内さん)

人で選んだ職場。多くの面で上司や先輩の影響を受けています。

学生時代の学びは社会福祉。児童養護施設に実習に行ったこともあり、得意の勉強や会話力を活かし、子どもたちに勉強を教えたいと塾教師を志望しました。いろいろな塾を見る中で、当社はどの方も温かく、人柄重視で入社を決めたと言えます。
新人を育てる体制も魅力的でした。当社の場合、入社前の半年間をかけて、研修の一環で実際の授業を経験します。さすがにその間は緊張もしましたし、時間内で伝える難しさも痛感したものです。ただ教師としての基礎を学ぶには、とても良い勉強になった上、1年目は授業に集中し、研鑽の毎日を過ごそうという意欲にもつながりました。

2年目には副校長となり、校舎の事務的な面も任されるようになりました。その時の校長がとても細かい点まで気づく方で、「こうした方がいいよ」と何度もアドバイスをもらいました。おかげで生徒への対応はもちろん、月例テストなどの後に行う保護者連絡なども丁寧にできるようになり、私の中では飛躍的にスキルが向上した時期でした。
一方で私が積極的に取り組んできたのがイベントです。特に2022年に実施した小学生向けの夏のキャンプ「自然教室」が印象に残っています。コロナ禍で久しぶりにできたこともあり、私も張り切って、絵手紙の企画から進行役までを任せてもらいました。校舎内の仕事だけをしていると、1日がそれで完結してしまいます。手を挙げてイベントに参加することで、横のつながりもずいぶん広がったものです。

もちろんひとつの校舎で、子どもたちと密な関係を築けるというメリットも見過ごせません。受験が終わって卒業する際に、「ありがとう」の言葉が返ってくる時は、大きな達成感を覚えます。
また最近は伊藤校長に感化され、ジム通いも始めました。午後からの出勤のため、普段は午前中にジムでレッスンをし、休日もまずはジムを予約してから友人と会ったりするほどです。
今後の目標は、副校長になってから担当している英語力の向上です。もうひとつの科目である社会は個人的にも大好き。プライベートで、いろいろと調べることもあります。一方で英語はまだまだ自信がなく、TOEICなどにチャレンジし、スキルを高めたいと考えています。副校長としては運営面に全力で取り組み、校長のめざす校舎づくりのサポートをしたいと思っています。(大谷さん)

仕事を通じて成長した点

ジムでのレッスン、そして授業と、1日動いているようなもので、ずいぶんと体力が付きました。季節の変わり目に体調を崩すことがなくなりました。(大谷さん)

企業研究のポイント

教師職を目指してる方は、各社ごとに教育への考え方から指導法、職場の雰囲気もまったく異なります。それらを確かめるためにも、インターンシップや仕事体験に参加することをお勧めします。
インターンシップを通して、塾業界の説明、プレゼンテーション力や話し方、教師に必要なスキルをご紹介し、さらにディスカッションやツールを用いたコミュニケーション力のスキル習得にチームで取り組むなどの実践的な事も体験できます。併せて社会人として必要な資質などを、プロの教師から学べます。
仕事体験では、実際の授業の進め方やチョークの持ち方などの初歩を学べ、話し方や声の出し方、視線の送り方など、学生の方にもやっていただきつつ伝授していきます。

学生のみなさんの中には、塾業界の中で、学校か塾かで迷っている方もいるかと思います。
私が思う塾教師という仕事の魅力は、授業に専念できる点です。もちろん事務業務や保護者対応などはあるものの、夕方以降は完全に授業のみに集中できます。
それとタプレットなど、最新の教育ツール触れる機会も増えていきます。当社でも8年ほど前から導入し、今も最新のアプリを入れて、より効率良くしようと努めています。良いと思ったことを実現させやすい点も、塾ならではの魅力と言えるでしょう。
(執行役員 人事部長 奥村孝司)

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「学生時代にしかできない貴重な経験をたくさんしておきましょう。塾の教師としても引き出しの多さは大切で、それが子どもたちからの人気にもつながります」と奥村さん。

マイナビ編集部から

子どもたちにとっては志望校への合格に加え、未来に羽ばたく優れた人格を育成してくれる場所。そして教師たちにとっては、大好きな教育や授業に集中し、かつプライベートも充実できる職場。それが野田塾だ。
同社の場合、週休2日制で基本的には日・月休み。休日には共通する趣味を持つ仲間同士で連絡を取り合い、ゴルフや釣りなどに出かけるケースも多いという。
また業界でありがちな深夜の残業とも無縁。遅くまで残ると社内規則で違反と見なされるとのことで、当然ながらサービス残業などは一切ない。業務が重なり間に合いそうにない時などは、会社として調整しくれるそうだ。

一方で出勤は午後からのため、午前中に犬の散歩やジム通い、夕飯の用意などを済ませてくる教師も多い。また産休・育休に関しても、復職後に昼間勤務の総務などの部署に異動をしたり、パートやアルバイトへの変更も可能だ。
営業活動では授業の評判が第一と考えており、子どもたちや保護者の方の口コミで集まる体制をめざしている。
社員同士の距離感も近く、会議の場や、親しい関係であれば電話等で相談をし合うことも日常的という同社。塾業界の企業研究を進めるなら、こうした働き方や人間関係の面にも、しっかりと目を向けてみるといいだろう。

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全国の塾教師たちが一堂に会し、腕を競い合う「全国模擬授業大会」。野田塾ではルーキー部門も合わせ、最優秀賞や部門別チャンピオンに輝いた教師が多く在籍している。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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