最終更新日:2026/1/30

(株)チクマ

業種

  • 商社(アパレル・ファッション関連)
  • アパレル(メーカー)
  • 繊維
  • 環境・リサイクル
  • 商社(教育関連)

基本情報

本社
大阪府

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

命を守り、暮らしを豊かにする衣服を、もっと多くの人々に提供したい!

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ユニフォームを通じて、チクマのこだわりと魅力をお伝えします

普段意識することは少ないかもしれませんが、私たちの日常はユニフォームであふれています。創業120年以上、繊維一筋に歩んできたチクマで、ユニフォームに関わっている先輩たちへお話をうかがいました。

◆T.N.さん(2023年入社、写真中央)
キャンパス事業部/生活環境学部卒
全国の学校を巡り、衣服が持つ意味や着こなしのポイントなどを伝えている。日々わかりやすく伝えるコツを勉強中。

◆M.T.さん(2024年入社、写真右)
ユニフォーム事業部/公共学部卒
イチオシは、真夏の炎天下でも体を冷やす『氷点下ベスト』。商品テストでは毎回「すごく冷える!」と大好評。

◆Y.T.さん(2024年入社、写真左)
アルファピア事業部/経営学部卒
自分が納品したかもしれないユニフォームを街で見かけると、心が躍る。そんなうれしい瞬間をもっと増やしたいと奮闘中。

【服育活動】衣服の役割と価値を伝えるため、全国の中学・高校を訪問しています

小さい頃から裁縫や服が好きだったので、就職活動のときはアパレルメーカーや繊維商社を中心に調べました。調べていくうちに、服を通して人々の生活を守り、豊かにできるユニフォーム業界で働きたいと思いました。その中でも、面接のときにチクマの人事担当者の方が目を見て真剣に話を聞いてくださったことが印象的で、言葉の端々にあたたかい気持ちを感じました。そんな社風が好きになり、入社を決めました。

私は現在、“服育”に携わっています。服育とは、衣服の役割や価値を伝え、衣服を通じて豊かな心を育む活動です。当社は授業で活用できる制服や衣服についての教材を開発し、北海道から沖縄まで、全国の中学校や高等学校がその教材を使って服育を行ってくれています。主な私の仕事は、学校からの問い合わせ対応、「着こなしセミナー」の講師として生徒や先生への講義、服育イベントの企画・運営、SNSを使った情報発信などです。
講師として話す中で、オンとオフで服装を変える理由や、ただ好きな服を着ればいいわけではないということを伝えると、生徒が「ハッ」と気付いたような表情を見せることがあります。そんな反応を見ると、伝えたいことが届いたのだなとうれしくなります。

仕事で印象に残っているのは、母校の近くなど縁のある学校へ講師として赴いたことです。10年前は生徒として聞く立場だったため、自分の成長を実感し気持ちが引き締まりました。
高校時代には、ユニフォーム業界で働きたいという思いにつながる出来事がありました。大学受験を控えた時期に豪雨災害で通学ができず、図書館へ行って勉強をしてもうまく切り替えができないため行き詰まっていました。そこで、制服を着て図書館へ行ったところ、気持ちを切り替えることができ自然と勉強に集中できました。そうしていると、新聞を読みに来ていた高齢の方々が「●●高校の子だね」と声をかけてくれました。こうした出来事から制服の持っている力を実感し、私たちの生活を豊かにする衣服、特に制服に携わりたいと思うようになりました。いつか制服が持つ意味を母校の生徒に伝え、恩返しをしたいと思います。

世の中は日々変化を続け、服育が始まった20年前と今では、衣服のあり方も変わっています。これからも、その変化に柔軟に対応しながら、生活がより豊かになるような衣服の役割と価値を伝えていきます。
(T.N.さん)

次世代を担う若手社員たち、活躍中!

「講師を行うときは説得力に欠けないよう、目に入りやすい襟や首元のボタン、袖口などの身だしなみにはより細心の注意を払います。」(T.N.さん)

【氷点下ベスト】酷暑のもとで働く人を守る、『氷点下ベスト』。新規開拓で爆発ヒットを目指す!

