最終更新日:2026/2/12

たんぽぽ薬局(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 調剤薬局

基本情報

本社
岐阜県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

現役薬剤師が本音で語り合う、自らの仕事と今いる環境、これからのキャリアについて

  • 薬学・医療系 専攻の先輩

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現場の最前線で活躍する先輩たちの座談会

薬剤師として成長し、キャリアアップを果たしてもなお前向きに学び、さらなる高みをめざす先輩たち。そんな3名に、自らの仕事や環境、これからのキャリアについて今思うことを本音で語っていただきました。

■稲生 翔太さん(写真中央)
たんぽぽ薬局交野店 薬局長 2019年入社/薬学部卒

■冨田 貴史さん(写真右)
たんぽぽ薬局交野店 副薬局長 2020年入社/薬学部卒 

■竹下 茅咲さん(写真左)
たんぽぽ薬局交野店 薬剤師 2022年入社/薬学部卒

内科や小児科の処方箋を幅広く応需。治療の初期段階から関われる医療モール内の店舗

稲生:たんぽぽ薬局は全店舗の8割が総合病院門前に立地していますが、私たちが勤務する店舗は医療モールの中にあり、モール内にある内科、小児科、皮膚科、眼科の処方箋をメインに、幅広い医療機関からの処方箋を受け付けています。内科や小児科といったクリニックは、地域の人たちが体調を崩したとき最初にかかる医療機関なので、治療の初期段階から関わることができるという特徴があります。私は薬局長として店舗運営とマネジメントに携わりながら、服薬指導や患者さまの継続的なフォローなど薬剤師としての業務も行っています。

冨田:私は副薬局長として、モール内のクリニックや在宅の施設担当者、ケアマネジャーとの連携など、薬局長のサポート業務を担当していますが、主軸はもちろん薬剤師業務で、かかりつけ薬剤師を増やすための取り組みやリクルーター活動なども行っています。

竹下:私は店舗内での薬剤師業務が基本で、新しい薬や副作用の出やすい薬を処方された患者さまに関しては、電話で服薬期間中のフォローも行っています。以前は総合病院前の店舗にいたのですが、そこでは小児の処方箋を受けることが少なかったので、稲生さんや冨田さんに教わりながら学んでいるところです。

冨田:その分、その他の患者さまに関しては検査値を判読して適切な服薬指導を行っていて、いつも感心して見ていますよ。

稲生:検査値に基づく処方監査ができれば、監査の質も向上しますからね。確かな仕事をしていくことが患者さまからの信頼にもつながるから、期待しています。

竹下:ありがとうございます!お二人は普段どんなことを意識して仕事に取り組まれていますか?

稲生:服薬指導も治療の一環だという意識を持つことかな。医師との面談では治療に対する考え方や処方の理由なども聞くし、ときには地域における耐性菌の広がりを把握して別の抗生剤を提案するなど、踏み込んだ話をすることもあります。

冨田:僕は前回対応した方もそうでない方も、これまでの記録を確認して継続した対応をすること。今回の処方には直接関係ない持病やちょっとした不調も含めて、一度話したことを「わかってくれている」と思ってもらえれば患者さまも安心できるだろうし、こちらもそうした情報を聞き出す時間を服薬指導に充てられるので、結果的に質の高い仕事ができる。それがかかりつけ薬剤師の指名につながると思っています。

取材こぼれ話

スタッフが多いとマネジメントは大変ですが、みんなの意見を聞き、話し合いながら店舗を改善していくことが今の私の一番のやりがいとなっています。(稲生さん)

やりがいを持って長く働き続けるために、それぞれのスキルアップを後押し

竹下:お二人とも今、資格取得をめざして勉強されているそうですが、どんな資格か伺ってもいいですか?

冨田:僕はまだこれから本格的に勉強を始めるという段階なんだけど、小児薬物療法認定薬剤師の資格に挑戦しようと思っています。以前、小児の処方が少ない店舗に勤めていたんだけど、他店の研修に入ったときに小児の処方を見て「難しいな」と思ったことが記憶にあって……。難しいけどその分やりがいもありそうだし、今の店舗は小児の処方が多いから、せっかくなら本格的に勉強してみようと思って決意しました。

稲生:僕は認定実務実習薬剤師の資格取得の真っ最中。いろいろな診療科の処方箋が見られるモール内の店舗って、薬学生が勉強する環境としてピッタリだと思うんですよね。今いる店舗はスタッフの人数も多いし、今後学生の実習を受け入れられたらいいなと思って資格を取得しました。

竹下:稲生さんは腎臓病療養指導士の資格も取られましたよね?

稲生:そう、数日前に合格したばかりです!仲良くしていた患者さまが人工透析をすることになって、腎臓病についてもっと知っておきたいなと思って取りました。

竹下:患者さまを見ていると、自覚症状がないのに腎臓の数値が悪いという方が結構多くいらっしゃり、私自身、どの数値よりも一番見るのが腎臓の数値なんです。だから、私も腎臓病療養指導士はいつか取れたらと思っています。

稲生:資格取得については会社からの手厚い支援もあるけど、僕で役に立てることがあれば何でもサポートしますから、いつでも相談してくださいね。

竹下:ありがとうございます。当社は専門知識を深める前の段階の研修も充実していて、入社時には社会人としてのマナーからしっかり教えてもらえるし、それ以降もラダーに基づいた研修が組まれているから、安心して学んでいけます。

稲生:冨田さんは昨年、学会発表も行ったそうですね。

冨田:はい。乳がんの薬の副作用に関するフォローアップ調査をしてそのデータを分析し、結果を学会で発表しました。学会発表に興味があると手を挙げたことで指名いただきましたが、会社側から学びのチャンスを与えてくれるのは有り難いですね。

