最終更新日:2026/3/13

三菱ケミカル物流(株)

  • 正社員

業種

  • 物流・倉庫
  • 陸運(貨物・バス・タクシー)
  • 海運
  • 化学
  • 輸送用機器(船舶・航空・宇宙関連など)

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

日本に、世界にケミカル品を届ける。責任ある仕事に挑み、成長を遂げた社員たち。

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ケミカル品の物流を多角的にバックアップするということ

三菱ケミカル物流では経営管理や技術など、様々な立場の社員が世界を股にかけた物流を支えている。3人のコーポレート部門の社員たちの仕事に迫ることで、同社の役割の大きさ、働くやりがいなどを浮き彫りにする。

田野村 紗代 
経理部
農学部農業経済学科卒
2016年入社

杉田 孝輔
経営企画部海外戦略グループ
経営学部経営学科卒
2017年入社

弓場 瑠夏
技術戦略部門技術部
理学部生物学科卒
2016年入社

※取材当時の内容です。

【田野村さん】数字や法令に向き合い、会社の裏方として事業をバックアップ。

就職を意識し始めた頃は食品会社を考えていたのですが、大学の授業で市場経済を勉強したのをきっかけに物流の重要性を感じるようになり、物流業界に興味の中心が移っていくようになりました。当社を選んだのは面接で接した社員のフィーリングが合っていると感じたこと、ケミカル品という取り扱いが難しい物流を手掛けているからこそやりがいも大きいと感じたことが決め手となりました。

最初の5年間は本社の経理部に所属。会社の損益を把握する管理会計、固定資産の管理などに取り組みました。配属されるときに「会社の全体像が分かる部署だよ」と声をかけてもらいましたが、実際に働くと確かにその通りで、会社全体の実績をまとめたり、親会社との連結決算にも携わったりしたことで、広い視点で会社を見つめることができました。

ただ、経理は専門外だった私にとっては、新しく学ぶことばかりでした。扱う数字の桁が非常に大きい点には圧倒されましたが、ベテランの先輩たちのサポートのもと、少しずつできることを増やしていきました。事業部の損益を確認しつつ、何故その数値になっているのか、事業部の本部と話し原因究明を行うこともありました。

その後、パレットやフレコンといった物流の包装資材を仕入れて販売する包装・資材事業部に異動。事業を進める上で課題となる法令を把握した上で、ルールに則って現場の作業が進められているのか、確認等を行うという役割等を担いました。包装資材以外にもケミカル品の販売もあるのですが、厳密な法的規制が存在しており、さまざまな要素に気を配らなくてはなりません。

以前はベテランの先輩が管轄していた業務だけに、経験の浅い私にとっては太刀打ちできないところもありました。そもそも営業の視点に立つ部署ですから、経理時代とは真逆の方向性が求められるケースも発生します。新しい視点、異なる角度の仕事に携わるのは難しいけれども面白くて、やりがいを持って仕事に臨むことができました。その後、再度経理部に戻り、培った営業視点を生かして業務を行っています。

改善の意識を持って一つひとつの仕事に取り組むことが目標です。また、社内のシステムまわりを触っていく機会が多いので、システム系の学びを深めたいとも思っています。

先輩の横顔

インドアなオフタイムを過ごしている田野村さん。週末は入浴剤にこだわってお風呂に入り、体をゆっくりと温めて1週間の疲れを取るよう心がけている。

【杉田さん】海外実務研修にも挑戦。グローバルに働きたい夢を実現させる。

最初の3年間は香川県の坂出支社の企画管理部(現西日本支社香川事業部)に所属していました。支店の予算管理、部署間の調整役、設備購入の窓口を担うとともに、一部では生産物流の現場管理も兼務していました。坂出支社では石炭の港湾荷役を管轄しており、諸外国から来航した10万トン近い外航船からの大型クレーンによる水揚げや、加工された製品を国内外へ出荷する積み付け作業等を所管しています。

外航船ですから乗組員は外国人。コミュニケーション手段は英語になります。海外在住経験があり、英語を使って仕事をしてみたいと思っていた私には、まさに背景を生かせる仕事でもありました。24時間体制で水揚げするので夜中に緊急事態が発生するトラブルなども発生しましたが、懸命に関係者の間を奔走した結果、予定通り水揚げが終了したときの満足感は格別でした。また、本筋の企画管理業務に関しても多くの人と業務を進めていく中で調整力を身につけることができたと思っています。

当社では年1回、上司との面談で将来のキャリアを一緒に考えていきます。「海外実務研修に行きたい」と話をしていたところ、その要望が4年目で叶い、10月から翌年8月まで、タイの物流拠点に常駐することができました。主な業務は、国内物流や海外物流などを事務面から管轄すること。さらに部品組立工場が併設されていましたので、そのマネジメントなども一部では担っていまいた。英語のほか、拙いながらもタイ語なども駆使して現地の人たちと話し合いながら業務を完遂するという経験を積み重ねることで、自分自身の幅を大きく広げることができました

帰国した現在は海外の現地法人全体の予算と実績の管理をしつつ、各拠点のDX化を進める大プロジェクトにも携わっています。現状、フォワーディング業務などで一部Excelに手打ちしている作業があるのですが、それをシステム化できないか検討中。実はシステム開発会社が海外に本店がある企業で、依頼なども英語が主体となっています。微妙なニュアンスを伝えるのに苦労しつつも、やってみたかった分野の仕事だけに挑みがいがあると感じています。

ゆくゆくは自分が発起人となったプロジェクトの主担当として活躍できるようになりたといと夢を描いています。そのために物流の知識に磨きをかけ、さらに業務経験を重ねていくつもりです。

