最終更新日:2025/7/14

日鉄ソリューションズ東日本(株)

業種

  • 情報処理
  • ソフトウエア
  • インターネット関連
  • 専門コンサルティング
  • 受託開発

基本情報

本社
東京都

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

海外で活躍できるほか、最先端技術に触れられるなど、SEとして大きく成長できる環境

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中堅&若手のキーパーソンの仕事ぶりを紹介!

日鉄ソリューションズグループの中核を担い、日本製鉄グループやさまざまな業界の大手企業のシステム開発を手掛けている同社。その最前線で活躍する社員3名に、志望理由や仕事内容、やりがいなどを聞いてみました。


★鉄鋼ソリューション第一事業部 プロジェクト推進部
 K.K.さん(2010年入社/商学部商学科卒)※写真左

★鉄鋼ソリューション第一事業部 基盤サービス部
 T.Y.さん(2016年入社/工学部情報工学科卒)※写真右

★業務ソリューション事業部 NSSOLシステム開発部
 K.Y.さん(2018年入社/教育学部理学科卒)※写真中

入社9年目で海外プロジェクトのリーダーに登用!ワンランク上のSEになれたことを実感

モノづくりに興味があり、文系からでもチャレンジできると聞いてIT業界を志望しました。当社を選んだのは、面接官の人柄にひかれたから。プログラミング経験がなくて不安でしたが、SEとして活躍するには学生時代に何をしておけば良いかなど、親身に相談に乗ってくれたのです。このような人がいる会社なら安心して働けそうだと思い、入社を決めました。

入社後は、日本製鉄で使われるシステムを手掛ける部署に配属。入社1年目から、全社統合システムのビッグプロジェクトに関わることができました。先輩が開発したシステムのテスト業務からスタートし、少しずつ実践スキルを習得。4年目には一つの機能の開発をトータルで任されて、6年目~7年目には複数チームを束ねるまでに成長できました。

8年ほど同じプロジェクトに携わったこともあり、新たな挑戦のために異動を志願。すると、タイの関連会社の工場に、あるシステムを導入するプロジェクトのリーダーに選抜されたのです。既存のシステムを現地で使えるようローカライズし、導入からオペレーション指導までを担当。昨年7月から今年2月までは、タイの工場に張り付いていました。

タイでは、言葉や文化の違いに戸惑うことの連続でした。しかし、クライアントの現地スタッフに説明をする際は、ビジュアルやグラフを多用した資料作りを心掛けるなどして言葉の壁をクリア。また、スケジュール管理の意識を合わせるために、期日までに終わらせないと、のちの作業工程に大きな影響がでてしまうことを、粘り強く説明して協力を仰いだのです。その結果、少しずつ信頼を得られるように。最終的に私の提案がスムーズに通るようになったときは、やりがいを感じました。

鉄は、あらゆる産業の基盤です。その製造や安定供給を支えるシステムの開発に、上流工程から関われるのが当社で働く魅力。しかも、国内拠点のみならず、海外のグループ会社にまで影響を与えるシステムなので、大きな誇りと責任感を胸に働くことができます。現在は、タイにある残り8つの工場へのシステム導入を進めながら、新規プロジェクトを動かし始めたところ。次々にチャレンジングな仕事に携われるので、入社から10年以上が過ぎても仕事に飽きることはないのです。

〈K.K.さん〉

先輩社員たちのキャリアを紹介

文系出身ながら、スピーディにスキルを吸収し、急成長を遂げてきたK.K.さん。入社9年目には、海外プロジェクトのリーダーに選抜され、タイへの長期出張も経験した。

入社後4年間、最先端技術の研究・開発を経験!今は新技術を活用した開発を担当

ゲームをきっかけに、電子機器の裏側ではプログラムが動いていて、さまざまなモノづくりの現場でもプログラムが使われていることを知り、興味を持つようになりました。大学では情報系学部に進学。データベースに関する研究に携わっていました。学生時代に身に付けた知識やスキルを生かして働きたいと思い、SEに絞って就職活動を展開。そのなかで、製鉄分野を強みとする独自性の高い当社に興味をもちました。上流工程から開発にトータルで携われる会社だった点も、魅力に感じた理由の一つです。

