(株)アイザック

私が働いているエネルギーセンターでは、入荷した廃棄物を焼却処理し、その時に発生する熱エネルギーを回収し発電を行っています。私の主な仕事としては、入荷した廃棄物を焼却炉に投入するのに適した状態に調整を行う事です。エネルギーセンターは一般的な発電所とは違い、廃棄物が発電の燃料となる為、この廃棄物の調整が非常に重要となります。また、焼却炉を安全に稼働させるために、設備や機器の点検・メンテナンスを行っています。

入荷する廃棄物の形は様々あり、焼却炉に一定量を供給するのが難しく、また、燃えるもの・燃えないものがあり、燃えすぎても温度が高くなりすぎ投入ができなく、逆に燃えなければ発電ができなくなります。このように廃棄物で焼却炉を安定運転するのは非常に困難であり、投入物が日々違うため、安定運転するための本当の正解というものもなく、試行錯誤の繰り返しであり、日々の経験則が重要になってきます。廃棄物の処理量を伸ばし、電気を発電し、その上でトラブルなく焼却炉を安定して運転することを心掛けて日々仕事をしています。それが仕事のやりがいでもあります。

私は昔からロボットが好きで、機械科の道に進みました。学生のころはただ漠然とものづくりをする技術者になりたいと思っていました。しかし、大学のプログラムでエコデザイン工学を学び、ただ技術者になるだけでなく環境保全・環境配慮ができる技術者になりたいと強く思いました。就職活動中にIzakのことを知り、調べていくうちに、Izakなら自分がなりたいと思った技術者になれると思い入社しました。

アイザックは「好奇心旺盛・頭が柔らかい」人におすすめ！エネルギーセンターはアイザックの初めての本格的な廃棄物焼却発電設備になります。現在8年稼働していますが、設備として、運転方法としてもっとよくなる余地はあると思います。色々な廃棄物が入荷し、試行錯誤しながら運転しているが、１つのものを処理するのでも、決まった考えをせず「もっといい方法はないのか？こうしたらどうなるかのか？」と柔軟な発想・好奇心をもってくれる人と一緒に仕事をして、もっともっと職場を盛り上げていきたいです。