取材こぼれ話

薬局長になることも目標の一つ。今は稲生薬局長の働き方をすぐそばで見て、いろいろなことを学ばせてもらっています。リーダーシップなども見習いたいですね。(冨田さん)

患者さまからもドクターからも評価される店舗をめざして、働きやすい環境を追求

稲生:これは全くの偶然だけど、僕も冨田さんも竹下さんも、東海地方の店舗でキャリアをスタートして、その後、今いる交野店に異動してきたんだけど、異動を経験することで社内の交流ってどんどん広がっていきますよね。もちろん、同じ時期に同じ店舗で過ごした人とのつながりもずっと続くもので、僕が1年目のとき、OJTトレーナーをしてくれた先輩とは今でも一緒にご飯に行っています。今は薬局長としての先輩でもあるから相談に乗ってもらうこともあるし、自分が後輩の立場でいられるというのもホッとするというか、安心できる関係を築かせてもらっていますよ。

冨田:同期とのつながりも良いものですよね。僕の同期は30人くらいいて、さすがに全員で集まることは難しいけれど、仲の良い同期とは予定を合わせて年2、3回は会っています。

竹下:本社スタッフとの距離感が近いのも当社の特徴だと思います。学会に関連することやリクルーターとしての活動など、本社に足を運ぶこともあるので、本社のスタッフは現場のメンバーの名前もきちんと覚えてくれているし、意見も言いやすいです。

稲生:そういうあたたかい社風を体現するような、より良い店舗づくり・働きやすい環境づくりも薬局長としては強く意識していて、シフトの調整も可能な限り柔軟に対応しています。もともとスタッフの人数が揃っているからということもあるけれど、先日、1週間程休みを取って、タイに旅行に行ったスタッフもいましたよね。

冨田:人間関係が良好でありつつ、オンとオフのメリハリをつけて働ける職場になっていると思います。そうしたことを踏まえて、稲生さんはこの先、さらにどんな店舗づくりを進めていきたいと考えていますか?

稲生:僕は、患者さまからもドクターからも高く評価されている店舗が良い店舗だと思っていて、そういう店舗にするために、スタッフ一人ひとりが前向きに働ける快適な環境を追求していきたいと考えています。だから、患者さまの意見もしっかり聞くし、インターネット上に書かれた評価も見る。そうやって倦まず弛まず改善をして、スタッフのみんなから「この店舗に配属されて良かった」とか「この店舗から異動したくない」と言ってもらえるような店舗にできればと思っています。

取材こぼれ話

検査値を見ることは大切ですが、患者さまの思いや生活背景を知るため、あえてイエス・ノーで答えられない質問をして会話を膨らませるようにしています。(竹下さん)

企業研究のポイント

総合病院の門前薬局で幅広く学びたい、患者さまと長く付き合える地域密着型の店舗で働きたい、半日ではなく1日の休みが取れる勤務体系でプライベートも充実させたいなど、まずは自分の軸をしっかり持つこと。その上で企業研究を深め、自分に合った業界・企業を見つけてください。
(稲生さん)

先輩薬剤師として学生のみなさんによく話しているのは、将来の長期的な目標と短期的な目標を設定し、それが着実に実現できる(順を追って成長できる)環境を探すことが大事だということ。長期的な目標を持つのはもちろん素晴らしいことですが、それだけでなく、1年目に何がしたいのか、3年目に何をしたいのか、その上で、5年10年経ったときにどうなっていたいのかをしっかり考え、企業研究を行うようにしてみてください。
(冨田さん)

おそらくみなさんは仕事内容や労働条件、福利厚生を見て、長く働けそうな会社を探すと思いますが、長い人生、家庭の都合など、いろいろな事情で転職しなければならないことがあるかもしれません。ですから、もしもそうなったときに困らないよう研修制度や指導体制が整っていて、自分の能力を高められるかという視点で企業研究を行うことも大切だと思っています。
(竹下さん)

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「この人のために自分は何ができるのか」と考え、そこから目標が見つかることもある。決してあせらず、多くのことが経験できる環境をじっくり見比べて選んでほしい。

マイナビ編集部から

総合病院の門前や敷地内薬局が全体の8割を占め、抗がん剤や抗HIV薬、麻薬といった高度な薬学管理が必要な「がん診療拠点病院」の門前薬局も多いたんぽぽ薬局。在宅管理も全店舗の9割で実施し、在宅処方応需実績は年間18万回超。他にも、かかりつけ薬局の役割を担う医療モール内の店舗など、個性豊かな薬局を展開し、地域医療に貢献している。

今回取材に協力してくれた薬局長の稲生さんが、「良い店舗をつくるためにはまず、働きやすい環境が重要」と話してくれたが、会社側も、子育てサポート企業として「くるみん」や「えるぼし」の認定を受けるなど、仕事と家庭生活の調和を重視した環境整備に積極的に取り組んでいる。近年は、全社員の育休取得率が向上しており、今現在、時短勤務中の薬局長もいるという。ワークライフバランスを保って長く働ける環境だからこそキャリアを継続でき、キャリアを継続できるから、より高い水準の目標を見つけて理想のキャリアを追求することができる、そんな好循環も同社の魅力と言えるだろう。

みなさんには、働きやすい仕組みや環境があるから人が成長し、人が成長するから良い薬局がつくられる、ということを念頭に置いて、教育や社風、キャリアパスなど、大切なポイントを見落とすことなく企業研究を進めてほしいと取材を通して感じた。

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「前進と奉仕」を企業理念に掲げ、東海、北陸、近畿、四国で多様な役割を持つ店舗を展開。行政や大学、地域とも連携し、健康維持のための教育活動も進めている。

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