最終更新日:2025/7/10

(株)セイミヤ

業種

  • スーパーマーケット
  • 専門店(食品・日用品)
  • 給食・デリカ・フードビジネス

基本情報

本社
茨城県

取材情報

記事で読む社会科見学

毎日の暮らしになくてはならない存在だから、やりがいも大きい!

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~地域密着型スーパー・セイミヤで活躍する社員たち~

鴨川祐太さん 青果部/2015年入社
井口雄介さん 精肉部/2018年入社
鈴木裕之さん 副店長/2011年入社
(インタビュー順)

茨城県・千葉県に、地域に愛されるスーパーマーケットを19店舗展開するセイミヤ。私たちの生活に欠かせない存在であり続けるために、社員はどのような仕事をしているのか。セイミヤの店舗に勤務する社員にインタビューを通して、その秘密を紐解いてみた。

[青果部]毎日の商品の流通量にビックリ。スーパーマーケットの仕事は、奥が深い!

子どもの頃から母がセイミヤを利用していたので、物心がついたころからずっと身近に感じていました。企業研究を始めた時、ふと、いつものように行っていたセイミヤについて調べてみようと思ったことがきっかけとなり、現在に至ります。実は、自分がスーパーマーケットで働くというイメージがなかったので、入社してから初めて体験することばかり。仕事を始めてから、「食」の重要性を改めて実感しました。食材は、食べられればそれでよいのではなく、品質・鮮度・味・価格とさまざまな要素がすべてお客さまを満足させるものでないといけません。毎日食卓に並ぶものだからお客さまのこだわりも強く、スーパーに求められることも広範囲に及びそして深いと感じますね。

働いてみて1番驚いたのは、毎日店舗でで扱う品物の量です。お客さまから見えているのはほんの一部で、毎日想像を超える量の商品が流通しています。店舗によって売れる商品は違いますし、スーパーマーケットはとても奥が深いと思います。
私は現在、青果部門に所属していることもあって、たくさんの人においしい野菜を食べてほしいという強い思いがあります。例えば、好き嫌いのあるお子さんにも野菜をたくさん食べてもらうにはどうしたらよいのだろうか、などとよく考えていますね。今はまだ入社年次も浅く、目の前の仕事で精いっぱいなのですが、今後野菜をおいしく食べられるレシピ提案などにも取り組んでいきたいと思っています。

現在の目標は、部門チーフになること。上司や先輩の日々の仕事を見習って、早くステップアップしていきたいと思っています。スーパーマーケットの仕事は、単純作業の繰り返しで誰にもできる簡単なイメージや反対にきつく大変そうなイメージばかりがクローズアップされますが、私たちがどんな仕事をしているのか、正社員のほんとうの仕事を多くの方に知っていただきたいと思っています。(鴨川さん)

セイミヤ社員の1日

安心・安全な食べ物を届けるため、しっかりと品質と鮮度を自分の目でチェック。「お客さまからお声かけされるとうれしいですね」と鴨川さん

[精肉部]地域のお客さまから信頼されることをモットーに

私がセイミヤに入社したのは、大学の先生の紹介がきっかけでした。セイミヤは地域の人との距離が近いこと、東日本大震災の時に翌日から全店舗で営業を再開し商品を供給したことなどを知り、ここで働きたいと思うようになりました。スーパーマーケットは毎日お客さまが利用し、また私たちの生活に必要不可欠な存在なので、そういった経営姿勢と共に業界の特徴にもとても好感を持ったからです。

入社するまで、スーパーマーケットは消費者として買い物に行くくらいで、仕事内容についてはよくわかっていなかったのですが、予想以上にたくさんの仕事があることに驚きました。マネジメントや発注、品出しなど、お客さまに商品を安定してお届けするための、さまざまな業務があります。入社後の研修では、バイヤーがどのように商品を仕入れてくるかを知るため、皆で銚子(ちょうし)漁港まで見学に行きました。こうした研修を通じて視野が広がり、流通やマーケティングについての知識も深まりました。

一方で、売り場を切り盛りする現場の仕事も魅力があります。私は技術を身につけたいという希望があったことから、精肉部門に所属し、肉のカットや盛り付けなどを行っています。現在の店長も精肉部門の出身なので、現場を知っていてくれますし、分からないことがあればアドバイスをもらえるので心強いです。お客さまから「セイミヤのお肉はおいしい」と言っていただけるように、繊維の方向を見極め、料理の用途に応じた厚さにカットするなど、技術を磨いていきたいですね。これから、仕事を覚えながら、自分を成長させていきたいと思っています(井口さん)