就職はご縁だと思い、業界を絞らずにあらゆる会社を調べていました。そのときにチクマのことを知り、服が好きなので気軽な気持ちで応募してみたところ、人事担当者の方の印象や職場の雰囲気が良く自分に合っていると感じたことが入社のきっかけ。

配属された大阪営業開発課は、展示会で新規顧客を開拓する部署で、関西や関東、四国、九州など全国の展示会に出展。展示会で興味を示してくださったお客さまとコミュニケーションを取り、「着心地を良くしてほしい」などのご要望を伺います。その後、サンプルを製作して打ち合わせを重ねて、見積金額にご納得いただくと量産に進みます。ユニフォーム事業部の営業は、最初の打ち合わせから製作から納品まで責任を持って関わっています。

今、力を入れているのが、2024年に発売した『氷点下ベスト』。ベストの首と両脇にドライアイスインゴット(延べ棒)を収納すれば、40℃以上の酷暑でも体を冷やすことができる商品です。電動ファン付きのベストは防塵エリア・防爆エリアにて引火の恐れがありますが、氷点下ベストはそのような心配もありません。この商品を知ったときに、ユニフォームの会社でまさか人助けができるとは思ってもいなかったため、とても感動しました。また、昨年の展示会でも注目を集め、大手メーカーからオーダーを受注。まだ試験的な使用ですが、本格的に導入いただけたらうれしいですね。どの現場でも安心して着用できるため、ぜひ多くの人に使ってほしいと思います。

企画提案から納品までの一連の流れを掴み、営業としてのノウハウを身につけるきっかけになったのは、入社1年目で任せていただいた大型案件です。食品会社向けに、エプロンなどのオーダーユニフォームを提供しました。課長からは「好きなようにやってみよう」と言われ、私に一度考える余地を与えていただき、いつもフォローしてくれました。あくまで放置ということではなく、聞けばちゃんと教えてくれる。その自由さが心地良く、これが就職活動のときに感じた印象だったのだと改めて思いましたね。

今後の目標は進行中の案件をやり遂げ、『氷点下ベスト』の採用を増やしていくこと。加えて、学生時代に野球部で培った対話力を活かし、上司や先輩のように丁寧で効率的な業務遂行を目指しています。
(M.T.さん)

次世代を担う若手社員たち、活躍中!

「先輩や上司に迷惑をかけないように心がけています。また、最近車を購入したので、それも自分を奮い立たせるモチベーションになっています!」(M.T.さん)

【着たくなるユニフォーム】オフィスでも接客でも。おしゃれでデザイン性の高い“憧れの制服”をつくる!

多くの会社がある中でチクマに目が留まったのは、創業120年以上という歴史の長さ。そして、休日が多いため、仕事とプライベートの両立ができると思ったからです。また、人の良さも入社の決め手の一つです。面接時に、人事部長へ「他社と迷っている」と正直にお話ししたところ、「自分の人生を大切にしてほしい。よく考えて決めてください」と言っていただきました。このアドバイスがとても印象に残って心に響きましたね。

入社後は、オフィスや接客・サービス業向けのユニフォームの企画や提案をしているアルファピア事業部に配属。そこでは営業のアシスタントとして、営業からの指示を受けて伝票処理などの事務処理を行っていました。その中で、より自身でユニフォームの販売に携わりたいと考えるようになり、上司に「2年目から営業をやってみたい」と何度も申し出ました。そして、その希望が叶い、2年目を待たず半年後に営業デビュー。「ここからもう一回、頑張るぞ!」と改めて気を引き締めました。アルファピア事業部の営業は販売代理店とやりとりし、数十社の代理店さんを訪問して関係を構築後、商談を行っています。エンドユーザーのお客さまのもとへ一緒に訪問し、メーカーの立場としてご提案することもあります。

