最終更新日:2026/1/23

(株)フォーカスシステムズ【東証プライム市場上場】

  • 上場企業

業種

  • 情報処理
  • ソフトウエア
  • インターネット関連
  • 専門コンサルティング
  • 通信・インフラ

基本情報

本社
東京都

取材情報

我が社自慢の制度・社風

すべての社員が働きやすい職場を目指して――魅力的な制度が育てる支え合いの風土

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「頑張る社員に報いたい」独立系SIerの制度や働き方に迫る

■安藤 紗矢子さん
HR・DX推進本部/人事部 課長

創業以来50年近くにわたり、システムインテグレーションや情報セキュリティサービスを提供しているフォーカスシステムズ。同社の魅力の1つに、社員の働きやすさを重視した勤務制度や福利厚生がある。どのようなものなのか、社内制度の設計に携わる人事部課長の安藤さんに話を伺った。

「心身の健康」を大切に。業務の負荷を軽減する取り組み

「社員がやりがいをもって働ける会社」を目指して、当社は様々な取り組みを行っています。

■テレワーク制度
社員から好評な制度として、テレワーク制度があります。この制度の特徴は「週に○日まで」といった規定がなく、プロジェクトの状況によってはフルでテレワークが可能な点です。例えば、プロジェクトの仕様が決まり、システムの製造フェーズに差しかかった際には、テレワークで数か月集中して作業するといった働き方ができます。

もちろん、対面でお客様と調整などのやりとりが必要な場合や、大きなサーバー機を使ったりするプロジェクトは出勤が必要ですが、状況に応じて働き方を柔軟に変えられる点は社員から喜ばれていますね。

■残業の抑制
残業が心身の負担にならないよう、残業抑制の取り組みも行っています。5年前には25時間近くあった月の平均残業時間も、近年は20時間前後に逓減できています。

まず1つ目は、勤怠システム上で注意喚起できる仕組みを導入していることです。勤務量が多くなり、残業時間が増えていくとアラートが届きます。いわゆる36協定の月45時間を超えないよう、こまめにシステム上で声かけを行う形ですね。このアラートは事後でなく、残業予定に対して発生します。また、本人だけでなく、上司にも届いていますので、過度な残業が発生しないよう上司がマネジメントできる体制を整えています。

もう1つは、残業が増えてしまうような無理な案件を受注しないことです。当社では大きなプロジェクトを受注する際に、社内で受注の判定会議を行います。会議には複数の有識者が出席し、プロジェクトの人数、契約内容を多角的な視点でチェックします。短期間で高稼働が必要な条件や、人数的に厳しいような条件は事前に調整し、社員の働きやすさを守っています。

■休暇制度
当社は経済産業省の「健康経営優良法人」の認定を受けており、社員の心身の健康に重きを置いています。心身の健康には、リフレッシュが大切です。しっかりと有給が取れるよう定期的に社内で呼びかけを行い、有給をあまり取っていない社員には管理職からも声かけをするよう促しています。おかげで休暇を取りやすい雰囲気が浸透してきたと実感しています。

珍しい特別休暇としては、配偶者の出産時の付き添い休暇なども。家族の大切な瞬間にそばにいられるよう、会社としてもサポートしていきたいですね。

フォーカスシステムズの魅力

「子育て支援に積極的に取り組む企業として『プラチナくるみん認定』を取得。時短フレックス制度などの導入で、産休育休から復帰しやすい環境を整えています」と安藤さん。

育児や介護などのライフステージの変化に対応する勤務制度

年齢を重ねライフステージが変化しても、働きやすさは変わらないよう、産休や育休、時短フレックス制度を設けています。

■産休・育休制度
当社ならではの取り組みとして、産休や育休を取得する際の手続きをわかりやすく解説した「安心ガイド」を社内イントラネットで共有しています。

産休・育休の手続きはたくさんあるので、どこから手をつけてよいか迷いがちです。そんな時のために、安心ガイドでは社内で必要な手続きの内容や申請方法、給付金の受け取り方などを時系列に沿って説明しています。実際に産休や育休を取得した社員のインタビューを掲載するなど、より具体的にイメージしてもらいやすいよう工夫しています。

また、産休・育休中でも社内のe-ラーニングの受講は可能です。しかしこの時期は本当に大変だと思うので、受講は完全に任意。まずは体を休めて、家族との時間を大切にしてほしいですね。

■時短フレックス制度
時短フレックス制度は、育児や介護の対応が必要な社員が利用できる、時短勤務とフレックス勤務をかけ合わせた制度です。参画中のプロジェクトに関わらず、希望した社員が全員利用できるよう、最大限に配慮しています。

大きな特徴は、育児の場合、お子様が9歳になる年度末まで制度を利用できる点です。私自身、子どもが2人いるのですが、どちらの子の時も時短フレックスで働いているので、かれこれ10年以上制度を利用しています。出退勤時間を柔軟に調整できるので、とても助かっていますね。

また、私は産後少し早く復帰したのですが、最初は9時から15時まで(うち昼休憩1時間)の5時間勤務から始められました。 いきなり長時間働くとなると不安ですが、5時間程なら「戻ってみようかな」と思えるかもしれません。

時短フレックス制度はすっかり定着し、社員からも前向きな言葉を貰っています。育児や介護と仕事の両立は大変だと思いますが、頑張る人を応援したいと考える社員がたくさんいます。会社全体でサポートする風土が根付いていますね。