新人研修後、私の最初の職場は親会社である日鉄ソリューションズのシステム研究開発センターでした。2年先~3年先のIT業界を見据えて、最先端技術の研究・開発を行っている組織。入社1年目からそんなところで活躍できるとは思ってもみなかったので、辞令を受けたときは驚きました。

私が主に担当していたのは、Webアプリに関する研究・開発です。与えられたテーマに沿って、最先端技術、既存技術のなかから業務システムに最適なものをセレクトして、実用化を目指していきました。新技術の検証やサンプルを作成することから、お客様の業務改善のため、新しい技術や仕組みを導入しつつWebアプリの試作、検証、改善を繰り返すこともしました。当時のやりがいは、最先端の技術に触れ、IT業界の未来のスタンダードになるかもしれない研究に携われたこと。例えば、デジタル空間に現実と同じような環境を再現する「デジタルツイン」に関することなどにも携わることができました。

この春に当社に戻り、現在はクラウド系の最先端技術を駆使したWebアプリ開発を担当しています。まだ扱ったことのない技術なので、システム研究開発センター時代のように毎日がチャレンジング。これまで身に付けてきた新技術の見極め方や導入法が、今の仕事にしっかり生きています。今後の目標は、現在携わっている開発を成功へと導くこと。それによって、製鉄の最前線で活躍する人々の業務効率化に貢献したいと考えています。

また、4年間にわたってシステム研究開発センター時代で身に付けた知見を、社内にアウトプットしていくことも目標の一つ。当時新人だった私に大きなチャンスを与えてくれた会社に、恩返しをしたいと考えています。そうすることで、当社のSEのレベルアップに貢献できれば、これほどうれしいことはありません。

〈T.Y.さん〉

先輩社員たちのキャリアを紹介

入社後の4年間、最先端技術の研究・開発に深く関わってきたT.Y.さん。貴重な経験を生かして、現在はクラウド系の最先端技術を駆使したWebアプリ開発に挑んでいる。

3年間で2つの部署をまわって得た経験を糧に、最先端プロダクトの実用化を目指す

大学で地学の研究を行っていた私にとって、IT業界は未知の世界でした。けれども、一生モノのスキルを手に入れたいと思って飛び込むことに。最終的に当社を選んだのは、手厚い教育制度が整っていたからです。入社後の4カ月間は、新人研修に参加。ITスキルごとに分けられたクラスで、プログラミングの基礎を習得していきました。同じレベルの仲間と学べたのは、大きなメリット。つまずくポイントが同じなので悩みが共有でき、教え合いながら一緒に成長していけたのです。また、配属後も1カ月の研修があったので安心してデビューできました。

最初に配属された部署では、文書管理やワークフローの効率化を実現するパッケージシステムの導入・開発に携わりました。提案段階から営業に同行し、クライアントのニーズを引き出して、システムのカスタマイズを行い、導入や運用・保守までトータルで担当。日本製鉄グループのほか、大手ガス会社や鉄道会社の案件にも携わりました。

一番印象に残っているのは、ある工場に文書管理システムを導入したときのことです。聞けば、紙の図面が無数にあり、必要なものを捜す際は保管庫まで出向いて、何桁もの数字を照らし合わせていたとのこと。それがシステムを導入することで、パソコン上で瞬時に表示できるようになったのです。クライアントから「使いやすい」「便利になった」という言葉をいただいたときのことは、今でも忘れられません。

今年8月に現在の部署に異動してからは、日鉄ソリューションズのシステム研究開発センターが手掛けた最先端プロダクトの実用化を目指すプロジェクトに参画。今はプロダクトの理解を深めると同時に、運用・保守のしやすさを考慮した改善を進めているところ。今後は、このプロダクトを活用して、ソリューションを創出していくことが私のミッションになるでしょう。クライアントありきだった以前と違って難易度はアップしますが、無限の可能性が広がっているので挑戦のしがいがあります。

