最終更新日:2025/6/16

(株)サカエ【近鉄グループ】

業種

  • 文具・事務機器関連
  • インテリア・住宅関連
  • 商社(文具・事務用品・日用品)
  • 日用品・生活関連機器

基本情報

本社
大阪府

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

Face To Faceの提案営業と期待に応える製品開発で日本のモノづくりを支える

  • 機械系 専攻の先輩

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期待のホープとして活躍中!先輩たちの仕事術を大公開

工場用スチール家具・機器の製造・販売を手がけ、業界トップクラスメーカーとして存在感を発揮するサカエ。日本のモノづくりを支えるために奮闘する3人の先輩に、仕事にかける情熱と今後の目標をうかがいました。

上宗 碧斗さん
大阪営業所 営業
2022年入社

中井 裕太さん
関西第二営業所 営業
2019年入社

中畑 淳也さん
開発部設計課
2017年入社

小さな成功体験を積み重ねながら、自分自身の営業スタイルを見つけていく

私がサカエを選んだ理由は主に2つあります。1つは、モノづくりの現場を支える仕事だということ。学生時代のアルバイトからモノづくりに興味を持ち、メーカーへの就職を考えていた私にとって、「メーカーと商社の2つの強みを持ちモノづくりの現場を支える」サカエはとても魅力的でした。もう1つは、社風と人の良さ。選考段階で会う方が皆さんいい人ばかりで、私自身をしっかり見てくださっている印象がありました。実際入ってからもこの印象は変わらず、人間関係には本当に恵まれていると感じます。

入社後は1カ月間みっちり研修を受け、大阪営業所に配属。そこから約3カ月は電話対応や見積り作成など内勤業務を中心に、営業の基礎を勉強できたのも良かったですね。そして現在は当社の製品をご販売頂いている機械工具商や事務機商社などの販売店様を定期的に訪問し、ご要望に対してベストな製品を提案しています。入社前は「営業」というと「買ってください!」と強くアピールしなければいけないと思っていましたが、実際は全く違いました。サカエの営業は販売というより、状況や要望をお伺いして提案するのが仕事。また良くも悪くも決められたマニュアルがないため、自分なりの営業スタイルを創っていける面白さがあります。

特に私が心がけているのは、自分で率先して考えて動くこと。以前、先輩が担当していた案件に同行した時、私にできることは何かを考え打ち合わせの準備などテキパキ動くことで、先輩にもお客様にも喜んでいただくことができました。試行錯誤していた時期でしたが、自分のやり方で間違っていなかったんだと、自信につながる出来事でしたね。
今後は後輩たちから慕われる存在になることが目標。将来的には営業所の所長など責任者になりたいという憧れも抱いています。
(上宗 碧斗さん)

サカエで働く魅力

土日祝日が休みで残業も少ないのが嬉しいところ。キャンプや旅行など、それぞれ自分の時間を満喫していますよ。私は仕事帰りにカラオケに行くのが楽しみです。(上宗さん)

Face To Faceで懐深く入り込み、「またお願いするよ」と言ってもらえる関係を築く

一度きりのお取引ではなく、お客様とじっくり向き合っていきたいという思いでルート営業に絞って就職活動をスタート。また地元で働きたかったので、関西エリアに勤務地がある会社を中心に探していました。当社に入社を決めたのは、説明会や面接で出会った上司や先輩が和やかな雰囲気のなかで親身に話を聞いてくれたから。学生一人ひとりに合わせて対話してくれる姿に感動し、ここなら自分のやりたい営業スタイルを実践できると直感しました。

私が誰にも負けないという気持ちで取り組んでいるのが、Face To Faceの提案営業です。1日の訪問計画に沿ってを目標にお客様を訪ね、業界動向や売れ筋アイテムの情報を集めたり、こんなものがあればいいのにといったご要望をヒアリングしながらより良いご提案を目指して奮闘中。そのためにも、朝一番で見積作成などの事務処理をこなして早めに事務所を出発するようにしていますが、入社当初は見積1件こなすだけでも大変でしたが、周りの先輩に効率的に進めるコツを聞いて実践するうちに事務処理のスピードもアップ。そのぶん1社でも多く商談に時間をあて、顔と名前をすぐに思い浮かべてもらえる関係づくりに力を注げるようになりました。

そんな地道な努力が実を結んだ仕事があります。ある販売店様から工場で使う収納棚の見積を依頼され、その後素早く見積書を作成して、販売店様へ直接持参しました。後日、「実は他社にも見積を取ってたんだけど、サカエさんはすぐ来てくれたからね。次もまたお願いするよ」と、嬉しい言葉と一緒に注文をいただくことができました。大きな喜びとともに、Face To Faceの大切さを改めて実感することができました。
今後の目標は、販売店様はもちろんその先のエンドユーザー様にも直接うかがう機会を今まで以上につくっていくこと。懐にしっかり入り込んで信頼関係を築き、困りごとを解決する最適なご提案ができるようにスキルアップしていきたいと思います。
(中井 裕太さん)

サカエで働く魅力

先輩との距離が近くて、分からないことはすぐ質問して実践していける環境が心強いですね。営業所の雰囲気も明るく、チームワークの良さも自慢です。(中井さん)