セイミヤ社員の1日

発注業務も大事な仕事。「お客さまが必要とするものを確かにお届けするために、数字の管理も大切です」と井口さん

[副店長]スーパーマーケットは地域の食を支える仕事

私は茨城県出身で、地元で食に関する仕事がしたいと思い、セイミヤに入社しました。最初は、仕事をするなら生活に密着した衣食住の何かに関係するものがよいと考えていましたが、スーパーマーケットは消費者に1番身近な存在で、なくてはならないものだからこそ、仕事のやりがいがあるのではないかと思いました。

現在は副店長としてマネジメント業務に当たっていますが、以前から所属している精肉部門の仕事も続けています。精肉は技術が問われる仕事で、同じ肉でも、カットの方法や盛り付け方で商品価値が変わっていきますから、やればやるほど奥が深く、面白い仕事です。お客さまに顔を覚えていただいて、「次もお願いね」と依頼されるときなどは、自分の仕事が評価されたのだなと感じます。

入社するまで、私にはスーパーマーケットの仕事というと「品出し」のイメージがあったのですが、実はそれは仕事のほんの一部。売り場奥にあるバックヤードには、たくさんの仕事があり、多くのヒト、モノの動きがあります。ちなみにセイミヤはバックヤードの設備が自慢の一つ。働きやすさに繋がっていますね。副店長の仕事は、年齢や社歴の異なる社員やパートさんを取りまとめる難しさがありますが、相手の話に耳を傾け、どういう言い方をすればわかってもらえるかを考えながら話すようにしています。自分の言いたいことを理解してもらえて、しっかりコミュニケーションが取れたときはうれしいですね。特にお盆やお正月など、皆で力を合わせて繁忙期を乗り切った時などは大きな達成感があります。

スーパーマーケットは地域の人に安心・安全を提供する仕事であり、几帳面であることが最も重要だと考えています。自分で考えて動くこと、好奇心を持つことも大切ですね。地域の皆さんの暮らしを支えていくことにやりがいを感じることのできる仕事であるし、その仕事に懸命に取り組んでいる会社だと思います。(鈴木さん)

セイミヤ社員の1日

副店長になり、社員のマネジメント業務に携わり「皆が気持ちよく働けるように、コミュニケーションも大事にしています」と鈴木さん

企業研究のポイント

スーパーマーケットは多くの方にとって身近な存在。
数ある流通業界の中でも、週に何度も足を運ぶ店というのはそう多くはありません。
そんなスーパーマーケット業界の企業研究のポイントとしては、単にモノを売る場所ではなく、社会インフラとして機能しているという点を見てほしいですね。
あまりにも身近な場所であるために深く考える機会は少ないかもしれませんが、スーパーマーケットには、マネジメント業務やマーケティングなど、さまざまな仕事があり、社会を支える存在としてやりがいが感じられる業務も少なくありません。
企業研究の際には、接客業だけではなく、流通業としてのスーパーマーケットの本当の姿を捉えていただきたいです。

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入社後研修の一コマ。今後、幅広く活躍していくために、流通の仕組みやマーケティングリサーチなど、様々な知識を身に付ける。

マイナビ編集部から

地域密着をモットーとするセイミヤは、地域の方々を支えるという自負を持ち、従来のスーパーマーケットという枠を超えて地域に貢献している。例えば、移動販売車「とくし丸」。これは、買い物難民と呼ばれる、外出が困難な高齢者や病気の方々などでも、必要なものが買えるようにと始まった事業で、地域の方々から感謝の声が絶えないという。東日本大震災では、店舗が被災する中で、「お客さまが困っている時に店を開けないでどうする」という掛け声のもと、社員が集まり安全を確認し、商品を販売した。停電でレジも冷蔵庫も使えない中、おつりのでないワンコイン価格で販売することで地域のお客さまの食を支え続けた。また、現在のコロナ禍においても外出せずに欲しいものが届く「とくし丸」はご年配の方や妊婦さんを中心に好評を得ている。スーパーマーケットで働くというと接客や品出しのイメージが強く、流通を支えるインフラとしての役割があることに気づいていない人も多いかもしれないが、地域を支えるやりがいのある仕事は、きっと自分自身を成長させてくれることだろう。

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働きやすい環境で、社員の仲もよいセイミヤ。地域のお客さまのなくてはならない存在となれるように、日々の業務に力を合わせている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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