フォーカスシステムズの魅力

配偶者や子ども、親兄弟が扶養に入っている場合は毎月家族手当が支給されるなど、様々な側面から社員をサポートしている。物価高が続く中、社員からも好評価だとか。

社員の声に耳を傾けて制度をブラッシュアップしていきたい

当社の多様な制度は、その根本に「努力している社員に報いたい」という社長の思いがあります。それは、社員のキャリア形成についても同様です。

■資格手当と勉強のサポート
当社では、対象の資格を取得した際にお祝い金を支給しています。対象資格は100種類以上あり、若手社員だと基本情報技術者などの資格を取る人が多いですね。

また、部署ごとに定期的な勉強会を開催したり、外部研修に参加したり、様々な取り組みを行っています。エンジニアという職種は、必要な技術が部署やプロジェクトによって異なるため、より実践的な学びができるよう部署ごとで後押しするという形です。

■社員同士が支え合う環境
私自身が当社で働いていて感じるのは、協力的な人が多いということです。当社の理念の中に「社員が心と力を合わせて」という言葉があるのですが、その部分に共感した社員が集まっていると感じています。

誰かが困っている時に、その問題解決のためにサポートしたいと考える社員が多いですね。いい意味でおせっかいと言いましょうか、「こういった悩みを抱えるメンバーがいるが活用できる制度はないか?」という質問が人事部に来ることもあります。こういった社員同士の助け合いが、居心地のよさに繋がっていると感じます。

■社員のやりがいのために
人材への投資は、これまでも時代に合わせて行ってきました。評価制度や教育制度、働き方など、これからもブラッシュアップしていきたいと考えています。

働きやすい環境をつくるには、社員が求めているものを知り、それに応えることが大切です。流行っている制度なら喜ばれるかというと、そうでもありません。やはり直接社員に聞いてみるのが1番です。

当社では、定期的に社員に働きやすさのアンケートをとっています。色々な意見がありますが、予算や実現の難しさを理由に要望を切り捨てるのではなく、どうやったら実現できるか考え、前向きに動くよう心がけています。「やれない理由ではなく、やれる方法を考えよう」というのは、社長もよく言っていますね。

やはり、社員の方には笑顔で働いてほしい――これからも働き方や評価といった社内制度を通して個人の成長をサポートし、会社全体の成長に寄与していきたいと考えています。

フォーカスシステムズの魅力

同社は、都内近郊に3か所独身寮をかまえている。家賃2万円以下で居住できるので、毎年4月は満室になる程の人気ぶりだそう。

企業研究のポイント

企業研究の際に何を大切にするかは、個人によって異なると思います。私は中途入社ですが、1人で黙々と行う仕事よりも、チームの中でメンバーと協力しながら目標達成する仕事に魅力を感じていたため、社員の雰囲気や社風を重視して企業研究を行いました。

雰囲気や社風は、企業のホームページや説明会だけではイメージしづらいものです。そのため、社員の方と個別に会う機会を利用し、直接お話しながら雰囲気を掴んでいきました。最終的に当社を選んだのは、私の人となりをよく知ろうとしてくれた社員が多かったからです。能力や経験、過去の仕事内容だけでなく「人」の部分を重視している会社だと感じましたし、そういった社員の姿勢が心に響きました。実際に入社してからも、その印象は変わりません。わからないことをお互いに教え合って、助け合う風土が根付いていると思います。

業界研究や企業研究では、「比較」をたくさんしてほしいですね。企業ごとに特色が異なるので、多くの企業に触れ、ご自身の価値観を広げてください。様々な業界・企業を知れば「なぜ自分はこの部分を大切にしたいのか」という分析ができますし、最終的に何を目指したいのか、どんな仕事が合っているのか、自分の軸が固まっていくと思いますよ。
(人事部 佐藤さん)

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幼い頃からずっとサッカーをしていたという佐藤さん。「チームメイトと力を合わせて目標を達成するという醍醐味は、当社の仕事と通じるものがありますね」

マイナビ編集部から

フォーカスシステムズの設立は1977年。日本における「IT」の発展とともに挑戦を続け、現在はシステムインテグレーション、ITサービス、そして情報セキュリティの3つの軸で事業を展開している。同社の大きな特徴は、「事業領域の広さ」だ。民間企業だけでなく、地方自治体や中央省庁といった公共事業との関りも深く、その業界は金融から物流、不動産、通信、教育と幅広い。リスク分散できるという事業の安定性と、未知の分野へ挑戦できる成長機会の多さがバランスよく調和している点が魅力だ。

理系出身者が多いかと思えば、同社は文理不問。人事部の佐藤さんによると、新入社員の6~7割は文系学部出身だという。プログラミングや情報分野を学んでいなくても安心して働ける研修制度が整っているのだ。

「頑張る社員をサポートするのはもちろん、キャリアに悩む社員へのフォローも手厚いです」と佐藤さん。働く中でどういうキャリアを目指したらよいか、迷う社員もいるという。そうした時は上司や先輩社員が話を聞いたり、人事部がフォローアップ面談を実施したりして、社員が1人で悩まないようサポートする。目標が明確な人も、そうでない人も、皆が働きやすいよう支え合う――取材を通して、「人」を大切にする同社の温かな思いに触れた気がした。

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入社後はもちろん、入社前でもITやエンジニアの基礎知識に触れられるコンテンツを提供している。学生の不安を少しでも解消することが目的だという。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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