最終更新日:2025/6/1

(株)バックスグループ【博報堂グループ】

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本社
東京都

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

多くの人と関わり導くチカラで、各社の販売促進やマーケティングに貢献!

  • 理系学科系統 専攻の先輩

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若手のうちから現場を率い、最前線で成長できる!

多種多様な業界のクライアントのパートナー企業として、商品やサービスの販売促進や公共サービスの企画運営を手掛けるバックスグループ。同社の仕事内容やその醍醐味、社風などについて3名の先輩社員に伺いました。

◆ 木村 健太郎さん(写真右)
営業本部 広域営業部
2019年入社/理工学部卒

◆ 坂野 貴大さん(写真左)
営業本部 エリア統括部 名古屋支店
2020年入社/経営学部卒

◆ 高橋 萌佳さん(写真中)
パブリックサービス統括本部 パブリックサービス部
2018年入社/文学部卒

クライアントと現場のスタッフ、双方に向き合って仕事ができるやりがい/木村さん

私は学生時代、たまたま見つけた当社の携帯販売のアルバイトを2年間経験しました。販売契約を結んでいただくのは簡単ではない分、気持ちよく買っていただけたときの達成感が大きく、シンプルに仕事が楽しいと感じました。就職活動では当社を第一志望で臨み、入社が叶いました。

入社後は立川支店へ。現場経験は既に積んでいたので、1年目から早速、単発案件の責任者を任せてもらい、クレジットカードや携帯、家電メーカー等の販促キャンペーンを通じて、スタッフと共にエンドユーザーの獲得を目指しました。スタッフのマネジメントをするのは初めての経験だったので、新人ゆえのハードルも感じましたね。「まずは相手を理解しなければ、こちらの話を理解してもらうことはできない」と痛感し、毎日出会うスタッフに自ら歩み寄り、良好な関係を築くことを心がけるようになりました。担当スタッフの人生相談にのることもあり、正社員を目指すスタッフには正社員へのキャリアパスを提案しました。その結果、複数のスタッフが正社員としてキャリアを築くことができ、「自分との関わりを通じて人生を好転させられることもあるのだな」と喜びが大きかったです。

多様なクライアント企業やその担当者の方々と一緒に仕事ができ、同じ業種や業界でも考え方は一様ではないことも学びになりました。傾聴力や誠意ある対応姿勢など、公私の充実につながる人間的な学びをたくさん得られた3年間でした。

4年目に本社のデジタルチームに異動してからは、外資系家電メーカーを一社専任で担当しています。本社窓口としてクライアントの歴史や企業としての考え方、担当者様の価値観までより深掘りし、詳細にニーズのすり合わせを行います。その後、確定した内容とその熱量を各支店の担当営業に共有し、全国規模で一貫したクオリティで運営するのが本社チームとしての役割です。

昨年からは主任として5名の後輩育成も担っており、現在はチーム作りに一番のやりがいを見出しています。初年度は会社の考え方などを一人ひとりに丁寧に落とし込むことに取り組み、最近は自主的に動けるメンバーが増えてきた手応えを得ています。私が目指しているのは、個々人がしっかりとスキルアップし、かつ献身の心を持った協力的なチーム。チームワークを磨き、クライアントに還元できるような新しい企画や提案も積極的に行っていくことが今後の目標です。

それぞれのチームでのやりがい

「当社を一言で表すなら、人に特化した仕事をしている会社です。クライアントと現場のスタッフの双方を大切にしながら、多くの人と仕事ができることが喜びです」木村さん

多様な商材を扱える醍醐味を実感!地元発の案件を生み出すことが目標/坂野さん

当社に興味を持ったのは、現場の最前線で多様な商材を扱える環境に魅力を感じたからです。生まれも育ちも名古屋で、地元に貢献したい思いを伝え、名古屋支店への配属が叶いました。配属後は、支払い機能を持たせた会員アプリの拡販案件や、生活家電や美容家電の店舗の委託運営案件を中心に、幅広い案件に携わっています。

「運営スタッフの採用・研修を行い、現場が滞りなく動くよう導くこと」が主な担当業務ですが、そこにとどまらず「現場でのエンドユーザーの反応を調査・分析し、よりよくするための方法を考え、次なる企画提案に結びつける」ところまでが、私たちの役割です。そのため、クライアントの事業の伴走者として、常に何ができるかを考え続ける姿勢を心がけています。

クライアントとは毎月の会議で連携を図っていますが、何より大切にしているのは現場主義であること。現場にはできる限り足を運んでおり、現場と一丸となって運営している感覚は強いですね。博報堂グループの理念にある「生活者から発想する」という言葉の意味も、最近は「こういうことか」と掴めてきた実感があります。

クライアントと練り上げた企画を、数十名の現場のスタッフに落とし込んでいく、その間で多くの人と関わるので、人の輪の広がりやつながりを楽しめる人には最高の仕事だと思いますね。大手クライアントと組んで規模の大きな仕事ができることや、最新のサービスや顧客トレンドに触れながら仕事ができることも、やりがいにつながっています。

4年目に主任職を任されて以降は、自分の担当案件以外にも少しずつ目を向けられるように。全体としてよりよくなるために具体的に何をすればいいか、支店運営のノウハウを学んでいる最中です。次なる目標は支店長ですが、当社の支店長は全員がプレイングマネジャー。自分の案件を持ちながら全体のマネジメントもできる方々なので、そのレベルまで成長できるよう、視野の広さや効率性を磨いていきたいですね。名古屋の県民性や市民性は心得ているつもりなので、社内で「この案件なら坂野だな」と言ってもらえるような名古屋発の案件を生み出すことも、キャリアを通じた目標の一つです。