営業の業務に携わり感じたことは、半年間の営業アシスタントの経験が役に立っているということ。アシスタントは全営業の取引先の電話に対応するため、お客さまのご要望などを知ることができました。その知識を活かして提案し、納品後に「とても気に入ってくれているよ!」と販売代理店やエンドユーザーのお客さまから喜びの声をいただいたときはうれしいですね。
また、担当のお客さまであるホテル会社では、「ホテルを利用されるお客さまの前に立つなら、魅力的なデザインと上質な生地でつくられたユニフォームがふさわしい」とお伝えし、先方の予算を超えて採用していただいたこともあります。会社の魅力を伝えるために必要であるというアピールが成果につながったと思います。

最近は街を歩いているときに、「アルファピア事業部の服だ!」と気が付くことも増えています。もしかしたら自分が提案し、納品したものかもと思うとやる気が湧いてきます。これからも、より多く深く知識を身につけていき、「着たい」と思わせるような商品づくりを行っていきます。
(Y.T.さん)

次世代を担う若手社員たち、活躍中!

「まだすべてのお客さまと関係を築けていないため、とにかく顔と名前を覚えていただき、気軽な世間話ができる取引先を増やすことが今の課題です」(Y.T.さん)

企業研究のポイント

企業研究においては、業界を問わず、できるだけ多くの会社を調べてみてください。そして、気になった業界の各会社を一つひとつ丁寧に調べてみましょう。そうすれば、同じ業界でも細かな部分で違いがあることがわかります。そこで、その違いを自分がどう感じるのか改めて考えてみてください。
加えて、気になった会社はできる限り訪問し、社風を感じ取ってほしいですね。その会社の人と会って話せば、自分に合っている会社かどうかを体感できるはず。

ユニフォーム業界においても会社によってさまざまな特徴があります。
当社は生地・繊維の商社とユニフォームの企画・デザイン・製造まで手がけるアパレルメーカーという2つの顔を持っています。中でも大きなシェアを誇っているのは、中学校・高等学校や警察などの官公庁のユニフォーム。一般企業向けではホテルやイベントなど、サービス業のニーズは高まっており、また酷暑対策として開発した『氷点下ベスト』などの機能性を追求した衣服も注目を集めています。また、インターンシップなど当社に来ていただいた際は、社内のサンプルをぜひ見てほしいです。「こんなにたくさんのユニフォームをつくっているんだ」と驚くと思いますよ。

Webサイトからではわからないことがきっとありますので、実際に会社へ足を運び、働いている社員や扱っている商材などの各会社の“違い”を感じ取ってみましょう。
(総務部部長/S.T.さん)

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「ユニフォームには想像以上にたくさんのアイテムがあること、いろんな場所で使われていることを知ってほしい」と話す人事担当。企業研究の一環で会社訪問も勧めている。

マイナビ編集部から

1903年(明治36年)、毛織物の一種である羅紗を扱う羅紗商として神戸で創業したチクマ。そこから、オリジナルユニフォームの企画・デザイン・製造で高い業績を誇る創業120年のアパレルメーカーへと成長した。

一歩先を見る姿勢は創業時からの伝統で、30年前からスタートしたリサイクルシステムもその一つ。着ることができなくなった衣服を有料で回収し、再利用することで資源を有効活用している。
また、企業が使用しているユニフォームをICタグなどで一元管理するシステムも始動。社員やアルバイトスタッフの入退職で必要となるユニフォームの手配、処分の管理がPCで簡単にできるシステムを普及させたいと考えているとのこと。昨今は、LGBTや少子化への対応といった観点から制服のパンツ・スカートの選択肢を設ける学校も増えている。そうした時代の変化も捉え、バリエーション豊かにユニフォームを提供していく。

近くのスーパーやコンビニに行けばスタッフはユニフォームを着ており、ホテルのフロント、レジャー施設、医療や介護施設などユニフォームは至る所で使われている。今後も新展開が期待できる有望なビジネスと言えるだろう。

この取材を通して、ユニフォームにはデザインや着心地だけでなく、サービス向上や命を守るという意味があることもわかり、新鮮な気持ちになった。チクマを深掘りすれば、「衣服」そのものが持つ可能性や魅力に出会えそうだと感じた。

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世界的な化粧品ブランドと提携し、焼却していた美容部員のユニフォームを自動車部品にアップサイクル。この取り組みで、年間2200kgのCO2を削減。地球保全にも貢献。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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