先輩の横顔

映画や読書が好きな杉田さん。仕事以外のテーマに触れて頭を切り替えている。タイ常駐時には、街を散策する中で人の優しさに触れる充実の時間を過ごした。

【弓場さん】物流設備の価値を高めるために、プラスαの提案を意識する。

私は生物学科の出身で、同級生は大学院への進学か、医薬関係の企業を目指す人が大半でした。けれども私は、専攻の枠にとらわれず、可能性がある企業を幅広く見ていく方針を取っていました。その中で「物流は社会の血管だ」というフレーズを耳にしたのを契機に、次第に物流企業への興味を深めていき、中でもケミカル品の物流を手掛ける当社ならば、私が学んできた生物や化学にも関連しますし、人柄のいい社員がそろっている点にも安心感を覚えて入社を決めました。

最初に配属されたのは水島支社の技術部(現西日本支社統括管理部)。荷主が求める安全で効率的な物流を実現するべく、支社内に設置された物流設備の新規導入や増設、更新といった「検討」に携わってきました。梱包した製品の荷役に使用するフォークリフト、製品を倉庫やユーザーへ輸送するウイング車を検討したこともあれば、倉庫そのものの新設にも携わるなど案件の形態は多種多様です。

苦労しつつも点として身に付けた知識が線となって広がり、だんだんと自分の守備範囲が広がっていくのがわかりました。私自身、仕事の中で心がけてきたのは、今ある設備をより良くするために“プラスα”を届けること。例えば、液体の危険物を運ぶローリー車を検討したときには、設備所管部署からは荷役用ホースを4本搭載してほしいという要望を受けました。メーカーに聞くと4本載せる仕様を手掛けたことがなかったとのことでしたが、プラスαを届けるためにも関係者と何度も話し合いをしながら可能性を探ってなんとか搭載に成功。現場から「さすがだね、助かったよ」の声をかけてもらったときは、次への活力につながる手ごたえを得ました。

その後、本社の技術部の一員となり、全社に関わるような案件の対応や各支社・支店の応援業務に取り組んでいます。DX推進や働き方改革の一環として、リアルタイムで遠隔映像や図面確認が容易となるスマートグラスの導入に携わり、より効率的な技術支援を図れるよう工夫しています。

本社に異動してからもプラスαの提案を心がけていますが、積極的に仕事に関わることで、点や線だった知識が、次第に面となってさらに広がる感覚が得られるようになり、楽しく仕事に臨むことができています。無論、まだまだ経験や知識が足りないことも痛感させられていますので、尊敬する上司や先輩に追いつけるように頑張りたいですね。

先輩の横顔

弓場さんは岡山県の拠点に所属していた頃、県内や周辺地域を観光しながら美味しい物を巡る週末を楽しんでいた。休暇をとってリフレッシュでき、働きやすいとも感じている。

学生の方へメッセージ

■就職活動を振り返ると、私は面接が非常に苦手で、何をしゃべっているのかわからず、記憶が飛んでしまうことがありました。ただ、何度か繰り返していくうちに力まずに話せるようになっていったように思います。あまりに力んで面接に臨むと伝えたい自分の姿を相手に伝えられなくなりますから、練習を重ねて面接に慣れ、リラックスして臨んでください。就職活動は思いのほか、体力を削られてしまいますから睡眠をしっかりとるのも忘れずに!
<田野村さん>

■私は週3日テレワークをしていて、自宅でのオンオフの切り替えをきっちりとしようと心がけています。社会人の働き方は今、大きく変わっていますから、企業研究の際にはどんなワークスタイルを取っているのかも調べておきましょう。当社の場合、やりたいと発信していけば受け止めてくれる人がいます。自分の強みを磨き続けるのが前提ですが、みなさんが入社したときには希望はしっかりと発信していきましょう。
<杉田さん>

■就職活動では“何となく”という感覚も案外、大事です。気になった会社にふらっと訪れてみて、そこで得た興味をきっかけに自分の進みたい道が見つかるものです。幅広く企業を捉えるように心がけてください。その中でケミカル品の物流を専門とする当社に少しでも興味を持てるものを見出したら、ぜひ選考に挑んでほしいと思います。
<弓場さん>

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様々な事業部門やコーポレート部門など 幅広い活躍フィールドがあります。 自律的なキャリア形成をサポートし、 一人一人の成長ややりがいを大切にしています。

マイナビ編集部から

三菱ケミカル物流は、ケミカル品に特化した物流会社として、陸上・海上輸送、構内物流、倉庫事業、包装資材事業などを総合的に手掛けている。内航・外航を問わずケミカル船の運航にも携わるなど、日本全土、引いては世界を舞台にした物流でも実力を発揮し続けている。

モノを的確に、正確に運んでいくためには、それを支える社員たちの成長が欠かせない。だからこそ、社員の育成には注力しており、人材育成部門を中心に研修体制の整備を進めてきた。資料の共有化、eラーニングの整備により、スキルアップに積極的に取り組める環境がある。年1回のキャリア面談を通して、自分の意志で進みたい道を選べる体制も構築。さらには語学レッスンの受講費用を支援するほか、社員有志を海外の短期実務研修に送り出すなど、グローバルに飛躍したい若手も支えている。

物流は一人の力で成し遂げられるものではなく、多くの人間の力を束ねた結果、初めて形になる世界である。おのずと仕事の中では相手を尊重する意識が求められるが、3人の社員の言葉の端々から会社全体にチームワークが根付いていることが伝わってきた。物流のDX化など取り組むべきテーマは多くあるが、同社ならば社員が一体となって課題を乗り越えていくはずだ。

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芝大門に本社オフィスを構える。拠点は全国各地に広がっており、社会の教科書にも載っているような工業地帯に多くの支店が存在する。

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