それぞれのチームでのやりがい

「私は長年サッカーをやっていて、チームプレイにやりがいを感じるタイプ。営業として数字は意識していますが、チームとして目標を達成できた時が一番嬉しいです」坂野さん

スタッフが働きやすい現場作りに努めながら、公共サービスの向上を目指す!/高橋さん

昔からCMや店頭POPなどを見るのが好きで、就職活動では広告業界を中心に検討。中でも当社の理念や人の魅力に惹かれて入社を決め、以来、自治体や官公庁などをクライアントとするチームの一員として経験を積んできました。独立行政法人の調査業務や交通機関のお忘れ物センター、自治体のベビーシッター事業、警察関係のコールセンターや空港案内業務など、さまざまな案件の責任者を務めています。

公共案件の最大の特徴は、利益追求ではなく市民サービスの向上が目的であること。成果が明確な数字に表れない難しさはありますが、市民や利用者の方々から「わかりやすかった」「対応が良かった」といった感想の声をいただけることがやりがいにつながっています。社会保険や税金など業務を通じて勉強できることも多く、知識面での成長実感も得られています。

また、普段から意識しているのは、現場スタッフが働きやすい環境を作ることです。詳細なマニュアルやトークスクリプトを用意し、こまめに、かつフランクなコミュニケーションを心がけています。話しやすい関係を築いておくことは、問題を未然に防ぐことにも役立つ実感がありますね。スタッフを守る立場であることを意識しながら動いていますが、公共案件のスタッフは比較的上の世代の方が多いので、私を娘のように可愛がってくださる方も少なくありません。クライアントやスタッフから「高橋さんが担当でよかった」といった声をいただけるのが、何より嬉しい瞬間です。

現在は、責任者や外部管理者として10件前後の案件を同時に見ながら、後進の育成にも取り組んでいます。案件数も増えてきた分、スケジューリングには工夫が必要です。本社作業の時は遅めに出社し、現場に行くときは官公庁の時間に合わせて、といった形で、自分が働きやすい形で働かせてもらっています。

4月からはまた新しい案件がスタートするので、準備をしっかり行い、運営を軌道に乗せることが直近の目標です。並行して企画書作成や提案のノウハウも学びながら、部の売上に直接貢献できるような存在に成長していきたいです。

それぞれのチームでのやりがい

「公共案件には堅い印象を持っていましたが、自由度高く明るく楽しく働けており、良いギャップでした。自分の生活に役立つことも学べる、面白い部署ですよ」高橋さん

企業研究のポイント

■企業研究を始める前に、アルバイト等でいろいろな世界を覗き、自分が楽しいと思える仕事をまずは探してみてください。どんな仕事も大変さはありますが、その中に少しでも楽しさを感じられる仕事を選ぶことが、幸せなキャリアにつながると思います。私は化学系の学部出身で、専攻とは全く違う道に進みましたが、適性や楽しさを感じられる今の仕事を選べたことに心から満足しています。(木村さん)

■企業研究の際、私が一番注目していたのは社風でした。長く働く上で重要な要素だと思ったからです。当社の社風は、服装等も自由で堅苦しさがなく、社長や先輩たちの人柄を含め、「社名のロゴにあるオレンジカラーがぴったりだな」という第一印象でした。「人と話すのが好き」「自由度高く動いて成果を出していきたい」という人には満足度が高い会社だと思います。(高橋さん)

■企業研究の段階で、キャリアビジョンを定めきれない人は少なくないと思います。私もそうでしたが、だからこそ、多種多様な業界の商材を扱える当社のような会社に魅力を感じました。最近は少しずつ自分の興味や得意・不得意が見えてきています。まずは自分の可能性を広く持てそうな会社を選び、仕事をしながら進みたい方向性を見出していくのも、一つの選択肢かと思います。(坂野さん)

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「業界内でも規模が大きく、知名度も高い当社ですが、社内の風通しはとても良いです。役職者とも気軽に相談ができる距離感も、働きやすさにつながっています」(3名より)

マイナビ編集部から

街中や店頭で見かける販促キャンペーン。その企画や運営において活躍しているのが、同社の販売促進フィールドマーケティングの部隊だ。クライアントと密に企画立案を行う本社のメンバーたちがいて、そこで決まった施策を、最前線にいる支店のメンバーたちが、現場スタッフを採用・教育しながら具現化していく。木村さん・坂野さん両名の取材から、その関係性や仕事の流れがよく見えてきた。

さらに行政の窓口やコールセンターなど、さまざまな市民サービスの後方にも同社の存在がある。円滑に現場を回し、利用者の利便性と満足度を高めていく同社のノウハウは、行政の現場でも年々ニーズが高まっているそうだ。取材した高橋さんは「イメージよりはるかに親しみやすい雰囲気なので、公共案件に対する高いハードルなどは感じることなく、仕事に取り組めています」とコメントも寄せてくれた。

今回お話を聞いた「販売促進フィールドマーケティング」「公共案件の受託業務管理」に加え、「WEBシステムの受託・開発・運用管理」の3つの事業を展開しているバックスグループ。取材対象者らから共通して感じたのは、人当たりがよく、コミュニケーション好きな人柄であることだ。同社の仕事は「人」がすべての起点になるため、そこに楽しみや適性を見出せるかどうかといった観点から、企業研究を進めていくと良さそうだ。

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「販売するチカラ」を持った専門人材を強みに、全国20拠点・500名弱の組織へと成長した同社。2011年からは博報堂グループの一員となり、新たな発展を遂げている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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