企画から量産化まで全工程に関わり、今までにない新製品の開発でお客様に貢献する

私が所属する開発部門では、企画から設計、試作、量産化まですべての工程に携わりながら、お客様の期待に応える高品質な製品づくりに取り組んでいます。生産技術課で1年かけて製造工程や加工方法、工作機械の使い方を学び、2年目から設計課に配属されましたが、モノづくりの基礎を勉強したおかげで加工のしやすさや組み立てやすさまで考えた設計が出来るようになりました。

仕事で常に心がけているのは、使う人、作る人の両方を考えたモノづくりです。試作品を作る際に、溶接や色塗り、組み立てまで出来る限り自分の手を動かしながら、「この構造だと製造スタッフが溶接しにくいな」「お客様が組み立てるときに、このネジ穴だと工具が入らないかも」と、その都度気づいたことをもとに改良を加え、製品化を目指していきます。
技術者として一歩前進するきっかけとなったのが、入社2年目のキャスターラックの開発です。物流関係のユーザー様からラックの注文が増えたことを背景に、強度に優れたキャスターラックの開発プロジェクトが立ち上がり、主担当を任されることになりました。まだまだ駆け出しだったためプレッシャーを感じながらも、今までにない製品を生み出してみせるという決意でチャレンジ。“ ボルトを増やせば強度は高くなるが、組み立てに手間がかかる ” という課題に取り組み、ボルトを少なく強度を高める構造に知恵を絞って完成にこぎつけることができました。お客様からも組み立てやすいと好評で、リピートいただける製品開発に携われたことが本当に嬉しく、大きな自信につながりました。

当社の製品の多くは工場で使われていますが、TVドラマに登場したり、新聞販売店で作業台として使われているのを見かけることもあって、自分の手がけた仕事が日本中で役立っていることに誇りを感じています。ゆくゆくは当社を代表するヒット製品を生み出せるように、これからも発想力を磨き、技術力を高めていきたいと思います。
(中畑 淳也さん)

サカエで働く魅力

試行錯誤の連続ですが、自分のアイデアをカタチできたときの嬉しさは何ものにもかえがたく、日本のモノづくりに貢献しているという強い手応えを感じています。(中畑さん)

企業研究のポイント

【上宗さん】
自社製品を作って販売する仕事に興味を持ち、メーカーの営業職に絞って企業研究を行っていました。ただし業界は絞らず、自分の働いている姿がイメージできる企業を意識しながら広くアプローチ。様々な業界のインターンシップにも参加し、業界ごとの雰囲気や仕事内容を把握するのにいい機会となりました。またインターンシップは社会人と交流できるチャンスでもあるので、気楽に参加してみるといいと思いますよ。
【中井さん】
ゼミの先生から「最初から業界を絞らないほうが自分の可能性を広げられる」とアドバイスを受け、様々な業界を探しました。じっくり腰を据えて働きたかったので、休日や福利厚生が整っているかという点も重視しましたね。当社を受けた際に先輩と親しく交流できたことが決め手になりましたが、どんな人と働くかも会社選びの大切なポイント。出来るだけ先輩と接して、人柄や社風を感じとるようにしてください。
【中畑さん】
自分のアイデアを生かせる仕事に就くのが夢で、メーカーの開発職に絞り企画から関われることを条件に探しました。ですから特に重視したのは仕事内容。その会社の製品がどんな強みを持っているのか、社員のアイデアを生かした開発が行われているかをしっかり調べていきました。もしやりたいことがはっきりしているなら、その軸にこだわって企業研究を進めることで自分を生かせる会社が見つかるはずです。

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1つでも多くの現場をまわり、現場の声をキャッチする「落ち穂拾い」の精神を大切に、営業と開発がタッグを組んでお客様の期待に応える製品づくりを実践している。

マイナビ編集部から

工場用スチール家具・機器の製造・販売を手がけるトップクラスメーカーとして、全国45拠点の営業網を駆使して販売店様やエンドユーザー様の声を拾い上げ、期待に応える製品づくりで大きな存在感を発揮し続けているサカエ。同社のモットーは、〈 使ってみてください、丈夫さと品質の良さがわかります 〉。1961年の創業以来、安心安全で長く使える製品づくりをひたすら追求している会社だ。
最近のトピックは、人や環境負荷の低減に寄与する新しい環境配慮型製品の開発。常にアンテナを高く張り、世の中にない製品開発に積極的にチャレンジするスタイルが業界初の製品誕生へとつながった。工場以外にも学校や病院、研究施設などで同社の製品が使われていて、さらなる活躍の場を求め新しい分野に乗り出していくことがこれからの目標。お話をうかがった3人の先輩たちも、それぞれの持ち場で探究心を発揮して仕事に取り組み、アイデアの引き出しを増やしながらチャレンジを続けている。
自ら考え行動した結果が日本のモノづくりを支えることに直結する。そんなやりがいに満ちた仕事環境が社員のモチベーションをアップさせ、サカエブランドの名を高める原動力となっていることを強く感じた取材となった。

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先輩の手厚いサポートと、失敗を恐れず挑戦する姿勢を会社をあげて応援する社風のもと、次世代を担う若手がのびのびと成長中だ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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