直近の目標は、最先端プロダクトの実用化を少しでも早く実現させること。また、当社には多彩な活躍のフィールドが用意されているので、今後も新しいことに積極的にチャレンジしていきたいと思っています。私が目指しているのは、スペシャリストではなくゼネラリスト。将来的には自分のチームをもち、マネジメントにも挑戦してみたいです。

〈K.Y.さん〉

先輩社員たちのキャリアを紹介

パッケージシステムの導入・開発を経て、最先端プロダクトの実用化を目指すプロジェクトへ異動したK.Y.さん。自らレールを敷いていく、チャレンジングな仕事に挑戦中だ。

企業研究のポイント

「企業研究の際は、できるかぎり会社を訪問して、社員の人柄や職場の雰囲気に触れてみましょう。質問に対する回答の仕方からも、人柄をチェックすることができると思います。また学生のうちに、勉強でもバイトでも何でも良いので、一つのことをやり抜いてみてください。その経験から得られた自信は、社会人になってからも大きな糧になるでしょう」〈K.K.さん〉

「IT企業とひとことで言っても、多彩な活躍のフィールドが存在します。『上流工程から携わりたい』『早くからマネジメントを経験したい』など、自分の軸をしっかりもって企業研究をするようにしてください。学生時代は、興味があることに積極的に挑戦してみると良いでしょう。豊富な知識や経験は、社会人になってからのコミュニケーションなどに役立つと思います」〈T.Y.さん〉

「いくらやりたい仕事に就けても、職場環境が良くなければ長く続けるのは難しいと思います。ですから企業研究をするときは、ワーク・ライフ・バランスや福利厚生にも目を向けましょう。実際に働いている人に聞いてみたり、口コミサイトに目を通したりすれば、よりリアルな情報を得られます。また、学生時代は幅広い経験を通して視野を広げて、人間性を磨いておきましょう」〈K.Y.さん〉

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K.K.さんやK.Y.さんのように、プログラミング未経験でも安心して働ける環境。T.Y.さんのように、情報系学部の出身者は、入社早々に大きなチャンスをつかめる可能性がある。

マイナビ編集部から

日本製鉄の情報部門から派生した日鉄ソリューションズのグループ会社として、30年以上の歴史を刻んできた同社。あらゆる産業に欠かせない鉄の製造現場は、24時間365日さまざまなシステムで支えられている。同社は、そのシステムの開発や運用・保守を、長年にわたって手掛けてきた。それと同時に業界を問わず、さまざまな企業の経営課題を解決する多彩なITソリューションも提供。クライアントには、誰もが知っている大手企業が名を連ねる。

そのため、ビッグプロジェクトを経験できる機会が多数。しかも、上流工程からトータルで携われるので幅広い経験を積めるだろう。また、同社は一人ひとりの理想のキャリア形成を応援してくれる社風だ。入社9年目で自ら希望して異動を実現させたK.Kさんのエピソードからも、社員の想いを大切にする会社であることがよくわかる。

さらに、入社1年目から最先端技術の研究・開発に携わったT.Y.さんや、入社3年目で2つの部署を経験したK.Y.さんのキャリアパスが、若手のうちから活躍できる会社であることをしっかり証明。社歴や経験に関係なく大きなチャンスを手にできる環境なので、若手たちは高いモチベーションで働いている。

同社の企業研究では、ぜひそういった社風や若手のキャリアパスにも注目してほしい。知れば知るほど、その魅力に強い感銘を受けるようになるはずだ。

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年間休日125日、残業月平均21.6時間(2022年度実績)とワーク・ライフ・バランスが抜群。フレックスタイム制を導入するなど、働きやすい職場なので社員定着率が高い。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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